キラルナイト明けの朝は厳しい。
ニコ生を視聴してきましたので、やっとキラルナイトの感想です(笑)セトリの流れにそりつつも思いついたことをだらだら書き散らす感じなので、色々偏っていますのでご了承ください。
●物販~開演まで青空に映える観覧車が美しかったんですけれど、(私と同じようにこの風景を見た方がたくさんいらっしゃるのでしょうね・・・)

それ以外は列が・・・なかなか進みませんでしたね。しかし溢れている人を見ても「大丈夫じゃん?」と楽観的に捉えておりまして並んでいたんですけれど(長い列に慣れすぎたオタク)、Tシャツが売り切れはじめた頃から「あれ・・・?」ってなって、あとは大体お通夜でした。いやでも、周囲の参加者がとても楽しそうだったり、皆さんグッズを自作したりキャラクタを意識した服を着ていてすごいな!って思いました。さすがキラル、熱心なファンが多いこと多いこと。あと女の子は自分のファッションに消化するのが上手なんですねー感心しました。キャラクタものは主に蒼葉のグッズから売り切れ、あともうちょっとのところでバングルが売り切れ、見事本懐も遂げられずすごすごと離脱するのでした。2時間闘いましたよーふふふ。いやしかし、グッズが売り切れると声があがる現象を始めて生で体験しました。面白かったです。売り切れるたびに空気がちょっとぴりぴりしていくのも・・・面白かったです笑、や、スリリングでしたけれども。
で、開場まで待ち、いざZEPP東京内部へ。

よく晴れていた。
やや前方の左端バーにおりました。若干疲れていたのでバーがあって良かった。その疲れも、開演中には忘れてしまうんですけれど。会場内は、思ったほど熱くなく、むしろ涼しかったですね。「寒い」「寒いよね」と友達と話しておりました。
●開演○ウイトリ注意事項靴音から入ったので「あっ」て思いました。で、声が聞こえたとたんギャアアアって。反応良かった。サイトにも書いてありましたけど、「災害情報が聞こえなくなっちゃうから」っていうの、優しいなと思いました(・・・)変わりましたね。それにしても蒼葉の名が出てきただけでキャーって声があがったのにはびっくり!出てくるかな?って期待感ですかね。
○カウントダウン~タイトルコールエイプリルフールを思い出すキャラとの対峙っぷり。これについては感想・2で書いています。とりあえず蒼葉が出てきたとき、「蒼葉ー!」って皆さん呼んでましたね^^。呼んでいいんだあ・・・って思いました(及び腰)カウントダウンの後、ムービー。目の前に下がっているLEDスクリーンの迫力がすごいしその後ろにもスクリーンはあるし、どこ見ればいいのか笑。それにしても3D化したドットキャラが可愛かったですね。いやでもこの導入はたまらない!大変興奮しました。興奮していたことをすごく覚えている。
○AI CATCHタイトルコールからのAI CATCHで一気に興奮させたかったんだなあと。今なら見てて考えられるんですけれど「うえええええいきなり!?」っていう驚きがあって、でもやっぱり嬉しいじゃないですか。私の居た位置からアーティストの姿は細かくは見えなかったので石井氏の衣装にびっくりしたわ。それにしても、どのアーティストもCD音源と遜色ない声色だったなと。
○咎狗の血のターンライムフィールド出現後、トシマが映し出されて咎狗のタイトル。ぱっと世界観が変わるのがとても良かったです。自分も作品の世界にきたんだーって思えるからですね。照明も赤くなり、没入感が今までの比じゃないのです。
で、咎狗は!そういえばED集が出てたのでした。なのでED曲中心に。個人的にはPS2版の追憶の風が好きなので聞きたかったのですが、やっぱりEDだよね!と。狗アニメに関するニコ生のコメがすごく・・・面白くてですね。笑っちゃいけないんですけれども。ちなみに私は全話ちゃんと見ていたんですけれども。あと10年くらいたってキラルがとても順調だったらufotebleか何かにリメイクしてもらいましょーよ。その時はEDは1つでいいですしね。うん。Break the Chainsでナベカズ氏が出てきた時にこんなにコメでシキシキ言われているとは思わなんだです!さすがにシキを意識はしてないと思うんですが作品は意識しているのかもなあ、と。それにしても、ナベカズ氏の声はすばらし。正直ものすごく好きな声優もアーティストもいないのにナベカズ氏の声だけはベタ褒めできるのは何故かしら。
○Lamentoのターン再びライムフィールド出現で、森が映し出される前に、黒い画面に緑の葉が舞うんですよ。これがとても綺麗でね、忘れられないです。で、タイトルと共にLamentoの前奏が遠くから聞こえてくる。Lamentoは嘆き歌だから、違う世界から嘆きの歌が聞こえてきて、最後やがて遠ざかる感じがしてとても好きです。ただの主題歌じゃなくて、自分が嘆きの歌を聴いているんだって思えるから。はいそんな電波なことを語りつつ、かなこ嬢が歌いだすと共にあのアサト・コノエ・ライ・バルドのステンドグラスがアーティストを挟むように映し出され、AI CATCHのときに使われていた目の前のスクリーンが上部に上がってそこに植物が映し出されました。これが本当にもう美しくてですね、息をするのも忘れそう。どこかでグッズになるらしいので会場いけなかった人にも是非見ていただきたい。巨大なLEDスクリーンにステンドグラスが映っている様は、本当に神秘的だった。LamentoではBGMも演奏されていたんですが、電子ヴァイオリンて不思議な音がしますよね。やっぱりどこかデジタル。Temple of soulで再びナベカズ氏が登場し、コメがウイルスまみれになった面白かったなあ。以前のキラナイもスーツで登場した時は何度かあったので、ふつうに衣装なんだなと思っていたんですが、確かにウイルスに見えなくも無い(笑)先ほどのシキと併せてシキルスだなんてニコ生民はノリがいいなーて思いました。でWhen the endはLamentoで一番好きな曲なのでまた今回も聞けてよかったなという感じです。LamentoのVFBにこの曲はディズニーで女性男性が歌っている様をイメージしたってあったけど本当にそんな感じで。やっぱりライとコノエが歌いあっているようで非常に萌えるし感動するし切ない。そして色の消えていたステンドグラスに色が再びつくのがとても静かで、でもぶわっと感動する。互いに副旋律を歌うところがいいよね、ってコメでもありましたね。照明も緑で大変癒し効果のあるターンでした。
○Sweet poolのターンコメのプール開きの笑った。確かに・・・!ここでもタイトルが出てくる前に作品を連想させる理性と本能の選択肢が一瞬出ましたね。なんかこういうのにセンスを感じますわ。Lamentoは民族音楽ぽかったのですが、スイプは現代物なので主題歌のI'm in blueもどこかメロウで洋画っぽい。あと青春ぽいて思いましたね。照明はやはり青く、水底に光が差しているようで、サイドのスクリーンには水泡が昇っては消えるのでまるで水の中にいる感じだった。そして儚い。スイプは何か聞いたことがない曲が多いな、と思ったらドラマCDからの曲が多かったようで。ドラマCDに主題歌つけるって豪華だなー!と思ったのです。スイプで好きなのはVLGとThe Hungerです。やっぱりバッド中心で、どこか狂気を孕んだものが好きかなー。いっそ正気を失いたいて感じで。なのでkilling Lookは嬉しかったのでした。この瞬間は照明が赤くなるんですね。本能を選んでしまったてことか。
○Dramatical Murderのターンライムフィールドが出現、ドラマダのタイトル、かと思いきやエラーメッセージは上手いなあと思いました。観客手の平で踊らされすぎでしたね。嬉しい踊らされ方でしたけれど!
・BGMメドレーアレンジのBGMメドレーでした。サントラが来るのが遅かったので、そんなに全部はわからなかったのが残念です。ですが演出が良く本当にクラブのようでしたね。ドラマダはサントラはED曲がアレンジだったりライブではBFMがアレンジだったりするので、オリジナルED&アレンジBGM抱き合わせCDでも出てきそうだなと思います。うーん。や、出すんでしょうね。
で、BGMメドレーの後はキャラ別バッドEDの補足から始まります。ボイス付きでとにかく萌えのてんこ盛りなのでキャラ萌えをしているならなるべくご覧になることをお勧めします!私の感想もキャラ語りばっかになってしまいました。
・feel your noiseノイズが横たわっているスチルが表示されて、見慣れたスチルも大きな画面で見るとまた圧巻でしたね。そこからノイズの言葉がはじまったのでした。しばらくして新録って気付きましたよ。「もうやめてもいい?」の言葉、プレイ中は最後のほうになるまでノイズの言葉だって気付かなくて、気付いたあとプレイするとまた一味違いますよね。それまで無機質だった声も最後に「もうやめても、いい?」の一言のニュアンスが違っていて、うおおおって思いました。雑音だらけのノイズの世界ではノイズ自身の姿は黒く塗りつぶされているんですよね。それが蒼葉と一緒のスチルになると一層顕著でした。恥ずかしい話なんですけど、ノイズの思う疑問て私もよく感じていて、「皆と見ている世界一緒なのかな?」ってもうしょっちゅうしょっちゅう思ってしまう。見ている世界が一緒でも感じ方がただ違うだけで人は孤独になるんだなーってノイズみてて心底思いました。むしろ見ている世界が同じだからこそ感じ方が違うと疎外感が増幅されるのかな。
・Sandy Weedsミンクさんがデレること、つまりミンデレに会場が震えた。家族や友達のことも語っていたので、ミンクさん寡黙だしニヒルだけど昔はきっと普通だったんかな、って思いました。「お前を悪魔から守ろう」って、蒼葉を守ろうとしていたんですね。ミンクさん・・・。「特別な存在」とか・・・その・・・聞いているこっちが照れますから////。すごいいいデレっぷりだった。ゲームでもデレてくださいよ。最後は煽られた炎に画面が燃やされ、曲のタイトルが表示されてました。業火に焼き尽くされてもずっと一緒なんですね。萌えました。VERTUEUX氏がミンクだミンクだってコメで言われていたのは、キャラの顔のついたバッヂをつけていた(!)からなんですね。いや、キャラもののアイテムってファンであってもつけるのに勇気いるのにえらいな、優しいな・・・そしてタイアップの力の巨大さに思いを馳せてしまうのでした。
・Immer Sie蒼葉の閉じ込められている鉄格子から始まって、ひってなった。そこから聞こえたクリアの声色のあまりの差にひいぃってなりました。人間になれないことに絶望しているのが、伝わってくる。妙に明るくて冷めていて、クリアにもこういう面があるのがとても嬉しいんですけど、私はまだうまく消化できていなくてもて余しているのです。こっちに振られると難しい。
で、バッドEDの先というのは想像するにも明るい話になんかならなくて、クリアのバッドEDの蒼葉はもう四肢は失われ目も抉り出されているんだろうなという状態なので想像するにも辛いのでなるべく考えないようにしているんですが、それでも今回ので、蒼葉の傍にいられるクリアは幸せだったんだなってすごくすごく思いました。見ているこっちは辛いし可哀想だと思っていたんですけれど、諦めてしまったクリアにとっては最良だったんだなと。
曲に入る瞬間は、瞼を閉じるように上下から黒い空間が重なったんですが、あれは誰の瞼が閉じたのかなあと考えてしまいます。プレイヤの瞼なのか、それともすでに目を抉り出されてしまった蒼葉の心が閉じてしまったのかと色々考えてしまいます。いずれにせよ、もうプレイヤが関与できない2人だけの世界に落ちていったっていうことで、とても、とても寂しくてでも萌えました!!
・Tears紅雀の襖の前に赤い華が散っていてとても美しい。綺麗でした。まさに散るだけの華だなーてぼんやり思っていました。不幸の最中にいた紅雀にとって蒼葉がものすごい支えだったんですね。うーんさすがこじらせて髪結いになったり長髪の女と付き合うだけはある。にしても小さい2人のスチル可愛すぎた・・・。最後は白葉様と狂雀のスチルが映され、最後に「バタン」と音を立てて2人の姿が見えなくなるのは、開けられていった紅雀の心が閉じられてしまったということなんでしょうかね。いずれにせよとても突き放された感じがして、やっぱり萌えました。歌詞としてはこの曲が一番好きなのかな。日本語わかりやすいってのもあるんでしょうけど(笑)、二度と会えないけど傍にいる、傍に居るけど何も聞こえないってもう破滅しかないんですけれどこれはちょっと愛じゃないですか。破滅してでも傍にいたいっていいなあ、幻想だなあって思います。
・MASCULINE DEVILウイトリ枠ないかと思っていたので(すみません)、出てきた時びっくりしたー!ないわけないのに笑。しかしプラチナジェイルの背景の次はベッドルームだしね。ちょっとエロすぎます自重してください。って感じです。3Pスチルもトリミングして出てきたけど、はらはらしましたわ。これについては感想・2で色々書きました。「弱っているから捕まえてくれってね」ってすごい台詞だ。それにしてもこの2人は何ゆえ蒼葉に執着しているのかしら。派生きてくださいお願いします!
・de SLASH蓮の思いというのは、自身の存在意義を蒼葉と自分に問いかけ、間違えてしまう時にわかるんですね。蓮はもともと蒼葉の一部だったので、本来分離していることはおかしい。だから1つになりたい。っていう思い。(それによる精神的カニバ)でも、境目をなくしていっそ1つになれたらって恋愛の常套句じゃないですか。こういう意味のかけ方があったんだなと最近気付きました。Immer SieとかTearsみたいなしっとり曲も、PARAMIDIAやMASCULINE DEVILみたいなご機嫌でサイケな曲も好きなんですけど、ドラマダで一番好きな曲はどれと聞かれたらde SLASHかもしれないと思ってしまうくらいこの曲が好きです。何ででしょうね。疾走感あるアルペジオがぐるぐる回っている様と、一瞬息が詰まるようなメロディが好きなのかなーと思うんですが、とにもかくにもこの曲が流れるとなんかとっても興奮してしまうのです。PV2で使われた時、なんかはっとしたからかな。なんか違う!って。
などなど、バッドEDだらけでした。気分は重くなるんですがそれ以上の萌えがすごかった。自論なんですが、夢も希望も未来もないけれど相手への思いがあるっていうのはものすごく純度の高い恋だって思うんです。正しくは思いこんで純度の高い恋の正当性を自分の中で担保してたいってだけなんですが(汗)希望とかを打算とか言っちゃいけないんだけど、そういう先のこととか現実的なことを考えないまま思い続けるって最高の恋ですよね、愚か過ぎて。身を滅ぼすしかないって、夢みたい。つか夢だった。
今まではバッドEDがあるからこそハッピーEDが輝くみたいな気持ちだったんですが、バッドEDってものすごく萌えますね。また、バッドEDの曲がどうしようもなくラブソングで、愛に溢れてて聞いてて心臓がきゅーってなります!答えを間違った時こそ本音が見えるってことなのかなあ。何せよ数々のボイスや映像を残しておけないのは非常に勿体無い。会場の人とニコ生だけだなんて勿体無さ過ぎる。どこかで使われるんですかね?
で、そんなこんなでアンコールの後ライムフィールド。そして過去3作のタイトルが表示される。
○再び、咎狗、Lamento、Sweet poolのターンSTILL、讃えし闘いの詩、Miracles Mayの3曲が披露されました。こう考えるとかなこ嬢は恐ろしいくらいたくさん曲を歌っているんですね。いっぱい聞いたな~。確かに1回のライブじゃ足りないですね。どうでもいいけどスイプの時、あまりにも上屋先生の姿が映らなかった気が・・・。上屋先生好きなんですけど(ルート探した)、何で?笑いを誘うから?
・再び、ドラマダボイスドラマしんみりさせた後、一気にコミカルな感じに。ドラマダメインキャラのボイスドラマに戻ります。蒼葉の言葉からそろそろ終わりなのが示唆されるので、当然「えー」ですよね。しかしほんと可愛い奴らだなー。蒼葉がナチュラルに取り合いになっています。ノイズが手を握った音で興奮、クリアも参戦、紅雀が露骨に嫉妬、ミンクさんは見えないところでいちゃいちゃしてんのかな。そして最後は蓮が占める。ぽわぽわに勝てない攻略対象達。しょ、しょうがないでしょ!
・PARAMIDIA/Only finally there is the free endPARAMIDIAが最後かと思っていたんですけど、先だったんですね。最後は共通グッドEDの曲で締められました。あまりに綺麗であまりに美しくそして無駄のない幕引きにちょっとポカーンしてしまった。「もう終わり?」みたいな。たいていは最後にアーティストが集まって礼とかするんですけど、それさえも、ない。手前のスクリーンが下りてきて、奥のスクリーンに最後に映されていたスチルが、冒頭に蒼葉が電話を受けているスチルだったのです。それで、なんか「最初に戻る」って感じがすごいしました。あれは何を意味していたのか含みの終わり方だと思いました。円陣スチルやオーバルタワー崩壊のほうがよりグランドエンドらしいのに、何故最後に蒼葉の日常の姿?っていう。日常に戻らなければならないよって意味だとしたら厳しくて泣きますが納得!なんだろう、「Dramatical Murderは蒼葉のための物語だよ」って意味でしょうか?
●終演~解散○再びウイトリ夜道~のくだりは良かったな。「辻斬り」とか「神隠し」とか。こういう挑発的な言葉が聞けるのはBLゲならではですよね。プレイヤがほんとにモブでいいなー。こちらも綺麗な締め方で、ほんと、アンコールする暇もなかった笑。良かったですけどね。
○打ち上げキラナイ直後はノイズにあやかってピザとパスタで打ち上げしていました!彼の好物である謎のドイツ語料理は一体どんなんだろう・・・。

○帰路打ち上げ後に壮大に襲う眠気・・・。私たちそう言えば疲れていたね、そうでしたねと自覚させられました。それほどまでに演奏中と打ち上げ中はなんか夢中でハイテンションでとても気持ちが良かったのです。そして次の日も打ち上げしていた。オールした参加者もいたらしいし、皆、楽しい時間を引き延ばしたいんだなって嬉しくなった(おい)
感想・1はここで終わります。お付き合いくださりありがとうございました。感想・2では感じたことを色々書いてみましたのでよろしければ↓からどうぞです。
<参考リンク>
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 感想・2
http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-323.html・THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 序
http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-320.html・キラルコラボ Queen Dolce/アニメイトカフェ
http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-302.html・DRAMAtical Murder 感想
http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-295.html