fc2ブログ

右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2012.05.31.Thu

十三支演義と、web拍手お返事

十三支演義は曹操のルートに入り、微妙に手が止まりました。せめて半分は攻略したいと思っています。それはそうと、データインストールしていないのでシャーシャー言わせながら進めています。キャラがしゃべる瞬間一瞬止まるのでウってなります。 十三支演義は次から次に新しいキャラクタが出てくるのでほいほい新しい立ち絵が出てきて面白いなあと思うんですが、その大半が(攻略対象みたいな顔して出てくるのに)攻略できません。たぶんFDで攻略できるんだろうなと思いました。萌えシーンらしい萌えシーンが出てきていないのでたいへん淡泊な感想になっています。そして劉備っていつ大きくなるのかなーというのが目下の懸案事項です。石田彰の必死のショタ演技に割とまじめに耳を傾けているので劉備かわいいなあと思うんですが(私は。いや無理でしょバロッシュwwwwという乙女もとてもいそうですが。ちなみに聞いている時に石田彰の顔をあえて思い出してその演技の幅に感動するのがポイントです)、これが大きくなって「関羽は僕が守る!」とか「ずっと守られてばかりで無力な自分が嫌だった・・・」とか「子ども扱いしないでほしい」とか弟→姉的ないかにもーなイベントをすでに脳内でねつ造してゲームプレイと同時進行で妄想しています(こういうことをするから後で失敗する)。最終的には関羽がひどいめにあったりして起こった劉備が「虐げられてきた十三支の力で人間に復讐をしてやる!」とか純血ゆえの力が暴走し化け物と化して闇落ちするとかそういう展開も妄想しています。いやだってそのために用意されたような設定ですよねあれはー。で、後日「そんなイベントなかったです」と報告する中の人の姿が。

などとだらだらと語りつつ、続きから拍手のお返事です!やはり乙女ゲームに関する話題が皆様お好きな感じで・・・。今から数年前はここのブログに書いているようなことを友達にはなすとちょっと驚かれたものですが、最近は結構ふつうになってきました。
なので皆様も楽しみつつなんとなくひっかかるようなことや、気づきってあるのかなあさぞかしあるんだろうなあと思いました。
拍手のみも、いつもありがとうございます!
スポンサーサイト



2012.05.28.Mon

Twitterアイコンとオトメイト作品のはなし

おもいついたことをだらだらかいてみました。

・自分をアイコン化すること
世界中で展開されているTwitterだけど、アイコンを自分の顔写真にする日本人は少ないらしい。オタ的には「当たり前だろうが!」と言いたいところです。じゃ、ためしにオタの皆様と繋がっているTLを見てみよう。流れてくるアイコンの二次元率アニメキャラ・ゲームキャラ率の高いこと・・・。絵が描ける人は二次絵にしているし、〇〇クラスタはさすが〇〇絵が多いなあとか。で、コスプレイヤさんに限り自分の顔がアイコンだったりする。ただし素の顔じゃなくて、がっつりアイラインにカラコン・日本人離れしたウィッグをキメつつ、フォトショップで化粧したコスプレアイコンだ。変身解いた状態で会っても気づかなかったりして。ま、でもそれが普通ですよね。ですが著名人や芸能人は自分の顔写真にしてたり、リア友とつながっている人なんかは自分の顔写真にしていたりする。それぞれTwitterというツールの使い方が全然違ってるのが良くわかってて面白いなあ。こういう傾向を見るに「自分の好きなもの」「Twitterで共有したい話題」がアイコンになることが多い。だからオタのアイコンがアニメキャラゲームキャラで、なんも違和感ない。オタはオタ話したいがための「アイコン」ですもんね。ただ、Twitter界隈をうろうろしてて結構驚いたというかちょっと恐怖したことがある。何かというと「自分の子どもの顔写真(主に赤ちゃん)」をアイコンにしているお母さん方だ。そういう方の発言を拝見すれば、日ごろの家事情やら子育て日記的なものが読め、ああ、子育てしてんだなあと思うんですが・・・ですが・・・。だ、大丈夫かな?と不安になったりする。顔写真て究極の個人情報だと思うんですが、大事な我が子の顔をそんなさらっとインターネットに置いて大丈夫なんだろうか。簡単に保存されちゃうし、もしかしたら特定されちゃうんじゃないだろうか。実名やら呼び名やらセットでTLに流れてきてしまえば、その情報を元に声をかけ、ホイホイついてっちゃうかもしれない。なんてことまで考えてしまう。
ただ、本当に「自分の好きなもの」「Twitterで共有したい話題」が赤ちゃんの話なんだろう。きっと今夢中になっていることは子育てなのだ。だから愛しい我が子をアイコンにする。動機づけとしてはオタとは変わらない純粋な気持ちの表れなんだ。ただ、それが全世界に繋がっているインターネットに向かっている、というのがちょっと不安を煽るのだ。何も起きないだろうが、何も起きないといいなあ。そんなことを思いつつ、流れてくるニャル子さんのアニメアイコンにほっとしたりする。いつもニコニコあなたの情報を守るアイコンですね。ネットリテラシー的な意味で、アニメアイコンは汎用性が高いのであった。
(ここでお子さんの顔写真をアイコンにしているお母さんはニャル子さんにしたほうがいいですよ!と言えないくらいにはチキン。子育てに一生懸命な方に冗談でもそういうことは言いにくいのだ)

・あ、ちなみに
私のアイコンは現在、ネットから拾ってきた真っ黒鳥アイコンです。Twitterなので鳥がいいなっていうのと、中の人は色々カオスなので特定の色を持たず黒がいいかなということで。よそではもうちょっと綺麗なアイコン使っていますよ、さすがに・・・。ただ、キャラクタアイコンには少々抵抗を持つようになってきて、コンテンツの入れ替わりと自分の萌えの入れ替わりが激しいこととアイコンを変更するのがめんどくさいから、という理由でキャラクタアイコンは使わなくなってしまった。

・十三支演義と、オトメイト作品の魅力
のろのろと初めてみました。世界観のせいか、シビアな運命に翻弄される主人公とその仲間たち!って感じで、まだあまり恋愛要素が見えないのがいいですね。私は三国志詳しくないので(三国恋戦記で知った程度)のほほんと楽しめます。というか、こういう歴史二次コンテンツは元ネタに詳しくないほうがきっとすっきり楽しめるんだろうな。詳しいと「何だこれ!私が知っているのと違う!」ってつっこみたくなっちゃうもんね。主人公のスペックは異様に高いけれど、今のところひくほどひどい発言はしていない・・・かな。それにしてもオトメイトの立ち絵ってなんか変ですよね。色塗りは小奇麗なんだけど、遠近感がおかしいというか。アムネの時もトーマの腕(肘)が気になって気になってそこばっか見てしまった。それにしてもこの作品と十鬼の絆は、発売間もないのにオトパに組み込まれているので、やっぱり数あるオトメイト作品の中でも力を入れている(入れたい)コンテンツなのだろうなと思ってしまう。超失礼な書き方をすると、捨て作品とそうでない作品の区別がつけられるのかな、という。ま、あれだけ数揃えていれば当たり前ですよね。また、最近の商品展開を見ていると、アムネシアってすごいうけたんだなあというのがとても伝わってきて面白い。残念ながら私ははまるまでには至らなかったのですが、あの攻略対象との一対一感というのは欲しかった乙女は多かったんだろうなという気もする。
いらんシステムや地雷主人公、遅いスキップに五月雨のようにかまされる延期など色々気になるところはあるけれど、やっぱりオトメイトってすごいのだ。って思う。最近は山のように作品を用意してくれているだけあって「どれかなら当たるんじゃないだろうか」感が沸いてきてしまう。公式サイトでは次から次にディザーサイトが立ち上がり、中身はそこそこ小奇麗なので、通販カタログをぱらぱら眺めるかのように作品を比較していけるんですよね。内容についても、「納得できたり強烈に感動できる話が読めるわけじゃないけれど、乙女ゲーと思えばギリ許せる萌え話」の線を最近はキープしているような気もするのだ。「日々萌々」の管理人、美優さんもおっしゃっていた「オトメイト作品は無難」という表現が非常にしっくりきて、思わず膝を叩いたことがあった(おっさんか)
以上の文章はかなり一般論に倒したので、「何言ってるのよオトメイトめっちゃ萌えますから!」とか「つーかクソゲー揃いじゃん!」という反論は、勘弁してくださいませ^^;オトメイト作品が良くも悪くも言われているのは、なんとなあく把握していますので、それを踏まえて適当に文章におこしてみたって感じです。
と、まあオトメイトについて今考えられるだけ書いてみたものの、中の人がオトメイト大好きかというとそうではない、です・・・。そんなたくさんやってもいないし、萌えるものもあれば萌えないものもあったし、正直、工場型生産に少々疑問を感じつつ、でもやっぱり市場を占めているしユーザは多いなと思うので。つまりいつもの気まぐれな興味本位ってやつです!
ま、あんだけ作品を大量生産できるマンパワーがあるなら、それを集結してオトメイト懇親の一作でも作ってみてよ!買うからさ!って思うんですが、あの大量生産体制はただのリスク分散なのかなあとも思いますので、非常に企業然としているという態度にも思えてくるのでした。

・左脳が痛い
関係ないけどなんか今日ずっと左脳が痛い。何なのだ・・・。
2012.05.26.Sat

拍手お返事

脳の容量が少ないので、こっちに回せなくなってきました。すみません。
猫耳三国志は発売日にきれいに届いたのですが(今回は優秀の尼)攻略に時間をかけたくないので情報が出揃ってからにします。うたプリはえらいことになっているようなので、引き続き様子見して自分の目でも確かめようかと・・・。今までも時代の寵児みたいな作品っていうのはありましたけれど、うたプリはマジでそれだなって思うので、さすが影響範囲が並外れていますよね。

続きから拍手のお返事です。拍手のみもありがとうございます!

2012.05.19.Sat

THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 感想・2

キラナイで色々感じたことなどをまとめたのはこちら。

・徹頭徹尾、どこまでも音楽と物語とキャラクタだけ
今回のキラナイは、間にですね、個々のアーティストの簡単な宣伝は入るんですが、トークらしいトークというのはほぼゼロ!前回は声優もいましたしじょいまっくす氏やらでしゅん氏も舞台に上がっていたのですが、今回はまったく一切なかった。のです。キラルというかニトロは広報をキャラクタとして売り出したいのかなと思っていたので、そういうことをするとは思っていなくて驚きました。ですがそれが非常ーに非常ーーーーーーーーーーーーーに良くてですね、イベント中はいつまでもどこまでも夢の世界でした。一度も現実に帰らない。ずっと作品の世界に浸って、キャラクタがしゃべっていて、「キラルナイトというイベントに参加している」という現実感がほとんどなくて、それがとても幸せでした。私は面白くないトークを聞くのが得意ではなくて、正直「ここは早送りしたい」と思ってしまうタイプなので、現実にひきもどされてしまうようなトークはできるだけ避けたいのです、本当は。だから、今回の徹底した空気はものすごく良かった。声優さんが目の前で演技してくれるのももちろん好きでアドリブも楽しいんですけれど、やっぱりどこかで綻びが出る。その、2次元と3次元の隙間が見える綻びが、今回はなかったのです。とても良かった。ずっと夢の世界にいられました。だから現実に戻ってきた瞬間の衝撃が大きすぎて心が折れそうになりました。2次元相手の場合、それを3次元でおおっぴらにできないのが辛いところです。そんなことで落ち込んだりがっかりしては、いけないんですねえ。

・きわどいエロスチルや萌えスチルに悲鳴、の、申し訳なさ
エロスチルと言ってもまずい部分はトリミングされていて見えないんですが、プレイヤはどんなエロいスチルがわかっているじゃないですか!だからそういうのがぽんぽんでてくるとものすごく恥ずかしくてウギャアアアってなるんですよね。いやお前らそんなスチル慣れっこだろ、EXTRAで散々眺めてニヤニヤしていましたよね?って自分でも思うんですけれど、やっぱり隠していたエロ本を目の前で広げられるとびっくりするんですよ悪事がバレたみたいで誰だってそうでしょ!プレイしているときは閉鎖空間で1人で眺めているんですが、大画面でしかも2500名で眺めるってすごいプレイ。最初は冷静ぶっていたんですが最後のほうは一緒に叫んでしまいました。だって蒼葉の足、見えているじゃないですか。ねえ。
そして曲の途中に萌えスチルが入るとそこで歓声が上がってしまって、それってアーティスト的にどんなんだろうって思ってしまいますよね。キラナイ常連のかなこ嬢やナベカズ氏は慣れっこだろうなと思うんですが・・・。ああごめんなさい曲もしっかり聞いていますでもスチルにも気をとられてしまうんですと心の中で謝罪を重ねつつ反応しているのであった。どちらにも気を配るので2倍疲れましたね。

・燃料投下がなかった
キラナイでなんか新情報あるかなーて期待していたんですが、なかった。最後のボイドラで「楽しいことはまた作ればいい」って蒼葉が言うからその場でも「やったなんかある!」って思ったけどなんもなくて絶望した。ですので蒼葉はもう責任とって脱げ!って思いました。裸になれば許してやるよもう!キーっってなったので、とりあえず頂いたクリアファイルを見つめることで落ち着きを取り戻しました(?)もうほとんど脱いでるということで。

・攻略対象もプレイヤも一丸となって蒼葉をどろどろに愛そう
という姿勢がね、エイプリルフールからすごかったんですけど、やっぱりキラナイでもすんごかった。皆、目の中に入れても痛くないんでしょ?舐めるように愛しすぎですよ、もう。蒼葉が溶けてなくなっちゃうよ!!って思った。
ゲームプレイ前の立ち絵だけだと「・・・萌えるんかな?」と私も疑っていたので、やっぱりキャラ付けというか愛嬌ってすごく大事なんだなと思ったのです。
終演後のボイスでウイルスに「蒼葉さんも楽しんだようですし」って言われると「蒼葉も楽しかったんだね!じゃあもう万事解決だよねハッピッピ!」みたいに思わされてしまうのが悔しい。いつかも書いたけど、蒼葉、いないから(笑)でも「居るんだよ」と思わせようとする企業努力が本当の本当に涙ぐましい。昨今いかにキャラクタの現実感が濃ければ濃いほどファンが熱狂するかということをよくわかっているんですね。カノジョに攻略されるゲームとか出てるし、より現実感のあるでも夢を叶えてくれるキャラクタが求められていて顧客をいかに騙すかが・・・って、私が騙されているからこういうことを書いているのです。ぐぬぬ

・キャラ萌えは脊髄反射なのか
なのかなあ、やっぱりと今回思いました。ストーリーを通してキャラクタを理解しているつもりだから「ここでこうなってこういう行動をとったから○○が好きだ!」とか理屈で整理はしているはずなんですけど、なんかぶっちゃけそうでもないのかなーと思った。好きなキャラが出てくると嬉しいしそれだけで幸せだし。お決まりの台詞やお約束に反応するのって言い方は悪いけどパブロフの犬ですよね?私ってただの犬?頭で考えているんじゃなかったの?ってちょっと凹みました。脊髄反射で叫んでるのかなあ、みたいな。理屈つけているフリをしているけれど、本当に萌えているときは理性なんか働いているわけないですので、やっぱり脊髄反射だと、思いました。うううううう
クリアの「一緒に行くって言ったじゃないですか~!」はとにかく可愛いし紅雀の「それがお前のいいところだよな」は幼馴染スキルに当てられたし(BL限定の)ノイズの「行こう」に不意打ちをつかれて「客を待たせるもんじゃねえ」にミンクさんの(たまの)優しさプライスレスって思ったし、蓮がただ一言「行こう、蒼葉」って言ってくれるだけで、なんでこんな嬉しくなるのか、わからないのです。その一瞬に脳で何が起こっているのか知りたいわ・・・。

・紅雀がしゃべる時のプークスクス感
があったらしいんですけれど。そうだったかな?そうかもしれない。プークスクスかどうかは良くわからないんですけれど、私も確かに聞いててなんか恥ずかしいというのはあって、「バカもう黙れ!恥ずかしいっ。いえ嘘ですもっとお願いします~!」てやりたくなります。別にそんな変な発言していないですし、内容としてはクリアやノイズのほうがよっぽどかまってちゃんで恥ずかしい台詞を言っているのです。でもなんで紅雀が恥ずかしいっていうと普通の台詞の中になんかすっごい愛が詰まっているってユーザーが勝手に妄想しちゃうからなんだろうなあと思う。「それがお前のいいところだよな~」て、うん、別に普通じゃん。でも紅雀が言うと恥ずかしくて私が俯いてしまうわもう。「もーわかったよ!」てリアルに言ってしまった記憶が・・・ある・・・。なんやかんや終わってHする時に、なんか今までの様々な恋愛ゲームの比じゃないくらいドキドキしたんですよね。幼馴染で親しい男の子同士が一線超えちゃう!!どうもせんけどどうしよう!!っていうすごい緊張があって、赤い実がはじけました。

・トリップの燃料によりウイルス妄想が止まらない
誕生日からのトリップ推しが異様でですね、すごい燃料がブワーって入って刺激されるんですけれど、こうなると逆にウイルスの内面を妄想したくなるわけです。何考えているか見えないから。で、ここ数日ゲームの発言とか色々聞いていたんですけれど、やっぱりウイルスの言葉ってとても冷めている。誕生日でもウイルスは「俺は蒼葉さんのファンですから」って妙に距離感があるんですよね。なんか遠いなあ・・・って。でもでもウイルスも蒼葉のことは自分の手元に置いておきたかったわけで!ってことはやっぱり恋慕の情を抱えていたんだと思うんですよ。でもきっと何か事情があってトリップほど言葉や態度にできなくて、大事な行事でも一歩ひいて自分はファンだからって言っちゃうんじゃないかなー!っていうのがここ一週間考えこんだ結果なんですっ。(何がなんですっなんだ)メガネかけていますし、メガネかけているキャラってやっぱり腹になんか抱えているというか、メガネがガードというかフィルタになって簡単に真意を知らせてくれないんだなって感じました。感じましたっつうか妄想ですねなので今は蒼葉がライムやっている時代から一目ぼれしちゃって距離を保ちつつぐるぐるして、ウイトリEDでいざ手に入れたらたまにぬけがけしてちゃんと一対一でHして、嬉しくってでもそれは口に出せなくってそれが微妙に蒼葉にばれる、っていうのを妄想しています。でばれた後はすっごい照れて顔とかまともに見れなくて、「蒼葉さんには敵わないですね」とか言ってメガネ外してチューするところまで受信しました。アホか。
BLという刺激が久しぶりなせいかなんかダメですね。ものすごく乙女っぽいロマンチックな妄想をしてしまうのは何故でしょう。ハーレムもあまり得意ではないんですけれど、今は蒼葉が皆に愛されていればいいよねっ取り合いされろってすごく思っている。腐女子も女で、女は結局恋愛脳で、恋愛妄想を男同士でやっているだけ、ってどこかに書いてあったけどそれなんですかねえ・・・。

・以下、音楽とゲームの融合について
わかったようなふりをしてこういうことについても言及してしまおう。この際ついでだから。ついでだから軽く読み流してくれよな(逃)!
今回のキラナイは、音楽もなんですが作品の雰囲気にかなり傾倒した構成になっていた。それがイイってのは前述したんですけれど。オタクって、特にキャラ萌えするようなオタクはとてもロマンチストなんだと思うんですよ。違ぇーよお前と一緒にすんなって言われそうなんですが、やっぱりどこかしら夢が見たくてキャラ萌えしていると思うんですよね。だから皆やるじゃん「〇〇の曲って△△×□□(お好きなCP名を入れてください)にしか聞こえない~!」って。そして言い始めた途端、日がな一日中聞いてたりiPodから流れてくると妄想がぶわーっと広がったり気分が高揚して涙まで出てきちゃったり、皆してるの知っているんだからねっ!なので感情を揺さぶる道具として音楽ってものすごく都合が良くて、それがオタクの手にかかると自カプテーマソングとなり作業用BGMにされたりされなかったりすると思うのです。今回のキラナイはそれをガチでやっておりまして、キャラクタの心情が説明されたあとその気持ちを保ったまま各曲に入るっていうオタクにとってはご褒美みたいな状況だったのです。そりゃ興奮してわけわかんなくなってしまうよ・・・。
と、いうわけで音楽とキャラクタ・作品萌えってものすごーく相性がいい。そしてビジネスになるんだってことがだいぶ浸透してきたんですよね。おかげさまで最近はアニメの主題歌がチャートの上位を独占し、有名アーティストまでアニメの主題歌に起用されるような状態になってきてしまった。
でも基本的に音楽やっている、特に作詞作曲するようなアーティストって、自分の曲を聴いて自分の言葉や音楽を理解して肯定してほしいって気持ちでアーティストやっているんじゃないかなって思うんです。音楽雑誌のコメントとか見るとそういうのが良く伝わってくる。なんかアーティスト自体がキャラクタのようで、尖った主張を持っている。当たり前なんですけど。だから、そういう人達にとって「アニソン・ゲーソン」歌わされるのは屈辱なんじゃないかってずっと思っておりまして、今でも思っているしそういうアーティストも多いんだろなと思うんです。
かなこ氏は最近タイアップなしアルバムを出しましたけど(Dramatique?目当てで買ってしまった)、それでも今年リリースされるような楽曲はタイアップに埋め尽くされていて、ある意味恵まれているなというか、やっぱり柔軟にオタクを受け入れてきた結果なのかなあと思ってしまった。男女ファンのバランスがいいものね。
で、ナベカズ氏について調べようとして以下の記事なんぞ見つけてしまいました。咎狗PS2版発売頃の話ですね。
・Rooftopインタビュー
 http://rooftop.cc/interview/002497.php
「ゲームで僕の音楽を知った人たちは凄く熱烈に聴き込んでくれる」っていうコメントが面白くて。Oh・・・オタの特性を理解してくださっているって思いました。もう慣れっこなんだろなー。でインタビュー者が軽くオタをdisってくれているような気がしているんですけどきっと被害妄想ですね!そんなこんなでタイアップなしというのは最近はもう難しい傾向にあると思う。今以前の音楽チャートだって、ドラマの主題歌が上位を占めるような頃があった。ニコニコ動画でVOCALOIDの歌が爆発的に流行ったのも初音ミクやKAITOというキャラクタが用意されて、彼らに歌の内容を「演じて」もらっているからという理由があるからなんだと思う。だから純粋に音楽を音楽としてまず認知して、理解し肯定してくれる人っていうのはアーティストが望むほど多くないんだなって。そう考えると音楽って敷居が高いのかな。目に見えない情報であるからというのも理由になりそなんですけど、まあそれはいいや。だから、「STILLを歌うと泣きだすファンもいる」っていうのは歌い手にとっては少なくとも嬉しいことなのかなって思いました。それが純粋に音楽として理解されたものではなく作品とキャラクタという大きなフィルタがかかったとしても、悪いことではないのかな。
ナベカズ氏は今回のキラナイでも「歌わせてください」ってちゃんと営業していましたしね。ああやって頭下げられる(?)のはバランスとれているなと思います。作家気取りじゃなくて商人としての態度も用意しているなって感じがする。
しかし歌が流れた瞬間泣き出すって確かにピュアだよなー。もし事情があって心がものすごく汚れてしまっていてもその人の心のその部分だけは、ものすごく純度が高いってことなのかなと思うんです。私はそういうのすごく大事だと思うので、キラナイでも泣き出す皆様をいいよね!って感心しながら見ておりました。

何が言いたいかと言うとオタもアーティストもロマンチストであるっていう共通する要素があるような、ということです。一緒にしては非常に申し訳ないようなへんな気分になりますね。またBLはロマンの上にロマンを振りかけたようなロマンチックすぎるものですから、相乗効果とかすごいよなあと。耐性のない人からすると異様で嫌悪の対象になりやすいものなので、楽しませてもらっている側も「申し訳ねえ・・・」と思いながら堪能しており、あまりオープンにはできないんですけれど、キラナイではものっくそオープンにかつ素敵に提示されてしまい、畏れ多く及び腰になりつつも大喜びしてしまったというわけなのでした。

<参考リンク>
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 感想・1
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-322.html
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 序
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-320.html
 キラルコラボ Queen Dolce/アニメイトカフェ
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-302.html
・DRAMAtical Murder 感想
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-295.html
2012.05.19.Sat

THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 感想・1

キラルナイト明けの朝は厳しい。
ニコ生を視聴してきましたので、やっとキラルナイトの感想です(笑)セトリの流れにそりつつも思いついたことをだらだら書き散らす感じなので、色々偏っていますのでご了承ください。

●物販~開演まで
青空に映える観覧車が美しかったんですけれど、(私と同じようにこの風景を見た方がたくさんいらっしゃるのでしょうね・・・)
01_20120519201451.jpg
それ以外は列が・・・なかなか進みませんでしたね。しかし溢れている人を見ても「大丈夫じゃん?」と楽観的に捉えておりまして並んでいたんですけれど(長い列に慣れすぎたオタク)、Tシャツが売り切れはじめた頃から「あれ・・・?」ってなって、あとは大体お通夜でした。いやでも、周囲の参加者がとても楽しそうだったり、皆さんグッズを自作したりキャラクタを意識した服を着ていてすごいな!って思いました。さすがキラル、熱心なファンが多いこと多いこと。あと女の子は自分のファッションに消化するのが上手なんですねー感心しました。キャラクタものは主に蒼葉のグッズから売り切れ、あともうちょっとのところでバングルが売り切れ、見事本懐も遂げられずすごすごと離脱するのでした。2時間闘いましたよーふふふ。いやしかし、グッズが売り切れると声があがる現象を始めて生で体験しました。面白かったです。売り切れるたびに空気がちょっとぴりぴりしていくのも・・・面白かったです笑、や、スリリングでしたけれども。
で、開場まで待ち、いざZEPP東京内部へ。
02_20120519201450.jpg
よく晴れていた。

やや前方の左端バーにおりました。若干疲れていたのでバーがあって良かった。その疲れも、開演中には忘れてしまうんですけれど。会場内は、思ったほど熱くなく、むしろ涼しかったですね。「寒い」「寒いよね」と友達と話しておりました。

●開演

○ウイトリ注意事項
靴音から入ったので「あっ」て思いました。で、声が聞こえたとたんギャアアアって。反応良かった。サイトにも書いてありましたけど、「災害情報が聞こえなくなっちゃうから」っていうの、優しいなと思いました(・・・)変わりましたね。それにしても蒼葉の名が出てきただけでキャーって声があがったのにはびっくり!出てくるかな?って期待感ですかね。

○カウントダウン~タイトルコール

エイプリルフールを思い出すキャラとの対峙っぷり。これについては感想・2で書いています。とりあえず蒼葉が出てきたとき、「蒼葉ー!」って皆さん呼んでましたね^^。呼んでいいんだあ・・・って思いました(及び腰)カウントダウンの後、ムービー。目の前に下がっているLEDスクリーンの迫力がすごいしその後ろにもスクリーンはあるし、どこ見ればいいのか笑。それにしても3D化したドットキャラが可愛かったですね。いやでもこの導入はたまらない!大変興奮しました。興奮していたことをすごく覚えている。

○AI CATCH
タイトルコールからのAI CATCHで一気に興奮させたかったんだなあと。今なら見てて考えられるんですけれど「うえええええいきなり!?」っていう驚きがあって、でもやっぱり嬉しいじゃないですか。私の居た位置からアーティストの姿は細かくは見えなかったので石井氏の衣装にびっくりしたわ。それにしても、どのアーティストもCD音源と遜色ない声色だったなと。

○咎狗の血のターン

ライムフィールド出現後、トシマが映し出されて咎狗のタイトル。ぱっと世界観が変わるのがとても良かったです。自分も作品の世界にきたんだーって思えるからですね。照明も赤くなり、没入感が今までの比じゃないのです。
で、咎狗は!そういえばED集が出てたのでした。なのでED曲中心に。個人的にはPS2版の追憶の風が好きなので聞きたかったのですが、やっぱりEDだよね!と。狗アニメに関するニコ生のコメがすごく・・・面白くてですね。笑っちゃいけないんですけれども。ちなみに私は全話ちゃんと見ていたんですけれども。あと10年くらいたってキラルがとても順調だったらufotebleか何かにリメイクしてもらいましょーよ。その時はEDは1つでいいですしね。うん。Break the Chainsでナベカズ氏が出てきた時にこんなにコメでシキシキ言われているとは思わなんだです!さすがにシキを意識はしてないと思うんですが作品は意識しているのかもなあ、と。それにしても、ナベカズ氏の声はすばらし。正直ものすごく好きな声優もアーティストもいないのにナベカズ氏の声だけはベタ褒めできるのは何故かしら。

○Lamentoのターン

再びライムフィールド出現で、森が映し出される前に、黒い画面に緑の葉が舞うんですよ。これがとても綺麗でね、忘れられないです。で、タイトルと共にLamentoの前奏が遠くから聞こえてくる。Lamentoは嘆き歌だから、違う世界から嘆きの歌が聞こえてきて、最後やがて遠ざかる感じがしてとても好きです。ただの主題歌じゃなくて、自分が嘆きの歌を聴いているんだって思えるから。はいそんな電波なことを語りつつ、かなこ嬢が歌いだすと共にあのアサト・コノエ・ライ・バルドのステンドグラスがアーティストを挟むように映し出され、AI CATCHのときに使われていた目の前のスクリーンが上部に上がってそこに植物が映し出されました。これが本当にもう美しくてですね、息をするのも忘れそう。どこかでグッズになるらしいので会場いけなかった人にも是非見ていただきたい。巨大なLEDスクリーンにステンドグラスが映っている様は、本当に神秘的だった。LamentoではBGMも演奏されていたんですが、電子ヴァイオリンて不思議な音がしますよね。やっぱりどこかデジタル。Temple of soulで再びナベカズ氏が登場し、コメがウイルスまみれになった面白かったなあ。以前のキラナイもスーツで登場した時は何度かあったので、ふつうに衣装なんだなと思っていたんですが、確かにウイルスに見えなくも無い(笑)先ほどのシキと併せてシキルスだなんてニコ生民はノリがいいなーて思いました。でWhen the endはLamentoで一番好きな曲なのでまた今回も聞けてよかったなという感じです。LamentoのVFBにこの曲はディズニーで女性男性が歌っている様をイメージしたってあったけど本当にそんな感じで。やっぱりライとコノエが歌いあっているようで非常に萌えるし感動するし切ない。そして色の消えていたステンドグラスに色が再びつくのがとても静かで、でもぶわっと感動する。互いに副旋律を歌うところがいいよね、ってコメでもありましたね。照明も緑で大変癒し効果のあるターンでした。

○Sweet poolのターン
コメのプール開きの笑った。確かに・・・!ここでもタイトルが出てくる前に作品を連想させる理性と本能の選択肢が一瞬出ましたね。なんかこういうのにセンスを感じますわ。Lamentoは民族音楽ぽかったのですが、スイプは現代物なので主題歌のI'm in blueもどこかメロウで洋画っぽい。あと青春ぽいて思いましたね。照明はやはり青く、水底に光が差しているようで、サイドのスクリーンには水泡が昇っては消えるのでまるで水の中にいる感じだった。そして儚い。スイプは何か聞いたことがない曲が多いな、と思ったらドラマCDからの曲が多かったようで。ドラマCDに主題歌つけるって豪華だなー!と思ったのです。スイプで好きなのはVLGとThe Hungerです。やっぱりバッド中心で、どこか狂気を孕んだものが好きかなー。いっそ正気を失いたいて感じで。なのでkilling Lookは嬉しかったのでした。この瞬間は照明が赤くなるんですね。本能を選んでしまったてことか。

○Dramatical Murderのターン

ライムフィールドが出現、ドラマダのタイトル、かと思いきやエラーメッセージは上手いなあと思いました。観客手の平で踊らされすぎでしたね。嬉しい踊らされ方でしたけれど!

・BGMメドレー

アレンジのBGMメドレーでした。サントラが来るのが遅かったので、そんなに全部はわからなかったのが残念です。ですが演出が良く本当にクラブのようでしたね。ドラマダはサントラはED曲がアレンジだったりライブではBFMがアレンジだったりするので、オリジナルED&アレンジBGM抱き合わせCDでも出てきそうだなと思います。うーん。や、出すんでしょうね。

で、BGMメドレーの後はキャラ別バッドEDの補足から始まります。ボイス付きでとにかく萌えのてんこ盛りなのでキャラ萌えをしているならなるべくご覧になることをお勧めします!私の感想もキャラ語りばっかになってしまいました。

・feel your noise
ノイズが横たわっているスチルが表示されて、見慣れたスチルも大きな画面で見るとまた圧巻でしたね。そこからノイズの言葉がはじまったのでした。しばらくして新録って気付きましたよ。「もうやめてもいい?」の言葉、プレイ中は最後のほうになるまでノイズの言葉だって気付かなくて、気付いたあとプレイするとまた一味違いますよね。それまで無機質だった声も最後に「もうやめても、いい?」の一言のニュアンスが違っていて、うおおおって思いました。雑音だらけのノイズの世界ではノイズ自身の姿は黒く塗りつぶされているんですよね。それが蒼葉と一緒のスチルになると一層顕著でした。恥ずかしい話なんですけど、ノイズの思う疑問て私もよく感じていて、「皆と見ている世界一緒なのかな?」ってもうしょっちゅうしょっちゅう思ってしまう。見ている世界が一緒でも感じ方がただ違うだけで人は孤独になるんだなーってノイズみてて心底思いました。むしろ見ている世界が同じだからこそ感じ方が違うと疎外感が増幅されるのかな。

・Sandy Weeds

ミンクさんがデレること、つまりミンデレに会場が震えた。家族や友達のことも語っていたので、ミンクさん寡黙だしニヒルだけど昔はきっと普通だったんかな、って思いました。「お前を悪魔から守ろう」って、蒼葉を守ろうとしていたんですね。ミンクさん・・・。「特別な存在」とか・・・その・・・聞いているこっちが照れますから////。すごいいいデレっぷりだった。ゲームでもデレてくださいよ。最後は煽られた炎に画面が燃やされ、曲のタイトルが表示されてました。業火に焼き尽くされてもずっと一緒なんですね。萌えました。VERTUEUX氏がミンクだミンクだってコメで言われていたのは、キャラの顔のついたバッヂをつけていた(!)からなんですね。いや、キャラもののアイテムってファンであってもつけるのに勇気いるのにえらいな、優しいな・・・そしてタイアップの力の巨大さに思いを馳せてしまうのでした。

・Immer Sie

蒼葉の閉じ込められている鉄格子から始まって、ひってなった。そこから聞こえたクリアの声色のあまりの差にひいぃってなりました。人間になれないことに絶望しているのが、伝わってくる。妙に明るくて冷めていて、クリアにもこういう面があるのがとても嬉しいんですけど、私はまだうまく消化できていなくてもて余しているのです。こっちに振られると難しい。
で、バッドEDの先というのは想像するにも明るい話になんかならなくて、クリアのバッドEDの蒼葉はもう四肢は失われ目も抉り出されているんだろうなという状態なので想像するにも辛いのでなるべく考えないようにしているんですが、それでも今回ので、蒼葉の傍にいられるクリアは幸せだったんだなってすごくすごく思いました。見ているこっちは辛いし可哀想だと思っていたんですけれど、諦めてしまったクリアにとっては最良だったんだなと。
曲に入る瞬間は、瞼を閉じるように上下から黒い空間が重なったんですが、あれは誰の瞼が閉じたのかなあと考えてしまいます。プレイヤの瞼なのか、それともすでに目を抉り出されてしまった蒼葉の心が閉じてしまったのかと色々考えてしまいます。いずれにせよ、もうプレイヤが関与できない2人だけの世界に落ちていったっていうことで、とても、とても寂しくてでも萌えました!!

・Tears
紅雀の襖の前に赤い華が散っていてとても美しい。綺麗でした。まさに散るだけの華だなーてぼんやり思っていました。不幸の最中にいた紅雀にとって蒼葉がものすごい支えだったんですね。うーんさすがこじらせて髪結いになったり長髪の女と付き合うだけはある。にしても小さい2人のスチル可愛すぎた・・・。最後は白葉様と狂雀のスチルが映され、最後に「バタン」と音を立てて2人の姿が見えなくなるのは、開けられていった紅雀の心が閉じられてしまったということなんでしょうかね。いずれにせよとても突き放された感じがして、やっぱり萌えました。歌詞としてはこの曲が一番好きなのかな。日本語わかりやすいってのもあるんでしょうけど(笑)、二度と会えないけど傍にいる、傍に居るけど何も聞こえないってもう破滅しかないんですけれどこれはちょっと愛じゃないですか。破滅してでも傍にいたいっていいなあ、幻想だなあって思います。

・MASCULINE DEVIL
ウイトリ枠ないかと思っていたので(すみません)、出てきた時びっくりしたー!ないわけないのに笑。しかしプラチナジェイルの背景の次はベッドルームだしね。ちょっとエロすぎます自重してください。って感じです。3Pスチルもトリミングして出てきたけど、はらはらしましたわ。これについては感想・2で色々書きました。「弱っているから捕まえてくれってね」ってすごい台詞だ。それにしてもこの2人は何ゆえ蒼葉に執着しているのかしら。派生きてくださいお願いします!

・de SLASH

蓮の思いというのは、自身の存在意義を蒼葉と自分に問いかけ、間違えてしまう時にわかるんですね。蓮はもともと蒼葉の一部だったので、本来分離していることはおかしい。だから1つになりたい。っていう思い。(それによる精神的カニバ)でも、境目をなくしていっそ1つになれたらって恋愛の常套句じゃないですか。こういう意味のかけ方があったんだなと最近気付きました。Immer SieとかTearsみたいなしっとり曲も、PARAMIDIAやMASCULINE DEVILみたいなご機嫌でサイケな曲も好きなんですけど、ドラマダで一番好きな曲はどれと聞かれたらde SLASHかもしれないと思ってしまうくらいこの曲が好きです。何ででしょうね。疾走感あるアルペジオがぐるぐる回っている様と、一瞬息が詰まるようなメロディが好きなのかなーと思うんですが、とにもかくにもこの曲が流れるとなんかとっても興奮してしまうのです。PV2で使われた時、なんかはっとしたからかな。なんか違う!って。

などなど、バッドEDだらけでした。気分は重くなるんですがそれ以上の萌えがすごかった。自論なんですが、夢も希望も未来もないけれど相手への思いがあるっていうのはものすごく純度の高い恋だって思うんです。正しくは思いこんで純度の高い恋の正当性を自分の中で担保してたいってだけなんですが(汗)希望とかを打算とか言っちゃいけないんだけど、そういう先のこととか現実的なことを考えないまま思い続けるって最高の恋ですよね、愚か過ぎて。身を滅ぼすしかないって、夢みたい。つか夢だった。
今まではバッドEDがあるからこそハッピーEDが輝くみたいな気持ちだったんですが、バッドEDってものすごく萌えますね。また、バッドEDの曲がどうしようもなくラブソングで、愛に溢れてて聞いてて心臓がきゅーってなります!答えを間違った時こそ本音が見えるってことなのかなあ。何せよ数々のボイスや映像を残しておけないのは非常に勿体無い。会場の人とニコ生だけだなんて勿体無さ過ぎる。どこかで使われるんですかね?
で、そんなこんなでアンコールの後ライムフィールド。そして過去3作のタイトルが表示される。

○再び、咎狗、Lamento、Sweet poolのターン
STILL、讃えし闘いの詩、Miracles Mayの3曲が披露されました。こう考えるとかなこ嬢は恐ろしいくらいたくさん曲を歌っているんですね。いっぱい聞いたな~。確かに1回のライブじゃ足りないですね。どうでもいいけどスイプの時、あまりにも上屋先生の姿が映らなかった気が・・・。上屋先生好きなんですけど(ルート探した)、何で?笑いを誘うから?

・再び、ドラマダボイスドラマ

しんみりさせた後、一気にコミカルな感じに。ドラマダメインキャラのボイスドラマに戻ります。蒼葉の言葉からそろそろ終わりなのが示唆されるので、当然「えー」ですよね。しかしほんと可愛い奴らだなー。蒼葉がナチュラルに取り合いになっています。ノイズが手を握った音で興奮、クリアも参戦、紅雀が露骨に嫉妬、ミンクさんは見えないところでいちゃいちゃしてんのかな。そして最後は蓮が占める。ぽわぽわに勝てない攻略対象達。しょ、しょうがないでしょ!

・PARAMIDIA/Only finally there is the free end

PARAMIDIAが最後かと思っていたんですけど、先だったんですね。最後は共通グッドEDの曲で締められました。あまりに綺麗であまりに美しくそして無駄のない幕引きにちょっとポカーンしてしまった。「もう終わり?」みたいな。たいていは最後にアーティストが集まって礼とかするんですけど、それさえも、ない。手前のスクリーンが下りてきて、奥のスクリーンに最後に映されていたスチルが、冒頭に蒼葉が電話を受けているスチルだったのです。それで、なんか「最初に戻る」って感じがすごいしました。あれは何を意味していたのか含みの終わり方だと思いました。円陣スチルやオーバルタワー崩壊のほうがよりグランドエンドらしいのに、何故最後に蒼葉の日常の姿?っていう。日常に戻らなければならないよって意味だとしたら厳しくて泣きますが納得!なんだろう、「Dramatical Murderは蒼葉のための物語だよ」って意味でしょうか?


●終演~解散

○再びウイトリ
夜道~のくだりは良かったな。「辻斬り」とか「神隠し」とか。こういう挑発的な言葉が聞けるのはBLゲならではですよね。プレイヤがほんとにモブでいいなー。こちらも綺麗な締め方で、ほんと、アンコールする暇もなかった笑。良かったですけどね。

○打ち上げ
キラナイ直後はノイズにあやかってピザとパスタで打ち上げしていました!彼の好物である謎のドイツ語料理は一体どんなんだろう・・・。
03_20120519201449.jpg
04_20120519201449.jpg


○帰路
打ち上げ後に壮大に襲う眠気・・・。私たちそう言えば疲れていたね、そうでしたねと自覚させられました。それほどまでに演奏中と打ち上げ中はなんか夢中でハイテンションでとても気持ちが良かったのです。そして次の日も打ち上げしていた。オールした参加者もいたらしいし、皆、楽しい時間を引き延ばしたいんだなって嬉しくなった(おい)

感想・1はここで終わります。お付き合いくださりありがとうございました。感想・2では感じたことを色々書いてみましたのでよろしければ↓からどうぞです。

<参考リンク>
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 感想・2
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-323.html
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 序
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-320.html
・キラルコラボ Queen Dolce/アニメイトカフェ
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-302.html
・DRAMAtical Murder 感想
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-295.html
2012.05.15.Tue

誤魔化すための何かをください

キラナイのニコ生にはもう金は払ってあるんですよ。だから、私がOK出せば速攻見れるわけで。ですがこれ1回見ちゃうと24時間以内なら何回でも見れるんですがそれ以降は見れなくなるんですよ。でも見れる方法もあります。もう1回でも何度でも金を払えばいい。金を払えば聞こえるはず、ジャンクショップ平凡店員の舌ったらずなあの声で「お買いあげ、ありがとうございました~!当店を、今後ともごひいきに!」って。いいよいいよ君がそう言うならいいよ。いくらでも払っちゃうよ。サービスなくったっていいよ。いやちょっとくらいはして・・・ほしいかな。え、それも金とんの!?みたいな。
今月の冒頭で課金地獄がどうのとか言っていたけれど、本当の課金地獄ってこっちだったのかー。あれは小手調べですかそうですか。
という具合に「いつ見るか」を日がな一日中ぐるぐる考えています。時間がある時に流しまくるのがいいんですけれど、もう見たい今すぐ見たい早く見たい!でも見たらすぐ見れなくなっちゃうんだもんずるいずるい!2000円ってびみょうに高い!と駄々をこねているのでございます。

あー、あれだな。DVDが出ないのって大人の事情なんかな。ニコ生で流す代わりにDVD化はなし、みたいな。余るのがいやなら完全受注生産とかも出来るのに、やらないってことは「ニコ生で流しその利益の一部を譲渡、だがニコ生の付加価値の確保のためDVD化はなしとする」みたいな契約書が取り交わされているんだとしたら、そりゃ無理だよなー。という妄想をした。いや、そんな理由じゃないとは思いますけれどね。

そういう会社の事情を妄想するくらいには、社会人ごっこをこなして部下として上司として歯車としてちゃんとやっている。醒めた目も羞恥心もあるし他人に夢を見過ぎていない。そういう時期はもう過ぎたから、現実とそれなりに距離を保ち、無駄な衝突を避けバランスをとって毎日をこなしている。
それに私みたいな人はきっとものすごくいる。夢から醒めて目を開けて、夢の名残を追いかけながら、それでも現実に戻っていける、すぐに大人の振る舞いを出来る人はものすごく多いのだきっと。
でもね、つまりあれだ、間が持たないんだ。隙間を埋めようとしているんだけれど。ずっとずっとお祭りでいたい。バカみたいに騒いでいたい。年甲斐もなくはしゃいで厨みたいに夢中になって。どこまでも大人げなく感情的に、ルールもなく自由に、時に醜く恥ずかしいくらい感傷的に。心と体が老いて腐って動かなくなっても、いつだって瑞々しい感性があれば楽しい気持ちになれるから。
だから隙間を開けないで。
ぽっかり空いた隙間から、空虚な自分が見えるから、さ。

前々から思っていたんですけれど、こういう鬱な話になると何でこんな饒舌になれるんだろう。自分語り(鬱Ver)はすごい快感であるってことなのかしら。なんかそういうのは脳が気持ちいいと感じるって最近話題になりましたもんね。

言い訳がましくまだ続けてみるんですけれど、空虚な部分を持たない人間っているのかなーって思う。ほぼポエム()だから空虚な自分って書いてみましたけれど、別に空虚な自分=全部ではないんですよ、空虚じゃない時もあるから。オタクでも非オタでもぼっちでも寂しがりでも、どの人もそれなりに空虚な何かを持ってる。それは何度も感じてきた。「いつもは普通にしているけれど、本当はそうじゃない」。そんな主張を感じる時がある。それがパブリックな相手でも、だ。私の思い込みだと思うんですけれどねー!そしてそういうのを感じる時に、少し嬉しくなってしまうのだ。ごめんなさい。バランスのちゃんととれた人を見ると羨ましくて嫉妬してしまうから。

こういう症状は大体2~3日で収束しますので、本気にしないでください。いや、私は本気なんですけれど。
あと二次の萌えには賞味期限があるので、思春期の初恋みたいなものなんです。ああ、だからみっともなくて楽しいのか、へんに納得!そりゃ二次萌えはやめられんね。ずっとずっと初恋していたいんだなあ。初恋って表記すると救いようがなくて気持ち悪いんですけれど、常に燃料を供給されていたいってことです。

そんなこんなで蓮ルートの2週目が始まったのだった・・・。ぽわぽわしていたいんだよ。
2012.05.13.Sun

THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 序

キラナイの感想でーすってしたいんですが、ちょっとまた萌えで色々脳内をクラッシュされてしまったのでもう少しお待ちいただけますでしょうか。もうすっごく楽しくって萌えすぎて我を失って興奮していまだに夢見心地で、色々考えていたんですが細部の記憶が曖昧すぎるので、ニコ生を見返してからちょっと真面目に書きたいなと思っております。

くそどうでもいい私のキラナイ経歴を申し上げますと、CHiRALとnitroが分かれる前のニトロスーパーソニックに一度参加しておりまして、その時の日記が実はこのブログに隠されているんですがあまりにはしゃいでいて恥ずかしくて未公開にしています(見つけたとき吹いたし悶えた)その後THE CHiRAL NIGHT ZEROという親会社から分離したライブイベントのアンコール版に参加しました(当時申し込みが殺到しすぎてアンコールしてくれた)。その後、5周年のキラナイに参加しています。TOKYO DOME CITY HALLだったんですが、2階席の一番前の真ん中といういい席だった記憶があります。1階に様子が冷静に見れたなあ。そしてその時もらったアリス×クロスというカードゲームのナイトウくん特別バージョンを財布に忍ばせているという。いやだって好みなんだもん。ナイトウくん主人公のBLゲはよ・・・!
それはいい。
そんなこんなでDive into DMMdしてきたわけですが、とりあえず一言で感想を述べるならばドラマダのキャラ萌えでしたね。ですので、ドラマダでキャラ萌えしててキラナイってどうなの?歌ばっかりじゃないの?と思う方は是非2000円を払ってくるのがいいんじゃないかと思います。5月末までらしいので。
はー。なんかいまだに夢心地で胡蝶の夢ってかんじで、こっち(現実)が夢だったらどんなにいいか・・・。と無駄に葛藤しています。そんな風にいつまでも夢に浸っているのも、今回変わった構成と演出に拠る所があるんですが、それはまたちゃんと書きたいと思います。

と、いうわけでもうちょっと待っててください!いや誰も待ってない気がするが、私はこの気持ちを残しておきたいのです!だって夢はいつか現実に塗りつぶされてしまうから、今ここで残しておかないとダメなんだって思うから!!

とりあえずトリップはずるいな、ね、ほんとずるいよね。この会話が2日間で10回くらいループしたなー。しみじみ。

ではちょっと書いて&確認してきます~。
萌えている時のエントリは浮き足立っててだめだなんかノリというかキャラが変わってしまう。
2012.05.13.Sun

web拍手お返事

web拍手のお返事です!拍手のみもありがとうございます!
2012.05.10.Thu

アニメの感想

キラルナイトが楽しみすぎてはげそうなんですが、サントラはAmazonで買ったのでkonozamaです。
アニメの感想など。

・氷菓
京アニの大型アニメ!みたいな感じで注目されていましたね。
なるほど確かに非常に地味なアニメです。が、嫌いではない。人の死なない学園ミステリ(?)って懐かしいなあ、なんか。
音楽は田中公平先生ですが非常につつましい感じで。後述しますがサクラ大戦も見ているので、その差に驚きます。謎を解き明かすシーンの和風なイメージ映像は可愛いし面白いなあ。見どころはそこですかね。
女の子も可愛いですが、やはり男の子が可愛いです。京アニの技術を結集した男の子だけアニメとか作ってほしい。

・サクラ大戦
OVAシリーズをテレビで放送しているんですね。何か展開があるんでしょうか・・・。
90年代アニメ、という感じで見てて懐かしいし、逆に新鮮です。
3話では、下っ端で光武の操作もままならない桜が舞台に出るということでひと悶着あり、すみれにボロクソに言われるんですが(ものすごい言われようだった。これ今やったら叩かれそうなくらいきついお言葉)戦いを通して「私、舞台に出ます!」と言えるようになるんです。「懲りない人ね」と言われれば「ええ私、懲りてませんから!」と開き直るという。うーん、最近はこういうやりとり見ていなかったので新鮮です。あと最後に大神さんと初めて会うシーンがとてもきれいでしたね。桜の下にたたずむ白軍服の大神さんと見つめあうって、ベタだけどいい。
また4話では大神さんがはじめて舞台の企画を任されるんですが、やるかやらないか迷うところで桜が「舞台は皆で作るものです!それに、失敗しちゃってもそれはそれでいいじゃないですか」とからっと言ってくれるんですよね。こういう言葉も最近は聞かないのでなんかうわーってなりました。失敗してもそれはそれでいいよ、って。
90年代の作品って勢いがあって大らかだなーとなんか感傷的な気分に。
や、今のアニメも好きですけど、キャラが萌えだのなんだのっていうより作り手の気持ちが全然違うんだなっていうほうが印象的でしたね。
これってつまり視聴者が見たいものが全然違うってことなのかなー。不景気で就職難だから、1回の失敗が許されない時代ですもんね。失敗してもいいじゃないですか!って言いづらい世の中になったてことなのかな。

・黒子のバスケ
pixivで早速消化されているらしいということで、割と恐ろしいくらいさらっと腐向けですね。3話まで見ましたけど、ドンドンその傾向が強くなって私も降参しました。腐女子として拝見しますね。主人公は線が細くて可愛らしい、腐向けに相応しい総受け主人公という感じです。いかにもジャンプBLって感じ!こういうノリも懐かしいなー。
いやこういう風に見てしまってだめだなーと思うんですが、黄瀬くんのキャラはあまりにあまりであまりじゃないですかーやだー!どんだけ黒子っち好きなの。
ためしにpixivを見たら、見事にキセキの世代に人気が集まっているようで非常に納得。キャラづけが特徴的でそれに美形ですもんね(重要)また、「かつての仲間」っていうのは色々妄想しやすい材料なのかなーと思いました。ヒロインがまた全然邪魔にならない位置にいるから、男女恋愛始まる気配がさっぱりない。この作品、男子からの人気はどれくらいなんだろう。
黒子くんが抱っこされている絵とかいろいろされている漫画とか黄瀬くんと付き合ってたりまぐわっている小説とかありましたけれど、
かく人によって黒子くんの性格がかなり違いますね。嫌がってたり照れてたり悟っていたり愛情深かったり余裕があったり、おかげさまで私の中で黒子くんのキャラがブレブレになりました。お好みの黒子っちで楽しんでくださいってことですかそうですか。まだ良くわかんないのでどれもピンとこないんですが、そのうち定まるのかなあ。
あと、黄瀬くんがなんであんなに黒子っちラブなのかよくわからないのでそこも説明が欲しいです。pixiv見ててもそういう情報は出てこないよね・・・。当たり前ですけれど。黄瀬くんのアレは尊敬なのか仲間意識なのか憧憬なのか愛情なのか恋なのか。私は尊敬だと思っていたんですけどね(黒子っちスゲー!って言っているし)尊敬なら尊敬している人にあれこれしてしまう背徳感と抵抗感とそれを超える快感みたいのが伝わる二次ください(おい)
あれ?なんか私の好みの話になってしまった。
んで、他のキセキの世代のキャラも見たいです。OPとかEDには顔出ししているので早くしゃべってー。他のCPわからーん。

・アクエリオンEVOL
ゼシカいじめられすぎ!可哀想じゃないか。と思いますがそういう役回りなんでしょうね。男体化はまだ見ていないんですが、あのおっぱいがなくなるのは衝撃的だなー。

・咲‐阿知賀編‐
なんだかんだ清澄が出てくると嬉しいなー。キャラの差がはっきりしているせいでしょうか。咲の「私はそんなことをするために来たんじゃない」はおおっ、と思いました。咲はそんなに明るい性格でもないですよね・・・。
2012.05.09.Wed

web拍手お返事

ゲリラ豪雨が年々パワーアップしていますね恐ろしい。
拍手のお返事です。拍手のみもありがとうございます!
2012.05.05.Sat

王子様のプロポーズ/誓いのキスは突然に★ 感想

大和彼氏以来のもしもしゲー、しかも今年入って始めての乙女ゲーでございます。iPhone手に入れて数日でvoltage様にブッ込むって・・・。言い訳をさせていただくと、ネヴァジスタの辻村ルートをやっていたらEDで死なれてしまいなんかもうショックでドーンてきて、そろそろ軽い乙女ゲでもやりたいかなっ♪と思ってたらstoreに都合の良さそうなゲームがあった、というわけですよ。
と言う訳で課金地獄が始まるのだった。これがオチですので、オチだけ知りたい方はここで終わって大丈夫です。

すみませんもしもしゲーにもvoltage様にも詳しくないから初めてサイトにお邪魔したんですけれど、voltage様ってすごいのね。伊達に乙女ゲオブザイヤーを制覇してないよって感じでビビった。

<VOLTAGE.Inc 恋ゲームオフィシャルサイト>
http://koi-game.voltage.co.jp/

もしもしゲーらしいスタイリッシュなサイトですよね。オタクっぽくない・・・(第一印象)
で、何に驚くって作品の数の多さですよ。こう言ってはなんですけどオトメイトのように工場感覚でとにかく「○○風」のものを大量に作り出してて、内容が多岐に渡る。しかも携帯端末って誰でも持っているから、ものすごくちゃんとリアル女子の嗜好に合わせてて、オタクが好む歴史ものから学園同窓会悪魔に海賊王子様から幼馴染なんでもござれなのである。でもやっぱりアンドロイドとか擬人化はないんですよね・・・それ系はオタク向けだからか。うう。不倫とかもあったね。CSとかPC向けで不倫て想像しにくいですが、リアル女子に不倫というか、ファンタジーじゃない方向の「危険な恋愛」は求められているから正しいんだと思われました。ゲームの進め方もガラケーとスマホで差があったり、物語1話DL式だったり月額固定だったりGREE版ではアバター着せかえなんつうミッションまで課せられて、「これめんどくさいな」と思ってしまったのであった(すいません)いや、友達と協力して恋愛ゲー進めるってなんか・・・なんか・・・!
で、こんだけ手を広げているvoltage様、乙女ゲオブザイヤーならまだしも、あの乙女ゲー者を苦しめるTVCM、「ベツカレ」にさえ金が出せるくらい儲けているんだなあと思うと肩熱ですよね。あのCM今すぐやめてくれ。それはいい。で、どんなものかしらととりあえずネタで「王子様のプロポーズ」にホイホイ手を出してみたのでした。

●王子様のプロポーズ
なんでこのゲーム選んだかというと私はずっと王子様攻略できる乙女ゲームがプレイしたかったからです!!CSだと滅多にないんだよ・・・。くぅ・・・。私はなんでこんなに王子様が好きなんでしょうね。王子様好きっていうとオタ友にまで軽く失笑されて肩身が狭いです!世間はやっぱりアイドルとか悪魔とか幼馴染がいいんでしょうかね。
で、名前は自分で考えて入れなきゃいけないシステムなので頑張って考えました。世界観を壊すような名前にはしたくないので「月城由姫」という名にしました。我ながら作品には結構合っていると思う(自画自賛)
留学しにきている主人公が道路でたまたま車に泥をひっかけられ、それのお詫び(?)に城のパーティに招待され、その中から1人選ぶという導入でした。そっからは1キャラ15エピソード450円での提供です。高いです・・・。や、だってボイス入ってないし、BGMにいたっては3種類くらいしかないんでは。あとこのゲームは歴史があるせいか立ち絵がやや古い感じで、しかしながら背景がやたら綺麗で種類が多いのでした。背景ゲー?
で、王子様を選べ(そして課金しろ)と出てくるので、とりあえず年下であることを気にしちゃう☆グレン王子からDLしました。グレン王子は王子共の中で一番若くてややツンですが、真面目で弟思いのいい兄キャラだった。主人公は弟のアランのお世話係として城に入りますが、そこにはかつての幼馴染ユウお兄ちゃんがグレン様の執事として勤めていたのでした。で、このユウお兄ちゃんが主人公のことが好きでグレン王子をやや恨んでいるので(逆恨みだがな)、しょっちゅう取り合いになります。そんなことよりアランくん可愛いよアランくんペロペロって感じだと思いました。アランくんは立ち絵も安定していて1人だけ妙にきれいなんだぞ・・・。このゲーム、王子様1人につき執事が1人ついてくるので、そこの仲良さとか因縁とかきゃいきゃいやってるの見ているとおいしいですね。あと王子様たちが集まっているのをひたすら眺めていたい(ボイスつきで)って思いました。私がなんでこんな不真面目な感想ばっかり書いているのかと言うと、グレン王子のエピソード、あんま合わなかったからです。や、キャラクタそのものには問題ないんですけど。主人公が王子好きなんか執事好きなんかはっきりせんで、曖昧な態度をとられている執事が気の毒だからですよ。物語の進行上、仕方ないんですけれど、「ユウお兄ちゃんが婚約してると知って涙が出た」とかおおう・・・。でも憧れだったそうです!もう主人公ひっこんでしまえば解決するじゃん!?とか思ったり思わなかったりしつつ、グレン王子への愛に気付いた主人公は、グレン王子との仲を咎められ一度城を出たものの、再度旅行で訪れ再会するのでした、という。ハッピーED後に執事が「ハッピーEDおめでとうございます!僕はちょっと残念だけど・・・」って出てくるのかまた可哀想だった。だからといって執事EDが欲しいってわけでもなかったのだった(すみません)まあいずれ執事ゲーも出るんでしょうけどね。執事共攻略させてください!!ってコメントいっぱいあったしなあ。執事人気じゃなあ。

はい、次はエドワード王子です。こっちが本命だった。エドワード王子は主人公を城に誘った張本人なので、まさに運命の人ですね。と、いうわけでエドワード王子とやりとりが始まるんですが、執事のルイスがエドワードにとっても恩を感じているらしく彼が褒めたパンを買い占めたりしてて可愛いなと思いました。ルイスはエドワード大好きだしエドワードもルイスのために誕生日プレゼントをわざわざ用意するしで素晴らしいなと思ったので、ルイスがエドワード様のために身をを引けと言うのなら喜んで引く覚悟が速攻固まりました!そんな展開なかったけどな(理解のありすぎる執事)
で、エドワード王子と主人公とのやりとりがささやかかつ可愛らしくドラマチックでですね・・・私は好きでした。ストーリーではエドワード王子が褒められているようにも見受けられるし。エドワード王子とはくじ引きでたまたま当てたオペラで再会し、パパラッチから身を守ってもらい(この展開他の王子でもありすぎた。ご褒美なのかお約束なのか。英国王室のスキャンダルがモデルなのかなあ)、河原で一緒にマカロン()を食べるんですね。なんでマカロン。チョコレートじゃ普通だからか、マカロンはスイーツのステータスかなんかなのかな。ま、それはいいとしてマカロンを分け合うのはなんか可愛かったです。その後王子のバラ園に入れてもらったりそこから「秘密の花園」の本の貸し借りがはじまったり、返してくれる時にわざわざ感想を挟んでくれたり、なんかアナログなやりとりが交わされてその積み重ねが可愛い。で、恋に落ちた2人は駆け落ちをしてしまうという展開でした。しかしながら、このままでは破滅してしまうと考えた主人公は「私のことはお忘れください」と振ってしまいます。仲良くなった2人が距離感を保つときに口調が変わったりするのが萌えました。そして一旦はさよならしますが何やかんや実は主人公がすごい出自だったっていうのがわかり解決するのでした。エドワード王子のルートは他の王子も総出で世話を焼いてくれたり主人公の設定まで明かされるので、なんとなく真ルートの匂いがした。配信が一番最後だったとかですかね・・・?良くわからないけれど。
つーか、こうやってつらつら書いているとなんか物語の型がちょっと古いですよね。これって中高生にはうけないんじゃないかしら・・・と。平成生まれにとってロイヤルウェディングって去年のしか良くわからないのでは・・・?と、私が予想するに20代オーバーの方に受けて居そうな臭いがした。だって王子と逃避行ってあーた。でもそういう古臭さというか御伽噺っぽさが逆に新鮮でよかったなと思っています。あとやっぱりお城住み込み系より遠い場所でやりとりしているほうが距離感があって好きだなー。同居のほうがお色気イベントとかあって良さもあるんですけれど、やっぱり「知らない人」度が高いほうが好きかもなのです。そんなこんなでエドワード王子は・・・今2週目です。周回プレイしてしまった。

で、次はウィル王子へ。
ウィル王子は金髪碧眼でキャラ選択の際一番最初にいるので、なんとなく敷居が低いのかなあと思いつつ。主人公はアパートが燃えてしまいなりゆきでウィル王子の城に入ることに。ただ世話になっているだけじゃまずいと植物の世話を始めるんですが、執事のロバートに今度はえらい怒られまくる。主人公がドジっこスキルを発動させるからというのもあるんですが、今回の執事は厳しいし怖いしやや意地悪なようです。姑のようだった。まあそれも感情表現の少ないウィル王子が、兄が家を飛び出してしまったために王位継承の責任を負わされ子供の時から苦労していたのを見続けていたからだそうです。愛だなー。ウィル王子は、なんか、なんで主人公を好きになったか良くわからなかったのですが(笑)、いじめられる主人公のことをよく庇ってくださり、気に入ってくれたようです(ようですって)婚約者はいるものの、主人公が好きなので「普通のことをしたい」とデートに誘ったりそのままホテルに連れ込んだり(もちろんエロい展開はありません。でもこの展開よく見かけるので、きっと一夜を共に過ごしたという事実がなんか萌えシチュエーションとしてカウントされているのかな。ドキドキするから?)とご執心でした。で、ウィル王子の身辺は医者になるために飛び出した兄と、その兄が好きなウィル王子の婚約者と、兄を恨んでいる執事がおりまして、主人公が現れたためにその仲が崩壊してしまい修羅場が訪れるのが面白かったです。いいですね!そこで自分はここにいてはいけないと城から去る主人公ですが、何やかんや解決してウィル王子と一緒になるのでした。

王子様のプロポーズはとりあえずここで終わり。春休み番外編(350円)とかに手を出してしまいそうだし、続編は何になるのか気になる・・・のが・・・。うう。執事には興味ないんですが、王子との続編があったらうっかりやってしまいそうだ。で、このゲームやって、もっと政略結婚とか政治とか暗殺とか近親相姦とかあるようなどろどろした黒々しいごっつい王子様ゲーがやりたいな・・・って思いました。あの柔和でバランスのとれてて心根の優しいエドワード王子が闇落ちとかして、でも2人の交わしたアナログなやりとりだけが心の一筋の光となったとかそういう展開あったら萌えるなー。お待ちしておりますvoltage様、できることならCSで(おい)

で、何やかんや王子様っていいわねーと思いつつ、別のゲームも試してみたくなる。だって1エピソードだけDLすればいいし、フルプライス払わなくていいからと言い訳しつつ、GOしてしまうのであった。そして次のゲームに真の王子がおった。

●誓いのキスは突然に★
海賊でも怪盗でもSPでもなく同居ものに挑戦です。いきなり仮面夫婦!のほうが何か安心ができるからだろうか。同居もの好きじゃないとか言うくせに。
で、こちらのほうは主人公は就職が決まらない大学卒業生で、就職先を用意してやるという親戚を頼りに九州から東京へ。叔父の経営するスポーツバーで、同居人を指定しやがれそして課金しろと言われるところから始まります。こちらの作品のほうが今風でシュっとした絵だったので癖が少ない。中高生にも受けるかんじでした。
主人公の名前はどうしよっかなーと思ったんですが「原村静夏」にしました。咲とストパンの合体技です。のどっちも静夏ちゃんも好きなので・・・。
で、選んだのは漣くんという薬の研究員にしました。何故かというと彼は王子様だからです!
この漣くんというのも感情表現が少なく、しかし好き嫌いはなんとなく伝わってくるという子で、必死にコミュニケーションとろうとする主人公が可愛い。嫌いなブロッコリーを「食べなきゃだめ」って言ったりなんかお母さんみたいでしたね。漣くんが王子で、彼の国は貧富の差が激しく、自分が自国の資源を使って新薬を開発すれば経済の発展に繋がるからという志があったようです。で、帰国を延ばすため偽装婚約してもらったという理由がわかったため、応援することに。ただのいい子ですね。漣くんのために面接をすっぽかすことになったり怪我をしても大丈夫!な前向き主人公でした。そんな主人公を気に入った漣くんは心苦しくも執事のダニエルによって用意された婚約発表のため自国へ戻る。直前になって婚約を破棄すればいいと言ったものの、周囲は善人ばかりで主人公が耐えられなくなり、また漣くんもそんな主人公を見ていられず婚約は偽装だったことをばらし、主人公は国を去ることになります。ですが完成した新薬を持って再び漣くんに会いにいき、主人公はプリンセスとして迎えてもらうのでした。終わり!
漣くんはなんか動物みたいで可愛かったです。あまり照れはないんですが気に入ったらすぐに懐く感じで、「お前無防備だな・・・///」ってプレイヤが言ってしまう感じでしたね。あと本当に真剣に自国のことを思っていて、もっと自国を発展させたいという決意が固く、上記した王子共よりよっぽど真面目で、漣くんは大人な考えを持った王子様だ!一番格好いい!と思ったのでした。
この作品、王子様のプロポーズより1エピソードが妙に短い上、エピローグは1キャラ170円とられてしまうので、Oh・・・でした。課金しましたけど!\(^o^)/エピローグは2人で京都に行くという話だったんですがここで主人公がにわか歴女であるとか設定が積まれてびっくりしました。こっちの作品の主人公のほうが細かく設定がされてて、そういうのがいやな人には合わないかもしれない。そして太秦村で漣くんに新撰組のコスプレさせるってちょっとずっこけた。現代ものだからでしょうか。コテコテした萌えは感じるんですが(わかりやすいし)、もうちょっとロマンチックなほうがいいかなー・・・。オタクはロマンにこだわるからダメですね。なんか。

誓いのキスはもう1キャラくらいやってもいいですかね試しに。とかやっていくうちにどんどん課金させられていく恐ろしさ。それともやっぱり海賊でもやったほうが肌に合うんかなーわからない。やってみないとわからない!課金しないと!

以下システムまわりなど。

ものすごい簡素なシステムが積んであるので、せめてスキップ機能とセーブデータは1キャラ10スロットくらい用意してもらいたいのと、450円とるならボイスくれや・・・というのがありました。ボイスがなくてもそれなりに楽しめたんですけれど、あったほうが感動が3倍くらいにはなりそう。ま、ボイス欲しけりゃよそ行けよってことなんでしょうが。
しかし、キャラごとにエピソードをDLするっていうのはいいですね。PCでもCSでもキャラのルート売りを心底してほしいと思っていたので、このシステムは見習うべき。と思いました。当たり外れの大きい乙女ゲでいきなりフルプライス払うのには抵抗感が年々強まるばかりなのですよ。共通ルートも長いのは苦手だし、ほとんど最初から個別ルートで構いません私は。

というわけで、乙女ゲでもしもしゲが幅をきかせている理由がなんとなくわかるなという感じでした。お手軽感とわかりやすい萌えと短時間攻略というある意味これが揃ってりゃ乙女なら文句言わせないだろー的な要素が、もしもしゲには備わっているなと思ったのです。私自身、綿密で納得するストーリーを用意せよとはもう思っていないので、楽に手軽にリスクを少なめに萌えを提供してくれるのあれば、もしもしゲでいいかな、という。スマホ対応はまだ少ないみたいなんですけどね。増やしてくださいお願いします。悪魔のやつとかやりたいわー。

ネタで始めたのに、なんか普通に萌えてしまった。voltage様恐ろしい子。

以上、課金地獄報告でした。
2012.05.02.Wed

何しているんだかわからない

・・・んですよね。ここのブログのエントリは。なんか働いているっぽいし関東に住んでいるっぽいしオタイベントにばっかり行っているということは推測できるようになっていますが、オタ話と一般化した人間関係の悩みばかりつらつら並べて何してんのコイツは。自己紹介のエントリさえないし。というのを少し前からちょっと意識しています。他のブログさんを拝見しますと一日の行動やブログのコンセプト、自分の職業等をきちんと書かれている方もいらっしゃるので、それに比べたらパブリックな中の人というのは謎に包まれているのかもしれない。かもしれないって自意識過剰ですよねすみません。逆に私に近い書き方をされている方も多いのですが。
で、何でそういう自己紹介エントリも自分のパブリックな話をしないねんと言いますと、一応、理由がありまして。
まず自己紹介を書いても、変わってしまうかもしれないってことが大きいんですよね。好みが結構変わっていくというか・・・。色々作品を見てはいるんですが、どこで何にはまるかっていうのは運やタイミングにも左右されますので、昨日いいと言っていたことも明日ダメとか言い出す可能性があるんです。萌えアニメ好きだけど最近女の子に対するテンション下がってるとか、さっそく昨日書いているし!適当なんだよ!って思います。本当に。昔からそんなことの繰り返しなので、〇〇が好きです♪って書いても長続きしないんじゃないだろうかと思ったりして。自分の考えを言語化するのはなんとかできるんですが、ステータス化するのがなんか難しいんです。
また、日常に関するエントリがないのは、日常の自分とは切り離して考えていたいからです。元々隠れオタクですので、オタ友以外とはオタの話なんかしない。一回だけ同僚について書いたことがあるんですが、そういうエントリがあるとブログに向かっている時でさえ仕事のことが頭にちらついてなんか気になる、ということが起きました。中の人にとって仕事の悩みは「ややうざい」事として認識しているようで、目につく場所にあるとなんか邪魔だなーって感じなのでした。仕事が好きとか嫌いじゃなくて、中の人にとってそういうパブリックな部分は別人格が担当しているようなものなんですよね(厨二病)
一応、その場その場で自分をカスタマイズして最適化をかけているので、カスタマイズしていない自分の時は思い出したくないらしいです。中の人っていうのはチューニングかけていないボロ楽器のようなもの。一人格というのは何故地続きなのだろう。いっそ完全に切り離せてしまえたら・・・大変ですよね!多重人格になって色々支障が出てしまう!
それでも我慢ができない時はTwitterとかで軽くぼやいてもいたりしますが。Twitterは発言が流れていくからいいなあ。
twitter批判の多いエントリを上げることが多いんですけれど、使っていますしお世話になっていますし、好きなツールです。自分の発言が定着しないのと、今まさに起きていることについての言及が見れるのはレスポンスが早くて非常~に良い!脊髄反射的な反応が見れるのはやっぱりスピーディで面白いなって思うんです。それが当たり前になればtwitter批判もなくなるのかなーと思いつつ。今はまだ「昔はこうだったのになあ」が強いんでしょうかね。

以下エントリにならないネタなど。

・女児にキュアピースちゃんは不評?
という話を小耳にはさみました。幼稚園くらいの年齢の女児、つまりプリキュアの真のユーザーにスマプリを見せたら、キュアピースちゃんは不評だったと。我々オタは「何で!?可愛いじゃん!」って思うけど、理由は「すぐ泣くから」だそうです。うおおおなんかすっごいリアルな感想ですよね!現役世代にとって、プリキュアっていうのは「自分がなりたい像」とか「友達にしたい像」だと仮定するとこの理由はリアルすぎて非常に説得力ある。そりゃ、すぐ泣くような女の子にはなりたくないし、そういう友達ってめんどくさいって思うんでしょうね。そして女の子って自我が芽生えると自分の人生の先行きを近い範囲ですでに想定ができるんでしょうね。成長早いわー。つうかオタって、アニメのキャラクタを心底他人というか、まったく身近に感じないで愛でているんだなと思いました。いや当然なんですけど(・・・)。そりゃ萌えアニメのヒロインが身近にいたらいくたオタといえど付き合いきれないですものね。しかしそんなラノベやらアニメやらが大量生産されていて、また非現実と現実の願望の共通項とその差分について思いを馳せてしまうのであった。我ながらオタの願望というのは矛盾に満ちていると思う。やはり現実あっての幻想ですな。
ちなみにプリキュアを卒業すると次は「プリティーリズム」に移行するんだそうです。周囲のお友達と仲良く協力できるようになったら、次はアイドル!恋愛!おしゃれ!って確かにプリキュア卒業世代にはぴったりですね。そう考えると、女の子ってどんどん自意識過剰になるように成長すr・・・。またなんかいやな結論になってきた。なんつーか、やはり意識が内側に進むようになってるのかなあ?意識が内側に進むからこそ、外見を整えることに必死になるってことですかね。

・人間関係の難しい点は、変化するところ?
それなりに良好な関係を結んでいた場合、を想定していますが、その場合に挫折感を味わうのはこれでしょうか。久々に会ったら自分にも相手にも変化が起きていて、なんかうまくいかなくなってしまった。昔許せたことが許せなくなった、逆もまた然り、っていうのが結構あるんじゃないですかね。人間ってささいなことで変わりますからね。自分もそういう傾向はとても顕著ですし、一度の失敗で臆病になることもある。他人が気にしないことでも、自分にとってトラウマになると行動に制限がかかっていくものなんだなーと思います。普遍的であるって実は困難かもしれないと最近は思っています。

・ブームは女性が作るもの?
「マツコの知らない世界」という番組を良く見ていましてそこではマツコがその道のプロに業界の事情を教えてもらうんですが、これが結構面白い。毎回違うゲストが出てきて、レゴのプロとか資格のプロとか都営バスのプロとか絵本のプロとか色々いましたね。で、仏像のプロが出てきたときに、やっぱり仏女が出てきたおかげで注目されるようになったって言った際、マツコが「ブームってのは女性が作らないと起こらないのね」って言ってて、んまあ確かにそうかもなーと思いました。消費の中心にいるのが女性ってことなのかな。娯楽に対する金払いがいいのは確かに女性。誘い合って遊びにでかけますもんね。こんな無駄遣いしやがってと思われる使い方も、経済を回す歯車になっていたのだった。
であれば男性は何にお金を使っているんだろうとも考えてしまう。若者の〇〇離れは著しいみたいなんですが、その○○に入るのって男性主体のものが多いのかな?って思いましがそうでもなく。ただ単に女性ってのは「一遍に」「友達同士で」動くからブーム発生の源になるってことなんですかね。
2012.05.01.Tue

ネヴァジスタ途中、アニメの感想

3月20日から止まっていたネヴァジスタを再開しています。やっと一周終わったところでして。
噂に違わぬ鬱っぷりにあてられて息が切れそうでしたが、大量に用意されたバッドEDを回避すれば謎を残しつつ大団円は迎えるのですね。一応。もんのすごい一応感でしたけど!つーかあらゆる謎が残っていた気が。引き続きキャラルートに入ります。しかし膨大な情報と謎と複線が合って把握しきれていません。もったいないことしてる自分。
絵柄のせいなのか何なのか、マッキ―含め登場人物がなんか妖精さんみたい・・・。やっぱり絵柄のせいでしょうかね、男らしさとか男性性みたいなのを全く感じないなあと。性的に乱れているキャラとかいるのになー。そういう表現が直接出てこないからか。という結論に落ち着いた。目の前でエロシーンが始まらないとなんか妖精さんっぽく感じるって何故だろう。騙されているのか(笑)
よそでも見ますけれど、この作品は言葉のチョイスが恐ろしく秀でていますね。音楽も物語もいいんですけれど、言葉を眺めるだけでもいいんじゃないだろうかってくらい。
難しい言葉は一切使わずむしろぶつ切りの簡潔な書き方をしてるんですが(それがプレイ時間を冗長にもしていますが)、きめ言葉きめ台詞がはっとするくらい美しい。すごかった。言葉だけで作品の雰囲気を相当作り上げています。遠回しだったり隠喩だったりすることが多く、序盤などはプレイヤが「つまりこういうことなのかな?」と推察するしかないので、それだけじゃ理解できない。わかりやすい表現を好む人には合わないかなと思いました。逆に好きな人にとってはかなりじわじわくるかな。いや、鬱くて寂しくて暗い作品というのは、うまく言葉を使わないと余韻も情緒も演出できないんだなーと痛感した。言葉ひとつで世界が崩れますね。ひぃぃ。
何かと雰囲気が似ているなって思ったら、なんとなく、恩田陸の書く学園物でしょうか。六番目の小夜子やネバーランド、麦の海に沈む果実などが好きな方にはおそらく合う。んじゃないかと思います。


でアニメの感想。最近はちょっと女の子キャラに対する興味が薄れているせいか、女の子中心の作品の記憶が薄いです。まずい。

・さんかれあ
明るく可愛い絵柄に反して悲惨な話に見える・・・けど、ラブコメなのかな?

・つり球
OPが可愛くて何度も見ちゃう。踊るキャラに騙される傾向にあるようです。

・坂道のアポロン
これもふつうに恋愛ものでしたね。音楽ものに相応しいくらい生々しい音源。ジャズとクラシックという対比がわかりやすい。

・緋色の欠片
毎回同じシーンの繰り返しだなー。と思ってしまいました。ゲームだと気にならないんだろうか。ぼんやり見ているので、話の内容をあまり気にしないでいたら突然ドンパチになって驚いた。敵対勢力は何故ドイツ系なのだろう。それにしてもやっぱり乙女原作アニメの主人公は難しい!どうバランスとれば嫌われずにすむのかしら?しかし大人しいだけの主人公だとハプニングも起こらないのでつまんなくなってしまうのかな。自ら危険に飛び込むのは乙女主人公の役目ってことでFA?あとおばあちゃん、そういう大事なことは先に言っておいて、っていう。後出し設定はこういうのでは定石、ですけれども。それさえも物語の複線ということなのかしら?と他のアニメでは思えても、原作がオトメイトだとそんな大層なもん用意してるわけないんではと疑ってしまうのをお許しください。

・Fate/zero
2期からすごい面白くなってきてしまったので思わずwikiで調べてしまいました。キャラクタが具体的にわかると面白いもんですね。Fate関連に手を出したくなってきてしまったわ。プレイ時間がすごいのでいまだにおよび腰である。
しかし、めっちゃ楽しそうに生き生きと戦っていたランサーが目を真っ赤にして呪いの言葉を吐きながら消滅するとか壮絶でしたわ。セイバーは茫然としてしまうし。殺し合いしているのだから仕方ないけど、バカスカ死ぬなーしかもあまりいい死に方じゃないのが多い。んで魔術師と英霊の相性にもいろいろありますけれど、セイバーと切嗣とかひどいもんですよね。これじゃ気が合うわけがないよ!って。そういう間の悪さ気まずさみたいのをわざわざ用意して、セイバーを貶めるようなことをするのはきのこ節なのか虚淵節なのか果たしてどっちもなのか。いやどっちもなのかなー。どちらも詳しくないんですけれど、2人とも倫理的に欠落した尖ったキャラを書くのが上手・・・なのかな。騎士道だの何だのクソじゃんっておま・・・。そ、そうですけれど!ああゼロ年代のひねくれ者!って感じがして、なんか言いたいことはわかるなー。見ているこっちが変に気まずくなる。騎士道をあざ笑う冷めた厨二感がまた厨二というか。厨二て何なのだろう。色々種類があってうまく説明できない。
印象的だったのが、セイバーについて語る際、ライダーは「あんな小娘が誇りだ何だと言ってて可哀想」って言ってるそばでアーチャーが「それがいいんじゃないか」って言っててライダーはやっぱり優しいなあしかしアーチャーのは恋みたいなもんだからなと思ってしまった。ライダーとウェイバーの結末も見ちゃったんですけど、正直ほっとしてしまった。ウェイバーの人生は壮大ですね。Fateという作品における副旋律のような存在だなあ。
wikiで読んで思ったんですけれど、なかなかどうして間が悪い、勘違いとか怨嗟とか裏切りの激しい話なんですね。気持ちが上手くはまる瞬間がないっていうのかな、すれ違いが多くて見ているこっちがやるせない。でもキャラの主張にも言い分はあるので正しく激しく否定もできないというか。空の境界って優しい話だったんだなあ・・・!
なんか熱く語ってしまったきのこに騙されつつある私。

 | HOME |