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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2015.04.27.Mon

刀剣乱舞進捗(102日目)

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※本名プレイのため名前は伏せております。

呪われし相模国からこんにちは!提督の皆様お疲れ様です!明後日からの艦これイベントに向けて今の内にとうらぶの進捗を……。
画面では市中ステージに向けて短刀脇差のレベリング感満々にしてみました。今までどれだけレベリング怠ってきたかわかる画像ですつらい!とレベリング頑張っても市中ステージの最大の敵はチート槍とサイコロな気がしてきたので、刀装で必死にお願いするしかない審神者が多そう。や、レベル99とかになれば希望はあるのかな!?勝利のカギはやはり愛と根性と資材と運ですね。そろえるもの多いなあ(遠い目)

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刀は最近やっと!子狐丸と鶴丸と蛍丸が我が本丸に鎮座ましまして、「お、遅いよ!(涙)」となってしまいました(もちろん連続でダダダとくるわけでもなく間に悠久の時が流れております)。来るか来ないかは本当運なので遅いも早いもないんですけど、サービス開始からやってんのに!でもサービス開始からやってんのにこの出陣数だからな……と反省が自分に帰ってくるのが辛い。でも鍛刀運さえあれば出陣とかどうでもいいですしね。ううもっと泣ける。というわけで残りの刀は新虎徹と三日月おじいになってしまい、彼らは私の本丸世界戦にはまだ実装されていないんだなと思ってプレイしています。でも揃ったら揃ったでやる気をなくしてしまいそうなのでモチベーション維持に頭を捻らせていてなんのゲームしているのかわからなくなってくる。早くも脳死状態なのです。
しかしどうも刀の収集についての報告が先立つのがとうらぶの悩ましくも苦しいところ。まだサービス開始から4か月しか経ってないのに早すぎるビッグウェーブにユーザーも制作側もワクテカしてんだろうなと予想しつつつも自分はちょっと恐怖を感じてしまいます。女子向けブラウザゲーの金字塔として末永く続いてくれるとありがたいのですが……。それもこれもとうらぶはキャラの種類が豊富で筋肉からおショタまで用意していただいて今まで制作側もおそらくできなかった欲張り感が希少なのですよ。色んなイラストレーターに描いてもらい色んな声優に演じてもらうことでそれを実現しているわけだから、良く考えるとすごい人件費にもなるような……?(一枚いくらとか1ワードいくらの世界でしょうけど、関わってる人数考えるとすごいのかなみたいな)
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2015.04.17.Fri

2015年冬アニメ感想

冬アニメ感想です。

●ユリ熊嵐
幾原監督はブレないですね。世界から爪弾きにされても、たった1人の誰かのためたった1人か2人が命をかけて思いを遂げた代償に世界からいなくなる、ってのがほんとブレない。そして世界から1人2人いなくなっても世界は変わらない。居場所ってのは承認してくれたほんの少人数のなかにあり、大多数のなかには存在しない。その少人数の頭の中の世界を変えることについて39話とか13話使って価値をひたすら積み上げて行く。実にロマンチックですよね。
今回は13話だったのでコンパクトかつわかりやすかったと思います。ありがたかったというべきか。幾原監督は自分の信じた結論の描ける作品を企画しアニメまで持ってくというスタイルなので、3回続くとそろそろ飽きたかな、とも思います。

●艦隊これくしょん -艦これ-

艦隊これくしょんは角川お家芸同時多発メディアミックス商法で探せば好みの漫画でも小説でもいくらでもありそうなんで、少なくとも自分にとっては「アニメもたくさんあるメディアミックスのうちの一つ」だったんですけど、やっぱり動くしゃべるとなるとユーザーの期待値が高すぎて反響がすごかったですね。
3年前に出たばかりのブラウザゲーを突貫工事でアニメにする!という短期プロジェクトの現場とか見てみたい(怖いもの見たさで)って感じです。何をすればユーザーが喜ぶのか、考えたのかもしれないし考えすぎちゃったのかもしれないしそれに比較的最適な解を用意できるほど時間がなかったのか、それともあまりに多くの利権と関係者が増えすぎちゃったのか、如月の髪飾りが浮いてきたことくらい深く考えてはいけないのかもしれません。
でもとりあえず艦娘たちが可愛くかっこよく動いてしゃべったというだけでアニメのありがたみをほとんど享受してしまいました。オタチョロとはこのことか。

●暗殺教室
少年ジャンプの話題作(?)デスノートみたいな話かと思っていたんですがどっちかというとぬ~べ~(?)でしょうか。ふたを開けて見たらハートフル教師ものでほのぼのしました。

●アイドルマスターシンデレラガールズ
デレマスの知識なかったけど楽しめました!キャラクターの個性が豊かすぎたりユニットを組まされてばらばらにデビューしたり飽きさせない全力感が良いですね。そしてそこかしこにアイマスらしさ(スポーツ根性的な)がちりばめられていて良かったです2期が楽しみ。あと杏ちゃんて仕事をしっかりするアイドルだったんかww

●アルドノア・ゼロ

エデルリッゾちゃんが小さいままで良かったなあとつくづく思いました。全員片思いの少し寂しい終わらせ方でしたが一見丸くおさまったような。思い込みの激しいスレインが好きでした。

●純潔のマリア
主人公マリアのまっすぐさが素晴らしい。いまどきにしてはとても堅実で地味なアニメでしたね……。や、わたしこういうの大好きなので楽しく見ていたんですが。インキュバスやらサキュバスやら純潔やらのエロネタもたいへん可愛らしく消化されてて微笑ましい。終わらせ方も綺麗でした。

●SHIROBAKO

一番面白かったアニメです。素晴らしきアニメ制作ファンタジー。実際には絶対こんなんじゃないんだろうなーと予想しつつもアニメ制作の現場がこんなに胸熱だったら本当に素敵と思わざるを得ない展開。「アニメはとにかくたくさんの人が関わる」というリアルを一切のモブを用意せず全員に役割を持たせて描き切っていた。それにしても制作進行とはあまりにも怖い仕事ですね。誰にもできるけど誰にもできるわけじゃないってそういうことかーと納得しました。

●ぐらP&ろで夫
SHIROBAKOと同じくらい面白かったのがこの作品ですね。グランロデオ宣伝用アニメだと思うんですけれど、大体関係ないですね。ギャグの質が高すぎて禿そうになりました。ロックバンドでよくある「ギターを壊す」「ピックを客席に投げる」を実行できるようになるため筋トレとかww確かにギターなんてそんな簡単に壊れないしピックが客席に届かなかったらすっごいダサい!!
2015.04.14.Tue

最近読んだ本の感想

最近読んだ本の感想です。

●そして花嫁は恋を知る
そして花嫁は恋を知る―黄金の都の癒し姫 (コバルト文庫)
小田 菜摘
集英社
売り上げランキング: 321,445

外伝・大河は愛をつなぐ含め全巻読みました。
きつかった。
一巻完結が多くばらばらに読んでもいいのだから、集中して短期間に読まないでのんびり読めば良かったと思いました!
どこらへんがきついのかというと、王宮ものなのでやっぱり「愛人・庶子」問題が出てきてそれによって登場キャラクターの恨みつらみを熱弁されるのと(少女小説なので主人公がその立場に立たされることはほとんどないのですが)、主人公がどの子もものすごく真面目で良い子で優等生すぎて、読んでて「誰か一人くらい他人殺すとか駆け落ちとか心中とかしないの?」とか思い始めるあたり、「不自由お姫様素晴らしい」という自分の性癖を若干疑いました。前回の記事とめっちゃ矛盾してますすみません……。
どの物語も政略結婚⇒あまりあいそうにない旦那候補と遭遇⇒トラブル発生⇒お姫様の機転と勇気と権力(?)で解決⇒恋愛もなんとか収まる、ってパターンですので読んでてある意味安心です。でも連続して読んでると「お姫様真面目すぎじゃね?てか周りの環境(主に国交問題)が面倒臭くね?だからせめて旦那と意志疎通は出来ないと辛すぎないか?」となるのでハッピーエンドも2人はラブラブね、萌え♡っていうより「あ、良かった……」という脱力感があります。
ちなみに最後から2番目に最終巻、最後に一巻という読み方になってしまったんですが、一巻で主人公の姉として出てくるグラケィア様が最終巻に主人公の母になって物語中で亡くなるというのが偶然ながら胸熱展開になってしまいました。グラケィア様が完全無欠の女帝で恋愛要素には絡まないのですが、格好良すぎて一番キャラ立ってた。シリーズ通してお姫様はともかく男性陣のキャラはちょっと薄めな感じなあたり小田先生は女の子萌えなのかな?

●マグダラで眠れ6

マグダラで眠れ (6) (電撃文庫)
支倉 凍砂
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2014-09-10)
売り上げランキング: 176,387

花嫁シリーズのあとの男の子向けライトノベルは!実に!爽やか!いやマグダラはそんな爽やかでもない部類ですけれどすっごい清涼感あってびっくりしました(比較論)そりゃ愛人だの庶子だのの女のドロドロなんて男の子向けでは滅多に見ませんものね~。夢見る男の子向けにそんな要素入れても担当から削れって言われるよなと変に納得しました。
髪を切って職人見習いするフェネシスが可愛い!萌え!翻弄されるクースラが不器用で可愛い!萌え!ガラス職人が魔女呼ばわりされてるのもオカルトファンタジーかつ手品のネタ晴らしみたいな感じが萌え!また古代技術へ一歩近づいていつようで良かった良かったって感じです。マグダラはあれですね、「かつて地球上には紀元前よりさらに前に古代技術があった」ていう話が好きな方がわくわくするお話ですねー。
前巻はギリシア火薬をモチーフにした話で実は花嫁シリーズにもこれ出てきたんで「やっぱ皆心躍るんだな」と思いました。

●デ・コスタ家の優雅な獣
デ・コスタ家の優雅な獣 (角川ビーンズ文庫)
喜多 みどり
角川書店(角川グループパブリッシング) (2012-06-30)
売り上げランキング: 368,342

少女小説ではあまり見ないような気がするマフィアものです。でもマフィアって乙女腐女子に大人気なジャンルですよね。なんであまり見ないんだろ??企画が通りにくいんでしょうか。
孤児だった主人公・ロザベラはある日突然デ・コスタ家というマフィアの家に連れて行かれ、超能力の跡継ぎを埋めるのは君だけ、と軽い軟禁生活を送ることになるのですが……。あんま優雅ではないんじゃない!?恵まれない子供時代を過ごしたロザベラは引っ込み思案で臆病者、人ともまともにしゃべれない子なのですが、組織内にいる父親違いの兄から愛情をうけ、逃亡を画策し、やがてはデ・コスタ家の改革をぼんやり目指すようになる。主人公ロザベラの賢さやいざという時の度胸ありすぎな行動、控えめな態度からは想像もつかない野心やアグレッシブな精神が痛快です。周囲の男性も超能力持ちというファンタジー設定ですがどのキャラもくせがあり非常~にキャラが立っている。
挿絵がカズアキ先生なのも手伝って思わずこれ乙女ゲーにしたら面白いんじゃないかと思ってしまいました。マフィアものは相変わらず自分に馴染みがないですが、そこそこ楽しめました。

●初音ミクはなぜ世界を変えたのか?
初音ミクはなぜ世界を変えたのか?
柴那典
太田出版
売り上げランキング: 174,249

ミクさんとは何ぞや?と聞かれたら、皆様はどうやって答えるのでしょうか。私は「八百万の神の一つ」と答えます。質問者が益々混乱しそうなのでリアルではやりませんが……。でもそう表現してしまいたくなるくらい、あまりに多面的すぎてなんと説明していいかわからないのです。そんなミクさんについて音楽の歴史やミクさん開発の面から説明してくださるのがこちらの書籍です。素人目からするとミクさんはクリプトン社が発売した音楽作成ソフトでパッケージに可愛い女の子がいてたまたまニコニコ動画が台頭してきた時期にぶちあたったからでっかいムーブメントになったんじゃ?みたいなイメージですが、そうではなく、ミクさんに至るまで長い音楽の歴史があり、いつの時代も軽く見られがちなポップミュージックやアングラ文化で活動してきた人々がいて、音楽作成ソフトにもミクさん以前に様々なソフトがあったのだと教えてくれます。その歴史の延長線上にいるんだよ、って時点ですでに胸熱ですね。あと、今の中学生・高校生にとってミクさんのライブは「それまでのCG技術の結集」ではなく「はじめてのライブ公演の一つ」として記憶されるのだっていう状況にゾクリとしました。
いまやオペラやTOYOTA(海外)のCM、海外公演でも活躍されているミクさん。軽率なオタクとしてはやはり楽しいライブに行きたいのですが、今の所チケット争いで全部負けています!!
自分はニコニコ動画黎明期の「みくみくにしてあげる【してやんよ】」世代です。なので「みんなみくみくにしてあげる♪(音量注意)」が出てきた時には感慨深いものがありましたね。で、昨年やっとモンスターヒット曲「千本桜」に触れました。こちらの曲も、なんでこんなヒットするんだ!?って誰しも思うんですがどうやら童謡で使われるニロ音階を利用している、ということで、日本人との親和性を追求してるっぽいです。原曲あってこそですがProject Divaの観賞用PV(音量注意)は歌って踊る説得力があり、やProject Mirai(音量注意)のPVでは汽車の上で踊るミクさんが可愛い……。

●Fate/strange Fake
Fate/strange Fake (1) (電撃文庫)
成田良悟
KADOKAWA/アスキー・メディアワークス (2015-01-10)
売り上げランキング: 1,906

Fateは続くよどこまでも……。
Fateって聞くけど一体どれから試せばいいのかってくらい、公式メディアミックスが増えてきましたね。恐ろしいのは「公式」メディアミックスだということです。しかもそれらを担うのがライトノベルやゲーム業界の一線で活躍している人達です。こちら「strange Fake」は成田先生がエイプリルフールの際自サイトに冗談で書いた二次創作小説、があまりにも面白そうに見えたため公式が「じゃあ続き書いてよ、書籍化するべ??」みたいなノリで書いている作品なのれす。プロまで夢中にさせるFateって設定としてあまりに優れているってことなのでしょうね。そのうち和製Fateも出てくるんだろなあ。
「Fake」と書かれているように「まがいものの聖杯」を使った「まがいものの聖杯戦争」です。まがいものに相応しいイレギュラーなマスターやサーヴァントがわんさか。ギルガメッシュ様は続投(?)のようで相変わらず傲慢俺様やっていてなんか安心する。1巻は顔合わせ(にすらなってない)参加者紹介のみで大体終わりました。すでに5巻以上のストックがあるらしいので続刊が楽しみですね。

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