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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2011.04.30.Sat

蝶の毒華の鎖・赤ずきんと迷いの森体験版感想と、やまかれちゃん

あー
大帝国やりていなー

はい。
今日は体験版×2と無料コンテンツの3本立てです。
私はただの無料配布厨だったようなので、無料配布厨とお呼びください(?)

ではまず蝶の毒華の鎖の体験版プレイからです。
前作は体験版プレイしてスルーしちゃったので久々のマリエたんです。つーか前回もって・・・変わってない・・。や、でもマリエたんはいいと思うんですよ。どんなに危機が迫ってもおくびにも出さず(ださなすぎて何度も倒産が囁かれた)ひたすらこつこつと開発を続ける姿は色んなメーカーマジ見習うべき。でもうんもうちょっとなんか言ったほうがいいと思うよ・・・(遠い目)
蝶の毒華の鎖は大正時代の没落華族のお嬢様・百合子様が色々と不幸な目にあわれるところからはじまりました。
金がないのに誕生日会をやり、その日に父が死に、母も倒れ、家のために望まぬ結婚をさせられそうに・・・でも、私は本当は庭師の真島が好きなのよ(多分)!って感じでした。3行で説明しちゃったテヘヘペロ。
真面目に感想書きます。
マリエたんの今回の目玉はなんだかんだ言ってライターの文華先生のテキストでしょうか。匂い立つような官能的な表現の数々は確かに今のところよそのメーカーにはない特色だと思います。ちょっとリアル嗜好な表現のひとつひとつは何気ないやりとりにも少しずつ差し込まれていてそのさりげなさが積もり積もってエロシーンで生かされるのだろうなーという説得力がありました。登場人物も真島から異母兄弟のお兄様やらメガネの幼馴染やら貿易商の婚約者(?)やら色々で、どのキャラも冷たさがあって面白いなあと。色々と欠けている部分があってだからこそ魅力的に感じられるかどうかで評価が割れそうな感じでした。
人気が出そうなのは庭師の真島くんでしょうか。従来の乙女にありそなジャニーズっぽいデザインが彼女×3の次女を彷彿とさせる。こういうプレーンそうなタイプがゲームの敷居を下げるんだろうなあと。
異母兄弟の兄ちゃんは中の人が平井氏だったので、なんて使い古されたオーソドックスな!と思いました。マリエたんがこういうコテコテな使い方をしてくるとは思わなかったけど、月影の先輩もオーソドックスだしまあ普通かと思いました。こういうお約束も必要なのだよ・・・。
体験版の最後にバーっとエロシーンが出てきたけど、皆すごい巨根でびっくりした!(見えているキャラのみ)(見えないアングルもあったのよ)しかし乙女ってこんなにしっかりモザイクかけなければダメなのかーと思いました。で、いつも思うんですけど魔羅ってつじつまあわせでたままた長くなっちゃったり大きくなっちゃたり、なんか事故のようにでっかいときあるよなあと感じる瞬間がしばしば。大きさの設定があっても生かすにはすごいデッサン力が要求されるような気がします。
あーくそどうでもいいことを・・・書いてしまった・・・。
お話はどろどろしてて面白そうなんで、大正時代が好きな方とかまあ何より文華先生が好きな方はいいんじゃないかな。ところで三郎とのセックスシーンはあるのか、そこが問題だ。三郎に犯されるシーンとかあったら胸熱と共に乙女にトラウマを残しそうだと感じました。そこまでやっちゃうか気になるなー。
次は赤ずきんと迷いの森です。
これも前回はスルーしたひよ先生のゲームです。前回は冒険したんだなと、シナリオの評価が高いんですよね。しかしそれではやはり従来のファンは萌えきらなかったのか、赤ずきんはエロ濃い目、だそうで。
エロ濃い目、っていうかUTM再来って感じでした。
まずメインのキャスティングがUTMと同じですよ。だからもう狼さんの声聞いても「杉崎ボイス萌え~☆」じゃなくて「あれこれレニ様じゃね?やっべ懐かしい久しぶりじゃーん」みたいなそんな気持ちにさせてくれました。性格も愛想のいいレニ様だった。外見はレオンから、って感じで、ひよ先生のスタンダードヒーローが混じってるかんじ。
まあでもメインヒーローの狼さんが一番軍配がありそうなので杉崎氏のファンは買って損がなさそうだなと思いました。
で、山猫さんは浅野さん、にすっごくとても似た声の方で声質もちょっと年取ったセイジュみたいだったので、私はこっちが好みでした(エエエエエエエエエエ)いやーすみません私は断然弟派だったのですよ。レニ様も素敵だったんですけど素敵すぎて「父ちゃんみてえ」と思ってつい萌え切れなかった負け組なのです。
そういうわけで好みなのは山猫さんですね。山猫ルートだけやりて~!(最低)
主人公のティアナたんも色々と不幸を背負っていて素直じゃないんですけどおおよそ中身はひよ先生の通常運転なのである意味すごい安心すると思います。お話もちょっと不思議なこわさのあるファンタジー、って感じなので安心です。コミカルでほのぼのしたシーンもあり。
なんだろう今回のテーマは「安心」なのかしら・・・?ひよ先生も色々迷われてこういう手をとったのかなあと思いました。UTMファンが再来しそうな空気がバリバリって感じです。

以上18禁乙女体験版の感想でした。
老舗様はさすが安定してるなーって印象。まあ製品版でどう化けるかわかりませんが、文華先生もひよ先生もノンケの私が「おっ」と思うくらい信者がいるんですよね、ちゃんと。
とりあえず買うかどうかは未定です。もうワシ余計なことは言わないことにしたんじゃ・・・!

次はやまかれちゃんです。
やまかれちゃんっていうのは大和彼氏の無料コンテンツでニコニコ動画にアップされる4コマ漫画のことです。
評判がいいとのことで見てみたんですが、ぶっちゃけ大和彼氏のなかで一番面白いコンテンツだと思いました。
絵柄は可愛いし、ほどよく力がぬけていて、皆がワイワイしてて楽しい。
毎回キャラの服にご当地ネタが入ってたり、乙女向けじゃなくてネットのオタク向けのネタが入ってて(そげぶとか)つっこみどころ満載だけど、大和彼氏の中では一番まともなコンテンツでした。
<やまかれちゃんリンク>
http://seiga.nicovideo.jp/manga/yamakare
しかしなんで無料コンテンツが一番面白いんだ・・・作家さんに失礼な・・・。
大和彼氏あんま知らないでも楽しめる気がしました。私はこの4コマでレオきゅんが特許とりまくりでセレブって初めて知った。つーかやまかれちゃんの絵のほうが男の子も主人公も可愛くて好きだなと思いました。静也クンもしょっちゅうネタキャラで出てきてくれて嬉しいです////あとトラリンは素敵な庶民派で人気が出そうだなと思いました。
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2011.04.29.Fri

ヘンリー・ダーガー展

ヘンリー・ダーガー展に行ってきました。
詳しい情報は上のリンクから。

ですがGW前に行っちゃったので混雑の参考にはなりませんすみません。
場所が場所なので小規模で、さくっと見られるのでおすすめ。
ヘンリー・ダーガーを知ったのはこちらの本がきっかけなのですが、斎藤環先生もコメントを残されていました。
戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)戦闘美少女の精神分析 (ちくま文庫)
(2006/05)
斎藤 環

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ヘンリー・ダーガーの絵はご覧のとおり「トレース」からはじまったものですが、少女たちの造形はトレースだけじゃなくなっていますよね・・・。絵をじっくり見たことなかったので気づかなかったのですが、「非現実の王国で」の姉妹は、ちゃんと1人1人衣装(子供服)が違うんですね。近い配色で、でも違うデザインで。なんというか、これって一次創作サイトで良く聞く「オリキャラ愛」ってやつですよね。
世界的に有名な作家を日本のオタクと同レベルに貶めるのは心苦しいんですが、やっぱり根底にあるものは同じなのでは、と思わずにはいられない。60年間たった1人で誰にも見せず創作し続けたのですから、やはり近いんじゃないかな、と。ネットをうろつけば一次創作している方はたくさんいらっしゃいますし。ネットの外にだっているに違いない。

家の様子がわかるパネルがあったのですが、なんというか、そこが一番ぞっとしたというか(悪い意味ではなく)
敬虔なキリスト教徒だったので、マリア像や宗教画が綺麗におかれているわけです。毎日礼拝に向かい祈りを捧げるくらい、そしてその要素を創作に入れるくらい、神を信じていたのが伝わってきます。そして同時にその祈りが絶望に転じている様っていうのは、彼のかいた絵を見ればわかるのですね・・・。
神を信じていたけれど、同時に憎まなければならなくなって、でもだからこそ信じるモノを自分の内面に見出したんですよね。自分の心を救うのは自分の心なんだなーと思いました。(妄想)
「非現実の王国で」の主人公、ヴィヴィアンガールズは少女の姿のまま不老不死の体で戦い続ける運命にある。っていう設定が・・・なんとも・・・日本のオタクの幻想に近い、と思って斎藤環先生も本に取り上げられたんですよね。

ダーガーが大家から「あの絵見ちゃったごめんね」って言われたときそれはそれは絶望したらしいので
なんかその気持ちはいたいほどわかります。
1人でひっそり描いていたものでもう誰にも見せたくない!って思っていたものを
世間に公開されるっていうのはそら苦痛ですよ。
彼にとって描いた作品は大切な宝物であり、黒歴史なんだろうなーと。今の隠れオタクに通ずる世間とのズレみたいのを多分真面目に感じていたんだと思う。
「こんなことしてるってバレたらさすがに居場所なくす」みたいなね・・・。
そんでもってその思いを踏みにじるような行為をするならば覚悟が必要だと
えーと、誰かが言っていました誰だっけ。

やばいオタク論になってしまった。
それにしても、美術家って絵の内容どうこよりその人の人生がどうだった、っていうちょっとゴシップ的な要素がまた消費の力を高めるんでしょうね。
そんなもののいい例だなーと思いました。
2011.04.27.Wed

アニメ Steins;Gate 第4話 空理彷徨のランデヴー 他

キャラのやりとりが色々面白かったですね。
原作にはないコインランドリーの描写も良かったし。
助手の顔も今回はなんとかなっていたと思います。前回のはなんだったんだろ?
るか子とフェイリスのほうがよっぽど可愛いのは表情が結構変わるからかな?
あとまゆりが鈴羽に雷ネットのカードもらってたけどなんかの伏線かなーと
ちょっと大きくとりあげられていましたもんね
(短時間で2人が仲良くなった過程を演出したいだけかもしれないけど、
でも鈴羽がなんで雷ネットのカードを手にいれたのかとか気になる)
しかし「原作信者がやることは原作との答えあわせだ」ってどこかにあったけど
本当にそうですね・・・いや自分がだからなんですけど。
まあでもとりあえずフェイリスたん可愛いよフェイリスたん!
アニメだとあの髪型が大げさに描かれていて面白いw
フェイリスコールに混ざりたいです。
いやしかし、アニメシュタゲの秋葉原は、あんま秋葉原に見えないです。ゲームのほうが秋葉原らしかったなあ。
悪い意味ではないです。
物語らしさが出てていいんじゃないかと思います。

で。
Rejetと5pb.の合作乙女ゲが出るみたいですね。タイトルはフュチャーなんとかですよね。長すぎて覚えられないです。シュタゲっぽいってあったからついに乙女でSFキター!?と思ったらなんかファンタジーっぽくてびっくりしました。時空改変ものっていう意味で「シュタゲっぽい」て使ってただけかなあ。
現代が舞台で、フォーントリガーまではいかずともあの携帯取り出すシステムでも使いまわすのかなと思っていました。ファンタジーっぽかったので、携帯の出番はなさそですね。
キャラデはイヤな感じはしませんでした。
ので、情報待ちです。Rejetのゲームはやったことないし、5pbだからといって面白いかどうかはまだまだわからないのでとりあえず餌を窺う猫の体制でお待ちしておりますよ。
まー、企画原案志倉千代丸、シナリオ林直孝、って書いてあったら考えないでもないですけど(無茶言うな)
林直孝さんはロボノで忙しいからなあ・・・百万歩譲って監修とか、なんか、そういうエキスをちらっと見せてもらってくれれば・・・発売前からひどい悪あがき。
そうそう発売前に騒いでいた姫王なんですが、A4さんの感想を見てちょっと満足しかけ・・・てるので
もしかしたらVFB待ちになってしまうかもしれないです。
(A4さんの感想がとてもわかりやすく整然とされているので内容が理解できてしまう・・・)
発売前に騒いでいるゲームほどこの体たらく。私の細胞は1ヶ月くらいで入れ替わってるのかなあ。
それにしても、黒金はちょっとネタゲーだったしつばさも票が割れた印象なので
なんだかんだ老舗(?)が手堅く質を保った展開が待っているのでしょうか。
とはいってもその老舗(?)様がたも評価される作品されない作品色々でしたので、新ブランドもこれに負けずどんどこ出せばいいんじゃないかと思います。
はー、えらそう。すみません。マジ婆だな・・・
婆ついでにもうひとつ、ダイワ彼氏のサイトに行ったらいつまでたっても出ないドラマCDの数が減ってて
思わず「これが機関の陰謀か!?」とやりたくなりました。
最初はキャラ2名ずつ抱き合わせて売り出す予定だったみたいなんですけど、
最後のほう、4名まとめて同じCDにブチこまれてらっしゃる・・・。オイ可哀想だろうが。
そこはそれドワンゴ様の何か事情がおありなんでしょうけど。世界線移動しちゃったんかなと思いました。
まあどの業界もそうなんですけどそれは可哀想だろやめてやれ、っていうのがたまにあるので
そのたびに「クッ・・・これが運命石の扉の選択か」と思わずにいられないです。お察しください。
と、まあしみったれた感じで終わるのは良くないので、心温まる対談でもどうぞ。

「社長が訊く『ニンテンドー3DS』ソフトメーカークリエーター 篇
 第6回:『Project ラブプラス for Nintendo 3DS(仮称)』」
http://www.nintendo.co.jp/3ds/interview/creators/vol6/index6.html
岩田社長さすがすぎや・・・
2011.04.25.Mon

BLで邪魔にならない女子

BLで邪魔にならない女子って・・・ちゃんといるんですよね・・・

最近読んだ「摩利と新吾」
摩利と新吾―ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第6巻) (白泉社文庫)摩利と新吾―ヴェッテンベルク・バンカランゲン (第6巻) (白泉社文庫)
(1996/06)
木原 敏江

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が、すっごい良くて本当良くて何が素晴らしいってこれ本当に魂の結婚ってところです。
摩利は幼馴染新吾のことがすっごい好きで愛しててセックスしたい!んだけど
新吾は摩利を「運命の相手だ」とか言いつつ、でも肉体の関係は駄目なんです・・・。
で、2人は信頼と絆を持ったままずーっとずーっとつかず離れず過ごすんですが(チューくらいはする)
なんと最後までセックスしな・・・い・・・(真っ白になった)
おまけに2人ともフツーに女性と結婚されてしまうのです。
摩利は海外で、新吾は日本で往年を過ごすのですが第一次大戦時、2人とも同じ瞬間に死亡するという・・・
エンディングについて、色々万感の思いはあるのですが
まあただ一ついえることはこれをリアルタイムで読んでいたファンの皆様は
「さっさとセックスさせろ!」って思ったことでしょう。私も思った。一回組み敷いちゃえばこっちのもんだろヤっちまえよ!って衝動で毎月ハラハラしてたんだろうなあ。でもしないなんてDozi様いけず!と思わず
「いや、だから魂の結婚なのだ・・・肉欲など、肉体など超越した純潔なる魂の結婚をしたのだ!」とか
悟りを開いてしまう。そらもう電波ゆんゆんですよ。
あ、で、今日のテーマはBLで邪魔にならない女子の話なんですが、この作品はあまり邪魔になる女子がいなかったです。どの子も説得力ありました。ドミナ以外。
ドミナは一体何のために出てきたんでしょうね。いや新吾を惚れさせるためっていうのはわかるんですが
あまりに突然出てきてあまりに初恋をしてやむを得ず別れたーってかんじでした。
別に特出して嫌な子ではないのですが、なんか外見デザインが微妙なのと、なんで惚れたかさっぱりわからないまま情事に及んでいたので脳がついてきませんでした。初恋だから仕方ないだろ空気読めってことかしら・・・。
私は摩利様みたいな男子はすげえ好物なので新吾があっさり「俺は女性と結婚する」とか言った日には
「非道なりィィ!」と心が歪んだものですが、結婚した相手が一二三ちゃんならOKOKなのです。
摩利様と結婚したささめちゃんもOKOKでした。2人とも初期から出ていて初期から2人が好きで、苦労して、辛い思いをして、それで報われたならいいな、と何故かBLの障害にならんかったのです。
腐女子の思考って複雑すぎる。
あ、で、私は腐女子だから腐女子脳で読んでいるんですが、この作品チューはしてもセックスはしませんので
愛情か友愛か、恋なのか友情なのか、人と人との絆とは、といった真面目で誠実な作品ですので
「BLキモイ」と思わず読んでみることをお勧めします。
EDで全俺が泣いた。

で、今は日出処の天子を読んでいるのですが、もう早速毛人の気に入っちゃった布都姫がなんか微妙で
どーにかして始末されないかと考えているところです(暴力的)
日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)日出処の天子 (第1巻) (白泉社文庫)
(1994/03)
山岸 凉子

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布都姫もなんであんな微妙なデザインなのでしょうか。いや、そういう文化であるってだけなんでしょうが。
それよりも毛人の妹が可哀想すぎて、しかも兄貴にガチ恋しているもんだから
近親相姦(まだやってません)好きとしても大変美味しく頂いております。
それにしてもこの作品はほんと神道VS仏教なのですね・・・。
日本文化にある「そういえば」的な不自然なあの関係についてムッツリ考えたくなる。

それにしても摩利と新吾、そして毛人も女子からも男子からもえらいモテすぎて
「これなんてエロゲ?」状態ですよ。
まあつまり人が人に惹かれるのに、性別なんて関係ないってことですよね。
と、うまく締めたつもりになりつつ今日は去ります!
2011.04.23.Sat

魔法少女まどか☆マギカ 11話・12話 ~エントロピーを凌駕できない私の願い

10話から12話まで一気に見せてもらえる贅沢な時間でしたね・・・

うおーなんていうか、なんていうか、虚淵先生の「夢と希望が残る」ってこういう意味だったのかあ。
まどかは消滅した、とも言いがたい。
ほむらは1人になってしまったようで、でも1人ではない。
主人公が「魔法少女」の概念そのものになる、だから「魔法少女まどか☆マギカ(マギカってなに?)」だったのかあ・・・
い、いやーすごいですね・・・としか言いようがない。こういう逃げ道だったのかあ。
絶望EDも覚悟しつつ、でもやっぱり絶望した視聴者に残されたのはまどかの願いだったから
結局まどかは視聴者を救ってくれたんですね。思わずまどか△って呟きそうになったわ。
で、でもなんだろう。視聴者自身はやっぱり概念そのものになるっていうのは無理だから
あくまでほむらの立場で、たっくんが、「まどか」って絵を描いてるシーンで
もうどうしようもなく泣いたんじゃ・・・。
私はそういう小市民的な感想が出てしまいます。リアル号泣1人で見ていてよかった。
虚淵先生にノせられつつも理解できていない駄目な視聴者なのかなあ、とちょっと落ち込みました。
まあこれ感情論で、感情を取り除いた結論からすればなるほど、って感じです。
まどかは魔法少女に希望を持ちたかった。
魔法少女はいつか絶望となる、っていうルールをどうしても変えたかったから、自分の過去も未来も全部捨てられられたんだなあ。そして変える理由の大きなきっかけとなったのはほむらという最高の友達の存在だった。まどかは魔法少女の概念となることで、ほむらを真に理解することができた・・・
因果関係、上手く行ってる!って思います。
まあ、確かにほむらが1人で戦った記憶は誰とも共有出来ないから、そこらへんシュタゲと違ったなーと思いました。シュタゲと比較しちゃいけないんですけど。まどかとほむらは人としての道を外して、リーディングシュタイナーを共有したんですね。
(リーディングシュタイナー:書き換えられる前の世界と書き換えられた世界の記憶を継続して持てること。リーディングシュタイナーを持たない者からは、書き換えられる前の世界の記憶はなくなる)
これも魂の結婚の1つの形かなって思いました。
友情、友愛に満ちた、肉体とか時間や空間に縛られない魂の結婚ですよね。まどかの気持ちはほむらにしかわからないし、ほむらの気持ちはまどかにしかわからない。
まどかもほむらも女の子ですけど、これが異性同士の恋愛ものだったらまた違った見方があったんですかね。
へんな話、これが男女だったら視聴者は「もっとフツーに救ってよ!」って思っちゃうかもしれない。小市民レベルでの救いをもっと求めていたかなって。
でもこれは女の子同士で、そこに君を奪いたいとか許されたいとか近づきたいっていう、男女で描きやすい概念は一切持ち込まれていないから、だからこういう結末がすっきりしたのかな。
(もやもやは残っていますけど、でもまどかとほむらの魂は救われたっていう)
男女でなくともこれがもし肉欲とか恋愛を絡めた同性愛ものだったら語れないテーマだったかなーとか
余計なこと考えちゃいます。まどかマギカは純すぎる「友情もの」だったから、視聴者がぎりぎり許せるラインに達した・・・のかな?
感想もちょっと見ましたが、まだ皆私と同じで若干混乱しつつ書いているので冷静な感想はまだ先かなあと思っています。
感想が結局まどかとほむらの関係性に段々としぼられていくあたり、私の願いやっぱりエントロピーを凌駕できていない!私の哲学の概念は小市民で止まっていますな!
や、やっぱり物語の隙間を想像してしまうわけですよ。ループの中で、ほむらはきっとまどかと心を通わせる瞬間があっただろうし、強く思うあまりへんなこととか失敗とかいっぱいしただろうし、魔法少女になってまどかを守れる自分になったときあんなに嬉しそうだったから、やっぱり、ただの親しい友達として一緒に学校生活したかったんじゃないかなって・・・やべ書いてて泣けてきた。うう、妄想の域がほのぼの同人誌だよな。こういう妄想するあたり二次創作者の業を感じる。アニメキャラクターをあくまで自分の価値観で測れるレベルまで落とし込みたいんだろうなー。だって好きで愛しているから理解したいじゃん・・・ごろごろ。

マミさんと杏子ちゃんは「魔女に殺される」という結末を書き換えられたけどさやかちゃんは魔女に転じずとも力を使い果たして消滅かあ。理にかなっているけど、「救われない象徴」の務めを果たしていたんですね。キャラクターだし、役割分担だし、正しいけどかわいそう。救われなかったけど、希望は持ち続けられた。キュゥべえとの会話のなかでまどかは「希望を持ち続ける限り救われないってこと!?」って言うけど、ほんとそのままだったなあ。でもその「救い」って、どんな形をしていたのかな。さやかちゃんは「あいつのヴァイオリンをもう一度聞きたかっただけ」だったから、救われたのかもしれない。と、思いたい。まどかが魔法少女の理を変えてくれたおかげで、さやかちゃんは絶望せずに済んだんですね。救われずとも、希望は持ち続けられたのか・・・

ぶわー長くなった。
や、でもただ一ついえることは、「面白かった」です。
毎回どうしようもなく絶望させられるから、希望を持ちたくなるんですよね。
視聴者はアニメに夢を見ているから、私の心を救ってよ!って希望を持ちたくなる。
アニメは欲望を満たしてくれる存在だから、たとえ欝アニメでも欲望のために見続けてしまう。
いえ欝だからこそ、希望という欲望を揺さぶられるんだと思いました。
本当によくのせられたと思います。楽しかった・・・
きっとこれからたくさんの哲学的な考察やら何やら出てくると思うんです。
今の政治や日本やオタクのあり方とかになぞらえたたくさんの感想や思いが溢れるんでしょうな。
きっと皆大好きなアニメを風刺や問題提起の材料にしたがるに違いない。
でも私はほむほむの魂の救いを一番に願っていたいなと思います。
賭けるものは、小市民の魂で。
でもきっと絶望にはならんのですよ。何故なら「まどか」がいるからです。
2011.04.21.Thu

アニメ Steins;Gate 3話「並列過程のパラノイア」

頑張れ頑張れって主にクリスティーナの作画頑張れ・・・!
何か色々難しいのでしょうか。もうちょっと可愛く書いてあげてほしい。
オカリンのほうがまし、っていうかオカリンの作画が一番いいのは主人公だからかな?
それにしてもオカリンはまゆしぃに対して本当の過保護だよね。
なんという幼馴染贔屓なのだろう。
まゆしぃルートで出てくる
「ラボが出来たばかりでまだまゆしぃとオカリンしかいなかった頃、
オカリンはつまらなそうだったけど、2人でぼんやりしたりお菓子を食べたりして
そういうなんでもない時間がとても大切だった」・・っていうのがすごく好きで
2人の関係はここに集約されているのだなあとしみじみ思いました。
おでん缶のところはそういうやりとりが感じられたなあ。
あれって実はオカリンは牛すじを勝手にとったわけではなく
まゆしぃがもともと牛すじなしのを手にとったのを知っていて、でもただでさつまあげをあげるのはイヤだから
交換したふりしてあげたんだって・・・
オカリン紳士・・・。こういう凝った気の使い方を演出できるってやっぱりすごいなと思うのです・・・
素直じゃないなあってこうやって表現できるんだなー・・・相手がまゆりだからでしょうけど。
で、今回もうまいところで終わっていましたね!
この作品最初は意味不明な伏線をばらまくからやっぱりひきがモノを言うんですね。
いや、でも本当早いです、展開。

そんでもって今夜はまどかですね。
私は録画して寝ます!3時とか無理ゲーすぎます!
とりあえずほむほむが救われるの希望!ですがまどかが消えちゃうとかもイヤだしなー
しかし甘い思いはさせてくれないって思って待つしかないですね。

最近ふるい少女小説を読んでいるんですが、なんというか言葉の並びは美しくて素晴らしいんですが
いかんせん短すぎる上中身がないのでとてもつまらなくて困っています・・・。
常々思っていたんですがふいんき漫画とかふいんき小説がやっぱり駄目な体質でした・・・。
「で、何なの?何したかったの?」と問い詰めたくなってしまう。
美しいとか言葉が豊かとかってことはすんごく大切で、そういうのが女性に愛されるという側面も理解してるんですけど
いかんせん「先を読みたい」って気持ちにはさせてくれないもんですね・・・
言葉が豊かでも美しくなくてもいいから面白いもんが読みたすなあ~と思ってしまうのでした。
リアル鬼ごっことか文章とかそらひどいもんですけど
非日常な題材とかエンタテインメント性はあったかもなと思うのです。
いや、でも言葉を学ぶためと自戒して頑張って、読んで・・・読んで、落ちてたりしますね。ZZz
駄目だこりゃ!
2011.04.21.Thu

話題が・・・

話題が枯渇していることでさえネタにしてしまおうかと・・・
や、更新しないと人こなくなるんですよ。(正直)

春アニメを色々見ているんですがまだ吟味中です。
なんか嗅覚がきかないのか、私が最初いいって言った番組って大体だめなんですよね・・・
花咲くいろはは思っていたより厳しいアニメであの花は欝いアニメでびっくりしましたがw
今のところAちゃんねるより日常のほうが好きかな・・・。可愛さよりシュールさがほしい今は。
社会人になると長いアニメとか難しいアニメとか濃いぃアニメに耐えられなくなるって
あれ結構本当です。
子供の時はなんでやたら長くて濃いのに耐えられたのか。ウテナって39話あったんですよ。
あれを欠かさず真面目に見ていた世代、たくさんいると思うんですがすごいよね。
うーむ。
あ、るろうに剣心がまたアニメ作るとかなんとか、一回でもヒットするって大事だなって思いました。
まあるろ剣は面白いです素直に。今でも見てて興奮するもんな。
そんでもってP4がアニメになるようで!怖いけど楽しみです。
それにしてもゲーム原作のアニメが増えましたよね。昔はこんなになかったような。
皆がよくゲームするようになったってことなのかなあ。
ある意味受身である漫画やアニメのコンテンツより、映像化して得する何かがあるってことなのかな。
オロロン。
久々に化物語の同人誌(羽川と戦場ヶ原とあららぎくんの3P)読んでて思ったんですけど
本当になんで羽川さんとくっつかなかったんですかね・・・
物語的な理由ではなくキャラクタ的な理由がよくわからない・・・
エンタテインメントのシナリオでは「なんでこいつとくっつくんだ」っていう人とくっついたほうが
見ている人は不満を持ちつつも喜ぶらしいんですが。ががが。
ちなみに私は自分が付き合いたいのは羽川さんですが
あららぎくんは戦場ヶ原とくっついてほしいと思いますよ。
古女房より運命の出会い派。積み重ねてきた関係より一瞬の交わりに夢を見てしまう
今日も厨二病が重いです。

お、割と書けた。
ではでは落ちますどろん
2011.04.17.Sun

コメント返信しました

コメントいただいた記事にはそのままコメントかえさせてもらっています!ありがとございます!
いやーまさかコメントがつくとは思わなんだ。
この調子でずずるずるだらだら書いていきますんで
気が向いたら見てもらって、何かあったらコメントもらえれば嬉しいです。
引きこもっているけどもらえるとやっぱり嬉しいんですよ。ブログは寂しがり屋の人がやるものなのです・・・。
(異論求ム)
そんな感じ。
2011.04.17.Sun

彼女×彼女×彼女における、表現の様式美

友達と「彼女×彼女×彼女」のVFBを見ながら大盛り上がりしました・・・充実した時間だった。

彼女×彼女×彼女 八宝備仁アートワークス彼女×彼女×彼女 八宝備仁アートワークス
(2010/06/30)
八宝備仁

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彼女×彼女×彼女とFDのフルスロットル!の絵が全部入っています。さすがにこまかーい差分は入っていなかったですが。なんていうか八宝備仁先生は超ストイックな職人なのだなと思いました。グラフィッカーからあがってきた塗りをほとんど直しちゃうってグラフィッカー泣かせらしいけどマジだった(汗)
で、この作品すごいのがFDで誰特BLルートが入ってるんですよね。友達に本能寺くんっていうのがいるんですが彼が主人公のことを「こいつ格好いい」と思うところからわざわざ主人公が本能寺くん押し倒すスチルと事故チュースチルが用意されているっていう・・・ちなみにそのルートは主人公ボイス有り。
なんでこのルートがあるのかな?って思ったら、「エロゲーの主人公は何故もてるかわからないようなのが多いが、男子からみて格好いいという演出を入れることで説得力が増す」という理由で入れたようです。なるほど、と思いました。それでメインターゲットが喜ぶかどうかは別として、演出的な意味あいが強かったんですね。
まあ他にもシナリオ担当の猫コスメ先生が腐女子で、八宝備先生がBLを熱心に勉強してらっしゃるという背景もあるので実験だったのかなあと。いや、実験ですよね。まさしくこれは。
で、そのBL一枚絵は「腐女子の視点も意識して、ギャルゲ文法っぽい服の皺にならないよう自分で塗った」って素晴らしいコメントがあるんですが「なんで腐女子の視点を意識してるんだ・・・」っていうつっこみが、思わず。
いや、だからこの作品を出したときに、腐女子からメールでももらったんかなーとか・・・考えました。で、FDで実験してみちゃう?的な・・・。ううむ。
男性向けをプレイする女性プレイヤーは多いから、近年の腐女子増加でそういう層が集まったんですかね。
謎です。
まあ私は大変楽しくいただけたのでOKです。もっと見たいです。八宝備仁先生原画のBLゲが出るんなら特典買い集める所存です。まあでも先生はきっとおっぱい描きたいだろうから百万歩ゆずって18禁乙女でもいいよ!とかえらそうなことを2人で言っていました・・・。はい・・・。

で、この作品はCGのほっとんどがHシーンなので色んなアングルのHシーンがあるので肌色たくさんなんですが
つくづく「エロって様式美だなあ」と思いました。
こうこうこうあるべき、みたいな確立されたルールに則っているので、皆それが好きだし、それを望んでいるんだなあとしみじみ思いました。
攻略対象は3姉妹+サブ2人、なんですがちゃんと役割が決まっていて
長女は抜き担当、次女は抜き+恋愛担当、三女は恋愛担当で、サブはレズ担当だそうです。
なんかこう、要素を網羅して買った人がなるべく損をしないよう計算されているのですね・・・。(”当たり”が確実にひけるように、ってことで)
三女は恋愛担当ということで、主人公の顔の入ったHCGがたくさんあるのがやっぱり満足度高いよなあと思いました。だって主人公の顔が格好いいんですよ。体も素晴らしいんですよ。「アングル、間違っていないか・・・」と軽く呆然とするくらい主人公の全身と顔が入っていて乙女ゲのスチルみたいになっています。
VFBって特典のはずのテレカ画像とか惜しげもなく入れてくれるのが嬉しいんですが
テレカ画像を見て「なんでエロゲのテレカ絵って花嫁衣裳が多いんじゃろね」って私が言ったら友達が「花嫁を汚したいっていう願望なんだよ。コスプレ衣装なんだ」と教えてくれました。なるほど・・・!イメージプレイだったのですね・・・

あと男性向けってなんでツリ目の女の子のほうが人気出るのでしょうね。これはまだ全然根拠とか見つかりません!余談なんですがAB!の天使ちゃんってゆりっぺと同じつり目で、かぶっちゃわないか不安だって思ったんですが最終的には天使ちゃんマジ天使だったのでつり目勝利って感じでした。
個人的には表情を変えたときのインパクトが大きい、つり目のほうが記号として表情豊かに見えるのではという仮説はあります。たれ目の子がうるっとした目をした時よりつり目の子がしたほうがなんかドキっとするのでは・・・アイコン的に。そんな感じ。
2011.04.16.Sat

Kalafina live "Magia"

Kalafinaのライブに行ってきてしまいました・・・
しまいました、って、ファンクラブに入ってるとか詳しいわけではないんですが
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト→空の境界→まどか→イヴの時間、と来て結構聞いていて割と好きだなーって思っていたとき
たまたまぴあでチケがとれてしまったので行ってこれちゃった!という
たいへんにわかな参加っぷりでした。3階席の端っこでした。

えーと先によくなかったことです。ライブの内容とは関係ないんですけど
たまたま隣にいた女性2人連れが演奏中もお話しちゃうので、生まれはじめて注意してしまいました・・・。
こういうイベントもので誰かに注意するのは初です・・・話しかけるのはよくするんですけど・・・
1~2曲はしょうがないかな、と思ってイライラしつつも黙っていたんですが
(注意しようか迷いつつ逆ギレされたらいやだなとか考えている)
3曲目で話しはじめたのでさすがにカっときて言ってしまいました。
こういう時、頭に血がのぼってるんですが、その瞬間がわからないんです。
本当に一瞬で、その時は逆ギレされたらとか考えなくて、記憶が本当にない。
自分の怒り方ってそういえばこうだったなーと々に感じました。や、ほんと、滅多に怒らないので。
(知人友人の皆様、笑わないでくださいね・・・)
言ったあとは「うあー言ってしまった」とか軽く自己嫌悪です。や、でも相手もいい大人なのでこんな初歩的なマナーを注意させないでほしい。正直。演奏中おしゃべりしないようにしましょうって幼稚園のとき教わることじゃないですか・・・うう。
幸いにもわかっていただけて、静かにしてもらえたのでよかったのですけど、
こういうことやっちゃうとライブの内容より「注意してしまった」っていう感想が強く残るので困ります。
なので、こうやってたらたら書いて発散してしまうのです!そぉい!

はい、で、ライブはまあまあ良かったです!にわかの感想ですが!
最初はまどかのED曲「Magia」から始まりました。最初なので派手ですけど声が安定していなかったので、真ん中か最後くらいがいいなって思いました。ま、でも聞きたかったので良かった!
で、間にあんま知らない曲を歌って頂きました。詳しい内容は他の熱心なブログでご確認ください。
合間合間に空の境界の曲を歌っておられました。CDとそん色ないクオリティなのはすごかったなー。ここらへんはKalafinaらしい静かな曲が多くて、舞台の効果もファンタジックでよかったです。
で、個人的に一番いいなと思ったのが歌じゃなくてインスト演奏だったのが(笑)
空の境界のサントラにあるFairy taleなんとかって曲が元々可愛くて好きだったのですが、それを演奏してもらったのが良かったです。舞台の効果もノスタルジーさとファンタジーさがあってとても華やかで可愛かった!
MCが入ってバンド紹介のあとはハードな曲が多かったです。全然知らないっていう曲が多かった(笑)
ライブらしい盛り上がる曲で会場が熱気に包まれたのですが、知らなかったせいか私はあんまピンとこず・・・や、なんか情緒がなくて結構普通の曲に聞こえちゃって正直興味の持てる曲が少なかったのです。ハモりとかは見事なんだけど見事すぎてメロディがはっきりしないせいかのりきれないっていうか・・・。バラードっぽいノスタルジックな曲のほうが、知らなくても興味が持てたのですが、好みの問題なのでしょうね。
ピンとこない私はともかく会場は大盛り上がりだったので無問題かと(笑)
アンコールの最後がイヴの時間の「I have a dream」、ソ・ラ・ノ・ヲ・トの「光の旋律」だったので嬉しかったです。特に私は「光の旋律」が大好きだったのでちょっと泣いちゃいました。ソ・ラ・ノ・ヲ・トはほんとアニメノチカラ及ばずって感じで岸田メルかと思ったらけいおんでしたけど、あの退廃的な世界観とのんびりっぷりが好きで全部見ておりました・・・。タケミカヅチってマジきもいよね。大好き。
チャリティーコンサートという名目もあり(?)「光の旋律」は震災のことも考慮されて歌われたトーンでしたね。たしかにこの曲は「空の音響け、高く哀しみを越えて」って歌詞がサビなので、再生を予感させる内容だと思います。私が好きな部分は「涙さえ君をここに留めておけない」「優しさも夢もここに留めておけない」「かなわないと思うからいっそ高らかな声で」の部分です。嗜好が微妙にバレます。あとこの曲はちょっと前に同人の原稿やってるときリピートして聞いていたのでIpodの再生回数で2位になっちょります・・・。すごいなあ(?)
MCとかはまあフツーって感じなので、すごいファンだったら楽しめたのかなっていう。舞台演出は良かったです。なので、やっぱり私はあくまで楽曲ファンだったのだなっていうのもよく理解できました(笑)
そんなこんなで私的には聞きたい曲が聞けてよかったなーって感じでした。生のハモりも心地良かった。
で、結構びっくりしたのが年齢層が幅広かったことです。セーラー服着た中学生か高校生くらいのお嬢さんから、白髪の混じったサラリーマンまでいたので、支持層が広いなー!って思いました。アニソン多いのでもちろんオタク層は多いんですけど、オタクには見えない部長的な人もいたので、「歴史秘話ヒストリア」とかから一般層も獲得しているのかもしれません。「歴史秘話ヒストリア」はオタクとか若い人はあんま見ないですよね・・・。私たまーに見ますけど。面白いよね。

ふーだらだら書けた。

あ、記事にいくつかコメント頂けているようで(!)びっくりしました。ありがとうございます。
コメントしたらまたお知らせさせていただきますね~
おやすみなさいませー
2011.04.14.Thu

アニメ Steins;Gate 2話「時空跳躍のパラノイア」

もうプロローグ終わってる・・・!という、早さ。
しかしこのくらいぐいぐい話を進めないと未プレイ者にはきっついですよねー。うん。
私も未プレイだったら投げてそうだなとうっすら思いました。
話が面白いと感じられないならキャラを楽しみにするか演出を楽しみにするかとか
他に尊敬出来る部分でひっぱるしかないんですよねー。伏線回収モノの難しいところだ・・・
EVER17だってプレイヤーを最後までひっぱるために色々うそつきな演出入れていましたし。
EVER17は通常の会話はちょっとつまんなかったですがシュタゲは結構おもしろかったので
その辺を楽しむことをお勧めします。「だが男だ、とか。」
とりあえず最初は深く考えず、オカリンの厨二っぷりを笑いながら
なんか不思議なこと起きてるなーって思っていればいいと思います!
ゲルバナとか、今は面白くて可愛いもんだけど、後になるとただの恐怖になりますからね。

それを制作側もわかっているのか、キャラ萌え重視の作りでしたね。
鈴羽の「おっはー」を動画で見れたのが良かったよ・・・ほんと可愛い。
あといい子ですよね。鈴羽いい子すぎて大人にいいように使われすぎです。
フェイリスは振り返る時胸が揺れていた・・・そういうこだわりは好きですけどね。
フェイリスの媚び媚びの態度は職人技で、ストイックな部分。ファンはそういう部分も含めて彼女が好きなのだっていう設定は好きです。職人体質だったっていう。
萌郁の携帯への執着は動画で見ると壮絶ですね。洋服とかほんと普通でデキる女の容姿なのに
あんな風に構えられたらびびってしまう。
るか子は一番美少女に描かれていましたね。だが男だ。

@ちゃんねるの表現はTwitterみたいになってて面白かった~。アイコンとか入ってるし。画面も動的でしたね。
でも実際は2ちゃんみたいな感じなのでしょうな。
ジョン・タイターの解説も科学番組みたいで、なんとなーくわかるようにされていましたね。

これからサブタイトルはどうなっていくのでしょう。あと22話分用意しないといけない。
チャプタータイトルで好きなのは「蝶翼のダイバージェンス」と「境界面上のシュタインズゲート」です。
跳躍のダイバージェンスじゃないんですよね・・・バタフライエフェクト起きちゃうぞ!ってことなんでしょうね。
「蝶翼」とかそういう厨二っぷりは好きだなあって思います。
2011.04.12.Tue

華ヤカ哉、我ガ一族~9 閑話休題サントラ話

華ヤカのサントラ語りです。
私が好きな曲についてだらだら語るだけの記事です。

「華ヤカ哉、我ガ一族」
メニュー画面で聞けるアレ。優雅に始まったかと思ったら、メインテーマがはじまってひきしぼるような高音のヴァイオリンが緊張感を演出しているなと思います。後ろのほうは勇壮というより一族の中にある怨恨やしがらみや重いテーマを表しているように思いました。当人達にとっては重く冷たい鎖のようなものですが、第三者(プレイヤ)から見ると奇抜で奇妙な悲喜劇にすぎない突き放した感が・・・って電波になる。

「銀座その壱」
今ではそうではないですけれど、この時代の銀座といえば流行の最先端!ウキウキと銀ブラにお出かけしましょう!って感じで好きです。ちなみに今、平日の銀座は静まり返ってるらしいです・・・おおう

「門出」
0:03部分までが命みたいな、オープニング部分が素晴らしい曲。門出、っていうのははるちゃんの門出なのでしょうね。0:37くらいから雰囲気が変わるとこも好き。

「兄弟たちのテーマ」
この作品、攻略対象ごとにちゃんとテーマ音楽があるんですよ!乙女ゲーでそういう体験をしたのは初なので、気付いたときは衝撃的でした。この音楽はまさにキャラとセットで聴くべき要素ですね。どの曲も大体渋いです(笑)唯一明るいのが博くらいで、私はこの曲が好きです。テンポが早いから1人だけ短いですし。(あとは大体1:55くらい)
キャラソン出すよりゲーム内でテーマ曲あるほうがいいですね。いや、キャラソンも好きなんすけど、攻略対象ごとのテーマっていいなと思いました。キャラゲーだし!

「守」
兄弟たちのテーマで贔屓なんじゃないかというくらいクオリティが高いのが守のテーマではないか、と思います。隠しだから仕方がないけど曲の作りが1人だけ妙にモダンで格好いい。テナーサックスがブイブイ唸っていて雰囲気が違う。テンポが軽快なので、この曲だけ聞いていると、暗い背景や殺しをしている複雑な人物なのかそうでないのか、そうやって惑わすのが狙いなのか・・・と色々想像を掻き立ててくれる、素晴らしい曲。

「夏雲の空」
この曲を聞くと早朝に「おはようございます」って言いたくなるだろ皆。

「冬月」
この曲を聞くと別荘で過ごした日々を思い出す。

「おきゃん娘の行進」
その名の通り行進曲。博覧会のときに流れる曲です。メロディを何が吹いてるのか謎です。

「宮ノ杜家」
これ玄一郎のテーマでいいと思います!

「もだんがーる」
これも銀座っぽい曲ですね。銀座をさらにハイセンスにした感じの。

「はるの家」
薮入りだなあって思う曲。温かみがあるというより、疾走感がある曲だとおもいます。

「正月」
初詣を思い出しますね。1:05あたりからが特に好き

「旅立ち」
この曲が一番好きです。毎日聞いています。旅立ち、ってキャラによって意味あいが違うのです。心の旅立ちなのか、恋の旅立ちなのか。旅立ち、それは今までの自分との別れ――。新たな未来への第一歩、って感じがします(電波)0:56からのラッパとか聞いていると胸が詰まって苦しい。「華ヤカ哉」のテーマがしっかり入っているところにこだわりを感じる。

「万感胸溢れる」
恋愛が報われるシーンで主に流れる曲。気品があって好き。1:45からのラッパのためにある曲ですね。

「未来永劫」
未来永劫、この恋が続きますように、って意味なんでしょうね。色々あって落ち着いたときに流れる曲。

「華ヤカ哉、我ガ一族 せろ版」
これっていつ流れるのでしょうか・・・実は聞いているのかなあ。「華ヤカ哉」の発展系みたいな曲。繰り返しあのテーマが流れる。

華ヤカ哉、我ガ一族 オリジナルサウンドトラック華ヤカ哉、我ガ一族 オリジナルサウンドトラック
(2010/07/21)
ゲーム・ミュージック

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最後に宣伝。ちなみにED曲はレコード会社が違うのでドラマCDに入ってるみたいですよ。
2011.04.12.Tue

華ヤカ哉、我ガ一族 8 ~茂様

友達との間で「イロモノキャラ」と称していた茂様です。なんとなく、皆が一番最初には手をつけないイメージ。
気安い雰囲気と半端な優しさで一見とっつきやすそうな茂様ですが
実は父や宮ノ杜への深い怨恨をお持ちでらっしゃいました・・・。
それを表に出されてとても嬉しそうなマジカス様が印象的でございました。
玄一郎様が一番不思議なキャラなので、もういっそ攻略させてほしい(無理)
茂様は優しくしたり冷たくあたったり(ほとんど八つ当たり)お忙しいです。そら乙女も疲れるわーって感じです。首相を撃ってしまったあとは自暴自棄になり出て行けだのなんだのと手のひらをかえしたような態度がヒドス!とプレイヤは憤っても、はるちゃんは辛抱強く見守るのでした。
オトメイトの主人公は我慢強いですよね・・・薄桜鬼といい、私だったら逃げ出すレベル。
やっぱり入れ替わるんだったらあんまり困難のない学園ものとかがいいです・・・。まあ立場を交換してほしいっていう乙女ゲーって実は全然ないんですけどねっていうか、ないんですけどね\(^o^)/
それはいい。
茂様は苛立ちつつも自分を受け入れようと必死で、しかし玄一郎様から困難をふっかけられて大変そうです。
「当主にならない」といっても無理やり点数を押し付けてくるし、人の不幸を楽しんでいらっしゃるのですね。
もういっそ攻略させ(以下略)
さすがにここは同情しました。そして「どうして俺なんだよ!」と毒を吐くお姿は非常に人間らしく弱々しく映るので、これを好ましいととるか意気地がないととるかで攻略対象としての評価が分かれそうですね。
私は素直にお話としてああ面白いなーって思いました。第三者として乙女ゲをやるタイプだからです、とはあまりアピールしません。常に複数個の視点をもってプレイしているので、あんまよくわかってないからですね(駄目)予想なんですけど皆、自分の最萌とか好きなキャラのときは割りと入り込むドリームプレイでそうでなければ第三者に徹するんじゃなかろうか、ってところです。いや、だって何かと集中できないじゃないか・・・っていう。
この論議って不毛な部分があるのでここまでで。目に見えませんしね。
それにしてもお正月に皆でトランプしているのは可愛かったですなあ。もう兄弟たちがキャッキャしてるだけのFDでいいですよ(最低)
茂様は暗殺者は撃っても殺すことはせず、憎き父である玄一郎様のことも助けてしまいます。
そんな自分のことがよくわからない、父を父と認めるのがイヤだとも仰いますがそれが答えなのですよ・・・と私は思いました。
自分が自分の心を理解できなくとも、その心は自分が抱えているのだから行動にあらわれるんじゃないなかn。
気持ちが通じ合っても2人は結果的に引き離されちゃいますが、またここは最後に発揮される兄弟パワーでなんか解決されてゆきます。これって2週目やらないとわからないってことでしょうか?
もうシナリオブックだしてくださいお願いします・・・。なんで解決したのかわからない。
そんなこんなで茂様は唯一、「宮ノ杜から出た人間」になるわけです。彼が子供の頃何度も逃げ出した伏線がちゃんと回収されたのですね。恋だのなんだのよりそっちのほうが喜ばしいです。当主になってもやることなさそうですしね。

茂様のルートで一番印象に残ったのは、はるを探しにいこうとする茂様をひきとめるたえちゃんが
「茂様は自分が辛いからあの子に甘えようとしているだけなんですね!」って言ってしまうところです。
この前に茂様は「俺はあの子がいないと生きていけないんだ!」って言ってくれるんですが、こういう台詞は乙女ゲーでは結構最高級の愛の告白かと思うんですが(主人公=一番大事という意味で)それを真っ向から否定してくれる台詞でした。
この台詞を聞いたとき、私はこういうことを言ってくれる乙女ゲーが世に出てくれたということはこの業界はここまで成長したのかとかなんとかえらそうな感慨に耽ってしまいました。本当にえらそうだな何様のつもり。それくらいいい台詞だなと感じたのです。
しかもたえちゃんは18歳で、茂様は27歳なのですよ・・・。9歳年下の女の子にここまで言われるって正直すごい恥でしかも「本当のことを言われたから怒ってるんですね」とか追い討ちまでかけられて、実はこのシーンが一番私的に盛り上がりました。マジで「茂のライフはもうゼロよ!」状態。
ちなみに私は「君がいないと生きていけない」って言われるより「君が好きだけどそれ以上に大切なものがあった」とか言われるほうがヒャッホイするタイプです。
どうでもいい。
そして色々解決したあと、「もう二度と戻られませぬよう!」とか爽やかな別れ方をするんです。
いやー感慨深い。たえちゃんというエッセンスがこの作品のレベルを妙にあげていますな・・・。
ここでたえちゃん語りなんですが、彼女は基本的に、本当は優しいけど言葉には出さず、厳しい言葉ばかり投げかけてきます。でもこの厳しさのありがたさっていうのは、ハイティーン過ぎた頃の女子には理解できると思いました。大人になると余計わかるんじゃないかと思います。大人になると主に面倒だからわざわざ厳しい言葉を投げかける人ってあんまいません。仕事で厳しい言葉を投げかけられても、それは仕事だからでその人が心配だからという理由だけではないはずです。そんななかあえて厳しい言葉、正しいことを言ってくれる人というのは大変貴重なんだと思います。嫌われたり嫌がられるのを覚悟で言ってくれているということですし、その言葉が結果的に相手を救うことにもなるんじゃないかなと。正直、甘やかすのって簡単だと思うんですよ。優しさって取り繕えるものだし。でも意識して厳しくするのって取り繕えるもんじゃない。やっぱり本心を見せている証拠だと思うから、簡単にはいかないものなのです。

どうしよう関係ない話題が多い・・・
と、自分でかいたものにうろたえつつも、次は何かとしとめ損ねる守クンです。
彼の打率、結構低い。

2011.04.08.Fri

華ヤカのVFBとサントラ~どうでもいい話

華ヤカのVFBとサントラが届いたのです。
最近はずーっとずっとシュタゲのサントラとEVER17のサントラを聞きまくっていたので
なんかもう、ガラリと変わりますね。
上記2つは阿保剛さんが作曲されてるのですが、どちらも科学がテーマなので
テクノっぽい、シンセサイザーっぽいサウンドがメインなのです。
どちらかといえば硬質で、叙情的というより規則的でちょっと不気味な感じ。で、男性的っていうの?
なので、聞いているとやっぱり気分は近未来的な気分になるのです。
華ヤカはやっぱり規則的ってより叙情的で、何よりやっぱりクラシカルでいいですよね。
聞いているとモダンな気持ちになるのかなあ。
昔のゲーム音楽って神だよね!っていうの多いけど、割と最近のものも私は好きなんでしょうね・・・。

で、VFBをちらりと見たらですね、なんかね、知らない絵がいっぱいですっごいすっごい驚きました!
最初のほうにはじめて見る絵がいっぱいあって、めくってもめくっても「何これ!」って感じで
こんなに書き下ろしてくれるなんて、オトメイトってすごいお金あるんだ!なんだかんだ儲けてたんじゃん!
って興奮してたらですね、ぜんっぶほっとんどビーズログに掲載されていたものでした。
あー
あーなるほど・・・と我にかえりました。
1年半くらい真面目に乙女ゲーム雑誌を買っていた時期があったんですがそれなのに全然知らないって
それってつまり書き下ろし?とか思っていたんですが
私がたまたまビーズログを読んでいなかっただけだったんですね・・・
華ヤカはエン○ーブレインを中心に展開していたのかあと。合点がいきました。
○ルスタを買っていたのだから、そら知るわけないわなーと・・・
薄桜鬼は、ビズログでもガルスタでも表紙を飾っていましたが、華ヤカは看板作品というのにはまだ足りないので
さすがにそこまで広告料は出せなかったんだろうなあ。
なのでビズログに偏らせて、っていうかほぼ専売状態だったんでしょうな。
同じ乙女ゲ雑誌といえど、やはり内容に差はあったようです。
だって○撃とエン○レって仲がね・・・悪・・・おっと、これ以上言うと機関に始末される。ここまでとしよう。

VFBとかで一番よく読むのはやっぱりインタビューですよね。書き下ろしを見たらとりあえずまずインタビュー!
あーインタビューだけで6ページくらいあってもいいのにな。

どっちも詳しい内容はまた今度にしておきます。
なんかどうでもいい話題だな。
華ヤカ目当ての乙女に申し訳ないから、どうでもいいってタイトルにいれておきます。
2011.04.07.Thu

キネマモザイク楽しみと、拍手お返事

キネマモザイクってまだ発売日決まってなかったんですね・・・勝手に夏ごろだと思っていた。
なんか夏にドバドバ出るからな~。皆お金がなくなるからはっきり言ってやめたほうが確かにいいかも。
なんなんだよボーナス狙いかよってくらいゲームが出ますよね。
あー何買おう。そしてやる時間はそんなにあるのかなあ。
(なんて実際買うときには考えない)
ゲームって時期も大事でさ・・・他の時期に出しておきゃもっと買われたのにっていうの、かなり多い。。
もしくは買われても積みゲーになったりね・・・
かといって待たせすぎるとファンは待ちきれなくて浮気が本気になっていたりするものだから
割りと運なのかもしれませんね(オイ)
あ、キネマモザイクのサイト見てたら結構塗りが変わっていてびっくりしました。
あとはるちゃんがグっと可愛くなっていました。顔変わっている(笑)
いやでも私は美少女が大好きなのでとても嬉しいです。これで○○妄想もスムーズになるなあ。
そして喜助がまるで攻略対象のような並びにいますけどこれは一体どうなってるのか。
しかし喜助は乙女たちが一番攻略したいキャラだろうからさせてくれるんじゃないかなー
顔も無印よりイケメンになっていた気がしますよ。

あーあとアリスインナイトメアの続編がね
気になるんですよー。もうこの作品超好き!
アリスの衣装とかマジ可愛いでござる。顔は超怖いけどね。

ではでは続きから拍手のお返事
拍手といえばいまだにダイワ彼氏が大人気で書いた私が軽く嫉妬ですよww
胴ワンゴ様のお力ですわよ・・・ホホホ
どーでもいいけどバラエティCDを早く出して欲しい。関東君にヘンに愛着持ってるんだ私は!(退会したけど)
2011.04.05.Tue

華ヤカ哉、我ガ一族 7~正様

なんつーか日曜9時のドラマっぽい作りだったような。
私たまに「華麗なる一族」とごっちゃにしてるふしがあるんですが(謎)、そんな感じです。
友人はライバル銀行、その友人が身分差の恋をしちゃってたりなんだり
かたや自分は宮ノ杜をつぶせと母に言われていたり、首相暗殺にその母がからんでいたり
使用人と恋したと思ったら故意に引き離されたり、
乙女ゲーらしい、というよりなんかどこかの小説みたいな展開でございました。
直感なんですけど、どのキャラより誠実にぶれなく作られていて
あんまアニメっぽい展開じゃなく、身分差の恋というテーマが重厚に語られていたので
正様が真のメイン攻略対象じゃねーのって思いました。
遙かでいえば天青龍ってやつですね。カッコイー!
いや、冗談ではなく。

正様もさすが長男というだけあってそこまでキャラキャラしくもなく
声をあてているのはやはり洋画中心の方でしたしね・・・。
洋画の方がアニメにくるとやっぱり2.4~2.7次元ぽくなって、3次元と行き来するような曖昧さが出て好きなんです。そういうリアリティとリアリティのなさって乙女ゲみたいな物語に三次元にいるプレイヤが介入していくゲームには結構必要だと思うんですけどね。
それはいいとして正様は、当主になるためばりばり頑張ってらっしゃるんですが
何のため当主になりたいかというとはるちゃんに相応しくなりたいという願いがあったからなのでした。
しかしかといってここでアッサリ「お前が好きだ!さっさと一緒になれ」ってならないのは
年を重ねたせいか生い立ちのせいか。ちゃんと「使用人と主人にすぎない」と言うんですよね。
大人というか、わきまえているというか、攻略対象のくせに生意気というか(失礼)
はるちゃんが一生おつかえします、と何故言うのかといった真実からは目を背けた答えだったので
恋愛面では不誠実ですねー(生意気の理由)
そんな調子でEDギリギリまでいっちゃうんですよ。別の人と婚約するとか言っちゃって。
しかし、最後の最後で兄弟たちの頑張りにより、よりを戻すんですね。
なんか勇様のときもこんな感じだったような気がするんだぜ。これってもしかして乙女ゲじゃなくて兄弟ゲだったのか。いいぞもっとやれ!私は男兄弟が好物なのだ!
あと解決するときに主に雅様の知恵が大きく作用することが多いですねww
ED間近の雅様の輝きっぷりといったら攻略対象を凌ぐ勢いだと思いますわよ。
あと博様は自分のルートじゃないと結構影薄いですよね。活躍の場がほとんどない事が多いと気付いた。
まあ彼はそれでいいと思います・・・大器晩成だから(贔屓)

というわけで音楽が気に入ったのでサントラを、内容をもっと理解するためにVFBを、もっと兄弟のからみが聞きたいからドラマCDを購入しました。色々素直すぎる。

次は最後になってしまったけど茂様でーす
2011.04.04.Mon

誰のための作品か~映画ドラえもんのび太と鉄人兵団

映画ドラえもんを見てきました。
合う部分、合わない部分ありました。
ドラもんは新になってから背景美術やキャラの造形の細やかさ表情の豊かさは
遥かにパワーアップしました。
まさに「映画」レベルなんです。その表現力は確かにすごい。
しかしながら現代風にアレンジされた表現にどうも抵抗感がつきまとって
色々と違和感があったのは正直に書いておこうかと・・・

実はこの作品を見る前に新・旧ドラえもんの映画をいくつか見比べていたんですが
今のところ新でよかったのは魔界大冒険です。
伏線の張り方や子供にトラウマを植え付ける力等が最強です。
シナリオでは最高峰だと思えました。これは原作の力でしょうが・・・
「泣き」の力では「のび太の恐竜2006」が強いと思います。
旧だと海底奇岩城が印象的で
深海の生物に関する薀蓄やら何やら、生物を勉強できる側面があったと思います。
あと、深海でキャンプする、っていうシチュエーションがとても楽しかった。私もやってみたいって思わせる楽しさがありました。
日本誕生を見たのは10年以上前なんですが
これに出てくる土偶がいまだにトラウマです。恐怖感しっかり植えつけられている。

年代的に言えば私は間違いなく旧ドラえもん世代で
鉄人兵団はビデオで見て、あと漫画で読んだ思い出が残っています。
現代風にアレンジされた色んな要素に納得しかねるなあとわだかまりを感じつつも
見ているお子さんたちは楽しそうにしていたので
これでいいんだろうなと思いました。
感想を検索している中でも
「映画を見終わったあと、ピッポのぬいぐるみを買っていた子供がたくさんいた」とあり
若干、ピッポいらなくね?なんで擬人化すんの?とか思っていた自分が
軽く恥ずかしくなりました。すみません・・・
いくら大人がドラえもんは名作、俺のジャスティスと主張しても
やっぱり子供のものなのです、ファミリーアニメです。
だから、子供が楽しかった、可愛かった、格好良かったと喜べばそれでいいのではないでしょうか
などと優等生意見ものたまいつつ。
旧鉄人兵団のDVDをまた見ようかと思っているだめな大人がここにいます。
かつて子供だった大人にも「僕のドラえもん」がいたはずですから、
皆がぞれぞれ「僕のドラえもん」を大切にすればいいわけです。
2011.04.03.Sun

シュタインズゲートニコニコ動画先行上映会

はじかれつつもなんとか見れました~。
展開の早さにびびりつつも演出とか雰囲気は好みだなって思いました。
あのクオリティのまま24話は大変ですね。頑張ってほしい。
26万人が見ていたそうですが、ゲームやっていない人が案外多くてびっくりしました。
そ、そんなもんなのか。
私は勝手に信者の多い作品だと思っていたので原作厨の集まりかしら、と思っていたんですが
それよりも話題作であるという情報が先にたったんですね。
まどかとのコラボもうまくいってたのかもしれませんね。
まどか見ていた人がそのまま流れてきた感があったよね( ◕ ‿‿ ◕ )
うーん、認めてしまうのは悔しいけど出足は上々、ってとこですか。

それにしても動いているオカリンの痛いこと痛いこと!
これゲームやってると自分=オカリンになるからそこまで気にならないんですけど
客観的に見るとこれはすごく・・・痛いです。見てられない!
まあだからこそその設定があとから活かせて来るってことなんでしょうね。
OP、EDはなくて逆に良かったです。
テレビで見る楽しみが増えたと思うので!!
ああー早く動いている鈴羽とかフェイリスが見たいです。
特にフェイリスは番組CMでえらく可愛くなっていたのでどきどきですな。
<アニメCMまとめ>

アニメ初見の方はわかんないって言ってたけど
ゲームの冒頭はもっっっっっと長時間で冗長なままわけのわからない展開を
えんえんと眺めているので、アニメの尺くらいどうってことないですよ!
などと原作厨がのたもうてみます。
まあそれでもゲームは自分で買ったからなんとかがんばってやるんですけどね。
アニメは無償だから簡単に切ってしまえるのが逆に難しいところ。
とりあえず「過去にメールが送れてしまった」「牧瀬紅莉栖が生きていた!?」っていうキーワードだけ覚えておけばいいんじゃないかなー的な。
そして過去にメールが送れることで、例えば何が変わってしまう?っていうのを
ちらっと妄想が出来れば面白くなるんじゃないかと思います!

色々な友達に面白いかもわかんないのにとりあえず見て!って熱心に言っちゃったので
なんだか必死な私です。
24話は長いよなあ・・・(´Д`)
2011.04.03.Sun

円環連鎖のウロボロス

STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐  円環連鎖のウロボロス(2) (富士見ドラゴン・ブック)STEINS;GATE‐シュタインズゲート‐ 円環連鎖のウロボロス(2) (富士見ドラゴン・ブック)
(2011/03/19)
海羽 超史郎

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円環連鎖のウロボロス読み終わりました・・・。
すごく・・・長かったです下巻は。超分厚くてプルプルしているんですが
基本的な設定とか流れを知っているしへーこうしてるのかっていうのがあったので
わりかしスイスイ読めました。
ゲーム版とのおおきな違いとしてはフェイリスルートとるか子ルートが省略されて別の要素が色々入っています。
皆びっくりしたのがダル=バレル・タイターがあらわれてしまったことでしょうね(笑)
あとタイムリーパーまゆしぃが出てきたことかな。
私もそうです。
いや、でもシュタゲの設定的にはおかしくないのでOKOKでした。
この2人をなかったことにしたことがフェイリス・るか子ルートでの喪失感の代わりなのでしょうなー。
基本的な流れは同じで、ゲーム版との違いはいくつかあるけど
辿り着く結末は一緒ですので安心すればよろしいかと。

そうそう今日ニコ生で上映会がありますよね。
なぜ生にしたし・・・まあ理由はわかりますけど。
しかし1話を先に見ちゃうと2話まで長いんだよな~とかどうでもいい心配をしています。
2011.04.01.Fri

エイプリルフールとマザーグースの秘密の館

エイプリルフールでした。数々のアホな企画が見れてよかったです。
エンタテインメト業界はこうでなければ!

で、なんとなくクインロゼのサイトに行ってマザーグースの秘密の館ページを眺めていたんですが
なんかすごいんだかそうでないんだかよくわからないブラックボックスな感じが興味をそそりました。
OPムービーの雰囲気はいいなって思いました。
歌がいいですね。
ちゃんとマザーグースの世界観を継承している気がしました。
元ネタがあるのはまーちょっと卑怯なんですよ。これは別に乙女に限らず何でもですけど。
オリジナルの力に頼っている感はやっぱりあるんですけども
まあ完全なオリジナルなんて存在しないし、と最近寛容です(自画自賛)
五月先生は良くも悪くもちゃんと方向性があるので
こういうのが好きな人はやっぱりちゃんとついていくよなと・・・へんに感心しました。
童話とか寓話とかであるエキセントリックな設定とか
現実の人間の価値観では理解できないキャラクタの思考とか
そういうものをなんだかんだ上手く乙女ゲに落としこんだな、と。
そしてそういう設定を好きな乙女って確実に一定数いるんですよね。

アリスシリーズの深い世界観は全然知らないのですけども、
ハートの国のアリスでばらされる
「攻略対象たちは現実世界の時間だった。そしてペーターはアリスが一番大切にしていた姉と過ごした午後の時間だった」
→だからアリスのためなら(迷惑を顧みずに)なんでもする!
っていうオチは結構好きだったのです。
ハトアリだとあくまでアリスが現実世界に戻る結末をトゥルーEDにしているんですよね。
このオチは当時の私的には衝撃的で「やっぱり逃避しちゃいけないのか!」と軽く凹みました。
でもまあ今思うとトゥルーにするくらいなら五月先生が本当に言いたかったのはこれなのかなと
ちょっと納得も出来るかなっていう。
三国恋戦記でも思ったんですけど
「プレイヤキャラクタはあなたです!でもあなたが恋する相手は二次元の中のさらに二次元です!同一の存在ではありません!」ってフィクションの中でメタフィクションを提示されている二重構造なんですよね。
なんか壁一枚追加されているような不思議な感覚を覚えるのは私だけですかそうですか・・・。
しかしながら、壁一枚追加された先の世界の住人と恋をするっていうのは
やっぱり乙女が欲しい純愛のかたちの一つなのかもしれません。

ファンタジーと恋愛の関係論終わり(?)

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