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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

映画感想

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2016.03.04.Fri

KING of PRISM by Pretty Rhythm 感想

劇場版KING OF PRISM by PrettyRhythm Song&Soundtrack
V.A.(cv.柿原徹也、前野智昭、増田俊樹、寺島惇太、斉藤壮馬、畠中祐、八代拓、五十嵐雅、永塚拓馬、内田雄馬、蒼井翔太、武内駿輔)
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俺が見たのは一体何だったんだ・・・・・・?言語化できない、とりあえず感想漫画まとめを見てくれ。

・キンプリ レポ、感想漫画まとめ - Togetterまとめ
http://togetter.com/li/940855

ますますわからねーよ!という声が聞こえてきそうですが、安心してください。私もわかりません。とりあえず女児向けアニメから派生した男子アイドルアニメだと認識していただければよいかと(既に字面に狂気を感じる)しかし恐ろしいのがツイッターでただ盛り上がってるから予備知識無しで見に行ったという初心者達が一発でプリズムの煌きに頭をやられ、魅了され、恐ろしいほどのリピーターを生み出しているということです。都内の行きやすい場所でもちょっとやってくれれば行くんですが、本当がけっぷち作品なんだな、という境遇もまた泣けるっていうかファンの応援心を煽るんでしょうね。
キンプリは電子ドラッグ、作った人は頭おかしい・・・・・・?怪作・・・・・・?といった評価はあるのですが、確かに怪作です。というのも65分という限りある時間の中にそぐわないほどのキャラクターを出し(そいつらがまた以前から居るような顔して出てくるけどオバレ以外はほとんど新登場のキャラということを知って衝撃をうけた)ありとあらゆるシーンをつめこみ(唐突にBGMがブツっと切れるシーンがある)映像の暴力というかプリズムショー、自転車、お風呂、ご飯、ダンスバトル、渡米(?)、星座になる等々ものすごい要素をハイスピードでぶつけてくるので、見ているこっちは情報の処理が間に合わない。でも、全てボケのようなシーンを全力で全身全霊力をこめてくるので腹筋が崩壊します。ふつう静かに見るべき映画で窒息死するかもしれないと思ったのははじめてですね。
上映している劇場が少ないけど、是非、見に行っていただきたいと思います。なんでかというと、すっごい面白くてすっごい続編を思わせる終方をしているのに続編作ること決まってないんですよww大真面目に決まってない。興行収入というかファンの皆様の応援次第らしいです。めっちゃリアル~。まあそんな切実な理由があるため、キンプリをとにかく見てくれという「キンプリヤクザ」が出てきても仕方ないかなあと。やっぱり一回シャブキメると抜けられないっていうか。
見に行ってハマった人は派生商品でさらなる買い支えが出来ます!いいですね、この作品支えてる感!!
やっぱりまずはこれでしょうか。


・RORD of Over the Rainbow
ROAD to Over The Rainbow ~デビュー2周年記念DVD~
エイベックス・ピクチャーズ (2016-02-12)
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原作「プリティーリズム レインボーライブ」から男子アイドルの活躍を選出した傑作選です。これでオバレ結成までの経緯がわかります。わかりますっていうかほとんど天才シンガーソングライター・コウジに執着するヒロ様の顔芸傑作選というか。コウジが好きすぎてありとあらゆる方法で(主に女の子を利用して)構ってもらおうとするヒロ様マジ健気っていうかゲスいです!もうちょっと手段選べ!ってなるんですがそんな生ぬるい視聴者の思いも飛び越えてしまうし、コウジはコウジでものすごい報復(ヒロの言葉から作った曲をカヅキに歌わせちゃいヒロのプライドを一刀両断する)もするので、こりゃ本気だなということが伝わってきます。
そんでもって女児アニメなんですがちゃんと恋愛描写もあったりして(もちろんNLだ)私はこちらでコウジ彼女あり情報を取得して生まれて初めてアイドルにガチ恋失恋しました。お前・・・・・彼女いたのかよ・・・・・・みたいな。でもちゃんとストーリーを積み重ねて説得力ある展開になっているのであ、正しいな、みたいな。(当たり前だ)
ガチ恋といってもヒロコウ(コウヒロ??)の腐萌え妄想も入ってて、でも公式ではちゃんとNLでくっついてて納得せざるをえないーって感じで一週間ばかし葛藤が辛かったですね。今はもう、あまり深く考えず、オバレはオバレで完成されるものとして腐女子としてはヒロコウと応援し、次世代プリズムスタァの誰かにハマれたらな~って思います。そのためにも続編を!
キャラソン集では90年代音楽小室哲也氏の曲がたくさんカバーされててマジBOY MEETS GIRL・・・・・・。BOY MEETS GIRLで踊り始めた時は驚きましたよね!そしてなんだかんだBOY MEETS GIRL(Boy's ver)がすきかなって思いました。あとりんねちゃんの曲がディズニーっぽくてあやねる最高!豚になりたい!って思いました。毎日ちょっとずつプリリズの曲DLして「あっ、少しずつ搾取されてるっ」ってなるんですけど続編が出ると信じて搾取されようと思います!
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2016.01.18.Mon

ハイ☆スピード!/傷物語 鉄血編/あやかしごはん おおもりっ 感想

最近見た映画とプレイしたゲームの感想です。

●ハイ☆スピード!感想
ハイ☆スピード! (KAエスマ文庫)
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京都アニメーション
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岩鳶スイミングクラブで凜ちゃんたちと最高の泳ぎをしたあと中学校に入った遙と真琴は半ば強引に水泳部に入れられ、そこで1年生の子たちとリレーを泳ぐことになるのですが・・・・・・って話です。
えっすごく良かったんですけど・・・・・・。大画面で見れる京アニの細かい演技!中学生なのであんまややこしくない(将来とか卒業後の進路に悩まなくてすむ)わかりやすく視聴者には負担の軽い葛藤、そして仲間の大切さ(但しその仲間とはその都度変わるんだが)、何より京アニヒロインの涙が見れるよ!ってことで一緒に泣きました。原作ハイ☆スピードが元になっているので鮫柄の面々は出てこないってことで大丈夫なのかなって思っていたんですがお話がよくまとまってて良かった。怜ちゃんもサービス程度ですがストーリーにちゃんとかかわってくるやさしみ。困難を乗り越えまた最高の泳ぎができた!パシャ!(写真を撮る音)でいい感じに終わるんですが、この後ハルちゃん帰国した凜ちゃんと対決して勝っちゃって罪悪感感じて競泳辞めるんですよね(しかも罪悪感感じる必要実はなかったという展開)。ハイスピードメンバ報われねェ・・・・・・。い、いいのかこれでって思うくらいいい映画なんですがFree Starting Daysらしいのでそこは諦めてFree見ましょう。すべてはFreeに帰結するのさ。
ってことでFreeの一期二期も見たんですが、スポーツものが長続きしない自分には優しいつくりだな~と思いました。ていうかFreeはスポーツものじゃなくて恋愛ものですよね。水泳というフィルタを通して恋愛してるっていうか。執着してるのは勝つことじゃなくて「○○と泳ぎたい」って気持ちだけ。しょーじき見てると何女子小学生みたいなグループ内ポジション争いしてんねんって感じなんですがそこらへんがものすごくスポーツものらしさがなくていいと思うんです(めっちゃ褒めてる)逆にスポーツものとしてみていた人からすっごい怒られるのもわかるし、キャラが好きすぎると肯定できない行動に振り回されてつらい。そういう意味ではハイ☆スピードのほうがまだスポーツものしてますね。
と、とりあえず京アニは、私のために次の女性向けアニメさっさと作ることー!


●傷物語 鉄血編
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これ2012年公開予定だったんか。あ、間にほらいろいろあったしまどかとか!物語シリーズそのものも予想外にたくさんアニメ化しちゃったしね。4年越しであることにふつうにビビった。で満を持しての3部作1作目なんですが、映像はすごい。「人間強度が下がる」時代の阿良々木君もいいし忍野メメが久しぶりに出てくるのもうれしいんだけど、3部作にするためか(時間稼ぎのようで)展開がおっそく尺の引き伸ばしにじれてしまうのでので薄く感じました。無理して3部にしなくても2部でよかったのでは、と思うけど仕方がないのでしょうね。うっかり原作を同時進行で読んでいるのでオチを知ってしまいそうです。オチわかってて見に行くな、これ。


●あやかしごはん おおもりっ
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PC版が評判良かったので買いました。ダイナミックコード1作目ぶりのハニービーですし乙女ゲーム自体も投げたスイートクラウン以来って感じですか。いろいろブラウザゲーとかカード集めゲーばかりやってて乙女ゲームの感覚が抜け落ちてしまいなんか物語に乗るまで一ヶ月くらいかかったという(汗)
えっと乙女ゲーってどうやるんでしたっけ、みたいな感じだった。不健康は物忘れも誘発させるようですよ!?
お話としては田舎を舞台にあやかしと人との心の交流を描くって感じで、特色としては少女時代からはじまりその時の選択肢によって成長した主人公の性格が大人しめか元気めかに分岐、攻略できる対象も分かれるってことですな。わーこれなんてヒロイン論争?って思って色々ネットの海に流れたら案の定ヒロイン戦争が起きていて俺は猛烈に感動した。自分は大人しめのほうからやったんですが元気めなほうも別に嫌いじゃないしどっちが誰とくっついても問題ないなというドライっぷりでした。私もたまにヒロイン信仰してみてえ~!!
ハニービーのおそらくすごくいい部分かつのれない人にはきっつい部分として、共通ルートの会話が長いためそこを面白いと感じたりお気に入りが見つかったりすれば楽しいんですがのれないと割りと拷問です。今回自分はあんまのれなくて1エピソードずつイイハナシダナーではあるんですが薄いっていうか温い。あとあやかしものという古来からありすぎるテーマのせいでものすごい既視感のあるお話がちらほら。ていうかほとんど!これどっかで見たことあるって内容でもキャラが好きになれればいいんですが萌えセンサーが枯れ果てていたのかどのキャラもあんま萌えませんでしたごめんなさい~。共通ルートでのキャラ立ちがもっとキョーレツなほうが刺さるかなと思ったんですが非常に優しい作風なのでどのキャラも割りと当たり障りない感じです。自分には刺さらなかったけど優しい世界観優しいキャラクター、甘いとか無条件に優しくされるだけじゃない癒しが欲しいって方にはいいんじゃないでしょうか。
敢えて好きなキャラといえば吟さん、綴、浅葱って感じだったんですが吟さんは非攻略対象(俺は後妻になるつもりだったんだ)綴はいかんせん小さすぎるし(年齢差なんて関係ないしあやかしだからそんなの無問題だよ(?))浅葱は個別エピソードが薄い(役割上仕方ないだろ我侭だなもー)ってな具合に見事惜しいって感じでしたね!うそです掠りもしてねえや!いやマジ途中まで綴は吟さんが独力で産んだアメーバみたいな存在かと思っていたので人間の女性とケッコンしたことにびびり、「いや後妻になりゃええやん」と気を取り直してもなんか後妻になると作品テーマからずれそうなんで諦めました。妄想で補います。
最後までやりましょうとあったので、下法・未読スキップを駆使して速読力も上げました。
真夏の転生ネタとかすっごい鼻水ふいて気まずい思いもしたんですが、(前世の恋人ってチートやんけ。他を攻略したら申し訳がたたない)しかし感想を拝見すると好意的に受け止めらしていて自分の感性の見直しとかもしました。感性も刷新が必要ですね。
最終的になんというかリ○ルバ○ター・・・・・・z?みたいな気持ちを抱えつつ、幸せなエンディングを迎えました。この幸せなエンディングというのもプレイヤが自由に決めていいもので、いやほんと優しい作品だな~と。
FDはおそらくやらないんですが(すみません)あやかしと人間の寿命問題とかにも取り組まれているらしく、作品が気に入った人には高評価なようです。
最近の乙女ゲー、といっても自分の記憶ではエロと派手が流行っていた時代で脳みそが止まっているので、そこからまた原点回帰、シナリオ重視(というほど期待していいもんでもないけどキスのノルマだけこなしてくっつけようとするよりいい)、優しい癒しといった流れがひとつ出来ているのかなと思いつつ、そんなのは私の願望にすぎず時代はもはやアプリに飲まれつつあるような気がしました・・・・・・。
なんでしょうねえ、萌えっていうより「自分はどんな乙女ゲーやキャラが好きだったかな?今はどんなキャラが好きになるのかな」って一歩ひいたところから咀嚼させて頂きました。ご馳走様でした。
2015.09.10.Thu

ラブライブ!The School Idol Movie/バケモノの子 感想

映画の感想です。

●ラブライブ!The School Idol Movie
ラブライブ! The School Idol Movie [Blu-ray]
バンダイビジュアル (2015-12-15)
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6月から上映開始していたのでさすがにもうやってないだろ……と思ったらやっててぶったまげました。人気あるんですねー。平日行ったから男子大学生ラブライバーに囲まれました。もちろん女性も多かった。ラブライバーになれば精神安定しそう?内容としてはとりあえずニューヨークで海未ちゃんが情緒不安定で最後スクールアイドル全員で終わった!って感じで非常に楽になんも考えずに見れて良かったーって感じです。ラブライブはミュージカル型でなんの脈絡も歌い始めるのがテレビでも斬新でしたけどああいうのが通用するのはやっぱりディズニー映画の影響かな?とか思ってしまう。楽曲はどれも良かったですね!お気に入りは一年生組の歌でしょうか。色々好きな歌はあれど、結局ラブライブとの出会いになった「ススメ→トゥモロウ」が一番好きなのかな、とも思いました。
さてラブライブサンシャインという難しくも魅力的な後釜が控えてますが、やっぱ出てくるまではM’sの活躍が見たいよな、と。しかしスクールアイドルって設定もうまいもんでテニプリのように学校をポコポコ出せば今後いくらでも量産できる!二次元アイドルってのはやりようがあるなあと思うと共に今後激化する競争のなかでラブライブはどうなっていくんでしょうねって映画の感想ほとんどないやごめんなさい。

●バケモノの子
バケモノの子 (角川文庫)
細田 守
KADOKAWA/角川書店 (2015-06-20)
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前作おおかみ子どもがぶっちゃけ地雷だったため敬遠していたんですが、結局見ました。良かったです(手のひらクルー)おおかみ子どもよりファンタジーファンタジーしてて見てて楽だなーって。妖怪の世界のごちゃごちゃした感じとか人外がわらわらいるのとか格闘?戦闘シーンとかハチャメチャ感が少年漫画。ヒロインは相変わらず細田守ヒロインで「おお、勉強も恋愛も兼ねた便利屋!」って感じだったので特に気にならない……。薄くてアイコンぽくていいなと。男の子だったらもっと良かったんですが(怒られます)
細田守監督ってとにかく今はポスト宮崎を押し付けられてファミリー向けにいそしんでると思うんですが、いそしむ必要あんのかな?ってくらい少年への愛に満ちてますよね。ナチュラルにオタクっていうか息をするようにオタクっていうか。宮崎監督が少女のパンチラを自然に描くが如くサマウォのカズマが褐色おショタ美形ギークっていうぞわぞわさせることをごく自然に仕込むじゃないですか。これはもう無意識の域なんですよね。今回も九太おショタ成分に青年成分があわさってなんだこれ一粒で二度旨い!ありがとうございます!あと宮野守の闇堕ちの唐突感は腐女子へのご褒美?二次創作しろってこと?つまりヒロインは彼ですよね?ってもう萌えに目がくらんで賛否両論だって意見をあとから知って自分の目のくらみっぷりに気が遠くなりました。真面目に見てると確かに唐突感がかなりあるんですが私は萌えもベタな泣きもあったので「ならば良し!」です。
今回も一応血のつながらない家族愛ってテーマは含んでいるけれど、家族連れで見てこれ楽しいのか?って毎回ファミリー向け推しが疑問です。家族っていうよりそろそろ友達と映画見るくらい(小学校中学年)の子が見てやっと理解できるんじゃないのかな~とか。やっぱり細田守は少年への愛がミッチミチに感じるので次回も少年をオナシャス!いっそオタクだけターゲットにしてくれていいから!って思いました。無理して万人受け目指してもなんか叩かれるからさー。でも万人向けを汚れた目で見る楽しみもあるから、うーん、迷いますね!
2014.04.24.Thu

LEGOムービー(吹き替え版)と FROZEN(日本語字幕版)の感想 あと愚痴

アニメ映画2本見に行ってきました。最近はアニメ漬けですねー。春アニメもなかなか選別が進まずって感じです。

●LEGOムービー(吹き替え版)
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初めて見たのは劇場版CMだったんですが、その時の感動といったら!LEGOって楽しいですよねー。自分でくっつけて想像的なことするのはうまくいかないんですけど、すっごい作品とかあるし、いろんなキャラクタがあのフォーマットでたくさんいるしそんな皆大好き(?)LEGOが映画になったよワクワクするよ!と思って最終日に見に行きました。人いなさすぎて「ま、まあ最終日だし皆見終わったんだな」と。や、ホームシアターのようで快適でしたけど。
お話としては、LEGOの世界でマニュアル通りにしか動けない主人公エメットが「選ばれし者」になってしまい、仲間と共に支配者お仕事社長に立ち向かうLEGOアドベンチャー。キャラがLEGO。背景もLEGO。何もかもLEGOで表現されてて、なんかもうLEGOが動いてるだけですごーいっていうか海が波打ってるのとかどうやって作ってるのっていうか。や、CGもあるだろうけどまさかパペットアニメみたいな?と、ぞくぞくしました。ボケとツッコミの激しいテンポの早い面白い展開も飽きさせず、個性なさすぎて「マニュアル人間(LEGO)」なエメットが個性的すぎる面々(バットマンとかスターウォーズとか大人の喜ぶパロディキャラ多すぎ)をまとめていく様はベタだけど感動的。
LEGOが好きな大人がLEGO使いまくって頑張って面白く作りましたーって感じが非常に良かった。吹き替え版だったのですが有名声優が複数キャラやってて何だろう、人件費削減なのかなあというか、採算とれんのかなあとかLEGOの人気ってどうなのかなとも思ったり。嫌な大人になってしまった。
昔LEGOで遊んだ大人も、今遊んでる子供も楽しめる良い作品だと思ったんですけれど、地味だったのかなー。でもその地味さがイイしすかっとしました。
一番ウケたのは「何でも楽しく考えるニャー」とか言ってる前向き猫がブチきれて「もうどうでもいい!」って大暴れするシーンです。わかる。わかるぞその気持・・・・・・!!


●FROZEN(日本語字幕版)
プリンセスはもう、王子のキスじゃ目覚めない--。こんな時分にグースカ寝てられねえからだよ!!!!オラ起きて戦うぞ!

Frozen(Blu-ray+DVD)北米版 2014
Walt Disney Studios Home Entertainment
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「アナと雪の女王」です。あの雪山で女王が歌う美しいPVだけで大ヒットでしたね。私が見たのはリツイートで流れてきたあのワンフレーズごと25ヶ国語で歌う動画だったのですが、まあその動画のすごいことすごいこと。お話の内容わからなくてもあの動画だけで心をぐっと掴まれて、こりゃ見にいかなきゃなりませんね!となりました。あと先に主題歌買ったときに原題は「FROZEN」と知って、えーこのまんまでいいじゃんってこっちのほうが美しいし寒そうだしおしゃれだし!と思ったけど、そこはそれやっぱり日本ではディズニー=子供ターゲット?なのかな?とも思ったり。
でも、内容は非常の非常に非常すぎるほど大人の女性向けでしたね。お子さん退屈しないかなと思うくらい、女の痛み苦しみ美しさ楽しさって感じ。日本で大受けしてる!って記事がYahooに出ていましたけれど、納得でした。
公式サイトにある通り、小国の姉妹が主人公。雪の魔力を持ってしまった慎重で落ち着いてでも少し臆病な姉と、自由で破天荒で活発な妹が分かり合うまでの話。姉は過去に妹を魔力で傷つけてしまってから城を閉ざし両親も亡くなってしまい、人を傷つけることを恐れる姉は妹を遠ざけ、それでも戴冠式の日に妹の婚約宣言で国民の前で魔力が暴走してしまい、常夏の小国を真冬にしてしまう。そんな姉を取り戻しに妹が頑張ります。以下キャラごとに。

・エルサ(姉)
美しいうえ魔力がありしっかり者で慎重で少し臆病なところがいじらしい。自分の魔力で城を作ったり兵士とバトったり、かっこよすぎでした。特に彼女がハイヒールで地面を踏みつけ、雪の結晶を描き出す姿はとても象徴的で力強くいやというほどメッセージ性がある。誰も味方がいないなら、自分で自分を守るしかない。でも本当は誰も傷つけたくない。むしろ完璧すぎで感情移入より憧れる女性ですよね。

・アナ(妹)
こちとら別の意味で憧れる、体力格闘系妹。城は本当に閉ざされていたのかい・・・・・?と思うほど運動能力とガッツがありもしやサイヤ人じゃないのかと思うくらい力強く登山していました。火のついた丸太も投げていた。魔力がないなら体ひとつ、味方もつけて突き進め。最初は男を見る目がなかったですが世間知らずなら仕方ない。反省もするし、何より姉がいなくなった途端馬を駆って走りだす姿がSUGEEEE!城は閉ざされても遠乗りとかしていたのかな?

・クリストフ
氷を売って暮らす男。二枚目ではないですが、ちょっと不器用で人が苦手ででも優しいし稼ぐ力があるし雪山に強く力持ちで頼りにもなる。男は顔じゃないのよ、中身で選べ。くれぐれも慎重にな!と、新しいプリンセス達に教えているのでしょうか。

・ハンス(王子)
アゴッティ・・・・・・(第一印象でつけたアダ名)
初対面のアナに小国任せられて、悪い目的があったとはいえあそこまで出来るなら立派だよアンタ!!13番目の王子ということであんまいい子供時代を送れず歪んだのかなーでも迫真の演技だし。なんやかんやこの王子もある意味立派だし間が抜けているけど、なんか方向を正せばちゃんと出来る才能や演技力やガッツがあるような気がしました。最後が残念なあたりなんか一番感情移入してしまった(笑)アゴッティでも王子だし、然るべき結婚相手に会えるでしょう。人生いろいろ。

なんとなく予想はしていたけれど、今までのボーイミーツガールを覆す、現代の新しいディズニーでした。真実の愛の意味も、しっかり現代の女性に響くもの。むしろ男性にも深く響くだろうなとも思う。もうね、落ち込んでる時はね、恋愛してる場合じゃねえよ環境と健康守ってとりあえず温かい日差しの元、家族と普通に暮らしたいんです!!!だからこれでいいの!Let it go!!っていう叫びが響きすぎて、なんていうか素晴らしかったです。雪や結晶の表現、歌唱力やメッセージ性も見事。若干やりたい事が明確すぎてキャラよりメッセージが優先されている劇場くささがありましたが、なんか素晴らしかったからもう全部許します。
気づけば、ディズニーを映画館で見るのはいつぐらいぶり!?ってくらいでした。ていうか導入でやる昔風(に見せかけた)ミッキー映画がさすがミッキー容赦ねえ・・・・・・って感じでした。ディズニーは元来勧善懲悪、悪者は生かさず殺さずいたぶるものですよね、とヒヤっとしました(たまに本気で始末するし)。LEGOのほうが優しかったです!!!

あとは映画鑑賞態度に関する愚痴になりますので、ちょっと閉じます。
2013.11.29.Fri

かぐや姫の物語 感想

かぐや姫の物語 [Blu-ray]
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2時間超えの大作ですので、お手洗いに注意が必要かもしれません……。

隣の方(妙齢の女性)が30分ごとに溜息ついてて、憶測ですがきっと退屈なんだろうな、と思いました。
何故かというと、こちらの作品はおそらく皆がぼんやり覚えている「竹取物語」の大筋を、あまり離れずに結論まで持って行っているのですね。なので、「あーこういう風にしたのね」とか「絵が綺麗だなあ」とかあるんですが、大筋は変わらないのであまりびっくりしないというか……淡々としているかなと。山と落ちが見通せた状態なので、お話しとしてハラハラはしないかもしれません。

私としては竹取物語の大筋を守りつつ登場人物に明確なキャラや葛藤を与えて、人情的に理解できるようにした作品である、と思います。
また色々レビュー読んでからの見解だと、解釈に仏教思想が入るんですとか。なので、「姫の犯した罪と罰」「姫は何故月に帰らなければいけないのか」部分は、もしかしたら仏教思想にちょっと理解がないと難しい、のかも?もちろん無視して想像する!でもまったく問題ないかと思うのですが。(というか見る人も色々なのでそこを許してほしいとも思ってしまったり笑。でも好きな人はそれで低評価になるのが耐えられないのでしょうね。難しい)

「お話しとしてハラハラしません」とは書いたんですが、かぐや姫の誕生から、彼女がどれだけ翁や媼に愛されたかや、思い人がいたことによる葛藤(ここはオリジナルですね)、山や土や鳥などの自然を愛していたのに都で過ごさなければいけないことへの不満、自分の意思とは関係なく誰かのものにならなければならないことへの抵抗……等々、主に女性が(ぼんやりしてるなーすみません)共感・感情移入しやすく作られているので、キャラクター的にはハラハラするシーンはいくつかあります。
それこそ地獄のような苦しみにシンパシーを感じるかもしれません。
で、竹取物語の大筋は外れません、ですので、かぐや姫はきちんと月に帰ります。
ですが、地上をどんな風に愛していたのかをしっかり訴えかけてくるので、メッセージ性は明確ですね。
「汚れた地上でも、生きることは素晴らしい」って。
デカイ。
え、テーマ、でかいね。やっぱそこなんだ……?と、思ってしまった私をお許しくださいー!!
いや途中から「結構大筋変えないなーこれってフツーに月に帰るんじゃね?」って思って、案の定帰るんですがその際、地上への愛を熱く語ってくれるし、もちろん翁媼はひきとめるため大泣きなので非常に納得!なんですが、なんかこう「そもそも論」を語られてしまって、伏線もあるし理解は出来るんですが、なんか優等生だなーと思ってしまいました。

かぐや姫を始め、どのキャラクターも漫画っぽく、可愛らしく、ちょっと愚かだけど嫌われないように作られている、と思いました。それこそ、姫の幸せを勘違いしちゃってる翁や(でも時代背景考えれば当然ですしね)、口うるさい相模殿や、求婚してくる公達とか、諸悪の根源(嘘です、でもきっかけは彼なのでは笑)帝も、欠点がありながら、可愛らしくおとぼけな感じです。ですので、いかに地獄のような苦しみを味わっても、かぐや姫ひいては映画を見ている人も地上で生きることを否定出来ないようなつくりになっているなあと思いました。あとお付きの子がおもしろくて好きだった(って人は多そう)
また、好みにもよりますがかぐや姫がとても可愛い。声がとても合っているんですよね。美人だし。彼女の抱える葛藤も、正直、とてもわかる。なので、どうか、かぐや姫が幸せになればいいなあとかふわふわ見ていると、うん、あの結末からは逃げられないってかと思ってしまうのが辛かった。かぐやは幸せになれないのかーみたいな、萌えキャラが不幸になってしまった悲しさがありました。
ご都合主義的に幸せになってしまったら、それこそジブリなのに子どもに見せられないものになってしまうかもというリスクもありますし(間違った知識が広くあまねく浸透してしまう)、評価も下がってしまうかもなーと思いました。なので、結論への持っていき方とか、感情移入のさせ方、テーマの語り方はすごく「正しい」なーさすがだなって思う反面、萌えキャラに壮大なテーマを語られてしまうちぐはぐさが残ってしまいました。
まあ、多分、かぐや姫に萌えちゃった私が悪いのかなあと……(笑)
萌えキャラじゃなければ、生きることは素晴らしいって語られても、うんそうだよねって思ったりするんですが。萌えキャラにはその子の願いがいかようにか叶うか、それに近づけば良かったかなって、というのはあくまで好みかと。

地上で生きるのは素晴らしい。ですよね素晴らしい。わかるんですけど、なんかものすごく狭い世界で狭い悩みに苦しめられている身としては、理解はできてもその場では共感ができない感じでした。キャラクターに感情移入しただけ余計に。週の半ばで、すぐに現実に帰らないといけないのも良くなかったのかもしれません。気持ちに余裕を持って、大きなテーマを受け止められる精神状態で見れば良かった!

2013.10.31.Thu

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ [新編]叛逆の物語 感想



あんまりに綺麗な夢を見たので、涙が溢れて、そして止まった。
ネタバレや記憶違いがたぶんありますのでご注意を~。

●どう見てもハッピーになれなさそうなOP
魔法少女たちが春夏秋冬仲良くしている姿は、涙が出そうですよね。ああ、これが私たちの見たかった幻なんだなって思って。あまりにもわざとらしくて、思わず構えました。
そしてサビの部分で、たった1人膝をついているほむらちゃんの周りで、皆が楽しそうにくるくる踊っているのを見て、ああ、こういうことかって思いますよね。やがて1人になったほむらちゃんが項垂れて、まどかが手をさしのばし、触れるか――と思ったところでまどかが砂となって崩れ落ち、荒廃した世界に佇むほむらちゃんが映し出される。どう見てもほむらちゃんが救われるわけもないことが示唆されて、さーてどうなるのかなwwってわくわくしました。
「カラフル」の、疾走感というより寂しさと切なさのある曲調がなんとも。

●おままごとのような夢を見せて
5人合わせて5レンジャイ!とか(違います)、お弁当のおかず交換ことか、まじかるバナナみたいのしててお互いを褒めあってて、何より概念になったまどかが当たり前のようにいて、おっかしーなーおっかしーなーと思ってたらほむらちゃんがおかしいって思ってくれて、思わずほっとしてしまった(笑)
いや、方向性の変わった変身バンクも皆が協力して戦う姿もとても目頭が熱くなったんですが(変身バンクの音楽チョイスの素晴らしさよ)、でもやっぱりどうしてもおかしいんですよね。まどかの二次創作をたくさん目にしていたわけでないし妄想もそこまでしていなかったので、本編のギスギスさ、互いに認め合えない姿のほうが自然だなって思っちゃうんですよ。で、ほむらちゃん自身がちゃんと思い出して色々と明るみになるわけですが。マミさんと派手なドンパチしたり、さやかちゃんと刃を交えるシーンで「いつも自分が優位と思わないことね」とか、「自分の時間にこもろうとする、あんたの悪いクセよ」って言われてて、ああ、これこれ!って思いましたね。魔法少女達は皆結構独立した存在で、互いにプライドぶつけまくって、なかなか相手を認めようとしない(ある意味認めていたのでしょうが)、そういう存在だったよなと。これって、ある意味女のすごいリアルな姿で、そういう部分がすごい好きだし、安易に萌えられないけれど共感できる部分だったので、戻してくれて良かったなと思ってしまいました。

●夢だから儚い、儚いけれど強い?
マミさんがベベと一緒だったとか、さやかちゃんと杏子が一緒に戦うとか、どれもこれも嘘で、胸が痛くなりますね。さやかちゃんと杏子はある種嘘を認めたうえで繋がっていたようですが、マミさんは益々救いがなくなったような、けれど、ベベが本当の姿で出てきてくれて、ちょっとは救われていたのかな。
しかしさやかちゃんの格好よさというか株の上りっぷりはすごかったですね。魔女化したからこその強さが出てきてしまってて、今回誰よりも頼りになりそうな感じがしました。失恋して女は強くなるのか。ベベは新たな魔法少女!?って感じで大げさに言われていましたが結構普通というか恐ろしく筋を通した存在で違和感なく入っていたので、テレビ版(前後編)の設定をうまく使ってて面白いなーと思っていました。
本当、お菓子の魔女とオクタヴィアが味方になってくれることの、なんと心強いことか!

●魔女化しても悪魔になってもほむらちゃんは美しい
ほむらちゃんは、やっぱりどこまでも絶望が似合うキャラクターで困ります。こんなんじゃ素直に幸せを願ってられないのです。
まどかを救うため冷静沈着になり、思いつめた瞳になり、手段を選ばなくなり、時間を何度も繰り返し……、まどかが世界を作り変えても、その苦悩は続いていた。テレビ版の頃から、ほむらちゃんの頭はもう十分おかしくなっていたと思うんです。そのうえでまどかの本音(家族や友達を離れたくない)を聞いてしまってもう戻れないところまで行ってしまったんだなーと。なので、ほむらちゃんが悪魔化してもあんまアレ?とは思いませんでした。まあ、レズであるっていう説も無視できませんが(笑)、もしかしたら繰り返す時間の中でレズ行為したかもしれませんが、そうと想像させるくらいの執念が、すでにあったので。彼女がまどかの石像にすがり魔女化してさらにその上で悪魔化してしまう姿は、ほんと、めっちゃ輝いてたなー!と胸が熱くなりました。
でも、リボン返したときの「やっぱりあなたに似合うわね」は、あまりに悲しいですよね……。

●狂気を感じるED
対比になったまどかとほむらちゃんの影が左右に映し出されて、「君の銀の庭」の明るさと共に音楽に合わせて揺れているのが、最高に狂っててうわーってなりましたね。しかも、曲調がワルツになっていて、歌詞もとても幸せそう。もう狂喜しか感じられなかった……。
「静かに寄り添って どこにも行かないで 窓辺でさえずって 何を失くしたって」ってまんまですよね。まどかを箱庭の中に永遠に閉じ込めて、ほむらちゃんは幸せ、なんでしょうきっと。私たちから見てそうは見えなくても。
最後は「静かに寄り添って どこにも行かないで」って、歌ってて、ほむらちゃんはやっぱり、神様になったまどかと一緒にいたいんじゃなくて、あの妄想の世界のように魔法少女のおままごとを本当はしていたんだろうかと思ってしまう。まどかの、「家族や友達と離れたくない」とは関係なく、人間として魔法少女として傍に居たいんじゃないかな、などと妄想してしまいます。

●まどかマギカは熱狂的なキャラ萌えファンのための物語。円環の理に導かれてその先は?
綺麗な終わり方として望まれたのは、円環の理に導かれたほむらちゃんが、まどかと宇宙空間で再会し「ずっと一緒だよ」-終-かなって思うんですが……、その先ってどうなるのかと思うとドン詰まりますよね。
まどかとほむらちゃんがキャッキャウフフして、そのうちマミさんと杏子も来て、さやかちゃんも入ってキャッキャウフフするの?お茶会とかするの?皆で魔法少女迎えにいくのかなー、というのがストレートな考え方ですが、そういうの未来を想像するのってあまり楽しくないかなとも思うんですよね。
それこそ、まどかの世界で遊んでいたいようなキャラ萌え層には、違う意味でトドメを刺されるようで辛いのではないかと。だからたくさんの「遊び」の部分を残しておいて、まだまだ遊べるよ!好きにしていいよ!っていう終わり方にさせたのではないでしょうか。
そのため「物語として綺麗に終わらせてくれ」層の欲求は満たされずに、賛否分かれる終わり方になってしまったと、パンフ見てもそうとしか思えないよなー。
だから叛逆の物語は、まどかを終わらせたくない熱狂的なキャラ萌えファンのための、遊びの続きのための物語なんじゃないかと思ってしまう。そういうのはえてして、制作側のエゴや風呂敷畳んでない現象として受け入れられにくいのは、散々見てきてしまいましたよね。だから、そういう意見にも納得なのですよ。
そういう視点で見ると、ほむらちゃんの悪魔化はすごい茶番に見えるし、今後のための引き伸ばしにも見えます。テレビや前後編のあの「忘れないで。いつもどこかで、誰かがあなたのために戦っている。彼女を覚えている限り、あなたは1人じゃない。」の余韻は飛びますよね……正直。

●私にとって魔法少女まどか☆マギカとは
色々と感想を読み漁って、確かに賛否両論あるんだなあということを感じました。そのうえで、私にとって「まどか」という作品は、アイコンとしての可愛くて純粋な魔法少女を箱庭に閉じ込めて、いじめられている様を眺めるための作品だった、ということだったなあ、と思い知りました。
好きキャラはほむらちゃんで、ほむらちゃんが救われるのかな?って思ってたんですが、全然そうじゃなかった。そして、それが思いのほかショックでなくむしろ結構楽しんでしまったので、やっぱり仲良くキャッキャウフフしてるのではなくそれは所詮幻で実際にはギスギスしている魔法少女たちが運命に翻弄させられている姿が見れるのが良かったんだよなーと思いました。や、テレビシリーズの頃はそれなりに絶望させられていたんですが、映画前後編のあたりから絶望に歓喜するようになってしまったようです。
というわけで私は賛否両論では賛成派かと思います。今はまだ。自分でもキャラの幸せを願わないキャラ萌え層だなーと思うのですが。いつか、この評価が変わってしまう日がくるのかもしれませんが……。

●続くのか……?
いくらでも続けられそうな終わり方をしていたので、続編だよ!と言われてもあまり驚かないかなと思います。ただ、これ以上絶望を重ねても喜ぶのは本当にほんの一部になってしまいそうなので、何かしらオチをつけたほうがいいのかなとも思います。なんかやっとまともな意見が書けた。


いやー、あんまりにも綺麗な夢でした。但し、ものすごい悪夢だったけど。でもそれが、とても気持ち良かった。


参考
・劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編「始まりの物語」/後編「永遠の物語」 感想
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-367.html
2013.09.20.Fri

風立ちぬ 感想

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「生きねば」とは、「生きて夢を見続けろ」ということだったのか。
ものすごく美しいものと醜悪なものを見せつけられたようで、非常に気持ち悪くもあり良くもなった。

●行くつもりがなくて感想読み漁ってから見た
「面白くなさそうだから見る予定がなかった」わけではなく(笑)、純粋に都合がつきそうになかったため、ネットに溢れる感想を読み漁りまくってしまいました……w
で、思いのほかロングヒット(いつもこのくらい?)しており、宮崎監督が長編アニメは引退だよ!という発表があったので「い、行かねば」な気分に。テコ入れにのうのうとのっかりました……(ち、違うのかな!?)。感想読みまくらなければ良かったかなーと思ったんですが、読まないとさっぱりわからなかったと思うし、読んだところで評価にはそこまで影響しなかったかなと思っています。
でもここで書いてしまった感想にはとても影響していると思うので、どこかの受け入りや流用が多そうです。ごめんなさい。

●ひたすら、現実と夢を行き来する
構成でしたね。そういう意味では非常にわかりやすかったです。子供の時だけと思いきや大人になってもずっとずっと夢の中にてラストシーンまで夢の中で終わるので、「生きねば」じゃなくて「夢を見ろ」のほうが、いいんじゃないかなと思うくらいでした。でも「生きねば」というのは「生きて夢を見続けろ」ということなのですかね。
ずっとずっと夢のなか。醒めない夢の中にいて、ブレないなあと思いました。この作品が夢みたいなものだからでしょうか……。

●イケメンが主人公だよ!!!!!!!!!!!!
主人公の堀越二郎さんはとんでもないハイスペックイケメンでした。白状しますが、正直、乙女ゲーで出てきたら惚れるタイプです。
幼少の頃から飛行機が大好きで辞書ひきながら外国の雑誌を読み、ド近眼のビン底メガネがちょっとキズ、になんかなりません。ガリ勉タイプかと思ったら上級生背負い投げしていましたよね。あれで「欠点ないの?もしかして文武両道クソイケ登場ですか?」と沸き立ちました。
その後も関東大震災列車事故でけがしたおキヌさんを背負い爽やかに去ったり、配属されたばかりの部署で新人らしからぬ有能さを見せつけたり、深層の令嬢と恋に落ちたり、私が見ているのはドリーム小説の相手役か何かなのかな?と、くらくらしました。
ジブリにはさんざんイケメンが登場しましたが、何だろう、二郎さんには弱みとかないのかなってくらいクソイケでした。妹との約束をことごとくスルーするヤバげな部分をチラつかせますが、とにかく葛藤が見えない。
自分の作っている飛行機がやがて人を殺す道具になることも、菜穂子さんの結核を悪化させるとわかっていて結婚してしまうことも、フツーだったらわかりやすく葛藤させるものなのに、それがない。映画や物語で感情移入させるための演出として恰好の道具である「人間らしい葛藤」をほとんど見せずに終わります。
「すごいなー!!!」と思いました。というのも今までの作品にはあったのに、わざと抜いたってことですからね、視聴者を振るい落としているように見えるものの、親切心を失くした結果が夢なんだな、で納得してしまいそうで怖い。

●反戦ではなく、飛行機への愛情表現のための演出か
飛行機は人を殺す道具になる呪いを背負っていると最初から言われますし、その通りにお話しは進んでいきます。
しかしながら、飛行機好き!ってことを訴えるために、この時代を選んだのかなという妄想をしてしまいます。まったく詳しくないからあてずっぽうで書くんですが、1920年代というのは、日本の飛行機がどんどん進化してどんどん美しくなっていった時期だったんでしょうか。木と紙で出来ていた日本の飛行機が、ドイツに行ったあと鉄鋼になり進化する様は見てて確かに面白い。くどいまでの機構解説のシーンはわくわくしますよね。何より二郎が異常に飛行機を愛してる。だって美しいから。
人を殺す道具だろうが、美しい。残酷だろうが美しい。
美しいもんは美しいんであると、最後まで一貫していました。一度だって「こんなもの」とはならなかった。飛行機を否定しなかった。

●美しい映像と致死量を超えた純愛と、負け犬の持つ胸糞感
飛行機が飛ぶシーンにある真っ青な青空とか地上とか、吐くくらい綺麗ですよね。でもそれ以上に綺麗すぎるのが純愛でした。ヤバイ。純愛すぎてヤバい。マジヤバイ。出会いのシーンとかヤバイ。二等車に乗るお嬢様が帽子を捕まえてくれるのヤバいし、二郎さん助けてくれて王子様になってくれるのヤバいし、結婚のシーンの菜穂子さんの神々しさヤバいし泣きそうになった。美しくて美しくて、宮崎監督の少女愛じゃない女性への美意識みたいのがばりばり伝わってきた。幸せなんだろうでも同時に悲劇なんだろう、美しさで悲劇を際立たせて同時に胸糞悪くもなって辛かった。その後の生活も辛かった。二郎さん菜穂子さんに「綺麗だ」言い過ぎですよねそりゃ汚い自分なんか見せられなくなりますよね。
わかりあえなくて嘆いたり、みっともない部分を見せたり、年老いたり弱っていく姿だけが結婚じゃないんだ……。だってこれは夢だから。
菜穂子さんの元気な時にはジブリヒロインの明るさと、病気が進んだ時には病弱お母さんの美しさが入ってた。と思うと完璧ヒロインということなのかなあ。病気が進行した時のほうが美しさが際立っていますよね。お化粧もしているけれど何より美しいままでいたいという気持ちの表れなのでしょうか……。
かといって菜穂子さんが不幸せかというと、そんなことはなく限られた時間で精いっぱい愛しました、やるだけやれましたということで、菜穂子さんも現実に生きながら夢を見続けていたのでしょう。ものすごい葛藤があっただろうけれど、それもやっぱり見せずに。
あとどうでもいいけど、山の中のサナトリウムって民間療法(?)なのか、雪山の外で寝かせるってすごいハードなことしてんなってそこ驚きますよね。
あらゆる意味で潔癖で、視聴者の入る隙のない、まるでドリーム小説のような、なんて表現したらブン殴られそうですが、それくらい徹底した作品だなーと思います。だから、見ているこっちは「そんななんでもかんでも夢見たままに実行しようとしないの!するんだったら葛藤して!」と負けそうになる。というか私は負けました。

●わあい庵野監督の声あかり庵野監督の声だいすき……?
覚悟はしているものの実際聞くと「うわあ」ってなりますね。二郎さんそのクソイケっぷりでこの声ー!となるんですが、聞いているとだんだん「うむこの声だ」となってしまう庵野マジック。一説によると庵野監督は正直だから、宮崎監督はその正直者の声が使いたかったんだとか。感情が豊かに伝わってくるわけでもなくうっとりもしないこの声が二郎そのものだなーと最後なってしまいます。
現実に生きながら夢見るように生きているその姿は、気持ちが良いだけのエンタテイメントじゃないからですかね。


「生きねば」とは、「生きて夢を見続けろ」ということだったのか。むしろ「うるせえ俺は生きて夢見続けてやる」ということなのかも。
ものすごく美しいものと醜悪なものを見せつけられたようで、非常に気持ち悪くもあり良くもなった。矛盾そのものをここまで来て描ききったのなら、言うことありません。

と言えるのも、引退宣言聞いた後に見たせいでしょうね……。聞いた前と後では評価が割れそうな気分です。
楽しいかというより美しい、面白いというより首をかしげる、
安易に理解を示していいものか謎なんですが、駄作とか酷い作品とは思いませんでした。ですがもう一度見に行けるかと言われたらしんどいかなと。そんな感じでした。

むしろ、予告のかぐや姫の物語がたいへん気になります!鬼のような形相で走り抜ける姫が部屋を抜け屋敷を抜け竹林を抜け転がり落ちてやがて服まで脱ぎ捨て、走り続ける。殺さんばかりに空を睨んであなたは何から解放されたいの。そんな彼女を見つめるのは「満月」――。だなんて、なんと上手な予告だろう。これはネタバレせず見に行こうっ……!
2013.05.09.Thu

劇場版 Steins;Gate 負荷領域のデジャヴ/リトルウィッチアカデミア 感想

シュタゲ劇場版とネットで見れるアニメの感想です。

●劇場版 Steins;Gate 負荷領域のデジャヴ 感想
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予告に偽りなしの、ゲーム本編とは立場が逆になったオカリンと紅莉栖のお話。
ゲームではまゆり、ひいては紅莉栖を救うため頑張るオカリンでしたが、いくつもの世界線の記憶と持つため、SG世界線では存在することが危うくなり、αでもβでもないr世界線に飛ばされそうになってしまいます。本当に突然紅莉栖の目の前から「消えて」しまうのは唐突で怖かった。そんな存在が不安定なオカリンを助ける紅莉栖が主人公です。予告見た時から設定としてはキャッチ―で「わかりやすい劇場版だな。最終章っぽいな」という感じはしたのですが、この設定がどうもシナリオの整合性やキャラの性格と相性悪いような感覚が始終つきまといました。
オカリンへの愛情と科学者としての倫理観から何度も諦めそうになる紅莉栖、というのは非常に納得できるんですが、そこで尺をとってしまうと思いのほか話が動かず退屈に感じてしまうものなんですね……。紅莉栖の語りの分量が多くてなかなか行動に移らない。
オカリンがいくつもの世界線を超えることの無力さや葛藤を語るシーンとかはゲームで「岡部倫太郎」として行動してきたプレイヤ(自分)はそうだよなーという気分になったのですが、紅莉栖はあくまで助けなければいけないヒロインという認識が強いせいか、もしくは90分という尺のせいか上手く感情移入できなかったのかも。
しかしながら紅莉栖はデレデレ、オカリンは「俺を忘れろ」と言った途端チューしちゃうし(やや納得できないことしていますが、まあ愛情が勝っちゃったということで無理やり納得しました)、2人のラブストーリーがとにかく見たい人は楽しいかと思います。そういうサービスだらけなので萌え的に充足するのでお勧め。オカクリ派は見て間違いなしなんじゃないかと。
ですが「鳳凰院凶真」が生まれたきっかけ、というのは確かオカリンがテレビの物まねをしたことからだったと記憶しているので、そこまで紅莉栖とのあれこれに収束させてしまうのか、とメディアミックスの罪深さを感じてしまいました。まゆり大好きってわけではない私でさえそう思うのでまゆり派の方は不憫な感じに……。これがダブルヒロインの功罪っ……!
従来のSteins;Gateのような綿密なストーリーと逆転劇が見たい人にはかなり物足りなく感じるのではないかなーという感想です。
とは言いましたものの、公開からしばらく経っているにも関わらず会場が暑くなるほどの人入りだったので、やっぱり「シュタゲ」に対する期待というのは数多くの人の心にあるんだなーと思いました。コメディっぽい部分からはじまりお約束のやりとりの部分では結構喜んでいてクフクフ笑いが漏れていたので、皆、シュタゲが好きなんだろうなと(私はなんか懐かしいなみたいなノスタルジーな気持ちになった。ちょっとさみしい)。また、スタッフロールを見ているとあまりに多くの出版社や企業が並んでいるので、やっぱり「ビッグビジネス」を背負ったすごい作品だよなーと思った次第です。関連企業をまとめるだけでも大変そうだ。
あ、音楽は素晴らしかったです。ゲームやアニメで使われていた音楽のアレンジがうまく大画面と合っていました。
Steins;Gateのどの部分が好きかで評価が分かれそうな内容でした。
それにしても(頑張ってはいたんですが)紅莉栖の顔がアニメだと不自然なのはなぜなのか。顔の幅が広く丸いせいでしょうかね……。

アニメ作品の劇場版は順調すぎるくらい増えていますけれど、質はほんと様々になってきましたね~。いずれも期待しすぎてはいけないって思いました。

●リトルウィッチアカデミア 感想
文化庁若手アニメーター育成プロジェクト『アニメミライ2013』の参加作品で、現在はネット上でただで見れます。

・アニメミライ内紹介
 http://www.animemirai.jp/c2.php

ストーリーは以下の通り

―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
子供の頃に見た魔女シャイニィシャリオに憧れ魔女を夢見るアッコはルーナノヴァ魔法学校に入学するも上手くいかず笑われてばかり。そんな折り地下迷宮の実習中、封印されたいにしえの竜が復活してしまう大事態が起こる。偶然シャリオの杖を手に入れたアッコは親友のロッテとスーシィと共にドラゴンを何とかしようとすることに。
(wikipediaから引用)
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

和製ハリーポッターというか、最近では珍しい魔女っこ(魔法少女じゃないよ)が主人公の、児童書のようなストーリーでした。尺は30分にも満たないですが、ハラハラドキドキした王道をついた非常にいいアニメなのでお勧めです。このまま続編を映画化してほしい。
スタッフが元々グレンラガン等に関わっていたので……あんな感じです。あんな感じの動き方をディズニーっぽくした?というか。
ええと、とりあえず見てください!

・公式「リトルウィッチアカデミア」(Youtube)
 http://www.youtube.com/watch?v=RBlqxEIJ_Cg
2012.11.23.Fri

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q 感想

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(2012/11/28)
鷺巣詩郎

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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Qを見てきましたー。

公開からしばらく経っていたのでもう腐るほどネタバレを見てしまい頭でっかちになっていたんですが、それなりに楽しめました。まあ答え合わせというか映像で見るとどうなってんのかなーて感じで。とりあえず項目ごとにでろでろ書いていきます。
あ、エヴァについてはテレビシリーズをよくわからんまま流し見していた世代です。見てはいたけどよくわかんない!っていう。水曜18:30テレビ東京で見ていました。

●映画館は満員でした
祝日前日の夜でしたからね!そりゃ混むわーて感じでした。映画館はヱヴァ一色!カップルやらグループで見に来ている方がとても多い。すっかり市民権を得たアニメになったなと。90年代のあの頃を知っている人にとってはなんともいえない状況だったのではと思います。雰囲気としては「けいおん!」みたいな、敷居の低さとライトさ。今や当たり前となったお祭り感。誰かも言っていたけれど、新しい世代にとってはやっぱりコンビニ感覚のアニメなんだろうなあ。と思う訳です。たくさんあるアニメのうちのひとつ。間違っていない。

●同時上映:巨神兵東京に現る
同時上映の巨神兵東京に現るは面白かったです。長らくミニチュアの映像なんて見ていなかったもんなー。東京がただひたすら巨神兵にぶっこわされる不謹慎とも思われそうな内容ですが、やりたいことがスマートに伝わってきて良かった。ヱヴァQ本編とあわせると壮大なメッセージがあるかのように思わせる作品。

●ヱヴァQ本編
「綾波を返せ!」とまるでロボットアニメの主人公のような発言で、僕らのエヴァンゲリオンのイメージをまさに打ち「破」ったシンジくんでしたが、目が覚めたら14年経ってました。助けたはずの綾波はいないし、ミサトさん(43)はあんなに後押ししてくれたのにエヴァに乗るなっていうし、トウジの妹は出てくるし、リツコさんはベリーショートだし、アスカ(28)は元気そうだけど眼帯だし、自分はへんな首輪付けられちゃうし、ミサトさんたちはどうやらNERVじゃないwilleとかいう敵対組織を作ってるしまさにこういうとき「わけがわからないよ」ってなるんかなと。そりゃ綾波の声にほいほいついて行っちゃうよね・・・と思いました。NERVに着いたと思ったらなんかすっごいボロボロだし人はいないし綾波は助けられた記憶ねえっていうし、父さんはバイザーつけてるし見知らぬ少年がピアノひいてるし冬月さんに将棋に誘われたと思ったらお母さんが初号機に取り込まれているとか真実聞かされるし、そりゃふらふらもしますよ。で、世界はすっかり滅びに近づいて、その原因が君だよとかさらりと言われてもうエヴァには乗りたくないって思ってもしょうがないんじゃ。でもでも、セントラルドグマの最深部にある槍抜けばいいよ!って言われたからまたエヴァに乗ろうってなんとか思えたのに、直前になってなんか違うからやめようって言われてでも抜いて、フォースインパクト起きそうになるし、それを止めるためにカヲルくんは爆発(っていう表現で正しいんだろうか)。ポカーン・・・。ほんと君が何を言ってるのかわからないよ。
あーなるほどね!Qって旧のことだったんですね、わかります!ってわかるかああああああああああああ!説明不足にもほどがあるわ!補完してよ!!人類補完する前に物語補完しろや!!とだだをこねたくなるのでした。
皆さんも仰っていますが、もうちょっと落ち着いて話し合おうよ!会話の席を設けて14年間何あったか話してくれればシンジくんもあんなことしなかったんじゃない?と思ってしまう。以下いろいろ。

・シンジくん
すごいいじめられっぷりでしたね。まあ破であんだけかっこいい姿見させられると、テレビシリーズの時代に戻ってしまったような気もするけれど、そんなに酷いもんでもないような。むしろまっとうな反応だったと思うんですが・・・。ただ周囲には周囲の事情があってそこにすべて責任転嫁するのはクズだよ、って(テレビシリーズでも)さんざん言われてきたので、彼にも責任があるって判断するのが妥当なのかしら。
つかさーシンジくんってとても多才なんですよね。あの弁当男子ぷり、チェロもたしなむし、今回は突然ピアノの才能まで開花した。冬月さんと将棋も打てる。エヴァにも乗れる、家庭の事情は複雑だけど、そこそこ楽しい学校生活も送っていたし、女の子の友達も結構多い。大人に囲まれて頑張っているって書くとシンジさんマジハイスペックです!って感じなんですよ。やっぱり今のアニメの主人公にはあまりない、90年代に多くいた才能を持った選ばれた子供じゃないですか・・・。ほんと彼はエヴァに乗りさえしなければ他にいくらでも幸せになる道があったのでは!?って思うんです。でも、本人が「エヴァに乗らないと皆が優しくしてくれない」って思うなら、どうしようもないのかなあ。料理研究家にでもなってお料理本でも出せばいいのに!

・カヲルくん
皆が待ち望んだカヲルくんはやっぱりカヲルくんだった!すげーホモってたけど、やっぱり彼は使徒なので萌えるにも難しいんですよね。ただ今回はシンジくんを幸せにしたかったとか言ってたし相変わらず騙されていたので、シンジくんへの執着みたいなのはちゃんとあったのかな。にしても星を見たあとにチューとかチュー以上してても違和感ない演出でしたね!二頭の馬が走っていたし!

・ミサトさん
ミサトさんもね、自分が後押しして結果ニアサードインパクト起きちゃって「やっちまった」気まずさからあんな態度なのかな?って私は思ったんですが、14年色々あったしシンジくんにエヴァに乗ってもらう必要はないの、だから言う事聞いてね(笑顔)?って言えばいいじゃん!でも気まずすぎて無理かとも思ったり。色々絶望していたのかなーだったらもう死んでしまった方が楽なのかしらとか思ってしまうんですがしぶとく生き残っているあたり、使徒への復讐心だけで生きてきたのだろうかという。

・レイ
あ、3人目?と思ったけど、おそらく前のレイも残っているんですよね。しかし3人目も自我が芽生えそう。次の劇場版ではレイVSレイとかになったりして。

・アスカ
冒頭からがっつんがっつん戦っていてヒーローになっていた。破で尊い犠牲扱いになっていたけどあれはなんだったんだという。まあ元気で良かったよ。にしても、眼帯にジャンパーに帽子、と彼女のいでたちはまるで少年のようでした。シンジくんと話す時以外はずっと戦っていたし。戦い方もワイルドかつ気合たっぷりで、あの加持さんに懸想して使徒にやられて精神崩壊していたアスカではなくなっていた。だから式波?今回、アスカの活躍が目覚ましく、アクションありデレもありの盛りだくさん構成だったせいかテレビシリーズからのアスカファンの盛り上がりが一番ある。pixivもアスカの絵が増えてきて女性からの支持も受けているように見える。特に後者なんかストレートにアスカを好きになっちゃったんじゃないですかね。湿っぽく、大人の男性に憧れる子供っぽいテレビシリーズのアスカを知らないと、少年のような姿でシンジをひっぱる式波アスカは確かに女性から好まれそうなデザインだ。ちなみに前者は俺のアスカは元気だったしデレだし良かった!派と、俺のアスカはもっと繊細なんだよ!派に分かれていて面白いです。

・マリ
思わせぶりな新キャラクターだけど、つるっとwille側でアスカとコンビ組んでてずっこけた。お前は一体なんなんだ!といいたくなるけど、Qの鬱っぷりを緩和させるいい中和剤になってしまっていてなんか結果オーライだったわ。

・マヤさん
「これだから若い男は!」って舌打ちしていたwwww女性を嫌な方向に年とらせる表現上手いなーとへんに感心してしまったです。

・ゲンドウ
あの崩壊NERVの中でどうやって暮らしてどうやってエヴァを維持管理してんだかわからない!妖精さんか!

・新キャラ
色々でてきたけどほとんど掘り下げられずに終わりましたね!確かにグレンラガンぽいデザインが多かった。

EDテーマの桜流しを聞きながらもうなんか泣きそうに・・・。悲しいからでもがっかりしたわけでもなく、なんかしんどくて。こんなんなってもまだ生きないといけないわけですか!もういいじゃん辞めてもさ。と思ったからです。まさにシンジくん状態ですね。庵野監督はどうやっても視聴者をシンジくんにしたくて、でも庵野監督もシンジくん自身じゃないですか。ひどい構造ですよね。自傷と他傷を同時にやっているような気分に。ご飯はちゃんと食べてからのぞんだんですが、体に力入り続けていたせいかとても疲れてお腹がとても空いてしまっていました。HP削る映画だったな。そんでもって次回予告でしたが、エヴァがぐりぐり格闘しているだけの映像。またウソ予告流しおって!(決めつけ)でも、脚本映すとかじゃなくてよかったなーなどと思ってしまった。
会場は満員だったし連れ立ってきている人が多かったから非常にざわざわと賑やかに退場しましたけれど、ま、確かに誰かと一緒だと笑うしかないような状態でした。気まずいし。笑うか茶化すしかやりようがなかったのかな。1人だと気まずさを抱えたままムッツリしてられます。

●さあ考察しよう気が済むまで!
すでにたくさんの考察があがって、とても盛り上がっている状態です。ですがいまやインターネットが活発すぎてそれのスピードもものすごく早いですよね。90年代はそこまでネットが盛んじゃなかったから考察本が大量に出ていましたけれど、今回は考察も無料で済ますことになりそう。90年代にエヴァにショックを受けてそれが色濃く残っている人は最後の劇場版まで毎日毎日1人でエヴァのこと考えられそうなんですけど、コミュニケーションが好きな新しい世代はそうはならんだろうな、と思います。エヴァをちゃんとファッションとして消費できるんだろうなー。私もネットにある考察読んで面白いってなって、そのうち忘れてしまうんだろうなあ。
90年代のエヴァにショックをうけた人でも、「Qはまさに俺達のエヴァだ!」ではなく「もう付き合いきれない」と思っている人も少なくない。繰り返される謎設定、意味深だけど説明されないセリフ、ディスコミュニケーションな登場人物たち、一度は愛情を持ってつきあって、破でやっと救われると思ったら突き落とされてしまい、なんだか気持ちが冷めてしまった人もいそう。
考察好きな方はわかると思うんですけど、言葉にできないモヤモヤってあるじゃないですか。結論の出ない気持ちとか、考えが。そういうのってすっきりしなくてずっと自分の中に滞留してしまって、でも離れられないもんだと思うんです。エヴァってそういうのすごく刺激する作品ですよね。ああでもないこうでもないと考えてしまい、そして「庵野監督の思わせぶりに振り回されているっ・・・」ってはっとなってカーっとしちゃう。でもそれをいっしょに見に行ったけど今はもう別のアニメに夢中な友達には今更話せないどうしよう、みたいな。私はそういうモヤモヤした気持ちにイライラさせられてネットに吐き出しちゃう人は見ていて好きなんですけど、ノリが良くてコミュニケーションが好きな人はそうはならんだろうなあとか思ってしまう。
私も最近知ったんですけど、Qの公開に合わせて有名企業と山のようなコラボレーションをしていたようです。調べてみたらすごい出てきてぶったまげた。アニメイトもカフェでコラボしていたけれど、ぶっちゃけ霞むレベル。LUMINEやらマルイやらTOYOTAやらZOZOTOWN、モンテローザなど、アニメイトが浮いているように見えてしまった。アニメといえばアニメイト!だったのに。
かつてはせいぜいUCCとしかコラボしていなかったエヴァがですよ、社会現象とはいえオタクの代名詞にさせられていたエヴァがですよ、都会の一等地で有名企業とコラボレーションですよ。すげえ。時間の流れってすごい。私、ほんと未来にきてしまったんだ、て茫然とした。シンジくんやレイやアスカやミサトさんと向き合って、それでさらっとファッションにできる、そんな未来が来てしまったんだって、愕然としました。
ちなみにマルイのコンセプトは「エヴァの世界観に共感する大人」がターゲットでエヴァにはあんま関係なさそうな靴とか販売していましたけど、Qを見て共感できた人はいたのか、っていう・・・。いや別にそんなこと本質には関係なくて、お客さんが満足して経済効果あればいいなってだけってことは私もわかってはいるんですけどね。あ、オリジナルグッズとかは綺麗だし面白いです。エヴァのデザインて、確かにかっこいいんだよなあ。わかるよ。

映画の最後は、フォースインパクトもどきで荒廃した世界で、アスカが無気力なシンジくんを立たせ、3人目のレイと一緒に赤い砂漠を歩く、その後ろ姿で終わります。新しいキャラクタも出てきたけど、やっぱりこの3人なんだなあ。3人とも私たちが望む姿とはきっと違うんだけど、それでも二本足で立って歩き始めていました。それだけが今回の救いのような気がします。
巨神兵東京に現るでもあったけど、世界が突然滅んでも、それが神の意志であっても、自分も他人もぐちゃぐちゃにされてしまったけど、生き残ったら生きることを辞めてはいけんのですっていうすごくまっとうで今の時代に適した夢と希望のあるメッセージすぎて頭がおかしくなりそうだった。さんざん色々掻き回したけどやっぱりそこかよなんか恥ずかしいなーみたいな。でもベタだし、新しい世代にもマッチするいい落としどころだったと言わざるを得ない。エヴァは壊して再生する話になるのかな?次回のサービスを待つしかないのですね。うむ。
2012.10.29.Mon

劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 前編「始まりの物語」/後編「永遠の物語」 感想

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悠木 碧、斎藤千和 他

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まどか見てきましたよっと。

●前編「始まりの物語」

・OP「ルミナス」
新規に書き下ろしたOPは、まどかの育ってきた姿を辿るような内容でした。まさに「あなたは自分の人生を大切にしている?」っていう言葉がつきつけられていますね。冒頭の、ほむほむとまどかの手が触れた瞬間、お互いが泡になってしまうのは何なんでしょうね。泡沫の夢にすぎないってことなのか。通じあうわけのない思いがあっても笑顔であるっていうか・・・。悶々。サビになった時ド派手なアクションはないんですが、引きの画面で、現実の空間から魔女空間がパタンパタンと本のように切り替わる様はすごい。素晴らしい。あれだけもう一度見たいと思うくらい。

・「巻き戻し」~「あたしって、ほんとバカ」まで。スピーディな展開と、行きつく暇もない絶望に大興奮
色々カットしつつさやかちゃん魔女化まで突っ走ります。面白い。とても面白い。もう知っている話だからか。「ここでマミられるっ」「ここで抜け殻になるっ」って要所要所の絶望が待ち遠しくてたまらない。1回1回の絶望に顔をゆがめてる魔法少女たちを眺めて、「まだまだこんなもんじゃないよ」「もっとすごい秘密があるんだよ」ってニヤニヤしながら見てしまった。しかも今回は劇場で、大画面で、さらに分厚くなって絶望度の増したBGMつきで!マミさんの頭が食われる場面や魔女化したさやかちゃんの瞳の中が円形の五線譜になったところが見れるわけです。なんかとんでもなくドキドキして、とても興奮してしまいました。もっと苦しんでいる様を!もっとひどい絶望を見せて!ってなってしまったところで、あーもう私はテレビシリーズ見ていた時とは違ってしまったんだな、と思いました。

・「あたしってほんとバカ」から真っ赤な字のEDスタッフロールと「MAGIA」
ギャー魔女化したあああってところから、MAGIAのフルサイズが聞けるわけです。あのおどろおどろしいED映像(強化版)のくらーい画面に真っ赤な字でスタッフロールが流れる、という。なんか気持ち良すぎてやばかったですね。「MAGIA」って力強くて一途で素敵な曲なんですけどやっぱり禍々しいしちょっと怖い。でもその怖さがいいって感じでした。気持ちがちっとも浄化されなくて、負の方向に力強く堕ちていく快感っていうのもあるんだなーとしみじみ興奮しました。

・「さらに感情移入する人」と「もはや客観視しかできない人」
今回は友達と見に行ったのですが、友達は前者、私は後者でした。お互い同じようにテレビシリーズを追いかけて楽しんで、それで映画を見に来たわけですが、友達はよりキャラクターに感情移入し涙し、私は苦しむキャラクターに大歓喜で超笑顔でした・・・という(汗)。これだと私がいかにも冷血、インキュベーターよりひどい!って感じですが、視点の違いかなあと。私もテレビシリーズの時は魔法少女たちと一緒に「こんなのってないよ」って思ったんですが、色んな感想や考察を読みすぎたせいか頭でっかちになり、また私もよく絶望してすでに受け入れてしまったので、なんか考え方が変わってしまってキャラクターにそこまで肩入れしなくなっていました。スマガに例えるとかちかちうんこマンってことなんですよね。神視点。あくまで視聴者なのです。


●後編「永遠の物語」

・とは言いつつも、杏子はいい子すぎて
ちょっと泣きました。なんというか、やっぱ杏さやって1つの理想なんですよね。もう寂しくて苦しくてどうしようもない君を救えないなら、一緒に居てやるよ「ひとりぼっちは寂しいもんな」って。聖女がおったよ。もう杏子は聖女だよ・・・おおお・・・。っていう。まどかがほむらを思う方向性とは違う、あくまでさやかだけへの矢印が見えて、あー心中って美しいなって思いました。

・絶望しているさやかちゃんを見て
テレビシリーズの時は「あああ可哀想!愚かだしどうしようもないけど可哀想!」って思っていたんですが、今回は「絶望して何もかもめちゃくちゃに出来るのって案外気持ちよさそうだな」と思いました。なんか感想がどんどん下衆になっていくんですがすみません!いやでも絶望して、それをまき散らしたり人を傷つける力が行使できるって羨ましいって思いました。だって現実ではそんなこと出来ないから。まあ、力を行使した先には後悔しか残りそうにないんですけどね。

・オケ版「コネクト」
後編終わりかけの時に、「コネクト」のオケ版が聞けます。魔法少女のシルエットと魔法の文字(?)と共に。1コーラスだけのあたりビジネスの匂いがプンプンしますなー。いやすっごく良かったし感動しました。最後ほむほむの立ち姿で終わるところとか。


なんか前編後編に分けて書いてても萌えポイントが漠っとしているので適当に書きますね。

・ほむほむの泥臭い戦い方はいいなー
っていうのは思いますよね。時間を操ることはできるけどそれ「だけ」なので、他の魔法少女のようにスマートに戦えない!実機盗んできて使うしかねーべっていうあの泥臭さがまた不器用なほむほむっぽくていいなと思うし、なんとなく男性の発想だなと思いました。テレビテリース最終話かなんかの時に、自衛隊スレがすごい盛り上がった時を思い出してワルプルギスの夜の笑い声を聞きながら胸が暖かくなったりした。

・まど神様は神々しいんだなあ
やっぱり神々しかったです。でもなんか神々しすぎて人間らしさが失せてしまいますよね・・・寂しい

・キュゥべえの家畜発言
テレビの時は「私家畜かこの悪魔」って思ったけど、やっぱり今回は冷静であるせいか言葉がすらすら入ってきて「たしかに家畜ですブヒィ」って思ってしまいました。キュゥべえの言っていることは筋が通っている。

・一途な願いが交じり合わない、どこまでも片思い
まどかマギカは「全員片思いの物語」であるって有名な話で、マミさんは後輩の魔法少女が欲しかったけど得る前に死んでしまうし、さやかちゃんの気持ちは恭介くんに届かないし、杏子の声はさやかちゃんに届かないし、ほむほむの思いをわかったうえでまどかは神様になっちゃうし、どっか両想いになれよ(笑)!ってくらい上手くいってなくて、テレビシリーズの時は「うあー」ってなったんですが、今は「まあ確かにそんなもんかもしれない」と思ってしまいました。現実でも、真に願っていたことがちょっとズレて叶えられたり、「欲しかったのはこれじゃないんだけど」と微妙に不満を抱えつつとりあえずおさまるってことが多いので、なんかこの永遠片思いに納得してしまったのでした。

・恭介くんてさやかちゃんのこと・・・
友達とすら思っていないんじゃないかって思ってしまいます(笑)恋愛対象に見ていませんでしたならまだわかるんですが、退院しても学校に戻っても一言も何もないってそれ友達以下じゃんってずっと疑問でした。劇場版でもやっぱりそうだったので、恭介くん強えぇなあって思いました。

・世界の理に干渉しなければ、もはや奇跡を信じられない
この作品って、主人公が神様になってしまいます!っていう魔法少女レベルを超えた解決(?)をするんですが、それを見て「おおー」ってなっている視聴者っていうのは、もはや簡単に奇跡を信じられなくなってしまっているのかなと思ってもしまったり。絶望をさんざんぶつけられて、でもそれは一方では納得ができるもので、大人になれば思い知らされるようなことで・・・そこまで心が成長し成熟しそして老衰してしまうと、ただすごい力が作用して皆が幸せになりましたなんて言われても「どうせアニメだからでしょ」で終わってしまう。本当は終わりたくないのに。奇跡を信じるためのアニメが見たいのに。そういう人たちに「それでも奇跡は起こるかもしれないんだよ」ってほんの少しの希望を与えるのがこのまどかマギカなのかなあ?と思ってしまいました。
まどかが作り変えた世界っていうのは、別に魔法少女が救われるんじゃなくて「絶望せずに消えるだけで済む」世界で、やっぱり消えてしまうことには変わりない。でも、「絶望しないで済む」だけで、なんて尊いんだろうありがたいんだろうと思わされてしまうロジックが働いていて、それを冷静に考えると「絶望はあって当たり前」という感覚が染みついてしまっていることに気づく。そして何より「気持ちの上の救済」を切に願っていることを実感してしまうんですよね。何だろう、仏教的といわれるのはこれが原因なのかしら。
思いは届かなくても、大切なあなたが目に見えなくても、それでも誰かがあなたのために誰かが戦っている、それだけでもう1人じゃないって、なんかすごーいすごく気持ちの上の救済なのだなあと思ったのでした。体とか性別とか立場とかじゃないんだよなあ。でも現実には外面的なしがらみ多すぎて、そういうのから目を背けることは逃げることって認識だもんなーぐるぐる。


次の「完全オリジナル劇場版」は、あのまど神様に作り替えられた世界での出来事みたいですね。ちょっと映像も見れます。友達が「杏子ちゃんが制服で出てきたしふつうの女の子として出てくるのかな~」と言っていたので「え?また殺しあうんじゃないの?」とまた血も涙もないようなことを言ってしまい・・・今日の私の発言はどことなくすべてがクソでしたすみません。まどかはキャラがいいのはわかっているんですが、卑怯ともいえる後出しの絶望展開が面白くて、しっかりキャラ萌え!っていうより話おっかけるのに夢中になってしまう作品のようです、少なくとも今となっては。
でも予告編最後に「これからはずっと一緒だよ」ってまど神様が仰っていたので、いい加減ほむほむ大歓喜!な展開かもしれません。ほむほむの執着は異常で、よくあいつtelinko生やす魔法にしなかったなってtumblrで見ましたけどほんとだよなあと。まどかの事2~3回監禁して犯しててもあんま違和感ないっていうか。しかし彼女の最初の気持ちは「私を友達を言ってくれたまどかを助けたい」っていうのだけで、はっきり言ってその1回目のまどかも別にほむほむに執着を持っていたわけではなく、またほむほむに他に友達がいればまどかに執着しなかっただろうなとは思うんですが、まどかの放ったたった一言に報いたい、彼女を助けるのは「私でありたい」って、「意図しない救済への報い」なので中の人的にはとてもいいなあって思います。
2012.10.18.Thu

劇場版 TIGER & BUNNY -The Beginning- 感想

なんか映画見ようかなーと思って目についたのがタイバニでした。この作品、律儀に全話見たんですが猛烈に萌えるとかそういうことはなく、むしろ最終回は「大事なこと解決していないけどいいのかな?」とちょっと不安になるくらいでした。でもいまどき珍しい、低予算で一気に人気に躍り出たハイパー原作なしアニメだったと思います。アニメ放映時から、最近珍しいアメコミ風を演出し、気づけば同人でも巨大ジャンルに成長し(今でもオンリーイベントしていますしね)、ミュージカルになり、有名企業とのコラボやらスーツアクターとの握手会(?)やら、私のような範疇外の人間から見ても展開の派手さというのが目についていたのでした。
子持ちのお父さんが主人公、萌えとは表現しがたい絵柄・・・ということで元来のターゲットは会社員とか主婦層だったらしく一般受けもしている作品に見えますが、同人的にもがっつり受けていますしね(いつからか虎徹さん受けが優勢になりましたよね。最初はバニーちゃん受けが多かったのに)。カヴァーする幅が広くて、そういう意味でも「なんかすごい」て感じでした。

・劇場内がマジ女性率1000%
これは・・・レディースデーの影響でしょうか。冗談でなく女性しかいなかったと思う。やっぱり女性向けアニメなんでしょうか。いつも思うけど、映画終わったあとにキャーキャー語り合えて羨ましいなと思いつつ、ぼっち客も多かった!オタクはこうでなければ(冗談です)

・本編焼き直しだけれど新規カットも多くヒーロー同士のやりとりが増えた
もはや定番となったテレビシリーズ焼き直し方法ですが、「あれ?これ見てない」シーンがすごく多かったので、損したなという気分にはなりませんでした。半分くらいは新規じゃないかしらと思いました(うろ覚えですけど)テレビシリーズはあれだけ尺があったにも関わらずヒーロー同士のやりとりは少なかったですが、今回はちょこちょこ入ってきていました。(ブルーローズちゃんとドラゴンキッドちゃんとか、スカイハイさんと折紙先輩とか)キャラ立ち・キャラ萌え・カプやコンビ大好きな熱いファンがいるってことがじゅうぶんすぎるほど制作側に伝わったってことでしょうね。

・シュテルンビルドの広さが体感できる。見どころは遊園地アクション?
劇場は画面がでかいので、シュテルンビルドという都市のきらびやかさや派手さというのがテレビシリーズより強く伝わってきて、より自分が市民の1人になったような気分で楽しめます。背景が細かいし濃い!大画面に耐えられるよう作ってありますね。空中から俯瞰で映している様とかすげーって感じでした。また、終盤でのバトル(?)は遊園地が舞台になるので、なんというか、ヒーロー達の舞台映え度がぐんとアップしていますね。よく考えられています。

・中の人はキャラ萌えしていないため
とても純粋にストーリーおっかけていたので、会社の圧力に負けるおじさんに感情移入してしまいサラリーマンつらいよなあとか、ドラゴンキッドちゃん可愛いなあというフツーの感想しか出てきませんが、上記した通り焼き直しでも面白かったかなという感じです。ベタでお約束だしちょっとくさい台詞があるんですが、これこそタイバニ!ヒネちゃいけないよね。って気分になる爽快なお話でした。第2段もあるようです。タイミングが合えば見に行ってもいいかなーという感じです。キャラ萌えがないとね。うむ・・・

・最後のアピール
は、2位のバニーちゃんでした。おまけっぽくて、ファンの人は嬉しいだろうなあこういうの。毎週変わるのならこれ目当てに繰り返し見に行く人がいるんでしょうね。

テレビ放映中あれだけ人気あったのだから2期もできるだろうと周囲は踏んでいましたが、結果用意されたのは劇場版でした。理由は「ライトな視聴者がアニメのペースについていけないだろうから」だそうです。おおーなるほど。1期がうけても2期でしかも2クールとなると、確かにテンションの維持というのは難しいですよね。キャラが好きだし作品が好きだから見続ける!と豪語しても、昨今は新しく刺激的な作品はどんどこ排出されますので、ファンの作品愛だけに賭けるというのはいささか難しいところ。劇場版ならお祭り感もあるし、時間も1回2時間で済みますので、ファンのテンションも続くというものです。


タイバニ関係で面白いネット記事はこれでしょうか。
・サンライズ尾崎雅之氏インタビュー(中編)TIGER & BUNNYの育て方を尾崎Pに聞く
 http://ascii.jp/elem/000/000/662/662142/

余談ですが、予告でハンターやらワンピやら、あと青のエクソシストもありましたが、これらは全て新作アニメなんですよね。焼き直しに慣れたしもはや損してるとも思っていないゆるいアニオタなので、新作アニメ用意している作品はやっぱりすごいなあと思ってしまったり。特にハンターや青エクってアニメで大成功!みたいな空気は感じたことがないので、実現していることに素直に感心してしまったり。ところで青エクの劇場版用イラストはとても素晴らしいですよね。あの絵好きだなー。加藤先生のカラーイラストの映えっぷりはすごいなと思います。

あ、まどかは友達と見に行きます!キャーキャー萌語れるのだろうか、それともお通夜みたいな空気になるんだろうか(笑)

2012.07.25.Wed

おおかみこどもの雨と雪 感想

おおかみこどもの雨と雪 オフィシャルブック 花のようにおおかみこどもの雨と雪 オフィシャルブック 花のように
(2012/07/23)
「おおかみこどもの雨と雪」製作委員会

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事前情報をほとんど入れずにほいほい行ってみたわけですが、あの、私お話を勘違いしていたというか勝手にまた妄想していたというか。
メインビジュアル↑があるじゃないですか。花雨雪3人のやつ。で花が真ん中で、すごい可憐で可愛い女の子なので「ああ、今回は女の子が子供の狼を拾って頑張って育てる話なのかな?(のび太の恐竜みたいな)」と思っていたんですけれど全くそうじゃなくて花が普通に2人を生んでて驚きました。
だって!あの!白くて細くてヒロイン顔の子が子供を産むなんて思えないじゃないですか!しかもシングルマザーなんてたくましいステータスが!
というわけで今回は御代も絶賛シングルマザー子育てものでした。

主人公の花は大学生で狼の男性と恋をして子供を2人もうけるのですが旦那があっさり死んでしまいます。残された花はとにかく子供を育てようと頑張るわけですが子供は半分狼なので感情が高ぶると狼の姿になってしまいます。隠れるように暮らしてきたものの都会での生活に限界を感じて夫の故郷へ引っ越し。自給自足の生活を始めます。
この時点で子育てしている方は一体どう思うんだろうと結構ハラハラして見ていたんですが。いやさすが夏休み期間でファミリー向けと謳っているので家族連れが多いんですが可愛くて可憐で白くてちっちゃくて声が宮崎あおいの花が頑張って癇癪も起こさずに子育てしているシーンとか正直言って全く感情移入できないんでわ・・・と思いました。
オタクが見る分にはそのくらいのほうが現実感ないし気持ちいいんですけど、これお母さんも見るんやでえ・・・と結構ドキドキしていました(意味のないドキドキ感)
狼の子供2人はお転婆の姉が雪、引っ込み思案で体の弱い弟が雨なんですけど、まあ狼なんで出産は自宅だわ誰にも相談できないわ病院は小児科と動物病院どっち行けばいいかわからないわ(ギャグですけど)こんな生活してたら追い詰められてノイローゼになるんでは・・・!というリアルな想像をはばたかせてはいけません。そこらへんには是非目をつぶってみましょう。でないと一気に冷める。
で、自給自足というのもド田舎の近所もほとんどないような自然いっぱいボロ屋を花1人で改修(!)し(スーパーヒロインすぎる)、仲よく暮らし始めるという。
庭に畑を作るものの上手くいきませんが、頑固もののじいさんに助けられ「人目を避けるために来たのに助けてもらっている」と演出的にほっこりさせられ、テンプレにも関わらずまだなんかリアリティがあるように見えるのがこの映画の恐ろしいところです。
で、子供たちはやがて学校にあがるわけですが、当初お転婆だった雪は男の子にけがをさせてしまったことがきっかけで人間として生きる道へ、病弱だった弟の雨は3年生でドロップアウト、だんだんと山に入るようになりそこの主(?)と知り合い狼として生きる道を選ぶ、という。
弟なんかは小さい時すんごい可愛いマジ天使!ってくらいだったんですが成長するにつれ影のある美少年になってしまい人と関わりを持たずに狼として生きていくので、まあ普通に格好いいわなーって感じでした。もう視点がダメです。オタクです。で、姉は女の子の中で浮かないように注意したり人間の男の子を好きになってしまったので、人間を選ぶという流れなので、まあ普通かなーと。リアル女子はおそらく姉に感情移入して「そりゃ人間選ぶよね!」ってなるんだろうな。そういう意味じゃ姉のほうがリアルというか、女の子世知辛いって感じです。
で、子供が12歳になっても母親である花は相変わらず可愛くて可憐で白くてちっちゃくて声が宮崎あおいなんですよ!
えー狼の子供が2人いてマジ野生で取っ組み合いの血だらけの喧嘩とかに立ち会ってるのにどんだけ可愛いままなんですか!いや嬉しいけれど!とか、題材とのちぐはぐ感がたまにあるのが苦しいところでした。
いや、サバイバル生活に自給自足に子育てに狼にって、もうジャイアンの母ちゃんみたいな肝っ玉母さんくらいじゃないと無理じゃないかとつい突っ込んでしまうのが悲しかったです。野良仕事しているし、肌があんなきれいなままなわけないって。焼けますよね。で、どう見ても超大変なのに怒ったり怒鳴ったりしないんです。あの子供2人育てるのにそのスキルがないっていうのはおかしいというか、ただ描いていないだけなんですかねえ・・・。お察しくださいということだろうか。うーん私も修行が足りないです。
と、突っ込みつつ感動しつつ(さすがに子供が泣いたり別れるシーンはねえ。泣きますよ。泣きやすい体質なので)楽しませてもらったのでした。

なんか短くなっちゃった。
いや、シンプルに見れば両親の出会いから結婚生活から子育て、旅立ちまでという人間の生活に密着し、かつ演出的に共感できるよう配慮はされているんですが、あまりに綺麗すぎて共感まで至らず「綺麗な映画見たなあ」で私は終わりました。
なんなんだろう、ファミリー向けみたいなイメージがすごくて客層もそんな感じだったからそれに感化されすぎたんでしょうか。綺麗な子育てものっていう視点ではむしろオタク向けのような爽やかさとさらっと具合という感じです。田舎暮らしや家族、という題材がどうもとなりのトトロを髣髴とさせて細田監督はポスト宮崎だみたいなネットの記事にのせられただけというか。描き方はかなり方向が違うんじゃないかなと思います。
ベッドシーンぽいのもあるし、とてもファミリー向けとは思えませんでした。これは大人が綺麗な子育てを見るための映画かな?そういう見方がおそらく楽かなと思います。

と、色々書きましたがやはり夏を舞台にしたノスタルジーかつ壮大な背景は圧巻ですし、とてもきれい!雪山を狼が駆け回るシーンやカーテン越しに変身するシーンなどは感動します。是非大画面で見るべきと思います。いや、小さい画面だと突っ込みに一生懸命になってしまい気分がそがれるかもしれないので・・・。

それかあまり子育ての深刻さを描きすぎても時間がかかるし負担がかかるので、あえて避けてかなりファンタジー子育てにしたってだけかもしれません^^;いやはや狙いというか解釈が難しいです。好きに見ればいいんですけど、やっぱり意図したところが気になるのでした。

という感じでした。おわり。



2012.04.06.Fri

マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙/劇場版ストライクウィッチーズ 感想

映画の感想です。

・マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙
人情に訴えかける構成でしたね。
よそでも見るけど、よく存命中にこのような作品を作らせてもらえたな、と。いくら高齢とはいえ、気後れしちゃうと思うんですが・・・。そのせいか、家庭内でどのように子供を振り切って犠牲にして首相にまでなったのかというのがよくわからず。妄想でいいので入れてもらえないんでしょうかね。さすがにそれはダメなんでしょうか。生きている人の人生の脚色になっちゃうからな。
えっと、オタク的に言うと萌えシーン(悲しいシーン・嬉しいシーン)のつぎはぎで構成されているので、補完ディスクが欲しくなる内容でしたね。話がつながってないないっつーか、歴史の流れに沿ってエピソードをつなぎあわせて、シーンごとに盛り上げている感じ?
ですがその萌えシーンが美しい映像と共に紹介されているので、訴えかける映像ではあるなと。
見ているのは妙齢~年配の女性が多かったかなと。レディースデーのせいかな?とも思いますが、なるほど確かにそのあたりの年齢の女性が見ると、親近感や憧れ、葛藤に理解を示せるのではないか、と思う。
特に働いていて、子供がいるような、昨今増えてきている働く母をターゲットにしているのかなーとは感じました。しかし、その方たちは一番映画なんて見ていられないと思いますが・・・まあそれはそれで。
最後を紅茶のカップを洗うシーンで締めたのは、「お茶碗を洗うだけの妻にはなれない」と言っていた彼女の、悲哀や妥協や家庭への折り合いみたいなものの暗喩なんですかね。もちろん、いい意味での。
すごいさらりと冷静に見ているように書きましたが、実は泣きながら見ておりました。そういうのがあるので、なかなか誰かと映画は見に行けない。老いとか衰えっていう、人間につきまとう避けられない運命の話って見ていて本当につらいので、あと、過去を振り返るっていう作業が私はすごい苦手で、(昔のほうが良かった、と思いたくないから)それをつきつけられると心を刺されてしまうのですよね。
しかし、死に別れた夫が幻影として出てくるとか、なんかそういうのって素直でわかりやすい効果的な演出だなーと思いました。「私を独りぼっちにしないで」とか、すごい伝わり易い台詞ですよね。うん・・・

・劇場版ストライクウィッチーズ
ガラっと変わって、こちらはオタ男性客が多いかんじでした。しかし女性の姿もちらほら。
魔法力を失った芳佳ちゃんは、坂本さんのすすめで医学学校に留学するため、欧州へと渡る。その付添になった静夏ちゃんは芳佳ちゃんに憧れていたが、軍人にあるまじき態度をとる芳佳ちゃんに抵抗を覚えるが・・・という、話でした。相変わらず命令規則を守らない、主人公ぜんとした芳佳ちゃんと、初々しく真面目だがかたくなすぎる静夏ちゃんとの対比が非常にわかりやすい。
芳佳ちゃんと静夏ちゃんのやりとりの合間合間に、解散した501隊がどのように過ごしているかが挟まれ、殲滅させたはずのネウロイの脅威と戦う姿が間に入ってきます。
フミカネ先生がたまにツイートするたくさんの女の子たちが出てくる出てくる・・・。いっぱい出過ぎてよくわかりませんが、それぞれ可愛く魅力的でした。
欧州についた芳佳ちゃんは国境付近の村がネウロイに襲われているのを見て、避難誘導させますが静夏ちゃんも負傷、絶体絶命に陥った芳佳ちゃんは、生身で戦うことに・・・っというシーンが壮絶。魔法力がないため、乗ってきたダンプ(?)と、重すぎる銃器を必死に抱えたった1人でネウロイを倒してしまう。
さすがヒーローです。すごすぎる!最近はこんな勇気とガッツのある男主人公いないですよね。ある意味、芳佳ちゃんが女の子だからできる荒業。
最後は501隊の皆が静夏ちゃんからのメッセージをうけとり集結、坂本さんも登場し、見ているこっちのテンションが上がりまくり。色々おかしいなと思うことはあっても(笑)、慣れ親しんだキャラが集まり力をあわせて戦う姿は見てて楽しいし、面白いです。
GONZOの空中戦闘シーンは見もので、作画もものすごく綺麗でしたね。それ以外のシーンがちょっとやばかったですが、いれるべきところに力を入れればなんとかなるという。アニメ映画の正しい作り方だなと。キャラがわからなくとも、空中戦を見るためだけに大画面を使う価値はある。
やっぱり耳しっぽの生えたパンツ丸見えの女の子が銃器かついで戦う姿が見れるのはストパンだけ!だと思います。
もうぶっちゃけネウロイがなんなのかとか相変わらず説明されないし、あれだけ立派なお医者さんになるっつってたのに「皆のところに帰りたい!」とか言い出す芳佳ちゃんが不可解だとか、色々つっこみどころはあるけれど、ストパンはやっぱり皆で戦ってなんぼの作品ですので、それができるようにシナリオを作るのが当たり前、ですよね!勧善懲悪良し!
ちなみに私が一番好きなキャラはペリーヌさんです。メガネとゆるふわな髪型がめっちゃ可愛い。ペリーヌさんマジ貴族マジお姉さまだった。家も土地もほとんどなくしたっていうのに孤児をあずかり先生もして・・・うっ(涙)

ちなみに近くのアニメイトではストパン支援ぽいことをしていたので、その時の写真は以下の通り。
0401.jpg
0402.jpg
見終わったあと、女の子2人組が「エイラーニャが相変わらずで、でも最後芳佳ちゃんと静夏ちゃんが仲良くなったのが良かった!」と言っているそばで男性ファンが「戦艦大和ってあんな機能なかったよな」と感想を言っているのが印象的でした。まあ、つまりそういうアニメってことです!
映画は「つづく」で終わりましたので、続くようですね。ま、これは萌え豚軍事オタク向け作品ですので、その層をがっちりつかんでれば問題ないかと。

おまけ。
秋葉原のラジオ会館にある、謎の物体も見ておきました。果たしてひきとり手は見つかったのでしょうか・・・。
0403.jpg
はやぶさパロ。

0404.jpg
でかい。思っていたより大きかったです。

0405.jpg

2011.12.30.Fri

映画ぼちぼち

見た映画について。
最近見た映画の感想で一生懸命書いているのはけいおん!かい・・・と、さすがに自分でも思ったので。

・タンタンの冒険ユニコーン号の秘密
タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 オリジナル・サウンドトラックタンタンの冒険/ユニコーン号の秘密 オリジナル・サウンドトラック
(2011/11/23)
ジョン・ウィリアムズ

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実は試写会に行っておりました。ネタバレになるので控えていたのですが・・・。子供も大人も楽しめる楽しい3D映画って感じでした。アクションメインです。スノーウィがとっても可愛いね。
個人的に良いなと思ったのは2次元を3次元的に見せていたOPアニメーションと、あの原作タンタンを似顔絵として「描かれていた」という導入から始まるところですかね。中身はもう息つく暇もないノンストップピタゴラスイッチアクションですので、ひたすら楽しみましょう。

・ジーザスキャンプ
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(2011/01/26)
不明

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最近はまっている「未公開映画を見るTV」です。過激すぎたりして、日本では公開されていないドキュメンタリ映画を見まくろうという面白い番組です。
アメリカの投票の半数を占めるという原理主義者(進化論を否定し、中絶の根絶を目指す人々)が、子供たちにどのように考えを教え、数を増やしていっているのか・・・というドキュメンタリー映画。原理主義者の子として生まれた子供たちは、教育をうけず家で勉強、進化論を否定する考えを親から叩き込まれる。そして、ジーザスキャンプというキャンプに参加し、ブッシュを敬い中絶の根絶を脳に叩き込まれる。10歳にも満たない子供が悔い改めます許してくださいと涙を流す姿は異様の一言に尽きる。何を信じるかは人に与えられた平等な権利であり何者にも侵せない心の領域だとは思うんですが、これは洗脳と言うのに相応しい方法じゃないかと。子供は原理主義が正しいを思っているんじゃなく、親がそういうから信じ込まされているだけで。何も知らないまっさらな子供を利用すべきとは合理的かつ狡猾。そしてそのように増やされていく子供たちが票となってアメリカの政治を動かしているという構図は下手なホラー映画より怖い。

・金正日花/キムジョンギリア
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(2011/04/06)
不明

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金正日花とは金総書記を称えて日本が北朝鮮に送った花の名前。このドキュメンタリー映画は北の収容所に送られ脱北してきた人々のインタビューをひたすら流していく。そこから浮き彫りにされる北朝鮮の真実の姿とは――。
踊り子やピアニストなど、我々の感覚からはおおよそ考えもつかない嫌疑をかけられた人々は一族揃って収容所に入れられてしまい、強制労働に従事し時には身内の目の前で公開処刑が行われる。それに涙する人々の姿を見て感じるのは理不尽という思いだけでした。また、北朝鮮という国を巡って近隣の、特に中国と韓国との関係も危ういバランスの上に立っているのだな、と。特に、脱北したものの中国で奴隷として働かされることになってしまった女性の話は脱北の負の部分を見せつけられる。
報道でよく出てくるあの広大な「平壌」も、北挑戦の中では羨まれる土地だそうです。
この作品を見た直後に金総書記がなくなったという報道があり、中の人も多少ビビりました。インタビューの中に出てきた証言者たちは、最後に「金総書記が亡くなったら故郷に帰る」と言っていましたが、帰って大丈夫なのだろうかと心配になります。


日本という国でかつ狭い価値観で日々をこなしているだけだと、世界には自分の常識では図れない出来事がたくさんあるんだなと痛感しますよね。その土地その社会で常識が異なっているんですけど、それを受け入れるのは難しいし、誰かにわかってもらうことはもっと難しい。隣人に自分を理解してもらうのさえ困難です。なんつて。


・ウォーリー
ウォーリー [DVD]ウォーリー [DVD]
(2009/04/22)
ディズニー

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人型ロボットものが盛り上がっていたので、人型じゃないけどロボットでハートフルっぽい作品を。
汚染された地球でたった一人廃品の中で暮らしていたウォーリーはある日イヴという未知のロボットと出会い、恋をする。実はそのロボットは地球に暮らせなくなった人間が住む巨大な宇宙船から植物を探しにきたロボットで・・・という、想像していたのとはちょっと違う作品でした。
前半はひたすらウォーリーとイヴのやりとりが続くんですが、何とこの2人、人の言葉はほとんど話さない(名前くらい)ですので、感情の表現はひたすらジェスチャーや目(と思わしきもの)で表現をしている。それでも感情が伝わる可愛らしさを詰め込んでいたと思います。
なんかこー、ロボットとロボットが心を通わせる萌え作品かなって思ってたんですが、イヴを追って辿り着いた宇宙船が、すべてをロボットに頼った人間たちの世界で、移動さえ座りながら自動で行うその堕落しきった姿は肥満の増えた社会風刺でしたね。さすがディズニーである。最終的には人間たちは地球に戻り、自らの足で立ち緑豊かな地球を取り戻す、というあくまで人に向けた作品なのでした。外側から萌え萌えするだけにはしてくれなかった。
エンディングのアニメーションと、「PIXER」のロゴをウォーリーとイヴがやる、というのが可愛かった。萌え乞食ですからそんなところにばかり一生懸命です。

・イルマーレ
イルマーレ [DVD]イルマーレ [DVD]
(2004/11/25)
チョン・ジヒョン、イ・ジョンジェ 他

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イルマーレとは海の意。
声優を目指し恋人と遠距離恋愛をする主人公の女性は、かつて住んでいた海の傍の家から引っ越すことになる。自分宛の郵便物は新しい住所に届けて欲しいとポストに書置きを残していくと、まだ入居者のいないはずの家のポストから返事が返って来て・・・という時空を越えた恋愛もの。友達の勧めで見ました。
返事の相手が住む世界1998年、主人公が住む世界は2000年と、2年の差があります。それでも心を通わせ会いたいと願いますが、彼女が待ち合わせをしても返事の相手は現れない。返事の相手が彼女に会いにいっても、その頃の彼女には恋人がいる上、まだまったく知らない相手である、というのが切ない。
遠距離恋愛が破局を迎えた主人公は、自分と恋人が離れないよう自分を説得してほしいと頼みますが、その道中で・・・。
上質でまとまりのよい時間を越えたラブストーリーは日本人にも相性が良さそうでしたね。海の上に佇む家がとにかく雰囲気があっていいし、主人公の実家も済州島という美しい島にあり、この映画が流行った時は観光客も増え、昨今でも流行っている島らしいんですけど、wiki見たら「殺人、強盗、強姦、窃盗、暴力の5大犯罪の発生率が韓国全土で最も高く人口1万人当たり167.9件となる治安の悪さ」って書いてあった\(^o^)/


借りて見る映画は字幕をつけていつも1倍速で見ています。バカのようですが時間の節約です・・・。と思ったんですが、多分、ADVゲームの感覚がついに抜け切れてないだけだと思いました。メッセージ送りができないから即表示のつもりなんでしょうね。ゲーム脳いくない。
2011.12.16.Fri

劇場版 けいおん! 感想

劇場版けいおん!の感想です。

お話としてはあずにゃんに何かしてあげたいね→とりあえず卒業旅行でロンドン行こう!→ロンドンでちょろっとライブ!→「天使にふれたよ」補完エピ、って感じです。ふう。
なんというか、テレビシリーズのけいおん!をそのまま大画面に持ってきた作品ですので、テレビシリーズがすきな方は楽しめるのではないかな。何か特別なことが起こるわけでもなく、派手なことが起こるでもなく、ゆるーくふわふわと相変わらずな放課後ティータイムでした☆って感じです。
ですので、けいおん!ってそんなに売れてるの?って思って予備知識がない方が行くとすごく退屈なのではないだろうかと。「劇場版」に対するイメージが映画らしいものだとすると、かなりつまんない思いをすると思います。ま、当たり前というか。そもそもけいおん!コンテンツを支えているのは、広く普及した、ってこともあるんですけど何よりどんな特典商法にもくいついていくハードコアなファンがいるからですね・・・。そのファンが楽しめる・納得できる作りが一番いいと思うのですよ。なので「正しい」。
私はけいおん!は一応、テレビシリーズを全部見るくらいのライトな見方をしており、特に入れ込むこともなく、外側から眺めていただけなので、「映画としては退屈だけどけいおん!としては面白いし満足」って感想でした。ハイ・・・。なんか情熱に欠ける感想ですみません。
原因は色々考えられるんですけど、まだ2週目であるせいか割と大きめの画面で見たのですが、あの大きめな画面で長時間ゆるふわされると間延びするというか・・・。あれはテレビサイズで30分だったから耐えられたのかなあ。ロンドンの背景とかはきれいだったんですが、学校のシーンとかは割りとテレビと同じ感覚だったので「グッ」とくるほどではなかったです。あの、学校のレトロでノスタルジックな感じは好きなんですけども、いかんせんお話にはあまりノスタルジックさや寂しさが感じられないので、浸るほどでもないんですよね。やはりあくまでライトに、ネガティブな感情が取り払われた世界だなあーという印象を受けました。
ですが、けいおん!はそういう作品なのですよね。
従来の部活ものに対するイメージとは真逆の、楽しくて優しい、葛藤をなくした、ある意味徹底された世界なので、それを大画面で見たいなーて方におすすめなのです。あと好きなキャラを大画面で見たい!ってとこですかね。やっぱり好きなキャラの1人か2人はいないと・・・フルプライスはちょっと^^;かもです。
劇場版を意識してか、ところどころテレビより「濃い」演出が端々にされていて、そこはたまにひっかかったかな。画面にぼかしやグロー効果が入る瞬間はさすが京都アニメーションというか、綺麗だな、って思いました。

いやそれにしても、ここまで来て思うのはけいおん!の人気はすごいですよね。ということですか。
山田監督は再三「男性には媚びたくない」と仰っていますけど、その狙いとは真逆に効果が表れていて、何がなにやらですよ。というか夜中にやるアニメの対象層を中高生の女子にしていたっていうのは冗談か何かでは・・・と一瞬疑ったんですけど。まあ、確かに色っぽく見せないような描き方をとにかく意識していたのかな、という感じはしました。なんですが、女の子は可愛いよなー。あのデザイン、確かに目は小さいけどやっぱり男性が喜ぶのでは・・・。中高生の女子が喜ぶ絵柄って、「君にとどけ」とか「ちはやふる」みたいなシャープな線ですよね?「けいおん!」の絵柄が好きな女の子は、なかよし出身とかアニメを見慣れているオタク予備軍のような気がする・・・むむむ。
まあいいや。中高生にも人気?らしいし。ただ楽しそうにバンドしているだけでも心に響くものがあるのかもしれませんしね。

にしても日常系アニメって、最近は色んなものがありますけれど、「あるわけもない穏やかな日常」を描くある意味すごい非日常なアニメですよね。私達が、ファンタジーとかSFとは違う意味で絶対に手に入らない非日常を描いているなと最近は思うようになった。「けいおん!」に関しても、ああやって卒業をさせてちょっとカタルシス的なこともしていますけれど、だからといって彼女たちがこの先、日常の延長線上にある現実を知って彼氏作って結婚する・・・なんて絶対考えたくないですもんね(笑)ファンの多くは俺の嫁でいてほしいからなー。なのである意味未来を考えづらいキャラクタ設計をしているのかもしれない。設計というか用途というか。未来とかを考える「べきではない」キャラクタ達なのかな・・・。やっぱりちょっと永遠の箱庭を感じさせる。

なんかだらだらと語りすぎました。日常系アニメはまず歴史が浅いし、自分としてもあんま好みじゃないので(笑)、考えがぼけていますね。
京都アニメーションの作り方そのものは好きなので、なんだかとっても涼宮ハルヒの消失が見たくなりました。私は消失がすごい好きで、話が面白いっていうのもあるんですけど、冬の寒さが、凍る空気が、キョンの感じる孤独がぞっとするほど演出で伝わってきて、そういうのが欲しくなりました。冬の重くるしさってシリアスなお話に合うなあとつくづく思ったのでした。

2011.10.01.Sat

蛍火の杜へ 感想

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(2012/02/22)
内山昂輝、佐倉綾音 他

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蛍火の杜へを見てきました。

ほっとんどCMで見たとおーーーーーーーーりの、期待どおーーーーーりの作品でした。
なので、CMを見て「おっ」て思った方は是非見にいきましょう。きっと期待通りの快感を得られるはず(笑)
客層はまごうことなく「夏目友人帳」ファン、緑川ゆきファンの方。
「夏目友人帳」の空気感・テーマが好きで切ない恋愛ものが好きな方にはたまらんでしょう。
見にいったのは平日夕方だったのでがらがら・・・^^;休日には混んでそうでしたね。

お話しはほんと、CMで見たとおりなんですが(笑)、人間の女の子と妖怪の少年の異種族間恋愛もの。
少女・蛍は幼少の頃、祖父の田舎にある森で、妖怪の少年・ギンと出会う。
仲良くなる2人ですが、ギンは「人間に触られると消えてしまう」存在。
夏休みの間だけ逢瀬を重ねる2人ですが、蛍はやがて年をとっていき、ギンに思いをよせる。姿の変わらないギンも彼女に惹かれていき・・・そして、蛍が高校生になった時、心を寄せ合った2人は・・・っていう話です。
怖いくらいベタでストレートな題材。
使い古されたような設定なんですが、夏目友人帳で語られる空気感・テーマを恋愛に絡めぐっと濃く表現していますので、細やかな演出・細部まで描き込まれた背景に、「きっとこういう結末なんだろうな」と思いつつも入り込んで萌え死んでしまうことでしょう(おい)
特に冒頭の、森の描写のなんと深いことよ。苔むした地面に生える霧のまとわりついた木々は、湿気を含んだ森の空気の重さ・匂いまで伝わってきそうです。←私も頑張って文学的に表現してみた!
異種族間恋愛・一年の間で少しの逢瀬・違う時間に生きる2人・そしてなんといっても「触れられない」っていう障害だらけの恋がほんとにほんとに切な萌えすぎて息が詰まるかと思った。
なので、私と同じ属性を持つ方は是非見にいきましょう!萌えすぎて「オゥェっ」ってなりますから!
元は読みきり作品だったようで、映画は44分とかなり短いんですが、キレイにまとまっていて好印象。
ギンの仮面の下はほんっとタダのイケメンですから安心しましょう。
尺が短いせいかギンは「蛍を好きな優しい少年」止まりっちゃ止まりですごい個性とかあるわけじゃないんですけど、作品の要素が萌えすぎて私はギンにメロメロでしたよ。
いやこれ好きになっちゃうだろー!だって優しいし格好いいし毎年会ってくれるし仮面の下は美形だし、あと、やっぱり「触れない」っていう障害は、すごいでかい。辛い。
何度も表現される2人の距離感は、距離感萌えの私を何度も苦しめるのでした。
またその演出がうまいんですよね。相容れない相手を目の前にした時の息が止まるあの一瞬の「間」が私はすごい好きなんです。上手く流れていかない・繋がらない会話と関係。でも惹かれてしまう!っていうのが、すごい、美味しいと思います!
蛍の「私に絶対触らないでね」とか泣ける。ギンの透ける肌とかどきっとします。
ネタバレになるんですが、ギンは自分の願いを叶えられるんですよね。しかしそれの意味するところは・・・って感じです。
ギンに萌えたので、わかっていたけどこういう結末はつらーとか思うんですが、これでうまい具合に解決してしまったら作品の余韻がなくなってしまうんでしょうね。辛い!切ない!だがこれで正しい。って感じです。納得のいく終わり方。

夏の終わりに(もう10月なんだが)切ない恋を一ついかがですか?

つーか私がもう一回くらい見にいきたいですよもう・・・


作画はかなり申し分ない仕上がりだったのですが、夏目3期の作画がヤバかったのはこれのせいでしょうね・・・
4期もすでに決定しているとのことなので(4期やるとかどんだけ化け物アニメ。Blu-rayが売れまくったのか)3期のパッケージは修正しつつ4期も頑張ってほしいところです。
1~4期をまとめたBlu-rayが出たら買いますよ・・・。なので今出ているほうには手が出せないのです。
アニメのBlu-rayリレーとか絶対参加しないし保存版でもあまり買わないんですけど(場所とるし)
夏目は年をとっても見れそうなので、わりと真面目にほしい。

続・夏目友人帳 1 【通常版】 [DVD]続・夏目友人帳 1 【通常版】 [DVD]
(2009/04/22)
神谷浩史、井上和彦 他

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このイラスト好きだー。ニャンコ先生でっかいバージョンも好きです。かっこいい!

大森監督は私にとって最高の萌えアニメ監督じゃ・・・萌えをありがとうございました・・・
2011.08.21.Sun

映画 ハートの国のアリス~Wonderful Wonder World 感想

ハトアリ映画を見てきましたよ。
アリスシリーズはハートの国に特攻し(公式)、クローバーに特攻し(公式)、あの有名なバグに遭遇し
そこから出来なくなってしまった軟弱なファンでございました・・・。
いや、でもあのバグはすごいよだってスキップが出来ないなんて。パッチあててもスキップできないとかハードルが高い。おまけに一周しても時計塔にいけなかったんですよね。私はあのあとどうやって時計塔に行ったのかよく覚えてないよ。一応グレイは攻略した気がしたんだが。うーん。
と、今更古い恨み言を書いてみる。そういえばネットで堂々と書いたことなかったなとこの話。

で、満を持して出てきたアニメーション映画なんですが、
良い言い方をするなら五月攻先生がやりたかったことを精一杯やりまくれたならもうそれでいいじゃないか夢が叶ったんだねよかったねよかったねみたいな印象でした。映画の脚本を書いてしかも自分で営業したとか、人手がなかったのかそれとも自分の希望を通したかったのか、理由は良くわかりませんけどとりあえず五月攻先生の希望が通せたなら感無量!でFAって感じです。
つまりそれくらい説明不足の自己満足臭のある作品だったと言えるというか・・・
アリスという題材や夢と現実の区別があいまいであのデタラメ感のあるファンタジーと謎かけをふくんだ哲学を五月先生なりに今まで見た映画とか本とかの演出を組み合わせてつなげたらああなっちゃったのかなーと思いながらみていました。
もっと他の監督とか別の脚本家だったらもう少しわかりやすい導入で敷居を下げたと思うんですよ。
いっそのこと帽子屋屋敷の朝からはじまって「私の名はアリス・リデル。私が何故こんな不思議な館にいるかというと~」からはじまってロリーナとのやりとり→落ちる→ペーターによる説明→~現在に至る、みたいな親切なやり方は「あえて」避けたかったんだろうなと妄想しました。多分、差別化のために。
クローバーまでやっていてもよくわかんない展開でしたから初見にはきついなんてもんじゃないかと。
まあ、でも一度楽しんだゲームのキャラが動いているところは感動的なので
(お城の庭でペーターに居場所はどこでもいいからとにかく帰らないでください、って言われるシーンは恥ずかしいけどくそ真面目に見てしまった。私はペーターを筆頭に耳のついているキャラが好きです。皆それなりに動物っぽいところとか)
現役のファンの方からすればもうそれだけで価値があるものであろうし、それが正しいと思うんです。
何故かというと映画を作るために出資したのは熱心なファンだと思うので、その人たちが幸せな気持ちになるのが一番だろうと思うからですよ。
いや、なんかどうでもいい話を熱心に書いてしまったすみません。
しかし見方によっては面白いよね。なんで映画にしてまでゲームのグラフィック使うのかとか(最初期の立ち絵とか懐かしすぎてふいたよ)、OPで本編の切り取り動画使うのかとか、純粋に使いまわして費用を抑えてやりたい演出を実現させようってことなのかなと解釈することにはしたんですけど。
うーん色々書きたい放題してすみません。ここまで書いているけどこの作品、別に嫌いじゃないんですよ・・・。や、バグに当たったときはちょっと嫌いになったけど、今は、またゲームしてもいいかなと思うくらい、良い部分を思い出しているところです。
映画でもゲームでいいところといえばBGMです。鞠さんの作ったBGMは素晴らしくて今でも聞いています。ミステリアスでファンタジックでダークでメルヘンで、世界観の持つ個性に磨きをかけまくっていると言っても過言ではない。あと、主題歌も好きです。五月先生は切なくて哲学的な本当にいい詩を書くと思います。好きな曲は「凍ったゆびきり」と「Song of Love」で、「Song of Love」の原曲となった、ゲームで好感度確認画面で使われていた「君となら」という曲が好きで、PCつけっぱなしで聞いていたときもありました。
今もサントラを出して聞いてしまっている。うう・・・。この曲を聞きながら皆の好感度の調整を良くしていましたよ。うまくやらないと出てこないサブイベントとかあったからさ。
いかんゲームの話に脱線してきてしまった。
まとめると映画としては不親切すぎるしすごい絵がキレイってわけでもないので(背景はきれい)、既存のキャラクターファンの人以外は見ていても意味わかんなくてつらいと思います。そして私みたいに半端に知識があると色んなことを思い出して受け入れればいいのか拒絶すればいいのかわかんなくていたたまれなくて久々の五月先生パワーにあてられてちょっと疲労するんじゃないかと。

・・・。
五月先生は、乙女界隈でも特殊なくらい設定厨です。そして文章がまわりくどい。2行でいえることを200行で言うって冗談に聞こえないくらい。
ほんっとここだけの話、私の中で「乙女ゲー界の奈須きのこ」とこっそりこっそり脳内で呼んでいるくらい。
ただ、それくらい濃い設定とそれなりに納得できる(けど結論がない)ロジック、そんでもって一応ちゃんと新作を出す持続力がありますので、それに魅力を感じられるのならば、この世界にハマることはとても幸せなことだと思うんです。
薄味な乙女ゲーに飽きたならば、今から手を出してみても損じゃないかもしれません、PSP版が案外安いし(調べた)
だってファンの人を見ていて、たまに思うのです。
「ハートを奪われたら、帰れない――」って。

あ、で、こういうことを書くと中の人さんやるのって聞かれるんですが
ハトアリもクロアリもいちおーうやってしまったので、もう一回やるかと思うとまだそんな元気がなく・・・
もうちょい考えてからにしますね。
ペーターとボリスだけのルートでいんだがな・・・ルート売りでいんだがなあ・・・
2011.08.11.Thu

鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星 感想

鋼の錬金術師を見てきました。
この作品は早いうちから原作を読んでいたので原作至上主義なのです・・・。
なので、「原作に沿わない」方針のアニメはどっちもそんなに好きではなかったかな(笑)
いやなんか出来のいい二次創作を見ているみたいで。

映画の印象としては「初見・一般・子供向け」なのかなと思いました。
何故なら私と、一緒に見にいった友達の感想が「特に萌えない」だったからです。
萌えシーンはほぼ皆無でしたな。演出でキャラを魅力的に見せようっていう意識はなさそうでした。
映画オリジナルキャラ・また、原作で人気のあるキャラでさえなんかモブのような登場の仕方をするので
重要そうなキャラですっていう印象を受けないんですよね。
なのでオタク的には満足度が低そうな映画でした。
あと、すごいジブリっぽいです(笑)
最近のジブリよりよっぽどジブリっぽくてなんか笑えてしまいました。
キャラの怒りを表現するときに顔がちょっと崩れたり髪がぶわっとひろがる演出とか
もののけ姫のアシタカを彷彿とさせますなー。
友達曰く、背景はジブリを担当しているとこらしいのでなんだか全体にジブリテイスト。
コクリコ坂のほうがよっぽど萌えアニメでしたよ・・・Oh・・・
と、オタクの視点でぐだぐだ書きましたが、CMの通り「アクションはすごい!」映画でした。
っていうかアクションの連続すぎて息つく暇や情感を感じる余韻はほとんどなく
スポポポポポーン!と事件が連続していくので、ある意味初見に優しい作り。
スケールのでかいアクションを見ているだけでも確かに「スゲー」となりますし
原作の話を知らなくても映画の中で完結している話なので、予備知識なくても平気そうでした。
ほんとスケールはでかかったです。
走っている汽車の上での戦闘とか、町一個を破壊するとか、溶岩の中で戦う(?)とか
確かにミステリ作家が(バカにされてしまうから)ハードカバーじゃとてもできないようなトンデモ設定を
ファンタジーだからという理由で実現できるいい素材だったんだろうな・・・と。
なんとなくdisってるようですみません。
原作が好きなので、アニメを見ると当たり前ですが各々の監督や脚本の意向を強く感じて
別物感を酷く感じてしまうのでした。
その理由の一つに、アニメオリジナルで出てくる錬金術ってすごい魔法っぽくて違和感があるんです。
今回も、電撃とふぶきを使うキャラが出てきたけど、まるきり魔法じゃないか、と。
あと、溶岩を止めるシーンで下から持ち上げてもだめなら横から止めたらいいっていう展開があったんですが
確か原作で、橋をかけようとしても川が流れていて足場が作れないし足場を作らないまま橋を作ると
そのまま自分の体重で落ちてしまう、だからできないっていう話があったので
今回はとりあえず賢者の石(っぽいもの)で解決したのかー・・・みたいな、
ちょっと魔法で解決しちゃった感があったのでした。
そこらへんの妥協点はそれこそ人によって違うと思うので、意識の摺り合わせが大変である。

とは言っても作画が死にそうになったという派手なアクションは見ていて圧巻ですし
立体的な都市構造やそこに隠された謎は面白い。
人間2人であんだけ血が流れるものか?途中で凝固してしまわないか?とか色々思いますけど
まあでも迫力あるしいいかな、みたいな。
あ、マスタング大佐を大画面で見たいという人はやめたほうがいいかも・・・。
ほとんどモブ扱いです。肝心の炎の錬金術を使うシーンをキレイにカットされてらっしゃる(笑)

劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 ORIGINAL SOUNDTRACK劇場版 鋼の錬金術師 嘆きの丘の聖なる星 ORIGINAL SOUNDTRACK
(2011/06/29)
サントラ

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あ、でも音楽は良かったかな~。
そんな感じです。
2011.08.03.Wed

コクリコ坂から感想

コクリコ坂からの感想です。

なんというか、可もなく不可もなく、メッセージ性はちょっとあるけどうるさくなく
インパクトはないけどそれなりに丁寧で、印象には残らないけど批判するほどでもない
って感じの作品でした。
エロゲ批評空間風に言うと凡良作って感じかなあ。
一種萌えアニメみたいな感覚もありました。
昭和初期の風俗萌えなんだろうなーという。
台所で淡々と料理するシーンなんかは、すごく「頑張って描写しました!」って感じがするし。
キャラクタは個性的であってもスゲーキャラ立ちしてる!って感じでもなかった。
でもそれなりに単純でしたね・・・。わかりやすいけど、人間らしくはない。
だから「印象に残らない」のかなあ。
ジブリのキャラってアニメらしい単純さを持ち合わせて、でもそこに人間らしさを感じられていたのですが
今回はそういう奥行きは感じられなかったと思います。
人物の線が太くって、ちょっとゲームのキャラみたいな印象があった。
そういう意味で妙に敷居が低い作品だったと思います。良くも悪くも現代っぽい。
アリエッティもそうだったけど、勢いあるパワーを感じるというより緻密さ、計算されたエネルギーの凝縮に
力を注いだんでしょうね。
やっぱり駿氏監督の作品は胸に迫る勢いがあるんでしょうね。コンテとか見ててもそうだもんな・・・。
と、ぐだぐだ書きましたが、アニメーションとしてはやはりキレイだし背景細かいし
今までの作品を彷彿とさせる技術を上手く合成させているので、後継者作りは大急ぎで頑張っているのかもしれません(笑)
雰囲気はすごく良いです。私はこういう雰囲気は好きだ。
ストーリーは単純でポニョみたいなびっくりさはないんですが
アリエッティよりもすっきりした、ある意味平凡な終わり方をするので
気分は悪くないので批判すぐほどでもないという。
優等生な作品っていうのかな。そんな感じ。
キャラに人間らしさはないけど、今までのジブリにはないようなコテコテした萌えポインツがあって
そわそわするっていうかなんか申し訳なくなりました。
会場にいたオタクは生徒会長にウワーってなったんでしょうね。私もです。
あんなわかりやすいキャラ配置していいのか。ていうか、今までだったら3枚目にしてると思うんですが
生徒会長イケメンすぎ優秀すぎふいた、って感じです。
それがまた主人公の相手役とBL臭いコンビ関係を結んでいるので、まあ、私は正直おいしかったかな・・・。
あの学ランのラインとか、非常に単純化されていて、ジブリっぽくないです。
あ、あと挿入歌は多すぎると思いました。あそこまでいらない。

と、いうわけで総評的には良・凡作。メッセージ性がほんのり窺える萌えアニメでした。
ジブリで萌えとか罰当たりすぎるけど、これは萌えアニメでいいと思います。きれいな萌えアニメ。
淡々としているので、子供さんは退屈かと思います。ポケモン見せてあげましょう。
メッセージは、新しいものばかりに飛びつかず、親やその上の世代から引き継いだ生活や建物を大事にしなさい
っていうことなんだと思います。

駿氏はそろそろ戦争映画を作って欲しい。
世の中的に出せる状態じゃないのもわかるんですが、最後の力を振り絞って
社会とか子供とかを一切思いやらず自分の萌えの結集みたいのを作って欲しい。
わけがわからなくていいし、説教臭くてかまわないし破綻しててもいいので。
2011.04.04.Mon

誰のための作品か~映画ドラえもんのび太と鉄人兵団

映画ドラえもんを見てきました。
合う部分、合わない部分ありました。
ドラもんは新になってから背景美術やキャラの造形の細やかさ表情の豊かさは
遥かにパワーアップしました。
まさに「映画」レベルなんです。その表現力は確かにすごい。
しかしながら現代風にアレンジされた表現にどうも抵抗感がつきまとって
色々と違和感があったのは正直に書いておこうかと・・・

実はこの作品を見る前に新・旧ドラえもんの映画をいくつか見比べていたんですが
今のところ新でよかったのは魔界大冒険です。
伏線の張り方や子供にトラウマを植え付ける力等が最強です。
シナリオでは最高峰だと思えました。これは原作の力でしょうが・・・
「泣き」の力では「のび太の恐竜2006」が強いと思います。
旧だと海底奇岩城が印象的で
深海の生物に関する薀蓄やら何やら、生物を勉強できる側面があったと思います。
あと、深海でキャンプする、っていうシチュエーションがとても楽しかった。私もやってみたいって思わせる楽しさがありました。
日本誕生を見たのは10年以上前なんですが
これに出てくる土偶がいまだにトラウマです。恐怖感しっかり植えつけられている。

年代的に言えば私は間違いなく旧ドラえもん世代で
鉄人兵団はビデオで見て、あと漫画で読んだ思い出が残っています。
現代風にアレンジされた色んな要素に納得しかねるなあとわだかまりを感じつつも
見ているお子さんたちは楽しそうにしていたので
これでいいんだろうなと思いました。
感想を検索している中でも
「映画を見終わったあと、ピッポのぬいぐるみを買っていた子供がたくさんいた」とあり
若干、ピッポいらなくね?なんで擬人化すんの?とか思っていた自分が
軽く恥ずかしくなりました。すみません・・・
いくら大人がドラえもんは名作、俺のジャスティスと主張しても
やっぱり子供のものなのです、ファミリーアニメです。
だから、子供が楽しかった、可愛かった、格好良かったと喜べばそれでいいのではないでしょうか
などと優等生意見ものたまいつつ。
旧鉄人兵団のDVDをまた見ようかと思っているだめな大人がここにいます。
かつて子供だった大人にも「僕のドラえもん」がいたはずですから、
皆がぞれぞれ「僕のドラえもん」を大切にすればいいわけです。

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