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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2016.01.18.Mon

ハイ☆スピード!/傷物語 鉄血編/あやかしごはん おおもりっ 感想

最近見た映画とプレイしたゲームの感想です。

●ハイ☆スピード!感想
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岩鳶スイミングクラブで凜ちゃんたちと最高の泳ぎをしたあと中学校に入った遙と真琴は半ば強引に水泳部に入れられ、そこで1年生の子たちとリレーを泳ぐことになるのですが・・・・・・って話です。
えっすごく良かったんですけど・・・・・・。大画面で見れる京アニの細かい演技!中学生なのであんまややこしくない(将来とか卒業後の進路に悩まなくてすむ)わかりやすく視聴者には負担の軽い葛藤、そして仲間の大切さ(但しその仲間とはその都度変わるんだが)、何より京アニヒロインの涙が見れるよ!ってことで一緒に泣きました。原作ハイ☆スピードが元になっているので鮫柄の面々は出てこないってことで大丈夫なのかなって思っていたんですがお話がよくまとまってて良かった。怜ちゃんもサービス程度ですがストーリーにちゃんとかかわってくるやさしみ。困難を乗り越えまた最高の泳ぎができた!パシャ!(写真を撮る音)でいい感じに終わるんですが、この後ハルちゃん帰国した凜ちゃんと対決して勝っちゃって罪悪感感じて競泳辞めるんですよね(しかも罪悪感感じる必要実はなかったという展開)。ハイスピードメンバ報われねェ・・・・・・。い、いいのかこれでって思うくらいいい映画なんですがFree Starting Daysらしいのでそこは諦めてFree見ましょう。すべてはFreeに帰結するのさ。
ってことでFreeの一期二期も見たんですが、スポーツものが長続きしない自分には優しいつくりだな~と思いました。ていうかFreeはスポーツものじゃなくて恋愛ものですよね。水泳というフィルタを通して恋愛してるっていうか。執着してるのは勝つことじゃなくて「○○と泳ぎたい」って気持ちだけ。しょーじき見てると何女子小学生みたいなグループ内ポジション争いしてんねんって感じなんですがそこらへんがものすごくスポーツものらしさがなくていいと思うんです(めっちゃ褒めてる)逆にスポーツものとしてみていた人からすっごい怒られるのもわかるし、キャラが好きすぎると肯定できない行動に振り回されてつらい。そういう意味ではハイ☆スピードのほうがまだスポーツものしてますね。
と、とりあえず京アニは、私のために次の女性向けアニメさっさと作ることー!


●傷物語 鉄血編
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これ2012年公開予定だったんか。あ、間にほらいろいろあったしまどかとか!物語シリーズそのものも予想外にたくさんアニメ化しちゃったしね。4年越しであることにふつうにビビった。で満を持しての3部作1作目なんですが、映像はすごい。「人間強度が下がる」時代の阿良々木君もいいし忍野メメが久しぶりに出てくるのもうれしいんだけど、3部作にするためか(時間稼ぎのようで)展開がおっそく尺の引き伸ばしにじれてしまうのでので薄く感じました。無理して3部にしなくても2部でよかったのでは、と思うけど仕方がないのでしょうね。うっかり原作を同時進行で読んでいるのでオチを知ってしまいそうです。オチわかってて見に行くな、これ。


●あやかしごはん おおもりっ
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PC版が評判良かったので買いました。ダイナミックコード1作目ぶりのハニービーですし乙女ゲーム自体も投げたスイートクラウン以来って感じですか。いろいろブラウザゲーとかカード集めゲーばかりやってて乙女ゲームの感覚が抜け落ちてしまいなんか物語に乗るまで一ヶ月くらいかかったという(汗)
えっと乙女ゲーってどうやるんでしたっけ、みたいな感じだった。不健康は物忘れも誘発させるようですよ!?
お話としては田舎を舞台にあやかしと人との心の交流を描くって感じで、特色としては少女時代からはじまりその時の選択肢によって成長した主人公の性格が大人しめか元気めかに分岐、攻略できる対象も分かれるってことですな。わーこれなんてヒロイン論争?って思って色々ネットの海に流れたら案の定ヒロイン戦争が起きていて俺は猛烈に感動した。自分は大人しめのほうからやったんですが元気めなほうも別に嫌いじゃないしどっちが誰とくっついても問題ないなというドライっぷりでした。私もたまにヒロイン信仰してみてえ~!!
ハニービーのおそらくすごくいい部分かつのれない人にはきっつい部分として、共通ルートの会話が長いためそこを面白いと感じたりお気に入りが見つかったりすれば楽しいんですがのれないと割りと拷問です。今回自分はあんまのれなくて1エピソードずつイイハナシダナーではあるんですが薄いっていうか温い。あとあやかしものという古来からありすぎるテーマのせいでものすごい既視感のあるお話がちらほら。ていうかほとんど!これどっかで見たことあるって内容でもキャラが好きになれればいいんですが萌えセンサーが枯れ果てていたのかどのキャラもあんま萌えませんでしたごめんなさい~。共通ルートでのキャラ立ちがもっとキョーレツなほうが刺さるかなと思ったんですが非常に優しい作風なのでどのキャラも割りと当たり障りない感じです。自分には刺さらなかったけど優しい世界観優しいキャラクター、甘いとか無条件に優しくされるだけじゃない癒しが欲しいって方にはいいんじゃないでしょうか。
敢えて好きなキャラといえば吟さん、綴、浅葱って感じだったんですが吟さんは非攻略対象(俺は後妻になるつもりだったんだ)綴はいかんせん小さすぎるし(年齢差なんて関係ないしあやかしだからそんなの無問題だよ(?))浅葱は個別エピソードが薄い(役割上仕方ないだろ我侭だなもー)ってな具合に見事惜しいって感じでしたね!うそです掠りもしてねえや!いやマジ途中まで綴は吟さんが独力で産んだアメーバみたいな存在かと思っていたので人間の女性とケッコンしたことにびびり、「いや後妻になりゃええやん」と気を取り直してもなんか後妻になると作品テーマからずれそうなんで諦めました。妄想で補います。
最後までやりましょうとあったので、下法・未読スキップを駆使して速読力も上げました。
真夏の転生ネタとかすっごい鼻水ふいて気まずい思いもしたんですが、(前世の恋人ってチートやんけ。他を攻略したら申し訳がたたない)しかし感想を拝見すると好意的に受け止めらしていて自分の感性の見直しとかもしました。感性も刷新が必要ですね。
最終的になんというかリ○ルバ○ター・・・・・・z?みたいな気持ちを抱えつつ、幸せなエンディングを迎えました。この幸せなエンディングというのもプレイヤが自由に決めていいもので、いやほんと優しい作品だな~と。
FDはおそらくやらないんですが(すみません)あやかしと人間の寿命問題とかにも取り組まれているらしく、作品が気に入った人には高評価なようです。
最近の乙女ゲー、といっても自分の記憶ではエロと派手が流行っていた時代で脳みそが止まっているので、そこからまた原点回帰、シナリオ重視(というほど期待していいもんでもないけどキスのノルマだけこなしてくっつけようとするよりいい)、優しい癒しといった流れがひとつ出来ているのかなと思いつつ、そんなのは私の願望にすぎず時代はもはやアプリに飲まれつつあるような気がしました・・・・・・。
なんでしょうねえ、萌えっていうより「自分はどんな乙女ゲーやキャラが好きだったかな?今はどんなキャラが好きになるのかな」って一歩ひいたところから咀嚼させて頂きました。ご馳走様でした。
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2016.01.18.Mon

拍手お返事

拍手お返事です。続きからどうぞ!
2016.01.12.Tue

2015年秋アニメ感想

3ヶ月て早いですねーもう改変期!そして改変期が大体過ぎてから感想あげちゃうのも通常運営。
秋アニメはなんというか、脱落が多かった気がする。

●おそ松さん
1話の掴みがすごい良かったんですけどあとは一発ギャグなのか、とりあえず6つ子を愛せないと継続は難しいかも!?
今のところ全部見てるんですけど・・・・・・。OPとEDも買ったんですけど(だめじゃん)
おそ松さんなんでこんな受けたの!?有名男性声優起用してるから!?女性視聴者がイケメンに飽きたから!?しょーじきまったく理由はわからないですよねww後付でいくらでもなんかこじつけはできそうなんだけど。
キャラ萌え派だけでなく考察厨まで夢中にさせてるけど、おそ松さんの世界は1エピソードリセット型なので期待できるほどの秘密はなさそうかな~。かといってキャラ萌えするとブラックすぎる展開に心を痛めそうだし、距離をおいて見ています(というほどキャラ萌えもしていないけれど)
ただ見た目のかわいさというか人間のゆるキャラみたいな、そういう敷居の低さが裾野の広さの証ですかね。キャラ造詣がシンプルなので同人誌も描きやすそう。実松さん見て怖いな~と思ったんですが元ネタがあったんですね(そりゃそーだ)そう思うとお化け屋敷のネタ晴らしみたいで怖さが半減だなって思いました。平和ナリィ。

●終わりのセラフ 第2クール
最後のほう話のストックがなくて妖怪大戦争みたいになっちゃうのジャンプアニメぽくて良かった(褒めている)
でも3期があるのかな?って感じで終わったので妖怪大戦争で畳むわけじゃないのかとちょっと驚いた。あ、他に閉じる方法あるんかーみたいな。まBlu-rayの売り上げで見れるかどうかは左右されるのでしょうが。
ゆうちゃんとミカが再会するシーンはちょっと感動しましたね。予想よりあっさり出会ってびっくりもしましたけど。あとミカがもっと吸血鬼側に取り込まれてラスボス化とかやっすい想像してたんですが、もっと世界はミカにやさしかったようです。

●終物語
久しぶりの物語シリーズでしたが今期一番面白かったかな~と思っています。演出には飽きたけど、物語には飽きてないっていうか。気になっちゃって化物語セカンドシーズンを見て扇ちゃんて結構前から出てんだなとか、新しい発見がいろいろありました。老倉さんが良かったですね。卑屈で暗い演技も怖くてよかった!スルっと終わるのがもったいないというか割と肩透かしだったけどそれでいいのかな、みたいな。
アニメの終わり方は原作だと終物語(中)までのようで終わってる感じぜんぜんしなかったです。原作終わりまでいけるかな・・・・・・?

げげげっ、こんだけか!こんだけかもしれません;;
一応最初はいろいろ見てたんですが求心力のある作品が少なかったのとクール最後のほうは体調を崩しちゃったのもあり、ほとんど見ませんでしたね。あらら~。
さてあっという間に冬アニメスタートですがどうなるのか。
こんなこと言っちゃいけないけどスタート時点でオリジナルロボットアニメに疲れ始め、吹奏楽ものを見ると構えてしまうので、大人しくバンチャで過去好きだった作品でも見たほうがいいのか?って感じです。腰の重いBBAになってきているなー。楽しければ重くても軽くてもなんでもいいんですが。
アニメの数は豊富でも自分に合う作品というのは少ないかなって思います。
ちなみに今はハイ☆スピード!見てしまったせいでFree!の一期二期見返してしまっておりますよっ。
2016.01.05.Tue

あけましておめでTL

思っていたより課金していなくて良かったー!あけましておめでとうございます!
しかし課金で解消できるストレスなら課金で解決したほうがいいのではとか思ってしまう。
それが現実逃避なら!
今年は積極的に逃避していきたいです。というか逃避できる程度に元気でいたい。
まあ不健康な中の人のことなどどうでも良いのです!

●夜伽執事-ハトリ編-

スマホとかでよく見るTL漫画をむさぼるように読んでたらやっと合性のよさそうな作品が見つかりました。
夜伽執事です!
粗相をして表立って執事のできなくなった執事たちの受け皿として闇の仕事、金持ちお嬢様におセックスの作法を仕込む彼らの活躍(?)を描きますってな内容なのですがクッソ面白くて私財なげうって読みました。
第一弾ハトリ編は婚約のために夜伽執事と一発かますことになった小夜お嬢様が執事のなかの1人、ハトリに恋心を抱くのですが、「あなたはセックスが好きなだけ」とすげなく突き放されてしまう。試しに他の執事に抱かれてみればいい→そんな私が好きなのはハトリだけ!となったものの本当にセックスが好きなだけだったー!?2人の恋はどうなっちゃうの?TLすごいなみたいな展開だった。
面白いのは小夜お嬢様が(遺伝のせいで?)性に奔放すぎて本命以外ともしっかり致し、婚約者とも致し、それが割と楽しそうなんですね。恋心を貫こうとするものの頑張れないww頑張れよwwとか思うんですがそこはTL、エロ漫画と同じく一話一話にエロ入れなきゃいけない決まりでもあるのかな、と。遺伝云々もそのための設定だよなあとも思うんです。
しかしながらストレートでものすごい脳筋なのでいくらやられようが本命以外と致そうが「心配ないな」と思えるのがいいところでありまったく感情移入できないところでございます。
すっごい筆力なのにちっともハラハラどきどきキュンキュンしない。むしろ大笑いしてしまうシーンが多い。
作者の晴山先生の筆力が高すぎてTLというより局部が真っ白なエロ漫画かな、みたいな。TLというとおセックスはするけれどエロいことは様式美と結果ってだけで「エロ描写ありがとうございます」って感じじゃないんだけど「エロ描写ありがとうございます」ってちゃんとなれます。男性キャラがモブでもハイパー美しく描かれておりデッサンが狂ってない(!)し何より背景がちゃんと描かれている。TLでは稀なタイプだろうなあと思うんですが、探せばちゃんとそういう作品もあるんだなって。
TLってあんまオタクっぽくない作風が多いかなと思ったんですが晴山先生は、オタク・・・・・・ですね。

●夜伽執事-レイ編-

ハトリ編でおいしい友人夜伽執事役をしたレイが主人公ですぞということで一気に読みました。良かった。
舞台が変わって今度は鷲羽崎という純和風な金持ちのお嬢様夜凪様が夜伽執事の世話になるんですが、その理由が「父親の命令で、夜凪を孕ますため。でも夜凪がすきなのは父親で本当は父親の子種がほしい」という設定。この導入だけで人を選びますね!!ま父親といってもガチ近親じゃないしそれもあって夜凪は父親への恋心が抑えられないようなんですが、このお嬢様がぶっ壊れててやばい。Oh、レイよこのお嬢様はやめとけ?と読者は思いますがそんな気持ちを無視してレイはズブズブとお嬢様にはまって行くのです。
お父上がすごくて●●●●がなかったり途中●●●●で●●●ったり、そんなこともあってお嬢様はことあるごとにお父上の影を追い、そんなお嬢様をレイが追う。途中アラブの石油王っていうかマギのシンドバットみたいなのが出てきて横槍をいれたり前作ハトリ編で邪魔しにきた狐坂総帥が本格的に乗り込んできたりと面白いんですがどのキャラもよくたっていて(特に狐坂総帥)キャラ立ちストーリーとして面白いかもです。狐坂総帥も過去には純愛していたはずなんですが今ではすっかり快楽主義者で今後の夜伽執事シリーズにも出てくるんかな?と。
お嬢様を匿うために夜伽執事の寮が出てきたり前作から設定が深められているのも面白い。最後は一応くっつくんですが、なんか大丈夫かなって読者心配な終わり方をしていました。夜凪には父親の、レイには母親の呪いのようなものがかかっているしそれがすっかり解決したわけではないよという描写を残されていたあたり、晴山先生BL描いてるんじゃないかなって思ったら同人活動では描いていたっぽい~。ヤッター読みがあたったぞ!
狐坂総帥がただの当て馬じゃなくて状況を引っ掻き回すしっかりした悪女として描かれていたのを見てもしやと思っていたけどマジだった。キャラじゃなくて小道具というか舞台装置としてBLの文脈が使われているなと私は思いました。

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