右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

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2015.02.06.Fri

最近読んだ本の感想しか書いてない

ですよねっ……!

●ヴィクトリアン・ローズ・テーラーシリーズ

2年前?くらいに途中まで読んで、巻数が長いため放置していたのですが「恋愛成分が足りない!」警報発令により、全て読み切りました。短編集併せ全29巻だったそうです。もうこれが言いたいだけですね!オラ全部読んだだ!っていう。
仕立て屋・クリスと侯爵・シャーロックの身分差純愛と書くと身もふたもない。少女小説って実はそこまで親和性が高くなくてヒロインとヒーローの言動が気に食わないと「もうお前らの恋愛なんかどうでもいいわ!」って投げるんですけれど、この2人は良かったですね。萌えというより、「どうせくっつくんだろうけどくっつくまで面倒見なきゃ」って気にさせられました。少女小説なので素直にヒロイン=自分で読もうかなと思うんですけど、クリスってほんと何考えてるんだかわからない女の子で、それにシャーロックが振り回される、周囲もクリスを支配しようとして実はされているって構図だったのでちっとも感情移入はできないんですが(笑)、それを見守る周囲の人々が優しいしその人々のためにもなんとかしてくっつけ!って気持ちで読んでました。あといつかも描いたけど挿絵のあきさんの絵が素晴らしいのですよー。鉛筆タッチでざりざりとして味がある!
一番面白かったのはアイリスの独白でしたかね。あーこういうのまで持ってくるんだーとか。あと萌えキャラはジャレットで、「当て馬だし金髪だし元王子の元軍人でライバルだしシャーロックと人気を2分してそうだ」と勝手に思い込んでいたら(どこまでも自分本位)あとがきで「ジャレットはあまり人気がなく、たまにすごく好きという方がいる」と書いてあって「マニアックすぎたから自分にウケたのか……」ってなりました。そ、そうですよね古き良きコバルト文庫だし、少女の登竜門だもんなーとか。でもそこから(オタク)道も開けるよね!!
なんかすごく関係ない話をしましたが。
ただの恋愛ではなく、階級の差やそれぞれのキャラクターの立ち位置とか関係とかを膨大・それなりに複雑にまとめあげて描かれた作品ですので、一気読みにお勧め。たまにどこの誰の人だかわからなくなります!!

●マグダラで眠れ5
マグダラで眠れ (5) (電撃文庫)
支倉 凍砂
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-02-08)
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支倉先生は相変わらず上手いなあと思います。4巻よりちょっと大人しめな内容?に感じたのは自分の精神のせいでしょうけれど。相容れない水と油みたいだったクースラとフェネシスの関係がかなり夫婦間漂うものになってきたのがにやにやしどころでしょうか。そのうち錬金術師としてフェネシスに抜かされてしまいそうになるとかそういう展開も好きですよ(何アピールだ)
「どんなに同族が死んでも自分は生き残ろうとした。自分は生きていきたかったから」「人を傷つけている時に笑った。生きてるって感じがしたから」というフェネシスの心情がとても素敵です。

●灰と幻想のグリムガル
灰と幻想のグリムガル level.1 ささやき、詠唱、祈り、目覚めよ (オーバーラップ文庫)
十文字 青
オーバーラップ (2013-06-22)
売り上げランキング: 4,381

よくわかんないまま異世界に飛ばされちゃって記憶がないまま義勇兵見習いにさせられ、日々の食い扶持を繋ぐためひたすら仲間と頑張る物語。「まるでゲームみたい」……って思うけど、なんでそんな事思うんだろう?ここにくる前自分はどこで何をしていたのか?そんな疑問が頭をよぎるけど、そんなことより「生きるために戦って稼がなきゃ」という焦燥感がまさにリアル。頼りにしていた仲間があっさりと雑魚に殺されてしまうのもリアル。こちらもそのうち世界の謎解き系になっていくのでしょうか。文体が非常に柔らかいけれど、現実に通じるぞっとする焦りとラノベに期待するアツさがあります。

●世界が土曜の夜の夢なら

世界が土曜の夜の夢なら  ヤンキーと精神分析
斎藤 環
角川書店(角川グループパブリッシング)
売り上げランキング: 132,937

「戦闘美少女の精神分析」を読んでいたので勝手に斎藤先生をオタクだと思っていたんですが、そうじゃなかったのか!という衝撃。すみません。日本で愛される「ヤンキー的なもの」は何故こうも根強く、今日まで共有されているのか?「ヤンキー的なもの」の定義から入り、ポップカルチャーから日本の民俗まで関連付けていきます。なんだかこういう本を読むのを久しぶりで、「なぜ」「なぜ」「なぜ」が繰り返されて、そいやこういう考え方が好きだったなあ、と思いました。今はちょっと自分はそういうのを辞めようと思っているんですが(疑問を繰り返しすぎて病気になっちゃったので)、やっぱり面白いもんは面白いです……。こじつけでも個人的見解でも因果関係があると安心しますよねー。実際には因果関係が証明できるものなんてわずかしかないわけですが。それは置いておいて。
オタクとヤンキー(的なもの)って対極に位置しそうだけどそうでもないし、最近は混合しているしそれが可視化・接続されて混沌としてるよなと思いました。オタクだからヤンキー的だから日本人だからと主語を大きくすると問題になる昨今ですが、それはそれ考え方の一つとしてこういう社会学系は読んで面白がるべきが健全かと。

●人類は衰退しました 9

人類は衰退しました 9 (ガガガ文庫)
田中 ロミオ
小学館 (2014-06-18)
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わー完結してた!と思ったら後日談もあるそうで、そちらも待機中。「わたし」ちゃんの「おじいさん」が宇宙に行って帰ってこれなくなり生死不明になったけど、どーする!?ってところで前回終わっていましたが。最後はやっぱり「ああロミオ」ってなるからロミオはロミオなのね……。ざっくり言うと人類が衰退した理由をががーっと説明されるんですが。わかったようなわからないような。衰退してても1人になっても世は事もなし、まわっていくなあという寂寥感と無常感があります。でも諸行無常って儚いって意味だけじゃなくて形を変えていくよという意味もあるので、わたしちゃんが1人でも日はまた昇るなあと安心しました。悲しくって寂しくてやっぱり心は傷つけられるし気分も悪くなるけれどやっぱりロミオはロミオなの!

合間にも少女小説をちぎっては投げしているんですが、イマイチ続きません!自分に合ったものを探さねば……。
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