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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2015年10月

2015.10.31.Sat

最近読んだ本の感想

●キノの旅
キノの旅 (18) the Beautiful World (電撃文庫)
時雨沢 恵一
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-10-10)
売り上げランキング: 25,705

なんだか黒星先生の絵が懐かしくなって読み始めました。いわゆる途中まで読んで投げた組ですが、なんとまだ続いてて18巻まで出てるー!完結してないのにまず驚いた。ネタが尽きませんね。
今でも1話目の「人の気持ちがわかる国」は印象深い。人の気持ちが筒抜けとか怖いし!
と思ったら時代が流れてTwitterみたいな心の声ツールが出てきていることに恐怖を感じました。
まーTwitterは心の声ツールというより短文吐き出しツールだからテレパシーじゃないですけどね。
18巻通して印象に残った言葉は「どんな時でも、他人より自分を愛する心が大事」と、「お金を集めることが幸せなんじゃなくてそれを自由に使うことが幸せ」でした。
ちなみにオチは決まってるそーで、但し出さないだけだそうです。18巻も続けられるなら終わらせられないですよね。


●学園キノ
学園キノ<学園キノ> (電撃文庫)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2014-11-01)
売り上げランキング: 2,900

学園キノが出てくる前に投げたっぽいです読んだ記憶がない。というわけで所見の作品でしたねー。
キノが学園生活しつつ生徒の心を誘惑する魔物を退治する謎のガンファイターライダー・キノとなって魔物を倒すという学園魔女っ娘(?)もの。原作キノをベースとしつつキャラ崩壊しつつ明るく楽しく仄かに恋愛したりしなかったり基本ハチャメチャすぎます。元の姿(?)のシズ生徒会長が変身すると(悪気なく)キノの邪魔ばかりするサモエド仮面になっちゃったりするあたり非常に魔女っ娘ものですがシズキノ派は期待しないで読みましょう。(大昔シズキノだった中の人より)


●アリソン
アリソン<アリソン> (電撃文庫)
KADOKAWA / アスキー・メディアワークス (2012-10-04)
売り上げランキング: 1,735

時雨沢先生連続ですね。なんだか懐かしい作品を読みたい周期(?)だったようです。
これも途中まで読んで投げた作品でした。もっかい読んでみたらすごい面白かった。
戦後の世界観って夢がありますね。あと最終巻はオタクが大好きな列車内バトル(?)です。滾りますよね。
続編のリリアとトレイズも面白く……なくはなかったんですが、アリソンのキャラクターが強烈すぎてリリアはちょっと弱い(当たり前だ)トレイズもイケメンでしかも王子だけどなんか読者にはばれているからびっくりしない?
というわけでまたの機会に。


●殺戮ゲームの館

殺戮ゲームの館〈上〉 (メディアワークス文庫)
土橋 真二郎
アスキーメディアワークス
売り上げランキング: 34,047

そろそろデスゲームが読みたいですよね、ということで。大学生サークルのメンバが突然理不尽にさらわれ突然理不尽に密室に閉じ込められ、ある「村」と「魔物」にまつわるルールの中、仲間が殺されていくのを、読者は高見の見物します。土橋先生の作品は神視点でどのキャラにも裏表があり、極限状態に陥らなければ表に出なかった他人への本音やらがどんどん暴露されるのが哀れ、とも思わせないクールさと不気味さがあります。
真相が明らかになったんだかそうでないんだかよく覚えていません(ポンコツ読者)


●さびしがりやのロリフェラトゥ
さびしがりやのロリフェラトゥ (ガガガ文庫)
さがら 総
小学館 (2015-04-17)
売り上げランキング: 109,886

ああそういえばこれで黒星先生の絵を見て時雨沢先生作品読み返したんですね。
こちらは「変態王子と笑わない猫」のさがら聡先生の作品です。
ちっこい吸血鬼が行方不明になった姉を探すため人間の世界に来て学校に居座りそこでコミュニケーション不全(?)な作家の女子高生と出会うのですが……。吸血鬼を狙う謎の組織がいたりそれを倒すエージェントがいたり、といったありがちな構図を「いじめっこといじめられっこ」「頭の弱いギャルと迷子の少年」といった意味不明な感じの構成で登場させてくるのが斬新。立場の違うキャラクタから見た一つの事象とは、こんなにも印象が違うのか!という驚きが待っています。今のところ1巻完結ですので気分転換におすすめ。


●Fate strange/Fake 2
Fate/strange Fake (2) (電撃文庫)
成田良悟
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-05-09)
売り上げランキング: 3,775

発行ペースに焦らされていますねー。
今回はprototypeのアヤカ・櫻井セイバーが登場しました。それも、テレビに映っちゃう感じで。
サーヴァントってテレビに映るんですね~初めて知った。
いまどき街中でうろうろしてたら街角で見かけた美人とかで写メられそうですが
Fateは元々携帯電話に写真のない時代に出来た作品ですしね……。
ふかく考えてはいけない。
で、最強と名高い英雄王がやられそう?と思ったらそれを「弱い」と称するサーヴァント?が出てきてそれをさらに上回るサーヴァント?が出てきて……ってドラゴンボールかーい!ってな強さのインフレが起きていましたね。
そろそろ相関図と陣営一覧みたいのつけてほしいですね!!
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2015.10.18.Sun

2015夏アニメ感想

アニメ感想を記すだけの簡単なおしごと!今期は録り忘れが多くて気づいたら始まってて気づいたら終わってた。

・アクエリオンロゴス
まだ続いてますがとりあえず。ピークはOVAだったかな……?ジンユノってアツかったんですねー。いやでもああいう救い方でもほのぼのカップルが救われるのは安心するし気分いいですね。
ところでアクエリオンてこんな軽い話だったっけ?いや軽い話でしたよね表現の仕方が違うだけで。お約束の「うそ、きもちいい」も合体してっていうより心を込めた声を出してって感じなので、よりハートフルになった印象です。気持ちのうえでの救いが立っているのも時代を反映してていいし三角関係もちっともギスギスしてないし負担の軽いアクエリオンです。相変わらずメカ合体はすごいんだがな。

・赤髪の白雪姫
ポエムー!!これぞ少女マンガー!!ポエム!うっとうしいくらいのポエム!
絵は綺麗だし自立した立派な主人公と身分差以外なんの短所もない王子様との恋愛ってこう、なんもハラハラしませんね!ちょいちょい出てくる敵役みたいのが思い切り敵役なだけで。と文句を言いつつ最終話直前まで見ました。最終話だけ録り逃していたけれどあんま問題なさそうでした。それにしても石田彰が石田彰しただけで自分のなかで「ハケンアニメー」みたいな弾幕が流れるのもうそろそろ辞めたい。彰の呪いすごすぎるし乙女ゲーだったら特攻するポジションでした兄王子。

・アイドルマスターシンデレラガールズ
美城常務ってなんのために出てきたんだっけ?キラキラしたものって何だったっけ?いやでも最後卯月が笑顔を取り戻せて良かったかな。キャラゲー原作だし筋の通った物語として見るとなんかノリだけど立ったキャラと美しいライブシーンが見れればほんと良いって言うか。劇場化の際は思う存分ライブシーンを動かしていただければ何もいうことないですね。

・ゴッドイーター
最近は期の中で納めないアニメが流行ってるようなのでそのうち春アニメだとか秋アニメだとかいう概念なくなりそうですね。ゴッドイーターは画面はすごいんですがキャラの魅力と世界観の魅力が残念なくらい伝わってこないのはわざと?ゲームすごい人気じゃなかったっけ?それとも自分があまりにうすらぼんやり見ていた?と考えて(答え:販促アニメ)というところに落ち着きました。
アニメの差別化も大変な時代になってきた。

・がっこうぐらし!
2期ありきの終わり方なんですかね。ほのぼの部活ものと見せかけてパニック映画な感じがじわじわと伝わってくる手法は映画っぽくも思えるしADVぽくも思えました。しかしまーあんな世界でうっかり生き残っちゃうのは大変すぎるし自分だったら死ぬのを選ぶよなーと。だからアニメにするんでしょうけど。久々に考察が捗った(?)アニメだったんじゃないでしょうか。

・純情ロマンチカ3
あーーーーーーーーーーこれぞ癒しなんじゃ~~~~~~^^面倒なことはどうでもいいんじゃ恋愛したいんじゃ~~ベタな萌えがほしいんじゃ~~~って感じですっごい良かったです。角川のホモアニメに外れなし。3まで続くとはこういうことかと。一発ものが多い中こういう息の長い女性向けは貴重ですよ貴重!あと声優が大御所ばかりなのも時代が古いまま現代にあらわれた感じがSFですね~~(?)

・監獄学園
今期一番面白かった。ひどい(褒め言葉)
いやもう素晴らしかったですね。これぞ深夜アニメ。バカ下品エロ(?)と3拍子綺麗に揃ってブレもなければ狂いもない。汚い。エロいけどなんかちっとも嬉しくない。一番輝いていたのは花さんですよね。色々ともうさすがである。裏生徒会が監獄入りという非常に気になる終わり方だったけどどうだろう。微妙に後味悪い感じもうまい!

・六花の勇者

原作読んでいたけど大半忘れていたので楽しんで飛ばし飛ばし楽しめました。録り忘れナンバー1アニメだった。バカにされずとも話題にあんまならない空気ラノベアニメだったで……、あの、良かったんじゃないでしょうかむしろ……(弱気)あの絵柄をちゃんとアニメ化できただけ良かった気がするし悠木碧さんのフレミー演技も輝いていたような気がします!

・下ネタという概念の存在しない退屈な世界

なんか……結構真面目な内容でしたよね?表現の仕方がアレなだけで。(そればっかだな)エロいものを規制するってどうやって子作りしてる世界なのかな?体外受精とかなのかな?テーマとかメッセージ性が実はすごく強いのでキャラクターはそのために用意された感が良くも悪くもあった、と思うし、それでいいんだなと思わせてくれる。あと本当にBPOに苦情が入って規制の対象(?)になったのがなんというリアリズムだろうと震えた。たかがアニメなんて言わせなかったですねスゲー。
アニメとして面白いかというと別にそうでもないんですが(おい)いい土壌使ったなと感心した。

・それが声優!
……。これ現役の声優さんが見るものじゃないですよね。職業ものというかアニメがアニメを語るみたいの流行ってるけどどうにもこうにもシビアで、ああ消費者で良かったと思う。なんかほんと運ですよね。芸の世界ってこたえがないわきりがないわ、有名人と共演してもそれがなんだっつー話だわで、リアルな絵柄で表現されないで本当良かったと。
しかしこんだけ不況でも声優になりたい人は尽きないんだからすごい。ある意味手に職系。しかしサラリーマンはサラリーマンなんだから嫌でも会社のいうことを聞け、職人は好きなことしてんだから低賃金で文句言うなって両極端なのもういい加減どうにかならないですかね。あれっアニメの話じゃなくて社会に対する怒りになってしまった失敬!

・うしおととら

へんに現代ぽい服装とかにせずにふるいまんまのタッチで再現されているのに好感が持てました。

・Charlotte
話題性がありましたねー。なんというかすごくADVぽかったし、泣き・純愛をこれでもかこれでもか!と圧縮して(凝縮ではない)詰め込んで病気・死・タイムリープと全部やってた。あと野球。泣きもの作りすぎるとさすがにこうなるかという気もするし、決して嫌いではなかったしぶっちゃけ泣いたし(妹が死んだ時はまたかとか思った割に)OP好きだったしどちらかというと擁護したいけど、そろそろ頭でっかちな大人じゃなくて素直でまっさらなユーザーが見るべきかなとも思う。
でも次だーまえ来ても私は見ると思います。ADV向けだけどADVで丁寧に掘り下げられてもいまやる元気ないから圧縮型アニメでまただばーっと大泣きさせて欲しいな。待ってます。

・血界戦線最終話

自分は完全アニメ組なので、原作との差にちっとも悩まされず、豪華な画面と懐かしい感じのキャラと手堅いキャスティングに満足しましたし終わり方も綺麗だったと思う。釘宮芸。ただし最終回は豪華すぎて情報処理が追いつかなかった。あとどうでもいいけどこうろぎさとみ氏と石田彰氏の共演?コンビ?とか一生に見れるか見れないかだよなって、なんか貴重な気分にさせられた。

いやそれにしても3か月ごとにくる改変期はなんか慣れるまできついですよね。13話に慣れすぎたから今更変えられても難しいかもしれないけど、安定して見れるアニメが決まるまでがなんかすごい面倒くさいし面倒くさい言ってるわりにちゃんとやってる自分すごいわ。てか世界中のアニオタすごいです!!
そしてお気づきだろうか……私は!日5アニメと!非常に相性が悪い!呪いのように必ず途中で切っている。時間帯的に毒が足りないのかな、とも思う。深夜アニメに慣らされた体になってしまった。

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