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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2014.08.25.Mon

誰かを満足させる世界はツラい。

な、なんかちょっと暑さが和らいできた……?これはフェイクなのか?それとも大いなる湿気への序章なのだろうか?
おはようございます中の人です。今日は私の病気日記です。
ざっくりじっとり療養しております。療養といっても、「鬱モドキの治し方を探す旅」をしていたといっても過言ではありません(語尾にキリッとかつきそう。つらい)
鬱モドキなんだから、精神科に行けばいいんでないのかとお思いでしょう。私もそんな風に思っていた頃がありました。しかし、それだけではないっていうか、そこはただのスタート口(いやあそこに行くまでが超大変だったんだけど!あの頃が実は死に一番近かったな!)にすぎなかったのです。おそらく一般的に精神科というのは完全予約制・制限時間大体30分です(私体験調べ)その中で精神科の先生とやりとりをし、今までどうだったか・薬は何を使うか・今後どうするかを決めなければいけません。その精神科の先生というのも、今ままで懇意にしていたわけでもなく家族でもなく自分を良く知っていない他人様なのです。しかも先生は他にもたくさんの患者さんを抱えてらっしゃる。それなのに、人間1人の情報量というのは一体何テラあるのかな?ってくらいだし、日によって気分も体調も違うんですよね。揚句精神が不安定だと毎回違うこと言ってしまうこともあるし(ちなみに私はやりました)こういっては何ですが、人間の精神を相手にするのは相当大変だと思いました。というわけで、先生や私はカウンセラーの方にもお世話になってるんですが(何か前回たった2回目で卒業モードにされそうになって慌てて止めた)、皆様、私含め患者の精神をどうにかするお仕事をされているのですが、患者の精神について知れる機会というのはものすごく少ないんだなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーと、構造的な不思議を感じました。

実は(?)私、最初期の頃は「この病気は時間がかかります」「入院したほうが早いです」と言われてもいたのですが「いやいやそんな大したことないでしょう。モドキですし。1,2か月でなんとかなるでしょ」とかたかをくくり揚句「入院したらアニメ見れなくなるのはとても辛い……。せっかく休みなのにPCゲームできないのはムリ……」と考えていたので、それらの意見があまり耳に入っていませんでした。

そしたらご覧の有様だよ!!!!!!!!

ご覧くださいこの過去記事!目に余る所業の数々!しかもリアルでは声優さんのプロダクションイベントに行ったり揚句その声優さんの前で泣いたりお花送ったり(結構高いの。個人で)見ず知らずのブロガーさんにメール送ったりあまつさえ会ってもらったりしてて、あと艦これしたりしてたかなむしろそれ以外のことあんましていないかな!!
ま、ぶっちゃけあんま良くなんなかったていうか色々あって予想より病状悪化したり長引いたり歌ったり踊ったり泣いたり喚いたり、この宇宙に比べれば些細なことですが結構大変だった。奇行の数々がもう走馬灯のように。
ま、なんでかというと精神科で結構ショックなこと言われたり(今でも言われる。)、同僚からのメールにプレッシャー感じたり上司からのメールがプレッシャーだったり会社の制度を調べるのに手間取らされたり産業医面談の意味がわかんなかったりとりあえず心身ともに健康であれば平気なことが、体力精神半分以下くらいに削れているとびっくりするくらい装甲弱くてしんどくなるんですね~~~~。ストレス性大腸炎になるくらいには。
そんなこんなで療養しているのに相変わらず周囲の状況に振り回されて、「あれれー?療養できてないよ?(CV高山みなみ)」であることに気づいたのです!最近。

気づいたきっかけは艦これでした。
艦これは今夏イベントというものをやっておりまして、皆が期間限定の海域に出て、作戦をクリアし、クリアしたらご褒美にアイテムとかキャラもらえるよ!って状態なのです。新米のわたくしも挑戦させて頂きましたが、「なんだこれ。まずルールわからない。敵が意味わかんないくらい強すぎる。あ、自分が弱いのか?えーと攻略法を調べて、え、攻略法に書いてあることがわからない。てか他の作戦に出られないってそういうことーーーーーー!!!??(自分の艦隊のエリートをほとんどALに出してからの叫び)」と、新米なりに思考錯誤四苦八苦して、それでも株は、抜けません。
で、毎日毎日やってるんだけど、あんま上手くいかなくて資材も尽きてきて、それで段々、続けるのがつらくなりました。「あ、これ以上やると嫌いになっちゃう」という恐怖が忍び寄ってきたのです。
そこで、嫌いになりたくない私は、目標を変更することに決めたのです。「夏イベントじゃなくて、長期的な育成を目指そう」と。夏イベントと同時に、通常だと私はキス島撤退作戦が次の目標になります。駆逐艦だけではたしてクリアできるのか、毎日ボコボコにされながらやっています。でもキス島撤退作戦は何とかしなけりゃなりません。だって、夏イベントはもう少しで終わるけどキス島撤退作戦は続くので・・・・・・・。夏イベントもクリアできたらうれしいけれど、キス島撤退作戦を視野に入れた方が「自己満足」的に楽しめるなあということで、そっちに舵を切っています。
なんかすっごい言い訳がましいけど続けます。
で、そうやって「自己満足」に舵を切ったらすっごい楽になりました。あちこちで夏イベントのクリア報告や不満が噴出していますが、そもそも人と協力するゲームじゃないし、ま、いっかと。
すっごいバカみたいですが、これは生き方にも共通するかなと、思ったのです。最近。

何か治らないなー療養なのにきついなーと思っていたら、療養してても結局どこかで「誰かの要求にこたえなきゃいけない」と思っていたんですね。中の人の外の人はそうなんです(すごい説得力のなさ。だがそれでいい)だから、壊れた。でも、「誰かの要求にこたえる」って、すっごい大変なことです。だって「誰か」って場面場面で変わるし、仮に千の仮面を持つ少女であっても、固体の人格というものはある。私には私の自己満足があるということに、やっぱり病気治療への焦りなのかすっかり忘れていたのです。
というわけで「とりあえず誰かの要求に応えるの一旦ストーップ!ていうか、応えなくても良くね?てか、そもそも今までだって大して応えてなくね?」という恐ろしい事実に気づいてしまった……。
ご覧くださいこのブログの過去ログを。言いたい放題やりたい放題、仕舞に都合の悪いコメントが来れば「パス!」ですよ。ひどい。でも、これが本性というか本質だった。
ていうかざっくり言うと心身ともに元気ならそこそこ応えられるかもしんないけど、今はムリ!だって病気だもん☆ということです。
まあ、長期的に見て、これから命続く限り無理だろうということは学べました。なんだか痛くて辛くてしんどい授業だったけどな。

というわけで、長い記事もここいらでそろそろ終わりです。

人生は、小さい自己満足の積み重ね。誰かのために頑張るのは素晴らしいことですが、それで自分が削れちゃ意味がありません。誰かの幸せが自分の幸せと真に思うなら頑張れますが、そうじゃないならあきらめよう。できるとこだけ頑張ろう!
それこそ、大きなことから、小さなことまで。
じゃないと、他人はおろか自分まで騙して精神が壊れます。私のようにね!
(つっても鬱の人超多いから、広義の意味でそういう人が多いんだろうなー。)

お付き合いくださり、ありがとうございました。ではまた、次の記事で。
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2014.08.16.Sat

最近読んだ本の感想

最近読んだ本の感想です。遡っているものもあるので記憶が結構曖昧です。ご了承ください。

●棺姫のチャイカ

棺姫のチャイカI<棺姫のチャイカ> (富士見ファンタジア文庫)
KADOKAWA / 富士見書房 (2012-09-01)
売り上げランキング: 12,744

「スクラップド・プリンセス」等、長年ライトノベル安定中堅アニメ化経験豊富な榊先生の最新?作。春アニメにやっていたのにドはまりして原作も読みました。あらすじなんかはこんな感じなんですが、原作はよりダークにグロくえげつない内容。アニメでまるでギャグのように表現されていた「トールの見たチャイカの幻影」なんかすごい悲惨なことになっています。あんまりネタバレちゃいけないかな?原作はアニメより進んでいまして遺体集めのための天下一武道会みたいなことしていますが、そこでトールまたアカリが「サバターに向いていない」理由等も語られ、より深くキャラの背景を知ることができます。
人間ではないフレドリカがちょくちょく人間の不合理な行動に対し「罪悪感っていうの?それって人間の悪い癖だよね」と言うのがすげー刺さるすげー刺さる。でも、そういう考え方が必要になる瞬間もあるかもしれないしでもだからこそ人間は人間たりえるのだと思うのですよ。
そんなこんなかっこいい哲学も踏まえつつグロでハードでファンタジー、と見せかけてもしかしたらSF的な、神様的存在が支配しているシステマチックな世界でしたーみたいなオチがくるのかも?と予想したりなんだり。アニメ2期と同時に原作も終わらせるらしいので楽しみです。バッドエンドにはならんと思う。ラノベだし。いやでも……って感じ。

●夜の光

夜の光 (新潮文庫)
夜の光 (新潮文庫)
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坂木 司
新潮社 (2011-08-28)
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「約束は交わさない。別れは引きずらない。大事なのは、自分に課せられた任務を遂行すること。正体を隠しながら送る生活の中、出会う特別な仲間たち。天文部での活動を隠れ蓑に、今日も彼らは夜を駆ける。ゆるい部活、ぬるい顧問、クールな関係。ただ、手に持ったコーヒーだけが熱く、濃い。未来というミッションを胸に、戦場で戦うスパイたちの活躍を描く。オフビートな青春小説。(amazonから引用)」だそうです。それぞれに事情を抱えた高校生たちが天文部で身を寄せあいながら、互いに助け合い支えあい見えない未来に向かいそれぞれがそれぞれの場所で頑張る話。比喩としてスパイ、諜報員等々表現を使って日常生活の息苦しさや空気の冷たさ、仲間たちとのほっとした瞬間の緩急つけたピッチングが良いです。馴れ合いすぎないハートフルすぎない、でもクールに逞しく、かつみずみずしく乾いた青春が読みたいならおすすめ。

●深愛

深愛 (しんあい) (幻冬舎文庫)
水樹奈々
幻冬舎
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紅白歌合戦にも出演しちゃうハイパー声優かつ歌手の水樹奈々様の自伝。アニソン界の女王が、もともとは演歌歌手を目指して上京してきたという話は有名ですが、その生い立ちから高校(芸能科)生活、レッスンを受けさせてくれる先生からのセクハラ、そして何よりお父様への深-----------い愛情に満ち満ちた自伝となっております。そもそもなんで演歌歌手を子供の頃から目指していたのか?演歌歌手に育てようと英才教育を施したその歌のレッスン内容とは?等々、出身地であるのど自慢大会が普通に行われる(らしい)名古屋の文化から詳しく書かれているので「それで水樹奈々という存在は作られたのですね!」と納得する逸品。ですが芸能界ってのはハードです。しかも奈々様は演歌歌手を目指していたものの芸能科では成績優秀の特待生(つまり仕事がない)、歌唱力はあり余るくらいなのに、事務所が潰れたり、声優と歌手の両立を目指したり、かといってそれで歌手の仕事に結び付くかというとそうでもなかったりとにかく苦労の連続で超絶ハードな人生を送られていらっしゃいます。今現在のご様子は多くのファンを持ちお父様を亡くされても強く美しくパワフルに活動されていますがなんていうかもう「成功して本当良かったですね!!!!!!!!!!!!!!」としか言いようがない。夢をかなえる強い意志と根性と運を待てる我慢が必要なんですね。ゴクリ。

●マグダラで眠れ
マグダラで眠れ (電撃文庫)
支倉 凍砂
アスキーメディアワークス (2012-07-10)
売り上げランキング: 223,393

「狼と香辛料」の支倉先生の作品。今回は、錬金術士の話ですよー。やはり鉛を金にするってのは並大抵のもんじゃない。おまけに世界情勢は宗教戦争やらなんやらで不安定だったり街の経済が傾きそうになったり、そんな世界の中でラノベヒーローのようにチートな能力のない錬金術士やその見習い、職人等々、「騎士や富豪のお手伝い」をする立場の人達のすったもんだきりきりまいな日々に、読んでて手が震えました(病気のせいです。でもマジでページがめくれなくなった)
錬金術士に剣は使えない、力も体力もない。あるのは知恵と探究心、それらを使ってこんな世界の「マグダラ」をどう目指す!?っていう弱者のぎりぎり感がたまんないっす。主人公クースラ(利子の意)の胃のねじれそうな理屈・屁理屈っぷりと異端の少女フェネシスの可愛さや芯の強さが対立し分かち合いなんかいー雰囲気になっていくのをにやにやしながら読みましょう。地の文まで理屈だらけで、しつこいようだけどやっぱ脳が死にそうになりました。でも面白い!

●艦隊これくしょん-艦これ-鶴翼の絆
艦隊これくしょん -艦これ- 鶴翼の絆 (富士見ファンタジア文庫)
内田 弘樹
KADOKAWA/富士見書房 (2014-02-20)
売り上げランキング: 142,148

うちの艦隊に、まだ瑞鶴も翔鶴もいないよ!そんなこと知らないまま読んじゃったよ!でも面白かったよ!
「あの戦争」から艦娘として生まれ変わった瑞鶴が主人公の艦これライトノベル。メディアミックスももう何読めばいいんだかって感じですが、今のところどの作品もゲームさわってりゃそこそこ理解できるので楽しく読めます。こちらの作品もそうですが、艦これ以前に「艦隊もの」を書いていた作家さん達がゲームをプレイし執筆されているのでその理解度世界観安定感たるや感激致しました。
原作はむしろふわっとしているところがあるので、それを独自解釈だったりオリジナル設定で各作家の色も出ててとても出来のいい二次創作を見ている気分です(めっちゃ褒めています!)どれよめばいいかわかんない方はとりあえず好きなキャラが出てる作品からでいいんじゃないかなっと。

●OP-TICKET GAME
OP-TICKET GAME (電撃文庫)
OP-TICKET GAME (電撃文庫)
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土橋真二郎
アスキー・メディアワークス (2013-04-10)
売り上げランキング: 69,904

「扉の外」等で人間の倫理観を崩壊させ主に女の子を心理的立場的に貶めまくる土橋先生が本気を出したーーーーーーー!!「おっぱいチケット」なるものを10枚集めるとクラスの女の子のおっぱいが揉めます!というルールのもと男子たちの威信をかけた心理戦が今、始まる……!だがおっぱいにたどり着く前に、パンツを辿りつかなければならない。さあ君ならどうやってパンツを見るため策略練り根性を出せるだろうか。
ってアホかーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!
下品!えげつない!ひどい!バカすぎる!でも好き!だから好き!ってなりました。
頭のいい人が本気出すとこんな面白い作品が出来るんですね。あ、しつこいようですけどやっぱり女の子が萌えっていうよりゲームのルールによって無理やりエロい目にあったり(ラノベなんで可愛いもんですが)男子の性欲のために無茶苦茶な論旨で説き伏せられたりとりあえず色々下品なんで下品なの苦手な方にはおすすめできない。おっぱいとは何か?パンツとは量子論?いや宇宙?とかとにかくつべこべいわず下品を楽しみたい方は是非。パンツのこと考えると自分の存在なんかゴミだね!

●東京右半分
東京右半分
東京右半分
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都築 響一
筑摩書房
売り上げランキング: 237,563

「ふんどしパブに女装図書館、パンダの剥製に地元プロレスに、昭和キャバレーに健康ランドに極道ジャージにラブドール…85の物語と108のキャラクターでつづる、右曲がりの東京見聞録。 (Amazonからの引用)」魔都市・東京に潜むアンダーグラウンドな世界を紹介してくれる本です。正直実際に行ってみたいと思うところは(ハードすぎて)なかったんですが、そんな世界を覗き込みたい!って好奇心を満たしてくれます。公の場では言いにくい嗜好だの性癖だの、それこそメディアにあげたら不謹慎だのなんだの文句が飛び交ってきそうですが、人間の欲望や生き方や好みなんて他人の知ったこっちゃないうえ変化させられるもんじゃない。だからこそ、分かり合える者同士が寄り添い笑いあえる場所が必要なのです。と私は解釈しました。表紙見てわかるとおり最後のほうはほぼエロで素人のエロ写真をひたすら集めた図書館とかラブドールの制作現場とか紹介してくれます。それらその世界にも需要と供給があるから、人のドラマがあるから存在するのです。「ある」ものを気に入らないからって「ない」扱いしちゃ駄目だよねーと思いつつ、やっぱ結構ハードな内容もありますから興味のある方にだけおすすめ。

●騙王
騙王 (メディアワークス文庫)
秋目 人
アスキーメディアワークス (2011-07-23)
売り上げランキング: 296,200

「何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも……。 ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。このままでは、漫然と死を待つだけだ……そう考えた彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう ―― すべては生き抜くために。 頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。(Amazonから引用)」
こちらも力や魔法とかはないけれど、自らの立場(第二王子だから、すでに不利)と頭脳を使い、国を動かし婚約者まで利用する、逞しい生き方をするフィッツラルドの奮闘記。これもまた肉体的に強くなくイケメンでもない(って設定)なので見ていてハラハラというか周囲がどいつもこいつも謀り利用してくる連中が多いので、安心できません。他人は思い通りに動かせない。ならば動かせるようこの口先でなんとかしてやんぜ!って感じなので、派手なバトルものに飽きちゃった方とかにお勧め。愛とかロマンスは期待すると肩透かしですが、男女の共謀というか敵であり味方にもなったりでも互いの立場を最終的に尊重して、でもやっぱりこれ最後敵になってんじゃねえの!?って展開が面白かった。一筋縄で安心させてくれないだがそれがいい!
2014.08.11.Mon

人格と精神疾患の境について

やっと書く元気が戻ってきたのでしょうか。もうちょい書いてみます。
まだなんも決まってないんですが、とりあえず病気休暇から休職入ってみるかなーという感じでして。
そこに至った経緯をまた相変わらず時系列で整理してみることにしました。

5月:胃腸崩壊のためよくわからんうちに病気休暇突入。トイレ1ターン45分×1日10回の世界で精神科の
   面談・診察をこなし、帰宅後は緊張のあまり人としての機能が退化したというか人間じゃなくなっていました。
   (実はなんも食べれない状態まで落ちていた。拒食症心配されていたらしい。ゴクリ)

6月:復帰しようとしたら手続きについて知らないうえ復帰先が消滅しており会社から怒られる。
   (聞かなかった自分にも落ち度はあるけれど1週間前になってそういうこと言うのかよと気が乱れる)
   →今考えるとなんも治ってねえ!!

7月上旬:感情のコントロールが出来なくなりその状態で精神科に行くと「治ってない」判定を頂き、
   揚句「対人能力がない」と言われる。精神科はハードな所だった(と、当時は認識していました)
   医師にさえ見捨てられたと思い込み(正常な判断が出来ないからな)、1か月感悩み続ける。
   これが「脳すごいんだけど記事」あたりです。言動もかなりおかしくなったので、日々修正パッチを当てる。疲れる。
   →精神疾患の状態で悩みモードに突入すると、やっぱり死にたくなります。比喩でなく。
    死にたいというのは、脳が勝手に辛いモードに入ってコントロールできないから、
    その機能を停止させたいが故の結論なんです。「こんな思いするなら死んだほうがマシ」の脳内版。
    自殺の方法調べたらめっちゃ技術が必要で(失敗するとひどい後遺症が残る)すぐやめましたが。

7月下旬:7月上旬に「こいつヤバイ」と思われたのかカウンセリングにまわされる。
      カウンセラーには「対人能力問題なし」と言われる。精神科はむしろ緩い所だった。
      こんな時でも「人それぞれ」かよ!と怒ればいいのか笑えばいいのか。もはや「もういいたい!」になる。
      あと、実は5月の状態で環境は改善されていたんですが、「安心」したから胃腸が崩壊したらしいです。
      ハァ?って感じです。胃腸崩壊まで我慢する自分すごいし自分のことながら本当やめてほしいと思った。
      →なったことのない精神疾患はいつから始まるのかわかんないものだなと。自覚するのが難しい。
        ただ客観的に見ると病気放置してたってことスかね。もうやんなるね

8月現在:会社からの連絡やら上司とのやりとりですでに過剰反応をしていることを認識し、
      いい加減自分でも「これ駄目じゃん」と認識できました。それによって
      「仕事は休んでも精神は休んでません→本気で精神休ませるべし」という結論に。

つうわけであれこれあったので7月末まで体重は戻らずで今も発展途上です。
で、こういうことしてる間にも、買い物したり髪切ったり友達に会ったりして、顔見知りの人には病んでるとは認識されていなかったんですよね。誰に会っても「元気そうで良かった」と言われる。客観的に見ても「お前遊んでるだけじゃん」と。ありきたりですが「甘えているだけでしょ」と言われるに相応しい状況。そういわれるのが簡単に予想できてしまいうんざりしました。かといってひきこもりすぎていても精神が参るので出掛けています。
「こいつヤバイ」と認識してくださった方もいるかもしれませんが(Twitter見ている方くらいでしょうが)、リアルだと「正常なフリ」ができてしまうから、なんか平気そうに見えるし自分でも本当は平気なんかな?と誤認してしまうんですね。それを5月からぐるぐると繰り返していて、治ってるのか治ってないんだかわからないまま(少なくともまだ治ってない)時間を消費したことに気づきまた自己嫌悪を陥るという・・・・・・・。ていうか私でこうなら世の精神疾患の方はどうされているのか、それを想像するだけで泣けてくる。とても厄介で面倒な世界でした。理解してもらえたら嬉しいけれど、やっぱりこちら側には来ないほうがいいです。とだけ。

たかが4か月されど4か月の出来事でした。
なんかもう辛いのにも飽きました・・・・・・・。熱しやすく冷めやすいのです。でもいまだに正常なんだか異常なんだかわかりません。ていうか7月には精神科医の前でも見栄張って元気なフリしてだまくらかしちゃった(つか30分以下の時間制限の中で正常か異常か判断するのって無理ゲーだろ!お医者さん大変すぎですよ!)から、医者でさえ誤認することに自分が認識できるわけないYO。
あとさー私は精神疾患になって自覚症状も出て精神科に通ってますし今は医学心理学が発展してるから病名はっきりするけど、それらって第一次世界大戦後にやっと確立した学問だそうで。それ以前の人は電気ショックとかかまされてたんですよね。
そうでなくても、この現代で「普通に働いてる」とか「学校に通っている」人の中にも「コイツやべえ」って人いるじゃないですか。それらは精神疾患に分類されないの?とか、屁理屈こねたくなったりしました。こういうこと考えるから病むんだろうけど。
そこらへんの判断というか認識について、いくら頭のいいお医者さんでも定義出来るもんなのか、なんっか難しいし面倒だし脳の作りをシンプルに改変すべきじゃないのって思いました。
何の話だ。

ええとこのくらい文章化して冷静(?)に整理できるくらい、やっとマシになってきたーってこと報告したかったのです!や、書いてる内容はろくでもないんですが、渦中にいると脳が病気に支配されているから自分の状態が認識できないんですよね。なので今まではまたいつものようにたとえ話とか使って具体的な言語化は避けていました。怖い病気ですよ。何が怖いってどう治せばいいのかどこまでいったら治ったことになるのか良くわかりませんってことです。
というわけでとりあえず修正パッチを作成・当てる時間確保せんとなーと。それにも手続きが必要なので面倒なんですけどね・・・・・・・。自分のために頑張ります!中の人が頑張りますとか相当だな!
つーわけでAL作戦に戻りますね。アニメも溜まってきたぞー。
2014.08.09.Sat

PS vitaすごいなーと、社会と人間について

PS vitaってすごいですね!!映画までレンタルしてくれちゃうのですね。あと見逃したアニメとかも!!ウヒョー。という感じでアンツィオ戦とシュガーラッシュを見ました。どっちも評価高くて良かったです。シャーロックもレンタルしたつもりなんですが、エラー起きたんですが^^;あれ^^;泣いちゃう^^;
あとなんだかんだ艦これを再開しています。駆逐艦てどうすれば要領よく練度あげられるんだろう。おおう……。

私の病気日記になります。そろそろ辞めるつもりだったんですが、やっと色々腑に落ちてきたので。
鬱モドキについて、客観的な要素を見て「こりゃ軽傷じゃん」とかたかをくくっていたし休んでいたんですが(事実、医学的には軽傷に分類されるとは思うのですが)、すごくつらかったです。でも辛いという自覚があんまありませんでした。や、辛かったんですがそこからも逃げていたということについて、やっと昨日あたり理解しました。
ていうか、生まれてから人と関わるのがなんかどうやらずっと辛かったようです。知りませんでした。
人間なんで、辛い時も楽しい時もあって当たり前だし、友達も尊敬できる人もいるから、なんもかんも辛かったわけじゃないです。楽しい瞬間もたくさんありました。じゃなきゃ今頃首くくってたと思うし。ですが、いかんせん疲れやすかった。それはなんとなく気づいていたのですが、なんで疲れやすいのかは知りませんでした。もういい年なのに……と思いますが、精神について大人も子供もないよなーと。
疲れやすい理由についてはとりあえず隠しておきますが(恥ずかしいからさ)、これからはもうちょい疲れにくく調整をかけていかないと、やっぱ生きていけないなあと思いました。
今まで気づけずに苦しんできたのはOh,NO!って感じですが、ちゃんと気づけて良かったというか。これが10年後とか20年後とかだと益々柔軟性がなくなっていてもっと取り返しつかなかったかもしれないし、その時はその時の強さと頭の使い方でどうにかするしかないことですが。
病気になってから会う人会う人に「休んだほうが良い」とか「仕事で病気になるなんてもったいない」とかたくさんお言葉をいただいていたのですが、何をどうしたら休むことになるのかさえわからなかったのです。つまり仕事は休んでても精神は休めてなかったのです。合間合間に外的心的トラブルもあったし、狂ったようにアニメ見て、艦これやって、何かしていないと頭の中がつらくてつらくてたまらなかった。
つーわけでここまできてやっと「安定」がそれらしくなってきたので本当の本当に休むぞー!ってことです。手始めにヴァルプルガの詩でもやるか!と思ったらまだ発売していませんでした。NOOOOOOOOO!!もう幕末Rockでもやるしかない!?(嘘です)
ていうか中の人的に、鬱ゲーやると落ち込むからさっさと治したい。鬱ゲー大好きっ子的にこれはすごい死活問題なんですよ。同人ゲーって鬱ゲー多いし、鬱ゲー楽しいからさ・・・・・・・。暗いゲームしてウヒョオオオオオオオオってしたいので、休みます。乙女ゲーもBゲーもやりたいよ、だってそれこそやんなきゃもったいないからさ!イケメンのカウンセリングできるようにならなきゃ!


こっから一般的な話です。
精神の病気って繰り返すって言いますよね。事実繰りかえすようです。私も「繰り返すから直してきたほうがいいよ(どうやって?)」って言われたのですが……。なんで繰りかえすのか仮説が出来ました。や、もう常識かと思いますが、これも腑に落ちたので。やっと実感としてしっくりしたというべきか。

①精神の病気は個人の性格や性質にも起因するので、環境もしくは性格や性質に変化を起こさないと治りにくい。だが環境もしくは性格や性質を変えるのはそれこそ容易ではない。
②会社の休暇には期限があり、その間に治さなければ退職になる。だから皆無理やり復帰して再発する。結果、会社も個人も損をすることになり、力関係的に弱者である個人は退職することになり経済的にも追い詰められる。もちろん会社内で対応をした人にとっても骨折り損のくたびれもうけになる。

余談だけど、就活システムによるミスマッチや若者の挫折や自殺も、個人と社会の共存の失敗で酷い事になっちゃってるんだなーと思いました。社会って発展するために合理的なシステムを採用してなんとか維持しているけれど、人間の精神や肉体ってのはぜんぜん合理的に出来てないよなと。かといってそれをどうにかできるまで、今から退化もしくは進化するには、人間は量的に増えすぎちゃったしグローバルしすぎちゃったし頭が良くなりすぎたと思う。
やばいこの詰んだ感どーする!?人類どーする!?
ってところで結論を投げて終わりにしたいと思います。
休みついでに情報漬けになってみたけど、なんかね、あまり深く考えず遊んでおこうかなと思いました(丸投げ)

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