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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2011.09.30.Fri

オタクが声優になることについて

最近好きな声優はてらしーなんだぜ

と、友達が言っていたので(私じゃないです)、てらしーのブログを拝見したところ
なんというか、ただのオタクで、声優のブログ見てるっていうよりオタクの日常ブログを見ている気分にさせていただきました・・・。
オタクに媚びるためのなんちゃってじゃなくて・・・漫画とアニメとゲームが好きな大学生のブログ・・・みたいな・・・こういう子いるよね・・・みたいな・・・。フツーに「この漫画買った」「このフィギュア買った」「このイベント行った(仕事じゃなく)」とか、無駄に親近感沸いたんだぜ。

と、いうわけで今日のテーマは「オタクが声優になること」です。
どうでもいいけどこの入り方っておはやっほ~ニュースと一緒ですね。
SSやってたらHAYATO様消滅が妙に丁寧に書かれてて涙で出ちゃった。それはどうでもいい。

てらしーのブログ読んでて思ったのが、最近はオタクがふつうに声優やるようになったな、てことです。
私が現役でラジオ聞いていた10年くらい前は、声優がフツーにオタクがキモいと言っていた気がするんですけど
時代が変わったというかなんというか・・・。
ちなみに私はいまだに声優はオタクが嫌いなのではないかとか思っているんです(被害妄想)
声優の中には声優目指して声優やる人もいれば、劇団出身とか俳優目指していましたとか結構いるので
そういう方たちってオタクではないですしね。
俳優を目指していたけど、たまたま声の仕事やったらうまくいっちゃったとか、
本当は一般アーティストとしてデビューしたかったけどオタク向け作品に出たらブレイクしちゃったからたまたまそっちに行っちゃったっていう人も多いですし。
その中でも、オタク層だけではなくやっぱり一般アーティストとして認められたいっていう人はなんとなくわかりますしね。一般に広がればもっとたくさんの人に認知してもらえるので、オタク層だけにとどまるのはやはりもったいないと思うのでしょう。
乙女ゲー関連商品のコメントでもファンを若干disったり(笑)、ゲームにかける時間を有効なことに使えとか言っちゃう人もいるので、声優ってオタク嫌いなのかなーと、長年思っていたのです。
しかし最近はオタクがふつうに声優になっている!なので、そういう人からはあまり嫌悪感を抱かないでもらっているのかなと思いました。人によりけりだと思いますけどね。
また、アニソンも昔は一般アーティストがいやいや、もしくはたまたまタイアップで歌っていたことが多かったんですけど、最近はわざわざアニソンシンガーを目指して頑張る人が出てきていますし
それだけでなんとか生計立てられるようになってきているってことかな。
歌番組のランキング上位にアニソンがよく入るようになりましたし、音楽業界も金のあるほうへ流れているということなのでしょうか。
avexの歌姫さえオタクに媚びてしまったので、結構衝撃でした。
何の話だっけ。ああ、オタクが声優になることですか。
オタクであることで作品がらくに楽しめるならば、いいかなと思うわけです。
しかし声優って作品において不思議な立ち位置にいますよね。
裏方なんだけどメインキャストで、でも制作している企業に所属しているのではなく事務所に在籍していて、
その場その場で違う制作の人とかかわんなくちゃいけなくて・・・って、気を使わないといけない関係者が多種多様なんだなと思うのでした。冷静に考えるとかなり窮屈な職業ですよね。やることといえば自分自身を切り売りしていくことだしなー。技術と知識と度胸とバランス感覚と折れない心と誰にもい負けない自己顕示欲が必要な職業ですよねぐぬぬ。

と、声優に関心したところで終わりにしようかと思います。
ばいばいにゃー。
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2011.09.27.Tue

更新ペース落ちます

涼しいを通り越してちょっと寒くなってきました。
秋をすっとばして冬に差し掛かりそうな今日このごろ、どうでもいいお知らせなんですが
ちょっとこのブログの更新頻度が落ちます。
て、いうか今まで(自分としては)びっくりするくらいよく書いていたなーと思うのです。
それもこれも責任感を放棄したような方針のおかげなんですが。
どのくらい落ちるかというとやってみないとわからないのですが、とりあえずそんな感じで。
このお知らせも本当はあってもなくてもいいんですが
半年越すと、なんとなあああく常連さんがいるような自意識過剰な感覚に陥るわけなのですよ。ふはは。
うっかり「・・・死んだ?」って思われないよう予防線予防線なのです。

と、いうわけで思いのほか早く届いたうたプリSSに取り掛かりまっす。
わーいFDとか久しぶりだなー楽しみだなー。

2011.09.23.Fri

うたの☆プリンスさまっ Repeat 5

セシルに辿り着くまでに翔ちゃんとまーさまの2週目をやってしまいました。
周回プレイするなんて珍しいです。これが萌えの力ってやつか。

●愛島セシル
うたプリの全てを覆すという(違)隠しに辿り着きました。
結構、かかりました。EDが3種類あるし、アフターもボリュームがあるからですかね。
で、ついに出てきたセシルたんは何度も出てきた猫ちゃんで
日本ではない遠い国の、音楽の素晴らしい国から来た王子様、
呪いがかかって猫になっておりました。という・・・。
そんでもってシャイニーの手違いで音楽を消滅させるサタンに世界が支配されそうだから2人でなんとかしようという内容で、確かに今までのうたプリの全てがある意味覆ったというか。やりたい放題というか。しかしもう萌えるからいいやというか。
一番怖いのは世界から音楽がなくなることじゃなくて主人公の時間が1ヶ月か1日としてカウントされるということですね!!怖すぎるわ!私だったら発狂するか死ぬのを選びますよ。
で、世界を救う(?)ために楽譜を取り戻していくんですが、その過程で操られている攻略対象たちが面白かったですね。音也くんのはかなりぞっとして・・・1人だけすごいシリアスでしたね。他のキャラもそうなのかと思ったら差があったんですけど。なっちゃんはさっちゃん絡みで、翔ちゃんは精神が退行して(可愛い)。
面白さからいったらまー様ですね。エロ担当(違)とはどういうことかと。彼は・・・いや・・・これ以上言うと下ネタになるのでやめよう。
で、「もう世界崩壊してよし」と思ったのはトキヤですね。だってHAYATO様の姿で誘惑してくるから、もう世界どうでもいいですHAYATO様と付き合いたいですって思いました!!あ~あのシーンもっかい再生しようっと。(欲望に忠実)
最後は国に戻らないといけないけど主人公と一緒にいたい!でも戻らないと!と、遠距離恋愛をにおわせる展開でしたが、あまりしてないようだった。

・大恋愛ED
ミューズの女神が主人公に宿っちゃったためセシルの国に連れて行かれあがめられるED。
この作品はもうなんでもありですね。
しかし作曲家として活躍はしているらしいので、いいか・・
・恋愛ED
セシルは一旦国にかえるけど主人公のもとに戻ってくるED。
よその国の王子様が日本でアイドルデビューしちゃうなんて胸熱
・友情ED
国に帰らなくていいのか!?日本でアイドルデビューしちゃうED。
あれだけ戻らないと戻らないとっていってたけど大丈夫なのかしら。とりあえず皆と仲良さそうでそのエピソードは良かったです。

と、いうわけでうたプリさんは一通りコンプということで。
しかし色々やりやすいですね。ほぼ個別ルートも同然でチャプター分けされているので見たいエピソードがあればチャプター選択すればいいし、クリアした後も音ゲーで遊べるし、色々楽しめると思いました。
音ゲーやりにくいなっていうのは、なるほど、色んな楽器を1人で担当しないといけないからなんですね。メロディーだけ打ってるだけじゃなくてなんかわけわかんない場所にもボタン表記があって何しているのか理解せずにプレイしてたりするのでした。
にしてもほぼノーマークだった作品が結構萌え転がったので、やっぱり私の嗅覚はポンコツなのかもしれません。皆様良い乙女ゲーをむしろ私に教えてください・・・って感じです。
シナリオの内容とかわがまま言わないので、システムが快適なキャラ萌えゲーで良いです。
まあそれを見つけるのが案外難しいんですけどねー。

で、今は立ち絵のインパクトに恐怖しつつ、SクラスのFD待ち状態です。私はどうやら最萌が翔ちゃんくさいので。はっ、なんか最萌とかそういう話題が久しぶりな気がして嬉しいんですけど!?
キャラについて色々語りたい気がするんですが、一旦整理して、もしかしたらしなくなっちゃうかもしれないんですけど、とりあえずそんな感じで(?)
続編も楽しみですなあー。
2011.09.21.Wed

web拍手おへんじ

web拍手おへんじです。ありがとうございます。
インタビューにもぼちぼち答えさせて頂いています。今のところ質問が全てゲーム関係^^
そら毎日毎日ゲームのことばかり書いていますものね。納得。

2011.09.21.Wed

うたの☆プリンスさまっ Repeat 4

はじめて友情EDを初回で迎えたわ・・・
トキヤの笑いのツボがようわからんかった

●一ノ瀬トキヤ
HAYATO様そっくりの彼はなんと双子の弟!?というHAYATO様と会話が出来る貴重なルートでございました。
お前突然何言ってんのって感じですが、私はHAYATO様に会いたくてゲーム買ったのです。HAYATO様は主人公の神様ですから、神様と信者の関係性萌えおいしいですからね!
しかしトキヤもまじめすぎてなあ・・・そして面倒見良すぎてふきました。HAYATOを嫌いすぎていてショックでした(何言ってるの)最後に近づけば近づくほどああこの人はマジでHAYATO様やめようとしているよ何やってんのよというお前こそ何言ってんだ状態になりました。
完ぺき主義はいいですが、不器用な子だったのですね。努力しすぎて完璧を作りすぎてしまいおまけに自信過剰(おい)という、乙女が好物な俺様キャラでございました。しかしチューしたあと「あれなかったことに」はダメですね許せませんね。責任とりましょうね。男らしくないぞコラ。てな感じで完璧を作り上げようとするものの彼は「天才」ではないので、徹底しきれずボロがでちゃう。そしてある意味天然の天才である音也が脅威すぎて仕方ないんでしょうね。すっごいビビってて可哀想でした。「おいもうちょっと落ち着けよ」ってくらい取り乱してて気の毒でした。しかしこっちもトキヤに愛着がわいちゃっているので一緒にビビってました。音也はなーんも考えずに主人公をさらっと奪いそうになるので怖いですよ!!
主人公への気持ちを封印して夢をかなえようとしますが、最後はちゃんとどちらも両立しようってオチでしたね。よきかなよきかな。
しかしなー、あの、学校リポートの時にわざわざHAYATO様のままで主人公に話しかけちゃうとか、落ち込んでいる主人公をHAYATO様の姿で試そうとするとか、考えると面白いくらい脆い部分があって、そういう部分は可愛いですね。慌てすぎている主人公にデコピンするのとか可愛かったな。あのシーン何度も見ちゃうんですけど。
恋人モードに突入したトキヤは意地悪俺様キャラなのでした。俺様彼氏ってティーンズラブの研究しているときにいっぱい見たので、まさに需要のトップなんですね。素晴らしい。乙女はやっぱりちょっとSっぽいのが好きなんでしょうね。

・大恋愛ED
トキヤが堂々と「HAYATOやめます」宣言をしてしまうものの実力がありすぎてトキヤとしても成功しますED。
アフターではなんか年相応の遊びをしましょうって言ってて、「本当ならば高校生」ってテキストが出て目が飛び出ました。え、高校生?うそでしょ?実は26歳くらいでしょ?って感じです。さすが倉花先生の絵はまったく高校生に見えない。主人公だよね。しかもトキヤとかもう10年くらい働きすぎたサラリーマンみたいな空気がありますのでなんかすっごいすっごいショックうけました。若いうちから苦労すると老けるから、もう無理すんな・・・。どのキャラよりもおそらく彼は生まれや育ちは「普通」なので、うまくやれますっていうより普通の人が頑張る感じで乗り切りそう。
・恋愛ED
これ可愛かったですねー。何が可愛いって引越しのときに思い出のHAYATO様グッズを本人に見られちゃうところがですね。しかも嬉しくてHAYATO様しちゃうのとか可愛いですね。ああトキヤ、お前は一番普通の子なのにそうやってサービスしちゃうから10年くらい働いたサラリーマンみたいに以下略。
しかし、これを見ると「HAYATO様はもういい思い出」って感じで切ない。
・友情ED
これだけ、HAYATO様が消滅しないEDなんですよおおおおおおおおおおおおお。これこそ私にとっての大恋愛EDですねトキヤは不服だろうけどねごめんねごめんねっ!おはやっほーニュースって子供向けだったんですね。今知ったよ・・・。そのおはやっほーニュースにライバル・OTOYAが入ってくるっていうお話しで、なんだか和みましたっていうかいっぱいHAYATO様が見れて主に私が幸せだった。
いいコンビです。恋愛しなくていいからずっとHAYATOとOTOTYAと一緒に頑張ろう!


ほとんどHAYATO様の話しばかりしていてすみませんでした。うたのプリンスさまはきっと「トキヤがHAYATO様を辞める物語」なのに、それについて寂しいだの切ないだの、ほんと、中の人はバカすぎて今日一日仕事に手がつきませんでした(おい)
や、念願だったHAYATO様とトキヤの切り替わる瞬間とか、それについてうんざりするトキヤとか見れて面白かったし良かったんですが、HAYATO様がマジでいなくなってしまうのがなんかイヤすぎて、今日の午後くらいからは「やっぱりトキヤとHAYATOは別個の存在で双子の兄弟だったんだ」と既に設定を捏造して真実から逃げていました。いいのです。脳内は自由なのです。
うーん。
折り合いのつかない気持ちは、いっそ修復ができないくらい折り曲げてしまったほうが楽ですからね(何言ってるの?)
一応、脳内で捏造HAYATO様ルートを作っているので、ここではどうもしませんけどどうかするために留守にしたらすみません。

と、いうわけで攻略対象6名をすべてクリアーしましたので愛島セシルが攻略できるようになりましたぞー!
その前にもう一回翔ちゃんとHAYATO様のルートをうろうろしてみるです。間違えたトキヤルートのHAYATO様のターンね。


冷静に考えたらレン様とか17歳だった。
もう何も信じられないですよ・・・。この世界は一体どうなっているのだ・・・。
2011.09.20.Tue

うたの☆プリンスさまっ Repeat 3

そういえばプリンスさまの後ろに音符記号(アマゾン表記)がありましたねー忘れていました・・・。
Sクラスは勢いにのってもう最後の1人の大恋愛を残すのみです。
連休をうたプリにつぎ込みました。ゲームブログ運営者としては、正しいですね(遠い目)

●来栖翔
翔ちゃんは設定通り男前で格好良くて素敵でした!!ふつううううに乙女萌えしまっしたふつううに。しかし彼こそわかりやすい腐向け要員すぎてすごいです。なんで男に抱きしめられるスチルが2枚も用意されているのか。まあきっとプロデューサーがそういうのに理解があるのかな。そのスチルが妙にキレイなのでOKですけど。
翔ちゃんとは王子と家来の関係からはじまりますけど、そういうごっこ遊びを一生懸命やっている2人が可愛かったです。あと家来でも翔ちゃんは主人公をちゃんと女の子扱いしてて、俺が守ってやらなきゃ!って男らしい。キュン・・って感じです。多分、それ以前のAクラスの三人から「男らしい」という印象を感じなかったのも原因のような気がしますが。苦笑。
恋に悩む二次元男子が乙女ゲームの醍醐味なんですが、私は結構悩まないで男らしく決めていく子のほうが好きなようです。なんでも勝手に自分の道を決めている子のほうが「しっかりしているなあ」と感心してしまう。向いてないのかもしれませんけどね。気付いてますけど。
あと翔ちゃんはとっても大人というか誰よりも合理的なことを言うので、15歳の少年と会話しているとは思えないですよ。女装についてもちゃんとこなしてそしてあっさり辞めていくという葛藤の少ないエピソード・・・と、思ったらそのあとにでかい爆弾が待っていたのですね。まさかの病気要員だったとはびっくりしました。そして双子の弟が出てくるんですがこれがまた顔がそっくりで翔ちゃん大好きで彼の台詞のほとんどは翔ちゃんへの愛で埋め尽くされていたのでもうお前らがくっつけばいいんじゃないかな( ◕ ‿‿ ◕ )とか思ったんですが、そこはそれ翔ちゃんが空気読んで「家族でも自立して生きていかないといけない」ときっぱり。この子はなんでそんなまともなことばっかり言うのでしょうかゲームの中の登場人物のくせに・・・。
心臓に疾患を抱えていた翔ちゃんが子供の頃に弟の前では「お前は楽しんで来いよ」って送り出したあとに一人で泣いてたとか切なくて泣いたorz健気すぎますう・・・。
で、なんやかんやありましたので、アメリカで手術をうけることに。解決方法も非常にまともであります。うん、それがいいよね!心配だもんね!

・大恋愛ED
死んだー!?と思ったら生きていたー!?っていう。なんだいびっくりさせんなよう。
ここらへんからやっと気付いたんですが、大恋愛のときってEDの歌で掛け声が入るんですね。
・恋愛ED
私も一緒についてっちゃいますED。なんか、2人にとってはこれが安心できるかたちなんでしょうね・・・。
・友情ED
なっちゃんとユニット組みますED。この作品は友情EDっていってもアフターでは恋人になるやさしい作りなのです。癒しに特化しているね。しかしドキドキしてて大丈夫なのか。そこはそれ手術で解決させるつもりなのだろうか。

●神宮寺レン
レン様は、昔から乙女ゲーにいるいわゆる「たらし男が恋をしたら一途になりました」をきちーんとやってくださる古風な立ち位置の方ですね。王道といえよってねすみません。そうなんです王道なんです。
あと、レン様で私はじめてこのゲームにムキになりました。これっていいことなんです素晴らしいことなんです、プレイヤを感情的にさせるゲームはゲームという媒介を使って人の感情がぶつかりあっている証拠なのです。ゲームは遊びだし機械なんだから感情的になる必要なんてどこにもないのに、そこをあえてつっこんでしまうというのは真面目に取り組めた証拠ですよ。
一見、女の子に優しいレン様ですがいざパートナーになると「一緒に練習してくれない」というほかのキャラではない鬼畜な態度を見せてくださります。そこまで拒否されるとはおもわなかったのでポカーンしました。そこで色々頑張って説得できる曲を作ろうと食い下がるもののなかなか捕まらず。レン様が他の女の子とチューしているところを見てしまったり(古風な・・・)、仲良くなれたと思ったら突き放されたり忙しい。本当の本当に最後まで好きだって言ってくれないところもうまく差別化が図れています。そのくせ見えないところで主人公のために頑張ってくれているなんで涙でちゃうぜ(すみませんこっちはうそ涙です)
あと、いいのは主人公が企業からCMのBGMを依頼されたときにうまくいかなくてレン様に助けを求めてもあえて突き放したっていうのがすごいですね。これは他のキャラは誰1人できていないという・・・。格好いいですよね。感心しちゃいました私。
「君1人で頑張らないとだめ」って言えるなんてレン様は教師向きじゃないかしら。厳しい言葉をかけるのは易しい言葉をかけるより遥かに難しいのです。いつかも書いたけれど、優しさは簡単に取り繕える。けれど考えて厳しい言葉を選ぶのは、誰にでもできることじゃない。経験と理性と自制心のある人でないとできんのですよ。しみじみ。
ああ、そうそうあとなんでムキになったかというとレン様の持ち歌がうまく音ゲーできなくてですね。曲もちっとも覚えていないし真面目に聴いているとリズムが転ぶんですよね。なので動く線がボタンのところに来たら押すゲームと認識してやりました。しかしそうすると音がはまらなくてなんか気持ち悪いって感じで色々ムキーってなりました。
要するに音ゲーが下手ということです。

・大恋愛ED
主に家族との仲が穏便にすまされていました。どうでもいいんだけど兄さんのグラはブラッシュアップされていない・・・?
・恋愛ED
家族との仲がそこそこ穏便にすまされていました。
・友情ED
聖川様とユニット組んじゃうED。これはまたすごいサービスですよね。お2人が漫才演技を見せてくださり、それで主人公との仲が解決しちゃって聖川様がちょう爽やかに「邪魔者は退散するか」とか言ってしまう内容でした。面白かった・・・。聖川様の演技は素晴らしいですよね。漫才もだけどそのあとの2人を気遣う声とか誰だお前ってくらいに違っていましたぞー!まあ面白かったんでOKですけど。

レン様と聖川様はいいBLカプ要員だそうなんですけど、無理もないな、という感じでした。だって女の子はただ愛でるだけだし主人公にも冷たいし音楽にもアイドルにも興味ないけど聖川様のことにだけは執着してすぐ感情的になるとか、そんな態度は腐女子を喜ばせるだけですっ・・・って思いました。
しかも昔は仲良しでしたとかね。夢が広がりすぎなのです。ナンパ×堅物とか昔から王道ですし。
レン様は色々と古風な役割をされていたのでした。


SクラスをやってみてわかったのはSクラスはなかなかデレないってことでした。ちゃんとそこは差別していたのですねすみません。Aクラスの子はすぐにデレすぎじゃー!四月から始まるゲームなのに四月になんかすでに付き合っているような空気ってなんぞ。しかしそこはそれそういうゲームだと割り切りましょう。

で、トキヤのことはまたあとで書くんですけど、私はHAYATO様のファンなのでトキヤルートが嬉しいやら悲しいやら傷心ですよ。いや、あのような展開になるというのは予定調和ですし、正しいし、そうじゃないとトキヤが不幸になってしまうんですが、HAYATO様が消滅するなんてつら。マジつら。
アニメで初めて見たときからファンだったのに私!!
HAYATOが本当に双子の兄か、もしくはトキヤの別人格だったら良かったのに、と思ったらそしたら他のキャラと設定が被るという危険なことが起きると気付きました。
HAYATO様はFDでも攻略できないですよね。はあ・・・
2011.09.18.Sun

ザ・インタビューズはじめました

ザ・インタビューズをはじめました。
さ、最近「ぼっちにはきつい」という記事を読んだばっかりなのに・・・!
あー、これで質問一個も来なかったらすごい恥ずかしい><
そしたら潔くやめますね・・・。

その前にちゃんと誘い受けしておきますね。
中の人への質問がもしありましたら下記のアドレスから送ってやってくださいまし。
なんでも匿名で送れるそうです。この匿名機能がありがたいので私もばんばん送ってみました笑
<ザ・インタビューズ>
http://theinterviews.jp/omokagevanilla

そして1週間後にはこの記事を消す中の人の姿が・・・とならないよう祈りつつ。

2011.09.18.Sun

うたの☆プリンスさまっ Repeat 2

気付いたら2人攻略していたので、忘れないうちに感想を書かないと・・・。
なんとなくAクラスから行きました。課題曲慣れしておいたほうが楽なので、AクラスはAクラス、SクラスはSクラスとまとめてやったほうが楽かもしれません。
しかし・・・やりづらい音ゲーだなー。音ゲーってこんなものなのかあ。


●聖川真斗
持ち歌の素晴らしいマサやんは真面目なおぼっちゃんで年の離れた妹がいて、でもやっぱり最初からスキンシップが多いです。うたプリ無印が発売した当時(1年前ェ・・・)はこういうのが流行っていたんでしょうね。しかし脈絡もなくいきなり距離が近すぎるとなんか勿体無い気がするのは私が貧乏性だからでしょうか。どのキャラも距離が最初から近いのは乙女ゲー的な平等な気遣いとも思えるんですが、差別化がなくなってキャラの個性がつぶれるんですよね。いっそのことレン様だけちょっと最初からスキンシップ過多くらいのほうがバランスがとれたのではないかとか思ってしまうあたり、なんか年齢感じるな。うう・・・><懐古厨ですすみません。なんだかんだ感覚がネオロマなのだろう。さすが乙女ゲーのパイオニアだ。
で、マサやんは聖川家の長男で父親に人生を決められて気の毒な人生を送っていたのでした。「俺の人生A4一枚」は衝撃的だった。いい台詞だったな。これB5とかだったら益々悲壮感が増しますよね(どうでもいい)
しかし、入学初日の「友達になろう儀式」のときに、「こういうやりとりは慣れない」とか照れていたけれど、他キャラのルートでは口数少ないけど人懐っこいバランスのとれた子だなと思ったんですよ。だって音也のときに「サプライズで誕生日を祝ってやろう」って真っ先に提案したのこの人じゃないですか。どー見てもサプライズ慣れしているとしか思えない。「友達の頼みだから」って、シャイニーの過去を探るキケンな手伝いまでして、なんだかクールなイメージとは反対な、友達に妙に優しいキャラだなと思ったんですが・・・そうか、慣れてないのか、と、びみょうに不信感が沸いたのでした(?)
とはいってもマサやんはロミオとジュリエット担当なのか、婚約者がいるからお前とはこれ以上仲良くしても幸せにできない!と非常にまともな判断のできる常識キャラなのでした。あんだけベタベタしていたのにすぐに拒絶されてなかなかショックですね!切なくていい感じです。そして無防備な主人公を脅すため、「優等生の皮を被ってたんだよ」とか演技しちゃう器用な面もあり(あんな不器用そうなキャラなのに!)結構多面的なのねって思いました。
で、嬉しいことにまさやんは妹のいるお兄ちゃんキャラだったのでした!あすこは萌えたな・・・。ていうか妹のグラフィックがすごい可愛くてですね、そういえば咎狗でもたたな先生画のかわいい幼女キャラがいたよな。と感慨深くなったのでした。私としては、まさやんの妹さんが大きくなってレン様とくっついちゃうようなそういう3歩ずれた二次創作を誰か作ってくれないかと待ってるんですけど。ないよな。ないなら自分でかくしかないんですけど・・・需要がないと思い3秒で諦めました。

・大恋愛ED
お父様を説得できて、アイドルになることを許されますED。
世話好きなピアニストってじいやのことですか。じいやはいいんだけど一歩間違えるとプレイヤから鬱陶しい扱いされる危険な役どころである。しかし、まさやんはあんなナリでもCM出演できるくらい演技が上手いんだから不思議なキャラづけだよな。で、大物になるまで主人公とは隠れて恋愛します!って豪語しているけれど、こういうのっていくつになったら許されるんでしょうね。と、生々しいことを考えてしまった。俳優とか男性声優でも結婚の話題が出てくるとそこそこ年齢がいっててもカッコイイと世間に認識されていると信者が発狂するので相当先ではないか、と思うのです。
きっとバラエティのヨゴレ役とかまでできて皆が夢を見なくなったころなんでしょうけど、そんなまさやん想像できないわ!とか考えるあたりどうも私は感覚が懐古な乙女ゲーマーである・・・。
・恋愛ED
大恋愛EDよりちゃんといちゃいちゃしていた気がします。しかし、アフターは、甘いだけで脈絡がなくて内容を覚えていられないんですよね困った・・・。いや、ごほうびエピソードなので正しいし当たり前なんですけど、感想書く時なんも出てこなくてい困るんですよね。
大恋愛でも恋愛でも乙女的に一番気になる婚約者の問題が解決してないけれど、これはFDやりやがれってことなのでせうか。結構でっかい問題をつんだまま終わっててすごい驚いた。主人公も「まだ問題はたくさん」とか言ってるし。でも聖川様が素敵で格好いいし優しいからいいですよねそうですよね。
・友情ED
レン様と聖川様に忠誠を誓われてユニット組んじゃうED。それにしても聖川様ルートのレン様はとんだ道化役ばかりされてちょう不憫なんですけど・・・。じいやに頼まれて誘惑したとかなんぞ。レン様の扱いヒデェ。レン様ルートだと聖川様にはこんな役やらせないだろうしな。(少なくともまともな忠告や誠実な説得だろう)乙女ゲームって時に攻略対象に過酷すぎてみてて胸が痛むんだぜ。で、うやむやになった2人の関係をレン様が温かくフォローしてあげるっていうレン様ファンは発狂するんじゃないかという内容でした。勿論、他のキャラも大体このパターンなので安心してみていられるしいいんですけど、ちょっと大丈夫かと心配になってしまう。ところでレン様と聖川様は幼馴染同士だったから、互いに格好悪い過去を披露しあってそういう時が一番面白いですよね。聖川様が過去に乗車券と特急券も買えずに改札でつっかかったとか、どんだけルリお嬢様(セイクリッドセブン)やねん、と、和みました。

つっこみが激しいんですけど、Aクラスのなかでは聖川様が一番まともに乙女萌えしました。よかったよかった。

●四ノ宮那月
なっちゃんはですねえ・・・アニメを見たときに度肝を抜かれましたね。だって二重人格ですよ。まるで10年前の角川アニメにでも出てきそうなキャラ設定で、それをゼロ年代も過ぎた今出すってすごいな!やっぱりでじこの時代からあるメーカーだなとひしひしと感じたのです。なんかまんがの森というか、スターチャイルド全盛期というか、テレビ東京大アニメ時代っていうか、そこらへんの感覚、理解していただけるだろか(真顔)
うたプリをはじめるきっかけとして、お知り合いさんから「あかほり作品みたいだ」ってメールもらったからっていうのがあったんですけど、なんとなくわかってきました。学園の何でもアリ感とかなっちゃんのトンデモ設定とか、2011年を代表するスタイリッシュ最新作とは思えないほどちょっとださい、感覚の古い要素が詰め込まれていて、今の若い人の感覚に合うのかな?と心配になったものです。全然OKっぽいですけどね。
はい、で、なっちゃんは図体は大きいが繊細で傷つきやすく可愛いものが大好きなCV谷山紀章というほかではなかなか見れない異色なキャラでした。ある意味新鮮というか。歌は普通にKISHOWでしたけどね。まあそこは皆も公認っていうか諦めているから問題ないのだろう、多分。
天才・那月はメガネが外れると凶暴な性格・砂月が表に出てしまうキケンキャラ。主人公が真面目にも「恋愛禁止令」を守ったことから那月としての人格が隠れてしまうわけですが・・・。愛の力で戻ってきました!という話しでした。砂月くんはKISHOWの囁きヴォイス全開ですので、ある意味はまり役ですね。
こう言ってはなんだけどうたプリっておそらく設定の使いどころの統一とかシナリオの脈絡とか、最後あんま見直さないで世に出しちゃったゲームなんだろうなって思うんですけど、(さりげないところでおかしくなってる)、スチルがキレイで音楽が良くて要所要所のイベントが夢いっぱい雰囲気素敵、声優の慣れた演技でどうにかなっていてそれなりの満足感が得られる幸運なゲームだと思うんです。運も実力のうちって林檎ちゃん言ってたし、間違いなく勝ち組なのでOK!
はい。
で、砂月の扱いに何故だかAクラスSクラスの主要キャラ総出で対応しててうけました。トキヤとか優しいよね。HAYATOもやってるのに友達の面倒も見ていて義理堅い子である。心配です。
最後は自分の弱さを受け止めて立ち直っていく那月さんでした、という内容。

・大恋愛ED
砂月の人格は那月の一部として取り込まれ、そんな2人に、はわわ翻弄されちゃう!っていう話し・・・だったかな(うろ覚え)しかしなっちゃんの相手をするのは大変ですよね。メンタル弱いですし。シナリオ全体見てて、手がかかる子だなと思いました。そういう子ほど可愛いってことなのでしょう。
・恋愛ED
アフターは卒業アルバムを2人で眺めますという話しだったかな。なっちゃんは料理はダメだけど紅茶を入れるのはうまいんだって。しかし回想のなかでも文化祭の時にAクラスの出し物にSクラスの子が揃ってきていてお前ら仲いいなーって感じでした。レン様もトキヤも人付き合いが上手いよな。どう見てもそういうキャラじゃなさそうなのに。
・友情ED
しょうちゃんとユニット組んじゃうED。砂月の人格は残っていて、僕達は4人で仲間だ!っていう心温まる話しだったんですが、なっちゃんとさっちゃんが頻繁に入れ替わるのは危ないとか言ってませんでしたっけ?これってなっちゃんキケンじゃないの?と、ハラハラしましたがそんなことはなく・・・。さっちゃんも僕らの大事な仲間なので、と主張されるのでうん、はい、わかりました、と、頑張って納得しました。

で、なっちゃんルートではなっちゃんがしょうちゃんを抱きしめるスチルがわざわざ用意されているという、腐に優しい仕様で生暖かい気持ちになりました。スチルが美しいからなんも問題ないんですけど、乙女的にヒンシュクをかってしまわないか不安です。うたプリは作品自体が腐に優しすぎますよね大丈夫なのか。
君たちはいつもそうだね。乙女乙女っていうけど儲かると思えばすぐに腐に媚びる、わけがわからないよ( ◕ ‿‿ ◕ )
とキュゥべぇしたくなるくらい腐向けですよね。男の子が男の子を抱きしめすぎでござる!ある意味潔いなと感動しました。
私も面白くて萌えられれば腐でも乙女でもいいのでいいかな・・・。
あとなっちゃんがヴィオラを弾いたときのSEがなんか不安感を誘う響きで「もしかしてヘタクソ設定?」と思ってしまいました。早漏ですみません・・・。

と、いうわけでAクラスは終わりです。次はSクラスに突撃しますぞ。
お目当ては最後にとっておく主義なのでトキヤは一番最後。右(しょうちゃん)からこなしてきます。
2011.09.18.Sun

神様の定義。~アイドル恋愛禁止令!

今日のテーマはアイドルです。
ちなみにタイトルはラノベを意識しました。自分で言うのもなんですが、こういうタイトルのラノベありそうですよね。神様とか定義とかナントカ令とか、ライトオタっぽい響き。
いや、むしろエロゲーっぽいかなとも感じました。2000円くらいの低予算のね。

で、最近は嵐の新曲「monster」を聞いているのです。コクリコ坂を見にいったときに多分怪物くんの予告を見たんでしょうね。そこから印象に残ったので聞いてみたら、なんだか乙女厨二的な歌詞とアニソンみたいな曲調で非常に萌えたのでした。最近上手く萌えられないから嵐さえ毒牙にかけました。許してください。
MonsterMonster
(2010/05/19)


商品詳細を見る

※ジャニーズ規制により画像はありません。
どんな歌詞かというと、私はオタクなんでオタクの言葉でしか説明できないんですが、異種族間恋愛の歌です。怪物くんタイアップがあるからそういうのを意識し、かつ嵐ファンに配慮してつくったからなんでしょうけど、モンスターの少年の(多分)人間の少女の恋愛を描いた歌詞になっています。運命の悪戯で偶然会った2人なんですが、怪物の少年は夜の間しか会えず、また人を驚かし脅かす本能にも逆らえない。しかし、君のことは愛しているし、現世で結ばれるのは難しいかもしれないけど、生まれ変わったら君を探す。この(醜いかは描かれていないが)姿かたちじゃなくて、心で繋がることができた君だから!っていう、乙女って言うかちょっと古い少女漫画の筋書きみたいなストーリーに、オタクの心が潤ったのでした。
少女漫画っていうか二次創作でのファンタジーパロディにでも使えそうなので、カプ萌している方にでも燃料として差し上げたいくらいな出来ですよ。次回の同人誌のネタにどうですかお嬢さん。
ジャニーズの曲はアイドルソングであるせいかわかりやすく単純な、アニソンみたいな文法の曲がたまにありますけど、これもそうなんだろうか。神前大先生みたいな印象を受けるのです・・・私はオタクなので。

ここまでは前座っていうかどうでもいい萌話ですね。次の話には関係ないのでした。すみません。
関係ないっていうか、私は最近よく「嵐にしやがれ」を見ているんですが、アイドルって本当に瞬発力とか対応力とかどんなに強い個性の人が現れてもうまくやれるバランス感覚が必要なので、うたのプリンスさまでシャイニーが無茶振りみたいな訓練をかす理由がなんかわかるな、と思い始めたのです。(何言ってんだ)
で、うたプリでも再三言われている(でも皆守らない)アイドル恋愛禁止令で、アイドルより顕著なのが女性声優だったり男性声優の結婚だったり、信者が狂ってしまうほどの威力を持つ恋愛ってすごいな・・・と思うわけです。
そらアイドルが処女であればそれはほとんど神様マリア様のレベルですよね。マリア様はセックスしてないのに子供を授かれるんですから、まさに奇跡ですよ・・・奇跡みたいな出来事じゃないかと思うんです。
で、アイドルや声優の恋愛暴露に乱心するネットニュースを見てて思うんですが、あの人たちに恋人がいないわけがないじゃないか、と私は良く思ってしまうのです。だって芸能人になって程度の差はあれ成功している人々っていうのはやっぱり人より秀でた何かがあって芸能人やっているわけなので、そんな人がモテないはずもなく、またプレッシャーの厳しい業界でやっていくのに恋人っていう安らぎか癒しか慰めか逃げ場所遊びか、そういったものを持たないでやっていけるわけないのでは・・・と思ってしまうのでした。
アイドルはファンの恋人じゃないといけない、だから恋愛はダメダメダメヨダメナノヨ~ってシャイニーも言ってるけど、無理っていうか皆、デビューした時に困るから恋愛ガマンしますなんていう鉄壁の精神を持った神様みたいな人間なんているんだろうか。人間なんて脆いものじゃないか。芸能人だって神様じゃないんだよ人間なんだよ。
と、音也くんを擁護するような考えが、私にはあります。それがある一方で、ファンや信者といった人々の心を否定することも間違っていると思うんですよね。
アイドルって偶像って言葉が語源であるくらい、やっぱり偶像なんですよ。皆が望んだ虚像でないといけない。それが真実の姿ではないって思っていてもそれでも信じたい人のことを、アイドルとか芸能人って言うんじゃないかな。
例えば、AKB48の総選挙のために大量のCDを買う人たちの行動は確かにCDがゴミになったりオクに出されて引き取り手が出てこなかったり、倫理的に考えるとよくないことが起きているかもしれないけれど、でもその人が推しメンを信仰しているならば仕方がない行動だと思うんですよね。だってその推しメンに100万かけられる理由と信頼が生まれてしまっているわけですから。
私も良く使う「信者」って、「信じる者」って書くんですよね。その対象って「その人にとっての神様」なんです。それは別に芸能人だけじゃなくて、先生だったり恋人だったり仕事だったりファッションだったり子供だったり自分だったり二次元だったりするじゃない。誰しも心に神様が住んでいて当たり前だと思うんですよね。僅かでも信じられるものがなければ、人間って生きていけない生き物だと思うのです。知性を持ってしまったがために知性に振り回されてしまうから、そういう時に道しるべになるのがきっと心に住む神様なんだって思うのです。
いい具合に電波になってきました。
なので誰しも心に平等に持つ神様を、一概に否定したり、信じるが故に起こした行動を、理解できないからという理由で否定してしまっていいのか、自分が同じ状況になった時に同じ行動をしないのか、自信がないです。メンタル強くないから(笑)
と、いう話を友達にして、その友達が一般女性にこれを話したら、彼女は「新興宗教にはまりそうな人でヤバイ」を言われたそうです。素質はありますよ。オタクは自分も萌え作品という宗教にはまっている信者ですものね(ヤケクソ)
と、いうわけで、人が何かを信じる心は尊いので、その心を否定するのは良くないよね、という話しでした。
それと恋愛禁止令とか処女信仰はいっしょくたに語っていけないんですけど(笑)、
まあ、恋人暴露で何が起こるかというと「神様が汚された」ような気になってしまうことですよね・・・
いわゆるかんなぎ事件というか。
二次元でしかも全年齢向け萌えコンテンツだと確かにショックかもしれませんね。ヒロインが処女じゃないなんて私だってイヤです。
でも三次元にいる人はね・・・ちょっと難しいじゃないかなと思うわけです。や、だって普通の人じゃないですか。ね。
と、いうわけで結論は、
「自分の中にいる神様とは上手く付き合おう!」ってことでした。
仕事が神様な人は仕事と、子供が神様な人は仕事と、恋人が神様な人は恋人と、二次元が神様な人は二次元と上手く折り合いをつけていけば人生楽しめますよね。
でも、皆それが出来ないから苦しんでいるんですよね。人生はままならねーです!(みみみ先輩)

それにしても人間が虚像になるなんて不思議な話だと思うんです。
だって人間は人間以上になれないのに。
でも人間だからアイドルが作り出せるんですよね。
人間以上になれない人間が、それに逆らって神様の定義を背負うなんて。
だからアイドルは夢と憧れになるんでしょう。

ちなみにうたプリでお気に入りの曲はマサやんの「騎士のkissは雪より優しく」でした。

終わり!
2011.09.15.Thu

うたの☆プリンスさまっ Repeat 1

一時期売り切れてすごい値段になっていましたが、ちょっと待てばそこそこで買えます。
でもやっぱり出た瞬間に買えるのが嬉しいですよね。ゲームは予約が前提になってきてちと辛い。
それはそうと今をときめくうたリピです。

●一十木音也
アニメではとにかく「七海の歌が歌いたいんだ!」という情熱ゆえに人生を棒に振りそうな姿があまりに不憫だったので、彼から攻略してみましょうと。
・・・なんですが、ゲームでも割とそのままでした。ブレない。若さ(15歳)ゆえに無鉄砲というか一歩踏み違えると奈落まで落ちていきそうな危うさがあるんですが、超運の持ち主なのか、大丈夫そうでした。
おわり。
ではなく!
初登校時に痴漢にあっていた主人公を救出する素敵ングな王子様。かと思ったら自己紹介で歌を歌ったりなんだり、破天荒かつのびのびした印象を持ったんですが、5月の時点で主人公好きすぎオーラが全開で、恋愛禁止令わかってない!って感じでした。で、のびのびしているんですがあまりそうではないのかな・・・?っていう妙な昏さ(厨二的変換)や寂しさや思い込みの強さのほうが強烈に残ったキャラだったかなと思います。
孤児院育ちで両親がいない、寂しさを感じていた自分に気付いているので、シャイニーに「親の顔が見たい」と言った時に吐き捨てるように「俺に親はいない」って言うし。お金がないため奨学金で早乙女学園に入りアイドルデビューできなければ5年間事務所で雑用という後ろ盾スッカラカンというかマイナスみたいな位置に立っているし、主人公が少しでもほかの男と仲が良さそうな素振りを見せると結構怒ったり、特にHAYATO様に激昂したりなんだり、あの爽やかさが演技なんじゃないかと思うくらいウェットな面を見せ付けられることが多かったかな。
私の捉え方が悪いんでしょうけど・・・。音也ってそんなに明るいかしら?と、へんに悩んでしまう。
確かにきらきらしてて、包み隠さずに好きだ!愛してる!くっつきたい!(おいおい)っていう姿勢は乙女を溶かす甘さにコーディングされて、ある意味敷居の低いスタンダードキャラなんですが、乙女ゲーじゃなかったら堕落させられそうな危なっかしいところがあるなと。
ものの見方がエロゲー脳ひきずっている。すみません。
実際にはそういう売り出し方はしていないし、そんなキャラじゃないのでご安心ください。
早いうちからアタックをしかけてきて、恋愛禁止令なんて間違っている!そんな決まり覆そう!という強い意志と情熱に溢れた男の子なので、そのまっすぐさにときめける。はず。

・大恋愛ED
見事卒業試験で優勝した二人は晴れて公認の仲、シャイニーから旅行券を渡され、旅行に行くのでした。
旅行先の海でうっとり囁かれる、っていういわゆるきれいなスチルが出てくるんですけど、この作品は歌がテーマであるせいか愛の囁きが妙に詩的で面白いです。アフターはすごく長かったんですが、とりあえずラブラブって感じだったので安心ですね。
・恋愛ED
これも卒業試験で優勝するので、あまり大恋愛と内容に差はない感じでした。
アフターは学校での思い出を辿るような話だった気がする。
・友情ED
アニメから入った層は一番喜んだのではないかという内容。恋愛はとりあえずうやむやになって12月から主人公と音也がSクラスに移動、トキヤとユニットを組んじゃうよという楽しい流れでした。音也とトキヤのデコボコなやりとりが面白い。アフターではユニットを組んだ2人が深夜番組を担当し実験だのコントだのに挑戦していて非常に愉快。噂のイチコちゃんがナイスすぎてやっぱりトキヤはプロ意識が高すぎますねって感じでした。

■アニメとの差
確かにアニメとは別物と思ってプレイしたほうが良さそうです。学校とかなんであんなゴージャスな外装になっているのか謎だったり。より乙女が喜ぶように配慮したんでしょうね。あと、キャラクタの印象も結構違っていたので驚くかもしれません。
アニメでは同室のキャラはどちらかというとかなりの仲良しさんって感じなんですが、ゲームだと露骨に嫌味を言ったりすごいライバル視してたり、ちょっとギスギスした面もあって新鮮でした。
トキヤが結構とげとげしくて、レン様にいたっては聖川様に対して攻撃的すぎて、全然余裕のあるキャラには見えないので、そういう意味でもアニメとは別物です。
あと主人公の設定・性格も違いますので、むしろ比較して楽しむものくらいの心構えだと安心です。

■微エ・・・
いわゆる微エロ要素みたいなのはあるようです。先に聞いていたので、ほうほうこれがって感じでプレイできるんですが、苦手な人は「なんでこんな早い段階からやるんじゃ!」と憤慨してしまうかもしれません。しかしエロは嫌いでも微エロは許す!って乙女は結構いるので正解なのかもしれないなあ。キャーキャーできるという意味で。
2011.09.15.Thu

2クールアニメ増えている

らしいですね。
すっかり1クールに慣らされてしまったので、2クールに耐えられるか不安です。
しかしつまらなければ1クールでも切ってしまうので、実際は問題なかったりして。

・アニマス
大運動会は勢ぞろいで楽しかったですね。アイマスはわいわいオールキャラを楽しむ作品になりつつある。
やよいちゃんが泣くところで一緒に泣いてしまった・・・疲れてるのか。
しかし、やよいちゃんはアニメ見て印象ががらりと変わったというか
最年少で妹要素のある家庭的お姉さんキャラ(?)という、うまいキャラ付けされてるんだなーと。
キャラの奥行きが妙に深いなと思うわけです。
そんでもってjupiterが出てきたので、今後ライバルとなるのかしら?って感じですね。

・Fabstyle
9月にサイトが開通して11月に発売ってどんだけ生き急ぐんだコーエー。
しかしここまで来ると面白くて愉快レベルですよね。
昨年は本来の持ち味であるクラシックな路線を捨てて、D3やhoneyBeeが好きなライト層を狙ったコルダ3を出したものの続編を作るほどの売り上げが見込めなかったのか、今度はちょっとリア充要素の入ったコナミ層でも狙ってるんかいって感じですよね。どうしよう、見ていて面白い。なんか愉快。
しかもコーエーの3Dモデリング技術がギッチギチに使われていて、妙に説得力がありますよね・・・。
ちゃんと人気声優を用意して声オタにもアピールしているけれど、ちょっとキャラが古臭くて声オタにはきついんじゃないだろうか。もっと無双に出てくるような二次元的イケメンを流用すれば、3Dモデリングであっても声オタ層と相性が良い気がするんですけど。
そう考えると、リア充層にアピール声オタ層にアピール今までのユーザーはおそらく切り捨て、って感じで、潔いがターゲットが絞り込めていない気がするのです。敷居を下げることとアピールする層を複数にするのは違うと思うんですけどね。
最近のゲームは開き直ってターゲットを絞りまくったほうが、売れると思うんだけどな。
と、色々言いましたが、神ゲーだったら買いますね(最低)

・黄昏世界の絶対迷走
最近はガガガ文庫づいているのです。
アマゾンからの粗筋はこちら。
――――――
『――黄昏予報の時間です。本日午後の黄昏濃度は約80パーセント、非常に濃くなる見通しです。発作的な自殺には注意しましょう』
全天を覆う茜色の空。《黄昏》はヒトの弱い心に入り込み、支配し、死に至らしめる病の元凶。
世界は生きる気力を失った人々で溢れていた。その《黄昏》を浄化し、青い空を生み出す少女《黄昏の君》(メアリ)。
フリーエージェントのカラスは、その奪取を請け負い、二人で短い旅を続けることになる。
《黄昏》に冒された人々との出会いと別れを繰り返しながら……。第4回小学館ライトノベル大賞・優秀賞受賞作!
――――――
とにかくゆーげん先生の絵が可愛いなってことで読み始めたんですが、いい厨二設定で私は好きでした。なんかドラゴンマガジンとかそういうの思い出すなー。黄昏になると誰もが死にたくなってしまう世界で、かつて愛した少女を守りつつ旅をするって話なんですが。なかなか良い2人組だな。続編ないのかなと思ったら、同じ世界観でキャラが交代していました。おお・・・ショック。

・うたプリ
やっと手をつけはじめ、とりあえず左から順番にこなしています(おい)
今はCDでもなんでもバラ売りしまくってて困りますよね。欲しくてもおくところがないんですよね。
いっそデータでちょっと安く購入させてくれればなー。
あと早く画像まとめ本が欲しいですよね。しかしこれもAクラスSクラスばら売りとかしてきそうだな。
とか、ブロッコリの出方を妄想してしまう!
それにしても日本一ソフトウェアだったなんて知らなかった。システムが妙に快適なのはこれが原因か?
2011.09.15.Thu

アニメ Steins;gate 23話「「境界面上のシュタインズゲート」 24話「終わりと始まりのプロローグ」

ハイパー懺悔タイムです。
なんで懺悔かっていうと、アニメシュタゲがここまで上手くいくとは全く思っていなかったからなんですね。
アニメ化が決定したのが去年の秋だか暮れだかで、丁度クリアしてものすごい久しぶりに面白いゲームしたなって感慨にふけっていた頃だったので、この作品をアニメにするとかまさにどんな判断だ、金をドブに捨てる気かって思っていたわけです。
なのでアニメにはあまり期待していなかったんですが、思いのほかプロモーションに力を入れていて、早いうちからTwitterアカウントが元気良く動いてて、その内容が原作に即していたり、トレンドの話題を取り扱っていたり世界線変動率がちゃんと設定されていたり、やってることが案外細かいな、と感心してました。
と、思っていたらあれよあれよと言う間にPVが出てきて、1話の上映会が過ぎて、想像していたよりもシリアスで重い雰囲気が強烈な映像に仕上がっていてびっくりしたのでした。
始まってからは残りの話数を気にするばかりの残念な原作厨ってだけでしたが・・・
本当にすみませんでしたスライディング土下座。
アニメ面白い!って思った人にはやっぱり原作をやってもらって、もっと濃くて長くてきついあの道のりを味わって欲しいと思うんですが笑、アニメでもじゅうぶん楽しめる出来でしたねー。
いやでもやっぱりゲームをやって自分が岡部倫太郎になってほしいですよ。しつこい。

アニメ最後の3話は面白かった!何だこれみたいな展開だけど、今まで出てきたロジックを生かしつつ解決する方法なのでおかしいとは思いませんでしたよ。真っ先に途中退場した鈴羽がやってくるとか超胸熱じゃないですか。原作やってるときとかも、「失敗した」係だし、それを避けるためにはラボメンとして過ごした時間はなかったことにされるし、ひどいじゃないですかもう・・・。そしてやっぱり最後は消えてしまう。7年後に生まれてくる存在となるとか、重要なキーキャラですよね。あの迷彩服とかかっこ良いし、一見クラシックな感じに見える髪形も渋いなと思ってみています。
は、鈴羽の話ばかりに。
最後にオカリンが自分のことを見送るのは面白かったですね。なんかドラえもん的な構造を感じました。
それにしてもお腹に手をつっこむとか痛かった。よく無事だったな・・・。主人公だしね。
あ、あと笑ったのがフェイリスにバッジ渡すところのネタなんてまるきり「食堂の男」でほんとうけた。そういう演出の端々から原作愛というか、スタッフがやっつけじゃなく作っていたと、わかりましたよ。

うーん、やっぱり「記憶を消してもう一度やりたいゲーム」はシュタゲだろうか。

はてさて次は劇場版らしいのですが、朝起きて千代丸王子のTwitter見た途端アニメの総集編か何かかな~とか想像するあたり心の汚れたオタクです。や、だってそういうのはやっているし、それでも見にいく人は見にいくしね。しかし劇場版とか、何をやるつもりかしら。テレビで放映した無印原作以上のシナリオなんてないんだし。いっそのことだーりんの世界線とかにしてラブコメにしてしまったほうが皆気楽に見れそうだけど、シュタゲってやっぱり「かっこつけ」なコンテンツだと思うので、シリアスなシナリオできそうな気がする・・・。
とりあえず以下次号ってことですね。
ラジオ会館とのコラボの内容が気になるなー。
2011.09.12.Mon

web拍手おへんじ

みなさまいつも拍手ありがとうございます・・・結構古い記事にも目を通してもらえて嬉しいです。
ふつうに生活しているとなかなか言い辛いこととかそういうのまで読んでもらえているということに安心します。
そしていまだに大和彼氏の記事が若干人気なのが胸熱です。
気になった方は少しだけ自分に妥協してプレイしてみてはいかがでしょうか。ムリか。
2011.09.12.Mon

もっと自分を大切に

なんとなくPS storeで買った落ちゲー(?)にはまってしまった。300円なのにこの面白さ。

・アニメうたプリ
最新話いっぽ手前のを見たんですが。すごいですね。攻略対象とは往々にして哀れなもんですけどここまで哀れ過ぎるのも滅多にないというか・・・
まず本当に6人まとめて面倒みようとしたことがすごいし
それに懐柔されちゃった男の子達がすごいっていうか、お前らもっと自分大切にしろよ!!と涙さえ誘う展開でした。ほんと、この話題で2時間は笑っていられますよね。立派だよね。
音也くんは、とりあえず一番絆が深まりそうなイベントをこなしているのでしょうがないにしても
(かといってそこまで執着しなくても。6人まとめてだしさ)
翔ちゃんのぬか喜びとかかわいそうすぎてなんかゴロゴロしました。
懐柔されそうな音也・翔ちゃんに対してレン様とハヤト様がすごいまともでレン様にいたっては普段はつっこみ待ちのくせに「ここにいる6人は自分が選ばれるのを待っていたんだから・・・」とか諭すようなこと言ってて惚れ直すかと思った。
って、いうかそれが普通だよ!!「ななみの曲が歌いたい」からって自分の人生棒にふっちゃいけませんよ!!(笑)音也くんはまだ15歳なんだから自分の将来もっと大切に!(笑)
春歌ちゃんの対応はさすが乙女ゲーの主人公(アニメ版)というか、不誠実極まりない対応をしていてカッコイイとすら思えました。ちょっと考えれば「この卒業試験は皆の人生かかってるよな」とか思って判断できると思うんですけど「皆さんの声が揃えば素晴らしい音楽が!」とか卒業試験の意味とかもう一度教えてもらったほうがいいと思いました!!(笑)そして教師さえねじ伏せるほどの才能を持っていたなんて、彼女は芸能界を支配できる力を持っていますよね。さすがです。誰も勝てない。
マジLOVEをアカペラで歌っているのもちょっと面白かったですよね。クール担当が合いの手を入れていたりしてそれがいちいちカット入りだったりしてとても丁寧に作られていて、なんかシュールで笑いが止まらなかったけど、いいアニメだと思いました。ここまできれいな作画で真面目に冗談みたいなことをしてくれるアニメはなかなかない。奇跡みたいなアニメだと思います。
なんか一見disってるみたいなんですけど、乙女ゲー原作アニメとしてこれ以上ないくらい素晴らしい解決の仕方をしているのでこれで断然OKだと思います!!攻略対象たちの将来がちょっと心配だけどキスよりすごい音楽って本当にあるので問題ないかな!!
あー楽しい。
今日ついにゲームが届いたんですけど、アニメとは別物らしいので、真面目にプレイしようかなと思います。
ゲームでは乙女萌えしていいんですよね。なんかどう扱っていいのか悩むんですけど。
アニメはこのままの路線でときめきさえふっとばす展開をキープしてほしいと思います。
あとうたプリデビューの絵がなんかまたおかしくてちょっと心配になりました。

2011.09.10.Sat

CROSS†CHANNEL~To all people~感想

CROSS † CHANNEL (クロスチャンネル) (通常版)CROSS † CHANNEL (クロスチャンネル) (通常版)
(2010/02/25)
Sony PSP

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「CROSS†CHANNEL~To all people~」の感想です。
往年の名作というのはやっぱり名作で、語りつくされ擦り切れて、もはや信仰の対象としての機能ばかりが強調されてるんですが、それでも語りたがる人が絶えないのは、やっぱり名作だからでしょうか・・・。

以下Wikiから引用したあらすじ。
――――
主人公の黒須太一は、群青学院の放送部に所属し、そこで得た仲間たちとの楽しい時を送っていた。
しかし、ともに時間を過ごす中、それぞれ心に歪みを抱えたメンバーたちの間には亀裂が生まれ、あるときを境にそれは決定的な破綻となり、「放送部」は断絶してしまう。
太一が起死回生を賭けて臨んだ合宿も失敗に終わり、心中がバラバラの状態で街に帰還する放送部メンバー。しかし、そんな彼らを迎えたのは、生物の存在が消え、常軌を逸して静かになった街だった。
「世界で八人だけの人類」になるという異常な状況下で、それぞれの歪みを顕にし始める部活メンバー。バラバラの心中はそのまま彼らを迷走させ、もはや部活などできる状態ではなく、唯一部長の宮澄見里だけが夏休みの課題であるラジオ放送用のアンテナを組み立てる活動を行っている状態であった。
そんなある日、ひょんなことから町はずれの祠にあった「ノート」を発見した太一は、人類の存在しないこの世界が1週間単位でループしていることを知る。
閉じた世界と繰り返す一週間の中、太一は仲間たちとふれあい、衝突し、そして和解していく。
その果てで彼は、自分自身と向き合い、ひとつの決断を下す。
――――

理由はよく分からないけれど、とにかく「人類の滅亡した世界」に放り出されてしまった少年少女達の物語です。起こることといえば人間関係の軋轢が原因による不信や裏切り、殺人といった要素は、90年代のエロゲーを思い起こさせるというか、やっぱりエロゲーはこれ系の要素を遺憾なく発揮できる市場なんだなと小一時間。
絵柄はちょっとふるいラノベって感じでまるっとしてて色は爽やかできれいなんですけど、
その世界を取り巻く感情はどす黒く陰湿で残酷で血にまみれて、愚かで愛おしいものでした。

●1週目
しょっぱなから主人公が、全く知らない少女と漫才みたいなやりとりをはじめてすごい驚いた。お前ら知り合いじゃなかったのか、と。そして、人類が滅亡しているにも関わらず学校に行き、部活動にはげみ・・・、といった、滅亡した世界で起こすとは思えない行動をとるキャラクター達。でも、悪い意味でADVゲームに慣れてしまったせいか、そういうキャラクタたちなのかな、と、勝手に納得してプレイしてしまっていたのでした。何がなにやらわからないまま、部活の先輩がSOSを流すために組み立てていたアンテナが破壊され、部員の霧という少女が突然クロスボウを持ち出し美希をひきつれて敵対宣言、そして主人公の婚約者?の曜子ちゃんが部員を皆殺しにする。何もわからないまま、一週間が巻き戻る。

●2周目
2週目はキャラクタ別に攻略していく。美少女ゲームですので、どの子ともそれなりにイチャイチャするが、いずれも悲劇的な最後を向かえ、あげく1週間たてば必ず巻き戻ってしまう。その間に巻き戻りの法則から外れた祠を発見し、元の世界へ戻る場所を「観測」できる主人公は、この異常な世界から仲間達を元の世界に戻してやる決意をする。

●3周目
3週目は2週目と同じくキャラクタ別に攻略。しかし、目的は個々のキャラクタを「送還」することなので、2週目と主人公の行動がかなり変わっている。

以下、世界観やキャラクタ別の語り

・世界観
都市部から外れたやや片田舎な学校が舞台なので、ノスタルジックな世界観が素敵です。この頃のエロゲーって素朴で温かくて雰囲気がいいんですよね。大好きです。と、うっとりぼんやりしてていたんですが、なんで都市部から離れた片田舎に位置しているかというと、それは学校の持つ機能に起因してると気付き、戦慄。

・群青学院
主人公他仲間達が通う群青学院は、適応係数の高い少年少女を管理する学校であり、施設。適応係数というのはこの世界で設定された社会への適応力のこと。試験により定められ、一定数以上の数値を出してしまうと、群青学院みたいな施設に送られてしまうという。そういった学校ですので、登場人物たちは精神に何かしら問題を抱えた人物ばかり。ほぼ隔離施設ですので、ガードマンがいて、授業中は抜け出せないよう門には鍵がかかっている。

・宮澄 見里(みやすみ みさと)
「規則」に敏感なみみみ先輩は、自分をかばってくれた父親を警察につきだしてしまい、家族を崩壊させてしまう。そのせいで弟に恨まれ、逸脱できる規則ばかりの社会に適応できず、その苛立ちを自傷行為によって表している。一見巨乳メガネの萌えキャラなんですが、弟と不仲になると本音が見えますね。アンテナを組み立てることで逃避していたわけですが、人に危害をくわえないだけやっぱりそんな強烈じゃないかなーとか、あと、太一(主人公)がとにかく肯定していたので悪い印象はなく。って感じです。ただ彼女への印象が弟によって塗り替えられていくのは困りました。「自分の規則から逸脱したら、裏切られるぞ」って。

・桐原 冬子(きりはら とうこ)
冬子は、1人では立てない子です。一見ただのツンデレですが、デレると堕落してしまう、ちょっとしゃれにならないタイプ。別にゲームの中の登場人物だから堕落したっていいじゃんと思うんですが、それを良しとしてくれないのがこのゲームなんです。これについては後述。孤独を愛していたがために太一に気に入られ一回付き合いますが、独占欲が激しく周囲を排除しようとする。太一から別れを切り出されると、自らの腹を刺して気をひこうとする。プライドが高いくせに、ひきとめるときはそんなものかなぐり捨ててしまう。確かにデレた態度は可愛いです。可愛いんだけど、これがやがて周囲を排除する方向に向かってしまうのか、と想像するときついものがある。かといって私的にダメかというとそうではなく、正直、誰にでもある要素だと思うんです。だから冬子の愚かさは憎めない。怖いけど。

・佐倉 霧(さくら きり)
霧ちんは太一を寄せ付けようとしないんですが、本来は繊細で傷つきやすい子、体力もそんなないので、迂闊だし詰めが甘いし結局ガードも緩い。冬子とはまた違った方向で依存性の高い子だったかなと。猜疑心に耐えられずに太一を犯人呼ばわりしたときも私は「そういうキャラかー」って思っていたんですが、そういうキャラっていうより、彼女の心がストレスに耐えられなくなって出てきてしまった部分だったのか、とあとで気付きました。豊兄のことは好きだったけど、信じたくない事実を突きつけられてしまい、よく心が壊れなかったなあと思うのですよ。チューで懐柔されていたようにも思うんですけど。

・山辺 美希(やまのべ みき)
親しい他人を切り捨てるほどの「自己愛」を抱えた女の子。一見明るい清涼剤みたいなポジションですが、世界の秘密に気付くと自分だけ祠に篭って、リセットされないようにしていたとは・・・。挙句皆殺しEDに導いてくれるなんて、やっぱり最初は気付かないです。冬子の他人を排除するほどの独占欲もそうなんですが、自己愛だって誰にでもあるもので、自分が怖い恐ろしいと思う事象からは逃げたいし、そのために友達を利用したっておかしいことではない、と思うんです。

・島 友貴(しま ともき)
勝平ボイスの衝撃。みみみ先輩の弟で、姉以外には人当たり良く対応している。しかし、アンテナを壊すのはこの子なんですよね。大人しい子ほどとんでもないことをしている世界だよな。ほんと。EDではちゃんとみみみ先輩と和解できているようで良かった。適応係数はそこまで高くないので、太一の異常性にもあんま気付いていなかった?

・桜庭 浩(さくらば ひろし)
過去に女装した太一に一目ぼれして、襲ってしまいそのときに殴られ鼓膜を破られ、以来性欲がなくなってしまった少年。オイ・・・という設定ですよね。ほんと。そ、そんなことあるのかよゲームだけど!とびっくりする。ラバは普段は太一を普通に話しているからそんなことするなんて思えないけど、どうやらマジらしい。好きだと思った相手を襲っちゃうなんて、殴られるまでどうしていたのかしら、とか考えてしまう。ゲームのキャラだから襲っていいなんて、そんなことはないのです。だから、彼は片耳が聞こえなくなって性欲を失うことになったのです。

・堂島 遊紗(どうじま ゆさ)
運悪く太一の凶暴性にあてられ、以来どうなってしまったのかよく分からない子。良く分からないってのが一番怖いよ!いっそ心が本当に壊れましたとかのほうが納得できますよ!しかし、凶暴性って何なのだろう。やっぱり立派にレイプされたのかな。だってエロゲーだもんね。そうですよね・・・。

・新川豊(しんかわ ゆたか)
太一の使う通学路で現れる、人当たりのよい青年。なんだ、謎っぽいけどいいヤツじゃん、と思ったらやだもー!(´;ω;`)っていう。彼は実は過去に親にそそのかされて太一を強姦した張本人で、その部分はさくっと記憶喪失になっていた。群青学院で太一を再会、仲良くしたあとに記憶を取り戻してしまい、太一にどう懺悔すればいいかわからないところ「お前、なんで今すぐ死なないの?」といわれ屋上から飛び降りて自殺。被害者かつ加害者であるという物語の犠牲者のように見えました。因果だなと思うけどあまりに残酷な因果である。

・支倉 曜子(はせくら ようこ)
太一の半身だ半身だっていうので、太一の作り出した幻か何かだと思っていたら(死神と少女の兄さん的な)実在している。曜子ちゃんは太一と一緒に過去に屋敷で暴行やら強姦やらうけていたが、超人的な能力をもつくの一みたいな女の子で、自力で世界の秘密に気付いてしまうすごい人物。そんなすごい人物だけど、屋敷の人間を皆殺しにする際、自分は手を汚さずにいたというのだから・・・しかも太一を拒絶してしまったために太一の精神は崩壊してしまったという、なんというか、いろんな原因にもなっている少女。しかし太一を監禁している間の曜子ちゃんはシモの世話でもOKそうである。だから太一は怖いんだけど愛していて、罪悪の念はあるけど本当は自分だけ見てほしいっていうのかな。わがままだけど、やっぱり曜子ちゃんの愚かさは嫌いになれんというか。ただの弱虫だったんだなと。

・七香(ななか)
「君ってお母さんにエッチな悪戯とかする子でしょ。でも、そういうの嫌いじゃないかも」の発言で、あ、この子はお母さんなのか、っていうのがすぐわかりますよね。あと最後に太一が無意識に「ありがとう母さん」って言うし。実際には太一のお母さんは太一が生まれてすぐに死んでいるんですけどね。だから結局七香が何なのかはPSP版でも名言されず。でもやっぱりお母さんっていう良心であり、太一を真実に導いてくれるんですよね。導いた上で「この世界をループしてていいじゃない」と言ってしまう。子供が苦しまない道を用意しているのですね・・・。

・黒須 太一(くろす たいち)
太一をどうやって説明すればいいのかわからず考えあぐねているところです。一見ノリがよくセクハラが好きな男の子っていう、ある意味エロゲー全とした子なんですけど、血が苦手で、血を見ると理性がなくなって人を襲ってしまったり殺してしまうという。ちょっと厨二な設定ですよね。しゃれにならないんですけど。適応係数80%オーバーという問題児ですが彼の発言に対し真面目な冬子や霧は過剰に反応して本気で怒るし霧なんか憎しみを募らせて殺そうとまでしてくる。(他にも理由はあるが)享楽的な性格で、人と上手くいかないから孤立しているほうが楽なくせに寂しいから人をからかってしまい反撃をうけたりする。過去に曜子の住む屋敷で女装させられ暴行等々うけていたため、すでに精神がおかしくなっていたところ、半ば曜子に利用され裏切られてしまったために本当に心を壊してしまっていた、という。この物語で一番悲愴な過去を持っており全ての原因で、被害者で加害者で・・・と。わけがわからなくなる。いつもふざけてばかりで下ネタばかり言っているけれど、「お前なんで今すぐ死なないんだ?」って言うしね。そんな彼ですが、2週目で仲間たちの心に触れ、3週目には彼らを送還する決意をする、やっぱり主人公全とした性格の持ち主だと思うのです。誰かを送還するたびに苦しんでいるくせにやめないですよね。
毎週毎週違う女の子とイチャイチャしてるし強姦するし(PC版では、おそらく)、理性はとぶし、乙女的な視線で見ればかなりアウトなんですけど、私はやっぱり嫌いになれないというか・・・。物語の終わり方のせいかもしれませんけど。
でも、3週目の太一は違うよね。もうすごい我慢して、バランスを保とうとしている。霧を必要以上にからかわず、冬子を必要以上に依存させない。いくらゲームといえ、やっぱり健全でない関係は許されない。適応係数80%の彼がそれを体言して実行している違和感といったらないというか、納得がいくというか。

・ギャグや文体など
ロミオ節という言葉が存在するくらい、田中ロミオ先生の文章は癖があるし、ギャグはあわない人はとことん合わない仕様になっております。ここで脱落する人も多いのでは、と思います。なんですが、多分私はロミオ先生の文体がかなり合うほうなのではないかと思いまして・・・。人類は衰退しましたを読んだ時点で、ロミオ先生のちょっとひねくれた慇懃無礼な書き方は好きだなって思っていて、クロチャンやったらそれがもっと強烈に伝わってきて、自分の目に狂いはなかったなとちょっとすっきりしました(笑)太一が完全に1人になったときの文章とか、こちらの頭がおかしくなるかと思いました。一体何食べたらそんな文章が書けるのよと。
文章表現は、女性が好むロマンチックさはないと思いました。でも情景描写はきれいだったかなと。あと本気出すとテキストボックスをいっぱいにしますよね。遊んでいるんだなーと。

・システム
ぼくらの旧KID様、神のおわすサイバーフロント様ですので、システムは快適すぎて背中に羽が生えるレベル。周回プレイを要求するなら、これくらいの仕様を揃えてくれないとやる気なくしますよね。
っていうかクロチャンは「スキップできない同じ文章」が何度も出てくるので、システムはこれくらいじゃないと最後まで辿り着かないぞと。

・EDテーマ:CROSSING
クリアしてからもうずっと聞いている。まさにゲーム主題歌らしい主題歌です。皆を送還する時にメロディーは聴かされるので、それがこの歌詞だったのか、とすとんと落ちてくるし、衝撃的で、もうどうしようもなく切なくて泣いちゃうですよ。君が好きだ愛してるって曲じゃなく、最後に1人で残ってしまった太一の心を歌った曲なんですよね。作品のテーマを歌ったっていうより、主人公の心情を歌った曲です。
「たとえば孤独なら傷つくのはひとりぼっちの自分だけだと」と、
「この空が無くなるその日までは生きてゆこう」の部分がすごい好きです。
やっぱり太一は1人なんだろうな・・・。それを裏付けると思い込めるのが、イントロで入るギターの音で、これって多分間違いなく「ノイズ」なんですよ。彼が誰もいない世界でたった一人で発信する番組「CROSS†CHANNEL」が入ってくるノイズで、だから3度目のノイズから、太一の声がしっかり聞こえてくるっていう仕組みなんでしょう。それが、私たちの耳に入ってきている。受信できている。それを太一は観測できないけれど。って考えるとますます切なくて、どうしたらいいのか。

・終わり方
物語は、キャラクターたちが飛ばされてしまった、人々が滅亡した世界「B世界」から、元の世界「A世界」へ、仲間たちを戻してあげることで終わります。戻して上げられるのは、2つの世界の「交差」する場所が「観測」できる太一のみ・・・。男の子のつくるタイムリープものに量子論はつきもので、皆、シュレーディンガーの猫がすきなのだろうか、とか考えてしまったけど、それはいい。仲間達を戻したときに、不幸にも太一だけ戻るつもりがなかったのか、運悪く戻れないんですよね。でも開き直って、皆との思い出と共に過ごしていこうとする。けれど、他人のいない世界で過ごしていくとやっぱり心がおかしくなっていくんです。他人がいなければ趣味さえも必要なくて、自分がいるのかいないのかわからなくなる。すごいぞっとしました。他人がいることで傷つきその結果1人になることをいくら望んでも、傷つけてくれる相手がいないと自分がなくなってしまう。それに気付いた太一がとった行動というのは、「CROSS†CHANNEL」を発信し続けること。人類の滅亡したB世界で、たった一人、ラジオ番組を流す。その音は、もうつながっていないはずのA世界にいる仲間たちと、人々の耳に届いていた、という結末です。人を傷つけながら求めていた太一は「この空が消えるまで生きていく」っていって、終わるんです。
この終わり方を見たとき、太一は戻りたいのに戻れないのか、でもそれが結論ならばそれを受け入れるしかないのか、とか私の中で葛藤がおきてしまって、今でもひきずっています(笑)人との正しい距離の取り方を学んだ太一は、A世界に戻れましためでたしめでたしでもいいんですが、でも、ロミオ先生が伝えたいのはそこじゃなくて、自分の視点からはうけとってもらえているかわからないけれど、その言葉はきっと誰かに届いているよってことが言いたいんですよね、きっと。人類の滅亡した世界だって、自分がいるのかわからない世界だって、もしそういう風に悩んでいる人がいたって、でも、それでもきっと届いているんだよ、という、広い広い肯定をしている終わり方なんです。だから、きっと太一は戻れないし、戻らないのかな。なんか切なくなってきたつらい。

●まとめ
なんだかすごい長文になってしまいましたすみません・・・。ここまで書いてしまうということは、私はこの作品が好きなのでしょう。シュタゲとか、EVER17とか、乙女とかそういうのとはまた違った意味で、この作品が好きなんです。痛いし欝いし、完全懲悪でなく誰が悪いのか責められず、太一だけ擁護するわけにもいかないしすっきりしないし、正直、この作品に心を傷つけられたと思うんですが、でもだからこそ好きになってしまったんだろうな、と、長々書いた文章を見て超実感しています。この作品のテーマは恋愛でも友情でもなくきっと「人間関係」ですね。その間に渦巻く感情は一筋縄ではいかなくて打算とか保身に満ちている。そして悪者が誰なのかわからない。判断できない。キャラの愚かな部分に、自分とか、実際にいる人の影が見えて、どうも憎みきれなくて。モヤモヤが溜まるわけですよ。イヤじゃないんですけどね。
私は「PSPだとキャラクタがお人形さんみたいで臨場感なくてイヤ」とか言うほど入り込むタイプではあるんですが、ゲームの中の人物を人間扱いはしていないです。むしろ、二次元のキャラクタを人間扱いせず、二次元なら二次元らしく素っ頓狂なふるまいをしてて構わない、だって次元が違うものって思っているタイプです。これは偏見なんですが、オタク重度の高い人ほど、キャラに執着していながらまったく人間扱いしていない割り切ったタイプが多い。きっと、そうでないと心の底から愛せないって知ってるからなんでしょうけど・・・て、話が逸れた。
だから最初は、太一がへんなことしても霧ちんが暴走しても冬子が堕落しても、そういうキャラなんじゃしょうがないんじゃん?ゲームだし人間関係が破滅に導かれてもいいっしょくらいに感じていたんですが、3週目に入ったときに太一は適応係数80%でありながら健全な人間関係を保って仲間達を送還しようとする。それを見て、「キャラクタだからいいじゃん」っていう感覚でこのゲームやってはいけないんだなって感じました。
群青学院にいる仲間達は「心を育てあぐねた」子供たちで、人を傷つけてしまうから、っていう理由で隔離までされているわけです。そんな彼らが健全な関係を形成するのにどれだけ頑張らないといけないのか。我慢しないといけないのか、それを考えると苦しくなると同時に、キャラクタたちの持つ「欠けている部分」は、三次元にいる人間に十二分備わった要素であると気付くのです。こんなことを書くと怒られそうなんですが、キャラクタたちに似た人を私はいっぱい知ってるし、人間関係が壊れていくのも両手で数える程度には見てきたんだな・・・。
男でも女でも、人間関係の話っていうのが一番盛り上がります。いい話も悪い話も、重いのも軽いのも。そこで、結局どうすればいいかというと、好きだからって依存したり排他的にならず、嫌いだからって拒絶しすぎないでいないと、結局自分も相手も周囲も傷つけることになる。でも、人間ってそれが上手くできないんですよね。それをゲームのキャラクタから学ぶというのは皮肉というか、人生はままならねーです。
でも適切な距離ってなんだよ、そんな器用なことできるかよ、人間関係なんてうまくいかないことのほうが多いよって、思います。それは精神に問題を抱えているとかいないとかじゃなくて、誰にも起こりうる当たり前の葛藤で憤りで。だから、弱いままでいいんだよ、人を拒絶して1人になっても、それでも「君の声は届くよ」っていうメッセージを含んだ結末にしたのではないかと思うんです。
これも一種の人生賛歌かな、と感じました。

あ、黒須ちゃん、寝るはちょっとわかんなかったです。この作品、わからないことが多すぎるよ・・・。

で、どうなんでしょう。名作といってもおかしくないかな、って思うんですけど、お勧めできるかといえばきつい部分もあるので、手をとるならば自己責任でとか無責任なことを言ってしまいたい(笑)冷静に突っ込もうとすれば突っ込めるしそれで感動が醒める危険もはらんでいますので、どうかお気をつけくださいましね。
今素直にお勧めできるよといえるソフトはシュタゲだろうしな。シュタゲより、人を選ぶ部分が多いしな・・・。
私にはすごーく合った作品だったようです。
しかし、「人間関係」がテーマなんてひどく一般的で、元は18禁ゲームだけど大人より子供に考えさせる要素を孕んでいると感じました。

バカみたいに長く書いてしまいました。でも書けてすっきりしました。
私のこんな自己満足がだれかに届いているなんてすごいよなあ・・・。

ここまでお読みくださりありがとうございました。

では、また来週。
2011.09.08.Thu

俺は誰とも交われない

暑さがもどってきました・・・

・CROSS CHANNNEL
まだ途中なんですが、10時間くらいかな?そのくらいはプレイしています。
今は2人ほど送還がすんだところ。
なんか、欝なゲームなんだけどそれだけじゃないというか、自分の二次元に対する姿勢みたいのまで考えてしまう内容です。
あとでも書くと思うんですが、エロゲーにおけるエロって目的であることも多いんですが
男性向けはむしろ手段として使っていることが多くて、やっぱりそれが表現の幅を広げるのに役立っているなと思うのです。
これって女性向けだと一生難しいのではと唸ってしまう。やっぱり女性主人公が一発やってしまうとなんかそこで固定されないといけないのでは、と思うのは私のシコウがやっぱり童貞男子だからなのだろうか。
それか、女性主人公でも体は機械とかにして、いくら中出しされても問題ない設定にし「仲間」という位置づけの男性キャラを攻略し救って行くシナリオにしてしまうとか、そういう表現も別にあっていいのではとか思う。乙女のつもりでやるときついけどそこはそれ事前に周知してしまえば地雷は避けられるよね。

・アニメシュタゲ
結局テレ玉の見たんですが(おい)、まだ最終回じゃなかった!なんかDVDだかにテレビ未放送エピが入るっていう情報は私の妄想だったんでしょうか。
いやでもこれで本当の本当に最後までいくことがわかって良かった。
しかし「スカクラ」とかで検索してきている方がいるので、あのEDにはちょっとびっくりしたんでしょうかね。

・化物語コンプリートガイドブック
何故か今更読み始めているっていう・・・。まどかのムックも買ったんですが、やっぱり最近はパッケージとして優れたDVDやBlue-rayが大事なんだなと思いまして。しかしいくらパッケージが優れていてもテレビで放送した部分が面白くなければ結局買ってもらえないし、やっぱり本編が大事ですよねと。
2011.09.06.Tue

愛に時間を

またアニメとかラノベの話。
っていうか頑張って上滑りしつつ書いたアムネさんの記事より、ふまじめに書いた乙女ゲサイトの記事のほうが拍手多くもらっているのは何故かしら。クロスチャンネル真面目にやれよってことかしら。世界には謎が満ちている。
今更ですが、みなさま拍手ありがとうございます。自分でも誰かに共感してもらえたというのが安心できますね。

・うたのプリンスさま
2週連続で見たんですが、先に最新話見ちゃっていつの間にか一之瀬さんと和解しててすごい驚いた。
でもその前の週のを見てもなんで和解したんだかわからなくて二重に驚きました。
え、だって一之瀬さん先週まで怒ってなかった!?南の島は温かいからやっぱりストレスが和らぐのかしら。謎です。それともミューズの女神の力か。
うたプリってお話を真面目に読み解こうとすると上記のようなツッコミにまみれてしまい身動きがとれなくなるんですが、いい感じに聞こえる歌と映像でいつの間にか解決してても「ま、いっか」とつっこむ気を萎えさせてしまうすごいアニメですよね。
RPGで例えると相手の攻撃を無効化させる補助魔法みたいな存在だ。すげえ。
一番謎だったのは聖川さんの回だよね。あの話ってむしろ春歌ちゃんがピアノがひけるようにさせてくれた聖川さんに惚れるべき回なのに、立場逆転してて視聴者がひっくり返ったよ。
で、最新話で春歌ちゃんがめちゃモテ委員長になっていたわけですが(誤用)、
これも「なんでそんなモテるねん」っていうより「春歌ちゃんにとりあえず才能がありまくるってことだ!いい作曲家と組みたくて当たり前だろ」で押し切られる仕様になっていて、それもまたすごい。そういわれたら納得せざるをえないじゃないか。
うーん。そんな懸念もよそにそろそろクライマックスな雰囲気ですね。
そんな中でも音也くん(15歳)の当て馬臭がすごくて見てて切ないんだぜ。彼は非常に敷居のひくいキャラの位置にいるんだろうけど、だからインパクト薄で当て馬代表に選ばれてしまったんだろうなと。胸が痛いが、そんな彼をすくいたい乙女はゲーム買ってね!って言えばいいし、いい販促アニメになっている。
と、いう感じに私はきっとHAYATO様と組むんだろうなって気で見ているんですが、どうなのかしら。
もしかして苦肉の策として、ここで「ST☆RISH」が誕生して、6人まとめて面倒みてやるぜって展開だったらそのめがねカチ割りますよ(?)
え、いや、そんなまさか・・・。でも丸く収まるいい案かもしれないですね!!春歌ちゃん格好いい!
・・・。
私、そろそろ一之瀬さんがHAYATO様に切り替わる瞬間とかが見たいんですけど、ゲームで見れるのかな?
あと翔ちゃんが可愛いのではやくゲームしたいです。下野ボイスのキャラに萌え萌えするなんてちょっとそわそわしますけど。あ、神にーさまは別物ですよ。
それより何より虚淵てんてーがうたプリ見てたことが衝撃だよ!しかも春歌ちゃんは5年留年しろとかさすが現実主義者は容赦ないと思いました。
ところで虚淵てんてーがライターの乙女ゲーマダー?絶望する覚悟は出来ていますよ!!!
と、販促アニメにのせられつつ脱線しつつ終了。

・ボイスアクターズ
あいも変わらず世知辛い声優業界について人気声優が語ってくれるありがたい番組。
最近どこかで見た声優の養成所に行ったけどなんか質問ある?ってスレを思い出してしまいました。
それは確か、パンピーの会社員が、ただのスキルアップのためにお話講座に通ったら間違えて声優の養成所に入ってしまって、そのときのことを書くよってスレでした。結構面白いのでおすすめです。枕営業とかそれ以前の問題でぞっとしますけどね。いつも思うんですがじゅんじゅんはきっと頭の回転が速いんだろうなあ・・・と。頭いいっていうか頭の回転が速いですよね。いつも感心する。森川さんはそんなに詳しくないんですが、声おっきいんだろうなっていうのがテレビ越しでも伝わってきました。
しかし人気だからといって同じ人が同じ期間にアニメに出まくるのはどうにかならないかと。どうにもならないんでしょうが・・・。
と、ネガティブな話題にまとまってしまいますが、でもやっぱりアフレコ風景って不思議で面白いですよね。
こんだけ声優を見ててもいまだにアニメのキャラクターの声が人間から出ているというのが、実感がわかない子供みたいな感覚があるんです。

・タイバニ
いい具合につながりましたね。記憶喪失ネタが今でも使われることにびっくりした。
それにしてもルナティックさまはすっかりなりをひそめてしまいました。初期の頃の悪役っぽい感じが好きなんだが、彼はヒーローブラックみたいな位置だったんだなー。

・ピンドラ
しょうちゃん解放してあげて・・・と、思うんですが、なんとなく今は「りんご&しょうちゃん編」なのかな?後半から「ひまり&かんちゃん編」になるとかですかね。とりあえずりんごちゃんの出番が終わったらしょうちゃんの出番も減りそうでこわいです。

・うさぎドロップ
PUFFYの演技はおかしくなかったです。どこかで演じる機会があったんだっけ?
私は原作読んでないので結末知っていてもフーンと見れるんですが、それでもこのダイキチがねえ、そうかいそうかいと思ってしまいますね。このアニメは1クールで終わった方が幸せですよね。
にしてもウンコで喜んでるこうきくんがプレイボーイになるとか胸熱。

・神様家族
なんとなく読み始めたんですが、いいラブコメ作品ですね。最近だったらバッチリ萌えアニメなんだろうけど、原作も漫画も女の子の外見でブヒれそうにはないので、なんか不思議。
神様の息子である少年が、好きな子に思いを伝えようと神様から人間になってしまい、それと同時大切なものをなくす、っていう話なんですが、少年にくっついているテンコっていう天使の女の子が嫉妬したときの台詞が良くてね。「なんで人間になるなんて言うの!あんたが立派な神様になるために頑張ってきたのに!」「あんたのために生まれてきたのに、私なんかいらなくなっちゃったの?」っていうのがグっときました。この子は少年の父である神様の意志によって孤児として生まれ以来ずっと少年の側でお世話し続けているので、そう考えるとああこれは運命だな、って思うのです。

どうでもいいんですが、乙女萌えできていないのでそうなると自分の中で乙女ゲー考え初めてしまいますよね。
最近1人で盛り上がっているのは師弟とか兄弟弟子ものですね。
同じ師のもとで育った兄弟子や弟弟子が攻略できたり、ライバルに嫉妬されたり冷たくあたられたりしながら恋を育んだり、師匠とか師匠の知り合いの師匠を攻略する異世界ファンタジーものです。
私の一押しは才能のある主人公をじっと見続けてきたライバルです。ライバルは主人公をじっと見続けてきたので知っているけど、主人公からすると「あんた誰?」状態で、その状態がまたライバル(プライド高い)の心を傷つけるっていうお約束な展開があります。
で、時には争ったり共通の敵を倒すために共闘したりトーナメント戦で戦ったりするという(オイ)
どうも発想が週間少年ジャンプです。
でも女の子ってジャンプ好きだしいいんじゃないかなと思うんですけどね。男の子とライバル関係になるって熱いし萌える展開だと思うの。
それなら「お前のこと好きだぜ」っていう、乙女者からするともう聞き飽きた恋だけの告白の言葉だけじゃなくて
「お前の実力は認める」とか「お前の努力は賞賛に値する」とか「お前の生き方にオレは影響された」とか
人間として褒められるところから始まるわけですよ。
これなら常套句「お前って面白いヤツだな」も、もっと説得力ある台詞に聞こえるようになると思うんですけどね。

やばい語りすぎた。クロチャンやってきます。
2011.09.06.Tue

アニメSteins;gate 21話「因果律のメルト」 22話「存在了解のメルト」

21話は何故だか泣きっぱなしで見ておりました。まゆりとオカリンの会話からもうずっとね。
なんだ、疲れていたのか?という感じに汗
いつかも書いたけど大好きなシーンだったのですよ。
「ラボメンが増えてオカリンはとても楽しそうだ」
「でも最近まゆしぃはオカリンと話す時間がない気がする」
「皆が来る前の、なんでもない時間が大切だった」
みたいな会話がね。すごい染みる訳です。
それは紅莉栖でも手に入らないオカリンとまゆりだけの時間だからさ。しかもどうってことない時間で、でもそれが大切で愛おしくてってまさにノスタルジアドライブだと思うのですよ。
そんでもってオカリンが自ら車に突っ込んでいってすごい驚いた・・・おおおう・・・
まゆりのルートは実質上カットされたわけですが
(当たり前っていうか、まゆりルートと助手ルートって途中まで結構一緒だからね・・・回収、きついよね)
いっちばん泣けるのはまゆりのルートなんだよなあ。
だってオカリンが「お前が生き残るためには紅莉栖を見殺しにしないといけない」ってまゆりに言っちゃうわけさ。そのときの「紅莉栖ちゃんに会いたい!」っていうのがね、忘れられないです未だに。
22話は泣けるんだけどこっぱずかしいこっぱずかしいけど泣けるシーンですね。
好きだって言った瞬間にさよならだなんて、すごい切ない。切ないって萌えるんですよね。
で、24話があるとのことでもしかして最後まで行かないのかなとか浅はかに思っていたんですが
ちゃんと最後までやるようですね!うおおお良かった。でもそうじゃないと最後まで見た人がすくわれないもんね。
久々に鈴羽の声が聞けてよかったです。最後に出てくる鈴羽はめっちゃクールで格好いいもんな。衣装もミリタリーですごい好きです。さっさとねんどろ出してくださいませよって感じです。

しかしEDで流れたFakeの曲はやっぱりゲームのほうがいいですねw
gate of steinerは何個もアレンジみたいな感じで使われているけど、ゲーム版のFakeが一番叙情的で音楽的だなーと最近また聴いている。
gate of steinerは、暗くて陰鬱で、でも勇気の出る素晴らしい曲ですよね。
まさにクリアした後に意味のわかる曲。

そんでもってテレ玉では今日が最終話らしいですよ。私はもう少しあとで見ることになりますが・・・
キャストのコメントも読んだし全裸待機できますね。
とりあえず鈴羽が楽しみすぎて禿げる。
2011.09.04.Sun

生きている人、いますか?

うたプリさんを買おうと思ったらしばらく待たないといけないようなので
PS storeでCROSS†CHANNELを買いました。
というわけでしばらくCROSS†CHANNELをプレイします。
元々やろうと思っていたしね・・・。ちなみに男性向けをプレイすると乙女の訪問率がガツンと下がるのでちょっち寂しいけどまあしょうがないかなという。
ちょっとだけネタバレを知っているので、1周目だというのにぞわぞわします。
もう適応係数とか出ていますしね。ああ・・・という感じ。

乙女ゲーのサイトもちょっと見ましたよ!

・神なる君と
90年代のエロゲーのような舞台で雰囲気が良いのですね。
エロゲーの舞台は主に雰囲気の良い田舎で、海の近くに山があって初セックスは神社の境内だよな!
この作品はなんだろう、現代和風伝奇?って感じだから、緋色が好きな層がターゲットなの?
メインヒーローに☆がいて逆に新鮮ですね。
しかし、なんかしばらく幼馴染はいいや・・・すみません・・・

・アンジェリーク 魔恋の六騎士
PVがすごいってあったのでノコノコと見に行きました。確かにハードですね。アンジェってこんな作品だったのかしら。
どことなくバタ臭い感じが逆に新しいですが、攻略する気のおきるキャラがおらんくてちょっと躊躇

・十三支演義 ~偃月三国伝~
タイトルが覚えられなくて猫耳三国志って言ってるです。確かにサイトとか音楽は格好いいなー。
特攻したいんだけどアムネさんでちょっと懲りちゃった。
発売は来年だししばらく悩めば気も変わるだろうな

・BROTHERS CONFLICT
キャラデザといいコンセプトといい主人公のデザインといいものすごいモバイル臭に笑いが止まらなくてだな・・・
いっそのこと思い切ってモバゲーとかにおろしてみたらどうだろう!?って、オトパのときから考えていました。

・マスケティア
キャラ萌えできるんならもうそれだけでいいから買ってしまおうかと思い踏みとどまりました。
最近はキャラ萌えが上手くいかなくてなあ・・・

・スト☆マニ
皆ー!いつまでタイトルに☆をつけるつもりだ☆を!そろそろ飽きてきたぞー!
ふう。
微妙に見づらく格好いいサイトでした。しかしいまいち何がしたいのかが伝わってこないサイトだった・・・

・ビヨンド ザ フューチャー フィックス ザ タイム アロー
RPG風味の乙女ゲー。5pb.がかんでいるのはおそらくシステムまわりとかデザインだと思うの。
そしてRejet.の作品はよくわからないので、特攻が怖い怖いですう
でも耳のついたハンター系の子が気になる。最近の私がキャラクタに反応できるなんて滅多にないので貴重です。

・KOTY
最近ちょっと白熱していますよね!今年も・・・熱いぜ!アムネさんが早速入ってて胸がキュンとしました(色んな意味で)
クソゲーにも色々なクソゲーがありますからね。
ぶっとんでで、愛せて笑えるクソゲーを心待ちにしているんです。
やるせないのはガッカリゲーとか空気ゲーなんだよな。あってもいいけどプレイはしたくないかな
2011.09.03.Sat

アムネシア感想 4 

アムネさん、回収が大変なのでフルコンプはしてないですが、一応ウキョウさんまで終わりました。
文句を言いつつも投げないのは、辿り着きたい結論が伝わってくるからです。
ボタンひとつで結論に辿り着ける。だから私はADVゲームが好きだ。

★ウキョウ~だから一秒後ごとに平行世界を越えて、それでもきっとAll you need is kill
他ルートでは主人公に警告したり古井戸に突き落としたりよくわかんないキャラでしたが
なんとその正体はRDを持った孤独な観測者・・・って、あ、しつこいですか、すみません。
他に言い様がないのです。
個別ルートでは皆が同じバイトにいてわいわいしてて、可愛かったですね。まとめっぽいごほうびっぽい仕様でした。ケントさんの貴重なバイト着姿が見れるのはウキョウさんルートだけ!
隠しなのでセカイの謎みたいのを背負ってそわそわして出てきますが
主人公のことは好き→でも僕に近づいてはいけない。プレイヤ的にはウキョウさんに殺されるバッドEDが心に残っているのでびみょうな気持ちですが、どうやら同時に愛しているらしい、ってことはよく伝わってきます。まあよくネタバレしてくれているというか。
警告も聞かずにウキョウさんに構っていくと、「君が好きだ」と言われたり、事故に巻き込まれて死んだりします。バッドEDの数には定評のあるウキョウさんルートですね。そんでその理由はウキョウさんルートは主人公とウキョウさんが一緒にいてかつ主人公が死なない唯一の世界だから・・・そうです。
つまり「世界が主人公を殺そうとしている」んだそうです。要するにシュタゲでいう世界線収束の話になるんですが、同じことを考えてしまう方がやはりいらっさるのか「ウキョウ 世界線収束」でこのブログに辿り着いちゃった方がいてなんかちょっともどかしい気持ちになりましたね。ここで安易にパクリやリスペクトインスパイアっていう言葉を使うのは楽なんですが、そう書いてしまうのもちょっと可哀想なんですよね。私は別にウキョウさん嫌いではないですし。アムネシアという作品も見ててなんか複雑だけど嫌いではない。
で、世界が主人公を殺そうとするのでウキョウさんは必死に警告して守ろうとしていたわけです。それまでにも、神様の力を手に入れて平行世界を渡り歩き、何度も主人公を殺したり自分が死んだり、新しい平行世界で主人公から忘れられ、また他の誰かと幸せになっているのを見続けても、それでも求め続けたっていうのは愛を感じますね。時空移動もののゲームをいくつかやったので、移動すると自分以外の人間の記憶がクリアされちゃう辛さというのはわかるので・・・って、なんか変なところでウキョウさんと同化しちゃうのはどうかと・・・。
で、最後はウキョウさんに殺されそうになりつつも、神様の力を使って解決するのでした。
神様がそこまでしてくれるのがちょっとすごい。理由は何なのだとか思うんですが、そこはそれ隠しだし気にしてはいけないんだと自分に言い聞かせました。腐り姫だって何がなんだかわからない解決の仕方してくるしね。
最後に、人間に生まれ変わった神様とオリオンが出てくるのは感動的でしたね。一番好きな終わり方。アムネシアというお話はここまでです!っていうのがしっかり伝わってくる素敵な締めかたで好きでした。なんですがEDでちょっとぶちこわすよね、あれ。もうちょっといい歌い手はおらんかったのかのう。
あ、さっきパクリだのなんだの書きましたが、別に珍しい手法を使っているわけではないんですよね。ループものの小説だのゲームだのは大量に排出されているわけで、どちらかが生き残るためにはどちらかが死ななければならないっていう設定はAll you need is killでもやっていましたしね。

そんなこんなで記憶喪失ものかと思いきやサスペンスミステリーホラーファンタジータイムリープな作品だったわけですが。これマジなんだって本当なんだって。本当にこれだけ要素が詰め込まれていて、お話によってその要素で解決していくので、私が納得いかないのはなんかそこでした。最後はファンタジーで解決してたけどそれなら最初からそうと伏線をはってほしいかなと。オリオンの存在だけではちょっと薄い。死の運命とか平行世界とか言うなら、不自然でもいいからそれに関連する話を出して欲しいと思うのは、私が「EVER 17」を好きだからかなー。あの作品は登場キャラクタが突然第三視点だの八尾比丘尼だのクローンだのを語りだすので鬱陶しいし不自然ではあるんだけど、だからこそまだ考える気がおきたんですが、アムネさんはそういう気はおきなかった。乙女ゲだから別にいいじゃんといわれればそれまでで、また、それを見越してそういう要素は極力排除し、恋愛物語に重点をおいたのかもしれないと思うので、一概に責めるわけにもいかず。
や、でも最後に「ホラこれが真実だよドヤァ」とやってくるなら、それなりに伏線を置いておいてくれないと、解決してもなんかなー・・・主人公を操作するとしてはああ良かったねと思うんですが、プレイヤとしては別にそんなねたばらしどうでもいいわって思ってしまうのでした。すみません。

うう。色々文句は言ったけど別にこの作品、嫌いじゃありません。やりたいことは伝わってきたし、辿りつきたい結論は感じ取れました。あ、周回プレイを要求するゲームとしてはシステムはクソに等しいので、オトメイトはとりあえずサイバーフロント様のADVをやりやがれなのです。システムをパクると怒られますが、ADVゲームはどんどんパクれば皆幸せになると思うよ。スキップ中に選択肢までいくと「ビっ」と音がなる仕様は本当に素晴らしいのでゲームメーカーさんは積極的に取り入れるように。
あと台詞にあわない口パクはやめたほうがいいと思うの・・・。口パクは好きだけど、あってないと気持ちが悪いのです。人間に見えなくなってきて残念だ。
あとスキップが遅いうえ選択肢の数が多すぎてスチルの回収とかがめんどくさいのです・・・。

あ、肝心なのは乙女的にどうかってことですね。うーん、どこかにも書かれていたけど死神と少女とかが好きならいいんではないでしょうか。あとは理不尽なヤンデレとかが許せるとなお良いです。明るく爽やかな恋愛がしたい乙女にはとりあえずよしておいたほうがいいよって言っておきますねテヘヘペロ。
ストーリー重視とどこかに書かれていたけれどとてもそうは思えず。それなりにキャラクタ重視で作られていたので萌シーンはちゃんと仕込んでいるので「キャラを愛せるならば」楽しいと思う。愛せるかどうかはあなた次第だ。すまない・・・。

嫌いじゃないとか言いながら文句が多くなってきましたのでそろそろやめようかな(汗)

次はやらないかもと思っていたうたプリさんを検討している。
お知り合いさんのメールで「90年代のあかほり作品に似ている」との記載があったので
あかほり作品で育った私は気になってしょうがないのですよ。

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