2014.08.25.Mon
誰かを満足させる世界はツラい。
な、なんかちょっと暑さが和らいできた……?これはフェイクなのか?それとも大いなる湿気への序章なのだろうか?
おはようございます中の人です。今日は私の病気日記です。
ざっくりじっとり療養しております。療養といっても、「鬱モドキの治し方を探す旅」をしていたといっても過言ではありません(語尾にキリッとかつきそう。つらい)
鬱モドキなんだから、精神科に行けばいいんでないのかとお思いでしょう。私もそんな風に思っていた頃がありました。しかし、それだけではないっていうか、そこはただのスタート口(いやあそこに行くまでが超大変だったんだけど!あの頃が実は死に一番近かったな!)にすぎなかったのです。おそらく一般的に精神科というのは完全予約制・制限時間大体30分です(私体験調べ)その中で精神科の先生とやりとりをし、今までどうだったか・薬は何を使うか・今後どうするかを決めなければいけません。その精神科の先生というのも、今ままで懇意にしていたわけでもなく家族でもなく自分を良く知っていない他人様なのです。しかも先生は他にもたくさんの患者さんを抱えてらっしゃる。それなのに、人間1人の情報量というのは一体何テラあるのかな?ってくらいだし、日によって気分も体調も違うんですよね。揚句精神が不安定だと毎回違うこと言ってしまうこともあるし(ちなみに私はやりました)こういっては何ですが、人間の精神を相手にするのは相当大変だと思いました。というわけで、先生や私はカウンセラーの方にもお世話になってるんですが(何か前回たった2回目で卒業モードにされそうになって慌てて止めた)、皆様、私含め患者の精神をどうにかするお仕事をされているのですが、患者の精神について知れる機会というのはものすごく少ないんだなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと、構造的な不思議を感じました。
実は(?)私、最初期の頃は「この病気は時間がかかります」「入院したほうが早いです」と言われてもいたのですが「いやいやそんな大したことないでしょう。モドキですし。1,2か月でなんとかなるでしょ」とかたかをくくり揚句「入院したらアニメ見れなくなるのはとても辛い……。せっかく休みなのにPCゲームできないのはムリ……」と考えていたので、それらの意見があまり耳に入っていませんでした。
そしたらご覧の有様だよ!!!!!!!!
ご覧くださいこの過去記事!目に余る所業の数々!しかもリアルでは声優さんのプロダクションイベントに行ったり揚句その声優さんの前で泣いたりお花送ったり(結構高いの。個人で)見ず知らずのブロガーさんにメール送ったりあまつさえ会ってもらったりしてて、あと艦これしたりしてたかなむしろそれ以外のことあんましていないかな!!
ま、ぶっちゃけあんま良くなんなかったていうか色々あって予想より病状悪化したり長引いたり歌ったり踊ったり泣いたり喚いたり、この宇宙に比べれば些細なことですが結構大変だった。奇行の数々がもう走馬灯のように。
ま、なんでかというと精神科で結構ショックなこと言われたり(今でも言われる。)、同僚からのメールにプレッシャー感じたり上司からのメールがプレッシャーだったり会社の制度を調べるのに手間取らされたり産業医面談の意味がわかんなかったりとりあえず心身ともに健康であれば平気なことが、体力精神半分以下くらいに削れているとびっくりするくらい装甲弱くてしんどくなるんですね~~~~。ストレス性大腸炎になるくらいには。
そんなこんなで療養しているのに相変わらず周囲の状況に振り回されて、「あれれー?療養できてないよ?(CV高山みなみ)」であることに気づいたのです!最近。
気づいたきっかけは艦これでした。
艦これは今夏イベントというものをやっておりまして、皆が期間限定の海域に出て、作戦をクリアし、クリアしたらご褒美にアイテムとかキャラもらえるよ!って状態なのです。新米のわたくしも挑戦させて頂きましたが、「なんだこれ。まずルールわからない。敵が意味わかんないくらい強すぎる。あ、自分が弱いのか?えーと攻略法を調べて、え、攻略法に書いてあることがわからない。てか他の作戦に出られないってそういうことーーーーーー!!!??(自分の艦隊のエリートをほとんどALに出してからの叫び)」と、新米なりに思考錯誤四苦八苦して、それでも株は、抜けません。
で、毎日毎日やってるんだけど、あんま上手くいかなくて資材も尽きてきて、それで段々、続けるのがつらくなりました。「あ、これ以上やると嫌いになっちゃう」という恐怖が忍び寄ってきたのです。
そこで、嫌いになりたくない私は、目標を変更することに決めたのです。「夏イベントじゃなくて、長期的な育成を目指そう」と。夏イベントと同時に、通常だと私はキス島撤退作戦が次の目標になります。駆逐艦だけではたしてクリアできるのか、毎日ボコボコにされながらやっています。でもキス島撤退作戦は何とかしなけりゃなりません。だって、夏イベントはもう少しで終わるけどキス島撤退作戦は続くので・・・・・・・。夏イベントもクリアできたらうれしいけれど、キス島撤退作戦を視野に入れた方が「自己満足」的に楽しめるなあということで、そっちに舵を切っています。
なんかすっごい言い訳がましいけど続けます。
で、そうやって「自己満足」に舵を切ったらすっごい楽になりました。あちこちで夏イベントのクリア報告や不満が噴出していますが、そもそも人と協力するゲームじゃないし、ま、いっかと。
すっごいバカみたいですが、これは生き方にも共通するかなと、思ったのです。最近。
何か治らないなー療養なのにきついなーと思っていたら、療養してても結局どこかで「誰かの要求にこたえなきゃいけない」と思っていたんですね。中の人の外の人はそうなんです(すごい説得力のなさ。だがそれでいい)だから、壊れた。でも、「誰かの要求にこたえる」って、すっごい大変なことです。だって「誰か」って場面場面で変わるし、仮に千の仮面を持つ少女であっても、固体の人格というものはある。私には私の自己満足があるということに、やっぱり病気治療への焦りなのかすっかり忘れていたのです。
というわけで「とりあえず誰かの要求に応えるの一旦ストーップ!ていうか、応えなくても良くね?てか、そもそも今までだって大して応えてなくね?」という恐ろしい事実に気づいてしまった……。
ご覧くださいこのブログの過去ログを。言いたい放題やりたい放題、仕舞に都合の悪いコメントが来れば「パス!」ですよ。ひどい。でも、これが本性というか本質だった。
ていうかざっくり言うと心身ともに元気ならそこそこ応えられるかもしんないけど、今はムリ!だって病気だもん☆ということです。
まあ、長期的に見て、これから命続く限り無理だろうということは学べました。なんだか痛くて辛くてしんどい授業だったけどな。
というわけで、長い記事もここいらでそろそろ終わりです。
人生は、小さい自己満足の積み重ね。誰かのために頑張るのは素晴らしいことですが、それで自分が削れちゃ意味がありません。誰かの幸せが自分の幸せと真に思うなら頑張れますが、そうじゃないならあきらめよう。できるとこだけ頑張ろう!
それこそ、大きなことから、小さなことまで。
じゃないと、他人はおろか自分まで騙して精神が壊れます。私のようにね!
(つっても鬱の人超多いから、広義の意味でそういう人が多いんだろうなー。)
お付き合いくださり、ありがとうございました。ではまた、次の記事で。
おはようございます中の人です。今日は私の病気日記です。
ざっくりじっとり療養しております。療養といっても、「鬱モドキの治し方を探す旅」をしていたといっても過言ではありません(語尾にキリッとかつきそう。つらい)
鬱モドキなんだから、精神科に行けばいいんでないのかとお思いでしょう。私もそんな風に思っていた頃がありました。しかし、それだけではないっていうか、そこはただのスタート口(いやあそこに行くまでが超大変だったんだけど!あの頃が実は死に一番近かったな!)にすぎなかったのです。おそらく一般的に精神科というのは完全予約制・制限時間大体30分です(私体験調べ)その中で精神科の先生とやりとりをし、今までどうだったか・薬は何を使うか・今後どうするかを決めなければいけません。その精神科の先生というのも、今ままで懇意にしていたわけでもなく家族でもなく自分を良く知っていない他人様なのです。しかも先生は他にもたくさんの患者さんを抱えてらっしゃる。それなのに、人間1人の情報量というのは一体何テラあるのかな?ってくらいだし、日によって気分も体調も違うんですよね。揚句精神が不安定だと毎回違うこと言ってしまうこともあるし(ちなみに私はやりました)こういっては何ですが、人間の精神を相手にするのは相当大変だと思いました。というわけで、先生や私はカウンセラーの方にもお世話になってるんですが(何か前回たった2回目で卒業モードにされそうになって慌てて止めた)、皆様、私含め患者の精神をどうにかするお仕事をされているのですが、患者の精神について知れる機会というのはものすごく少ないんだなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと、構造的な不思議を感じました。
実は(?)私、最初期の頃は「この病気は時間がかかります」「入院したほうが早いです」と言われてもいたのですが「いやいやそんな大したことないでしょう。モドキですし。1,2か月でなんとかなるでしょ」とかたかをくくり揚句「入院したらアニメ見れなくなるのはとても辛い……。せっかく休みなのにPCゲームできないのはムリ……」と考えていたので、それらの意見があまり耳に入っていませんでした。
そしたらご覧の有様だよ!!!!!!!!
ご覧くださいこの過去記事!目に余る所業の数々!しかもリアルでは声優さんのプロダクションイベントに行ったり揚句その声優さんの前で泣いたりお花送ったり(結構高いの。個人で)見ず知らずのブロガーさんにメール送ったりあまつさえ会ってもらったりしてて、あと艦これしたりしてたかなむしろそれ以外のことあんましていないかな!!
ま、ぶっちゃけあんま良くなんなかったていうか色々あって予想より病状悪化したり長引いたり歌ったり踊ったり泣いたり喚いたり、この宇宙に比べれば些細なことですが結構大変だった。奇行の数々がもう走馬灯のように。
ま、なんでかというと精神科で結構ショックなこと言われたり(今でも言われる。)、同僚からのメールにプレッシャー感じたり上司からのメールがプレッシャーだったり会社の制度を調べるのに手間取らされたり産業医面談の意味がわかんなかったりとりあえず心身ともに健康であれば平気なことが、体力精神半分以下くらいに削れているとびっくりするくらい装甲弱くてしんどくなるんですね~~~~。ストレス性大腸炎になるくらいには。
そんなこんなで療養しているのに相変わらず周囲の状況に振り回されて、「あれれー?療養できてないよ?(CV高山みなみ)」であることに気づいたのです!最近。
気づいたきっかけは艦これでした。
艦これは今夏イベントというものをやっておりまして、皆が期間限定の海域に出て、作戦をクリアし、クリアしたらご褒美にアイテムとかキャラもらえるよ!って状態なのです。新米のわたくしも挑戦させて頂きましたが、「なんだこれ。まずルールわからない。敵が意味わかんないくらい強すぎる。あ、自分が弱いのか?えーと攻略法を調べて、え、攻略法に書いてあることがわからない。てか他の作戦に出られないってそういうことーーーーーー!!!??(自分の艦隊のエリートをほとんどALに出してからの叫び)」と、新米なりに思考錯誤四苦八苦して、それでも株は、抜けません。
で、毎日毎日やってるんだけど、あんま上手くいかなくて資材も尽きてきて、それで段々、続けるのがつらくなりました。「あ、これ以上やると嫌いになっちゃう」という恐怖が忍び寄ってきたのです。
そこで、嫌いになりたくない私は、目標を変更することに決めたのです。「夏イベントじゃなくて、長期的な育成を目指そう」と。夏イベントと同時に、通常だと私はキス島撤退作戦が次の目標になります。駆逐艦だけではたしてクリアできるのか、毎日ボコボコにされながらやっています。でもキス島撤退作戦は何とかしなけりゃなりません。だって、夏イベントはもう少しで終わるけどキス島撤退作戦は続くので・・・・・・・。夏イベントもクリアできたらうれしいけれど、キス島撤退作戦を視野に入れた方が「自己満足」的に楽しめるなあということで、そっちに舵を切っています。
なんかすっごい言い訳がましいけど続けます。
で、そうやって「自己満足」に舵を切ったらすっごい楽になりました。あちこちで夏イベントのクリア報告や不満が噴出していますが、そもそも人と協力するゲームじゃないし、ま、いっかと。
すっごいバカみたいですが、これは生き方にも共通するかなと、思ったのです。最近。
何か治らないなー療養なのにきついなーと思っていたら、療養してても結局どこかで「誰かの要求にこたえなきゃいけない」と思っていたんですね。中の人の外の人はそうなんです(すごい説得力のなさ。だがそれでいい)だから、壊れた。でも、「誰かの要求にこたえる」って、すっごい大変なことです。だって「誰か」って場面場面で変わるし、仮に千の仮面を持つ少女であっても、固体の人格というものはある。私には私の自己満足があるということに、やっぱり病気治療への焦りなのかすっかり忘れていたのです。
というわけで「とりあえず誰かの要求に応えるの一旦ストーップ!ていうか、応えなくても良くね?てか、そもそも今までだって大して応えてなくね?」という恐ろしい事実に気づいてしまった……。
ご覧くださいこのブログの過去ログを。言いたい放題やりたい放題、仕舞に都合の悪いコメントが来れば「パス!」ですよ。ひどい。でも、これが本性というか本質だった。
ていうかざっくり言うと心身ともに元気ならそこそこ応えられるかもしんないけど、今はムリ!だって病気だもん☆ということです。
まあ、長期的に見て、これから命続く限り無理だろうということは学べました。なんだか痛くて辛くてしんどい授業だったけどな。
というわけで、長い記事もここいらでそろそろ終わりです。
人生は、小さい自己満足の積み重ね。誰かのために頑張るのは素晴らしいことですが、それで自分が削れちゃ意味がありません。誰かの幸せが自分の幸せと真に思うなら頑張れますが、そうじゃないならあきらめよう。できるとこだけ頑張ろう!
それこそ、大きなことから、小さなことまで。
じゃないと、他人はおろか自分まで騙して精神が壊れます。私のようにね!
(つっても鬱の人超多いから、広義の意味でそういう人が多いんだろうなー。)
お付き合いくださり、ありがとうございました。ではまた、次の記事で。
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