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右肩下がりのドクターイエロー

なんでもありの日記。ゲーム・アニメ・ネット・妄想の話が多い。記事の半分は冗談で出来てます。

2016.06.07.Tue

まだまだ2.5次元の話題だよ

今まで知らなかったんですけど、2.5次元の世界はすごいですね。
本気ではまるとなると気力体力運技術(うちわとか作るとき)が揃ってないとやっていけないっていうか・・・・・・。
情熱が体力を上回る、みたいな世界ですよね。
あるとは知っていたんですが、刀ミュ(1回目)のときにお話させていただいた方がいわゆる遠征組の方で、
私が1回目のときにすでに4回目だった。おったまげた。
「交通費がかかるから、見れるうちにたくさん見ておかないといけないと思って・・・・・・」とのことで。
!!!!!!
確かに!!!!!
これが、愛!!!!と、気力と体力と財力!!
なんかこう久々に愛というか熱気を感じる場所にきましたよ!
それだけで中の人は何かうれしいのでした。
非日常というか、非現実というか、自分の立場とか役割とか忘れてバカになる、っていうと書き方が悪いのですが、とにかくわれを忘れられる夢中になれる空間というのは人間には絶対必要なんだと思います。

刀ミュは検索するとファンサの話ばっかりひっかかるように、ファンサ強化によるうちわ作りが流行っているようです。
いやそれ以外にも本編もミュージカル要素が強化されたり、メイクや衣装が強化されたり、演者の実力が上がったり、新曲が追加されたりと、トライアル公演からかなり変わってると思うんですが、やっぱりファンにとって反応を返してもらえるって最大級の差分なんだろうな、って素直に思いました。
なんつーかなー。やっぱり「あ、目が合った」ってあれですよね。自分も前の席に座ったときはなるべく目が合ったと思うように暗示かけていますからね・・・・・・。見たわー絶対今見たわーって思わないと。(うちわ作ってませんので200%勘違いなのですが)
1回目に行った時より明らかに2回目はうちわが増えていた。1部と2部じゃ違う現場に来ているようで面白いですよ。
ちなみに私はマインドがオタクすぎて刀剣男士がキャラソンじゃなくてアイドルソングを歌うのに疑問があったのです。だってキャラソンとアイドルソングって方向性全然違うじゃないですか!
アイドルソングはなんで失恋をハイスピードで歌うんだ・・・・・・どうしてひと夏の思い出が永遠になるんだ・・・・・・いつまで過去の恋愛美化してるんだ!!!!!!!!!!?????????????(そうじゃない曲もあります。一番好きなのは漢道です)
ってなりました。なんでってそこに需要があるからなんですけど(明々白々ー)
ぶっちゃけ刀剣男士関係ないよね!?全曲iTuneで落としたけど(金づる)、そこがすっごい腑に落ちなくて脳内設定作りました。

刀ミュの審判士は普段はデレステとかミリマスとかMマスやってるアイドル民で、イベント走るとき300万用意してみりあちゃんを向かえにいくガチ勢。たまたまはじめた刀剣乱舞でも「あれ?アイドルプロデュースできるかな?」って思って2部のためにアイドルソングを作詞作曲プロデュースしている、ということにしています。
これなら違和感なく聞けますね!やったね!
なんでここまでしてるんだろうね!

そうそう気が早いんですけど2.5次元で当たり前に起こる「世代交代」問題に今から戦々恐々としています。
再演とか続編でキャストが変わる、ってやつですね。
そいや2.5のパイオニアであるような気がするテニミュも、もう何代目だよってくらい変わってますねー!
各々の世代に熱狂的なファンや派閥があったりとかすごい面白い。他人事だから・・・・・・。
でも刀剣でハマったクソ初心者の私は演劇に詳しい友達に「ミュもステも三日月の人が変わったらヤダ、泣く!」と駄々をこねたら「それを皆乗り越えていくんだよ!」と指導頂きました。さすが経験豊富な方の言葉は重い!たくさんの方の「卒業」を見送ってきたんだなあ・・・ぐす。
ま、それ以前に物語のフォーマットが決まっちゃった感ある刀剣2.5がどこまで続くのかも未知数なのですが。稼げるまで??
あと、刀剣はアニメより先に2.5展開しててすごいねー。1月にゲーム開始して11月にトライアルってスケジュール組んだ人クレイジーだよねって話もしたんですが。
「ペダルもそうだったよ」と。
そうだったーーーーーーーーー!!ペダステってちょう有名で、あれから入った人多かったもんね!
好評だったアニメはその後でした。
2.5次元化、早っ。
そうそう原作漫画があるものは続けられやすいイメージがあるけど、刀剣はどうなるんだろう。
や、やっぱり稼げるまで?次はよく伊達組が有力視されてるけどどうなんでっしゃろ。追加キャラにもよりそうですが。
私は3本立てコメディでわくわく粟田口運動会とか本丸の食卓とか本丸の収穫とか皆でお買い物が見たいです。

2.5次元にはまったのでなんか他の公演かDVDでも見に行こうかなって思うんですが、ミュージカルのDVDってアニメのDVDより高いんですね。それも知らなかったー。最近カード決済額見ないで使ってるので、悩むところですねえ。
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2016.06.01.Wed

ようこそ2.5次元ワールドへ

ですよ。
間が空いてしまってて何してたのかな~ってーとFate/Accel zeroのスクショをとったりアニカフェに同行させてもらったりTL小説を山のように読んだり(意外と市場が充実してて良かった。但し外れも多い)刀ステから2.5次元へ転げ落ちるようにハマってたりしていました・・・・・・。

そこかしこで刀剣乱舞は一体いくつ2.5次元化してんだ?といわれていますが簡単に分けるとこうです。

・ミュージカル刀剣乱舞
昨年にトライアル公演したミュージカル。舞台は厚樫山。出てくる刀剣は6本(1部隊編成)
1部ミュージカル・2部ライブ(ペンライトうちわOK)で構成され、本年5月より本公演を実施。
9月に新撰組刀中心の新作がすでに決定している。

・舞台刀剣乱舞
本年5月に公演したストレートプレイ(歌は歌わない。かと思ったら冒頭と終りに歌った)。
舞台は本能寺の変、出てくる刀剣は12本(2部隊編成)。
ぶっ通し2時間強のおトイレ休憩なし。再演や続編は未定。


実は刀ミュトライアルから見ていました。なんでかというと「初めて公式がまともに監修した(と思われる)シリアス長編が見てみたい」という気持ちがあったからです。ゲーム刀剣乱舞はもはやシステムボイスな台詞と短いキャラ設定文と歴史調査能力を試されつつプレイヤが妄想力を爆発させながら運営されているので自由度は高いんですけど、いい加減公式の見解をストーリーで見せておくれ、という気持ちがあったのです。
たまにプレイしたり放置したり課金要素もないし(必要なのはリアルラック)まったく熱心に応援もせずグッズにも手を出さない状態で、脳内本丸の設定も適当でした。キャラに対する情熱もないし思い込みや妄想過多になるほど考えていませんでしたので、解釈違いやイメージ違いも怖くないなと。
そんなことよりそろそろシステムボイス(失礼)以外の台詞が聞きたい!って気持ちが強くてですね。芝村の!ニトロプラスの見解を!!って感じ。
なのでほんとなんとなくでミュージカルを観劇。
2部はライブ・・・・・・?前衛的だなー。役者?知りません。のノー知識で見に行ったんですが、結構良かった。ライブも「ぬし様が喜んでるからいい」で受け入れていました。(1部の話が良かったのも大きい。1部が悪かったら台無しですね)
そんな感じでミュージカルに好印象なままのこのことステージを観劇。

なんだこれすごい重い話なんですけど・・・・・・。大筋はミュと変わらないのになんでだよ・・・・・・。みたいな結構大きい衝撃を受けてしまい、最近重いコンテンツを避けていたせいもあって1回しか見てないのに刀ステロスになりました。おめでとう!
そこからロスを取り戻すかのように役者の情報をかきあつめ、役者のブログをストーカーし、コメント欄のキラキラしたファンの言葉に涙をのみ(みんな彼女だよ!!世界一可愛いよ!!いや世界一可愛いのは清光だねごめんね!)画像をあつめ、雑誌を買って、みたいな。
な、なにこれやだハマってるみたいじゃない!な状態です。

それもこれもわたくし2.5次元には興味が薄く、以前見た乙女向け2.5次元舞台やらイベントやらが低レベルすぎてトラウマになり、実は何の期待もしていなかったのです(値段に対して損失がでかすぎた)。役者さんも知らないから演技力や歌唱力や殺陣に関しても割と不問だし、もう公式の見解がわかればいいんだよみたいなクソ素人目線すぎて、評価がうなぎのぼりしてしまった。ていうか低レベル舞台を見て何見ても「いいね!」できるスキルが逆に身についてしまった・・・・・・?みたいな。あと刀剣乱舞に対するこだわりも全然なかったのも良かった(笑)
というわけで2.5次元免疫ゼロの生粋の2次元育ちが慣れないものにハマるとインフルエンザにかかったかのようになるなと。
ブロマイドとか、ファンサービスとか、2次元舞台で仲良くしている役者の素の部分のギャップ萌えみたいのも、まだ上手く言葉に出来ません。
でも萌えというものはある。ちぃ覚えた。
今まで親しんできたアニメ漫画ゲームと違って1回にかける値段がゲーム1本分それ以上レベルだし、演者と観劇側のコミュニケーションに近いものもあるし(キャラに萌えてるのかキャラを演じている役者に萌えてるんだかわからん)、公演期間はあっという間に終わるためロスが発生するし、情報媒体がほとんど雑誌になるので細かい出費が増えるしで、何がなにやらですよ。
いやこういう世界あったんだなと。知ってはいたけど新鮮すぎて楽しいし、怖いし、人生は、驚きに満ち溢れていて財布がガラ空きだぜ・・・・・・(ステのブルーレイは会場予約してしまった)
まあまだ俳優萌えはしてないし使い道がないからグッズ収集までいってないんですけど、そちらの世界までいけたらさぞかし楽しいだろうし抱える闇が深くなりそうで、羨ましいやら行けそうで行けないやらです。グッズを整理するのが面倒で手が出せないってどんだけものぐさなんだ。

ここまで引っ張っておいてどのキャラや俳優が良かったんだい?みたいな話が出てなくてすみません。
ミュでは清光が良かったですね。ジャンプの主人公みたいでね。「軽傷で撤退してたら任務が果たせないだろ!(清光)」「わかる。その通り。せめて大破までいけや。大破したら艦隊司令部使って撤退せや(提督脳ワイ)」みたいなね・・・・・・。まあでも大体良かった。今剣ちゃんの役の子が地声結構低くて裏返るのももはや可愛い(病気)
秋の新撰組では兼さんがアイドルするのかと思うと今からへんな気持ちになる・・・・・・。
ステでは宗三がすごかったですね。でも三日月の人外っぷりが人外すぎてアレ?みたいな(このじわじわ感にあとで殺される)。いち兄がいち兄って呼ばれるだけで何故か尊さを感じるし、イケショタ係の薬研が織田刀扱いされているのもなんか新鮮だった。鶴丸の殺陣は本当に鶴が舞っているように見えるので、三次元でどうにかこうにか表現するのにすっごいこだわったのだろうなという気がします。
で、三日月ですよ。
自本丸に全然来ないので「この人はとうらぶの看板なんだな。キャラデザいいしな」くらいにしか思っていなかったんですけど(艦これの大和みたいなものか)、公式見解(と思われる)作品に出てもらってそれを見ると「な、なんなのーーーーーーーーー?」って感じです。
どっちにも出てるってところでやっぱ看板だなと思うし、どちらもマイペースなんだけど葛藤というか人間らしさみたいな私の欲しかった部分が見えなくて、どう解釈すればいいのか、って思いました。いまいち対等になれるキャラもいないし、話を聞く側になっても話す側にはならない。ストーリーテラーになっても主人公にはならず、仲間思いでおそらく優しいんだけど、割と物理(殺陣)で語るんだな、とか。
というわけでツンデレ的に最近気になるのは三日月になって、今更・・・・・、く、悔しい!みたいな感じです。

はてさてそんな状態でして。ソシャゲは限定イベントが多くて疲れるのでそろそろまったりコンシューマしたいかもですね!
2013.06.17.Mon

英国探偵ミステリアミュージカルライブ オペラ座の怪事件/μ's 3rd anniversary lovelive ライブビューイング 感想

ミステリア舞台とラブライブライブビューイングの感想です。

●英国探偵ミステリアミュージカルライブ オペラ座の怪事件

えーと、正直に申し上げまして、こちらのイベントは私には合わなかったようです。ですので、好意的な感想をお持ちの方にはとてもお見せできないような事しか書いておりません。深くお詫び申し上げます。

私が行ったのは一日目です。二日目はまた違った様子だったかもしれませんので、あまり参考にされないことをお勧めいたします。

会場は、予想していたより立派なホールでした。800というキャパで、とった券も後ろの席だったので、舞台と近すぎず、にわかに近い私には安心して見れる距離といったところでした。しかし、いざ席に向かって見ると先に座っている方がいらっしゃり、周囲はガラガラ。何事かと思いますと、席がダブルブッキングしていたようです。確保した席に座れないというのは本来大きな問題ですが、死んでも見たいというほどの熱意がありませんでしたので、返金があるのならば席をお譲りしてもかまわないかと思っていました。結果的に本来の席より下がり後ろから2番目の席になりました。席の場所に自分は拘っておりませんでしたが、やはり不満のお声は聞こえました。無理もないかなと思いました。

演目が開始され、まず驚いたのが小さなオケ部隊が居たこと。そして部隊の皆様の衣裳がとても目を惹くものだったことです。おそらくミステリアの世界観を重視してくださったのかと思いますが、衣裳は自前だったのでしょうか、私の目から見たらとても悪目立ちしていました。舞台の上だからと気を遣ってくださった結果かと思いますが、ならばスタンダードで地味な演奏衣裳で充分だったかと感じました。主役は声優の皆さんかと思うので。演奏は申し分なく、安定していたものでした。

そして、キャラクタの衣裳を身に着けた声優さんが出てきます。舞台との距離が離れていますので、私の目から見たら顔はほとんど見えず「キャラクタの配色の何か」で、幸い印象は崩れません。キャラクタの衣裳を着て出てくるのは予め知っていましたが受けとめきれるかやや不安でしたので、席が後ろになったことはむしろ幸運だったのかもしれません。
最初はハドソンの「レディ・ミステリア」。可愛くて素敵な曲ですよね。私も好きです。はきはきとした歌い方と思ったより安定した歌声に、わくわくして楽しい気持ちになりました。ただ、その楽しい気持ちはそこで終わりました。
「レディ・ミステリア」が終わるとメインキャラクタが全員出てきます。いよいよ始まると期待をしたら、出だしからアドリブの嵐。会場も温まらない内に自由な演技をされ、正直、驚きました。役者同士仲が良い証拠なのでしょうか。それとも、お客楽しませるためなのでしょうか。きっとご厚意や配慮からのアドリブだったのでしょう。ですが、受け入れるのにひどく時間がかかったことは覚えています。

筋書きは、チャリティーの劇をオペラ座の怪人を題材にキャラクタ達が演じるというもの。ですが、落ちてきたシャンデリアの衝撃でエミリーが気を失ってしまい、怪人の正体を突き止めるために1人で地下へと進み、その途中で仲間たちに会うという内容でした。キャラクタに会う→ちょっと会話→キャラソン→別れを繰り返します。
ホームズ、ワトソンと続いて、どうも似たような流れ。もしかして、これが全キャラクタ分続くのか、と、その時は背筋が凍りました。もちろん、平等に続きました。
ストーリーは何とか伏線っぽいものを残しつつ、ペンデルトンのトラウマやエミリーの過去にまで食い込んだものとなっていました。
正直言って、シナリオを重視されていない流れでここまで取り扱ってしまうのかと、驚きました。最終的にはいい夢オチみたいな状態に落ち着いたので良かったかと思いますが。今考えれば、この部分はキャラクタファン向けのサービスだったのかもしれませんね。
また、繰り返す仲間たちとの絡みも、キャラソンを歌わせるため、エミリーとのカップリング要素確保のための時間だったのだと思います。見ている時はそう来たかーという印象で、確かに、キャラクタファン向けに作るには致し方ない構成だったのかもしれません。が、退屈に感じてしまい大変申し訳ない気持ちになりました。

キャラソンを歌う時は、ダンサーさんが登場します。ですが、その動きが随分と不思議でした。
ダンサーさんは2コーラス目で大体登場します。曲にもよりますが、最初は1人で登場することが多かったです。声優さんの後ろでダンサーさんが1人で踊っているせいか、舞台の隙間が益々強調されます。衣裳も綺麗ですし、とても素人には出来ない素晴らしい動きをされていましたが、キャラソンやミステリアの世界観には合っているとは感じられませんでした。むしろ子芝居がちょっと見てて恥ずかしくなるというか……。
ダンサーさんが4人になった小林の時は、そういった印象が払拭されましたね。安心して見れたと思います。キャラで誤魔化せるというより、舞台の演出的に上手く合っていただけだと私は思いました。
ダンサーさんが必要だったのかそうでなかったのか、よくわかりませんでした。しかし、あまり見ない光景なので、良かれと思って入れてくださったのでしょう。ですが、それに応えられない自分が悲しくなりました。

また、ミステリアのキャラソンはものによっては変則的に進むものも多く、キーの幅があります。特にサビでハイトーンを出すのに苦労していることが良く伺えました。CD音源が聞こえるものとは思っていませんでしたが、想像していたよりは歌えている方は随分少なかったというのが、本音です。ハドソンのみ、ぎりぎり耐えられるレベルでした。私が贅沢なだけかと思いますが……。

あと、演目の途中、気になったことがいくつか。
モラン大佐も出てきます。モラン大佐はいわゆる悪役・主人公たちの脅威として登場します。シリアスなシーンで面白い言動もしていないのに笑い声が漏れるのは、随分と不思議に見えました。ペンデルトンのトラウマ再現のシーンで笑いが漏れるのも、不思議でした。なんだか、どのシーンでどんな反応をするのが正解か、わからなくなってしまいました。ペンデルトン役の方も笑いが聞こえて「心が折れそうになった」と仰っていましたので、あまり良くないように感じましたが、感じ方の違いでしょうか……。舞台の見方というのは、自分にとって随分難しくなったなと痛感しました。

最後のシーンが終わりライトが消えて再びついた瞬間、唐突にトークが始まり(最後の挨拶を兼ねたものですが)、先ほどまでキャラクタだった声優さんが素に戻ります。とても楽しそうに話されて、声優イベントに良くある客席との押収、声優さんのファンサービス、決まりきったやりとりに、舞台の余韻が全て吹っ飛びました。
その結果、思っていたよりびっくりしたようで、気持ち悪くなってしまいました。
進む様子のないトークを見ていて、どうしたらいいかわからなくなりましたが、幕が降りるまではその場に居ました。
ですが、幕が降りた後に先に失礼させて頂きました。もう一度カーテンコールがあったようですが、自分には必要ないと判断したためです。
声優さんのご厚意に応えられないことが申し訳なく、もう自分はこの世界に完全に場違いな異物だと思いましたので。
ですが、声優さんからのサービスを心待ちにしていた方が多いようで、会場は大盛り上がりでしたので、そういう文化なのだと理解出来て、良かったと思います。

なんだかヒドイ感想になってしまい、申し訳ありません……。
キャラソンを歌って、でもオペラ座の怪人が題材で、一体どうするのかな?と思っていました。不安がなかったとは言い切れません。
ですが、きっと大丈夫だと根拠のない自信を持っていたのも事実です。
勝手に期待して、勝手にがっかりしてしまいました。また失敗してしまった、と、自分が酷く情けなくなり、落ち込みました。

華ヤカ舞台に引き続き、二度の失敗となりました。大分懲りましたので、乙女ゲーム題材の舞台はしばらく行かないことにしようかなと思います。これからも乙女ゲー舞台が企画されているようなので、行かれる方が気持ち良く楽しまれればいいなと、思います。

あ、あと、会場にはお花がいっぱい届いていました。ファンからの凝ったフラワースタンドは、今やすっかり定番になりましたね。ミステリアという作品が、たくさんのファンに愛されている証拠だと思いました。これからも益々の発展をお祈りしております。


●μ's 3rd anniversary lovelive

ラブライブ!のライブ会場に行く勇気はないなあと思っていたところ、幸いライブビューイングに一緒に行ってくれる友達が居たので、ご一緒しました!
チケットはライブビューイングの先行で落ちてしまい、茫然。ライブビューイングでまで落ちるの!?と人気に驚き、追加で入った映画館でなんとか一般を確保してもらいました。
一般ですので、来る人の中にガチ勢はそんなに多くないでしょう、きっと大規模なDVD鑑賞会になるんじゃないかね、と友達と話しつつ映画館についたら、なんかサイリウム折ってる方多数。ライブTシャツに着替える方多数でアレ?な感じに。
会場の様子が映し出されると、曲が流れていてすでにコールが始まっている!こちらのライブビューイング会場でも始まっている!なんかこういうのアイマスとかうたプリでも見たな!?あ、あれ?DVD鑑賞会じゃない?と動揺していたらスタート。
アニメOPを再現した始まり方に、映画館、総立ち。これはほぼガチだーーーーーーーー!!!とかなり驚きました。
私たちが見ているのは映画館の画面なのに、まるでここはリアルのライブ会場。ライブビューイングというもののすごさにひたすらびっくりです。

μ'sの面々に、歌声の安定感はそこまでないんですが、しっかりしたダンスに可愛い衣裳、隙のないパフォーマンスは見事としか言いようがありませんでした。ソロのメドレーはむしろ歌声が安定したように聞こえたので、本来、皆さんかなり歌えるのかもしれません。憶測ですが。
合間合間にはピクチャードラマ?があって、これもかなり面白かった。基本ギャグで、キャラクタの特色も良く生きてて可愛く楽しくクオリティの高い内容だったと思います。
何よりふつうのMCの部分においても、声優の皆さんがキャラとして振る舞ってくれるのです。あ、あれはすごいです。大抵素に戻っちゃうものなのですが、キャラクタの関係性までMCで再現してて、もうほんと度胆を抜かれたというか、「キャラ萌え」に対し細心の注意を払うとこうなるのかと思いました。
衣裳もかなり変わります。しかもアニメと同じものだったり。とにかく目まぐるしく変わるので飽きませんでした。
構成はほぼアニメの流れに沿って、3人で始めたμ'sがやがて9人になっていくというもの。アニメから入ったファンが多いことを良く理解されているのでしょう。皆が見たいものを最高の質で用意してくださったのだと思います。

あと個人的にすごいいいなあと思ったのですが、まあ、これはμ'sが9名だから出来ることなのかもしれませんが、バッグダンサーがいないんですよね。
予算の関係もあるかもしれませんが、置いておけば華やかになるけれど、ダンサーは最後まで出てきませんでした。何故かというとμ'sにはバッグダンサーがいないからなんだなーと思うと感動するのです。あくまでスクールアイドル、あくまで彼女たちだけの世界というのがしっかり再現されていて、作品の再現に全力を尽くしている様というのはもうほんとありがとうとしか言いようがありません。

最後の挨拶はメンバー号泣というドラマのような展開。でもリアルで、なんて出来すぎた舞台を見てしまっているのかと思いました。μ'sの平均年齢は低く芸歴も少ない方や本来声優さんではない方もいるので、思い入れが深く深くなっていたんだろうなと。私はその一端を見て、涙さえエンタテイメントとして消化してしまい、有難くも申し訳ないなと感じました。最後の退場のOP曲→会場全員合唱はほんと脚本でもあるのか!?ってくらい奇跡的な流れ。こういうこともあるんですね……。

いよいよ次はさいたまスーパーアリーナ2日間だそうです。なんか成長がすごい早いですよね。ノリに乗ってるコンテンツだなあと思いました。
2013.04.30.Tue

花咲くいろはHOME SWEET HOME/華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド

劇場版花咲くいろはと華ヤカ舞台の感想です。

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たった66分の映画ですので、内容としてはOVAのような感じで、こじんまりとしていたんですが、特に気になりませんでした。
緒花がたまたま見つけた日誌がきっかけでお母さんの過去が少しだけ明らかになりつつ回想しながら、現実世界では、喜翠荘に起きた停電を軸に各々のキャラが立っていく構成は見事でした。
にしても、お父さんのクソイケメンぷりに震えました。まあでもあれくらいイケメン演出していないとお母さんが惚れた説得力出ませんしね。最後には、お母さんがお父さんの写真展をやろうと頑張っていることも伺えますし。ああ、愛情あるんだなーと思う反面、お母さんは男遊びしながら緒花ちゃんを喜翠荘に預けていたので女ってたくましいなと思うのでした。
なこちが泣くシーンとか緒花ちゃんが泣くシーンとか色々泣ける部分はあるんですが、一番泣けたのは、お風呂の前で、女将が幻みたいのを見るシーンですね。過去の思い出が染みついて、今はその延長線上にあるっていう演出はたまらないなと思います。最終話でも静かになった喜翠荘を歩くシーンとかすごく良いしなあ。
花咲くいろはは本当に空気が澄んでて綺麗なんですよね。大画面で見る背景美術は見事なもので、皆がこぞって聖地に行きたがる気持ちもわかります。しかしながらそれだけでなく作品の空気が澄んでいますので、女性からも支持されるのがわかるなと思います。


●華ヤカ哉、我ガ一族 オペラカレイド
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乙女ゲーム「華ヤカ哉、我ガ一族」の舞台化ですね。昨今流行している展開に華ヤカものってみました、舞台俳優いるしってことで、ご兄弟うえ3人がなんとゲームのキャストのままです。ということで行ってみました。
これ感想書くの迷ったんですが、先に申しあげておきますと私には合いませんでした。一緒に行った友達も同じ感想を持っていたのである意味救われたといいますか。終わったあとは「何が悪かったのか」「でも楽しんでいる人もいる。自分達が悪いんじゃないか」「どうすれば良くなるのか」「どうすれば楽しみが見いだせるのか」と壮大な会議になってしまいました。
非常にこじんまりとして舞台と近い会場だったのである意味迫力十分。使用人席でも最後尾でも問題なく見れます。私は使用人席でしたが見れるレベルとしては専属と差はないんじゃないかってくらい。しかしながら、専属ならキャストさんとの距離も近いですし、物理的というより心理的距離が縮まるから専属ってつくのかなと思いました。
私は見ていませんが、脚本はOVAの内容そのままのようです。乙女ゲームのアニメにありがちな(最近はそうでもないですが)、ゲームの個別イベントを拾って各キャラのファンに配慮しつつ、最後は結論を出さずに終わっていく、という。初見の方にはきつい(話がオチてないから)内容だと私は思います。かといって華ヤカファンが見るには、ただ単に個別イベントの2.5次元再現を見させられているだけなので、キャラクタ補正バリバリ華ヤカなら何でもOKです!という方以外には、ちと物足りない内容かなと思いました。私にはおそらくキャラクタ補正が足りなかったようですね~。未熟者です。自害せよ!と勇様から言われてしまいそうです。
宮ノ杜家内部を再現したり銀座を再現したりはるの田舎を再現したりやす田に行ったりととにかくめまぐるしく場面が変わる変わる変わる。そのため、小さな舞台にも関わらずたくさんのキャスト・裏方の方がいらっしゃることは伺えるのですが、このチケット代(使用人席:7,000円)は人件費かなるほどと納得かつ、脚本さえ変えればもっと安く済んだのではないかとも考えてしまいましたすみません……。スケジュールや製作費など、脚本を変更できない理由が何かあったのかな?と思いました。
オペラカレイド、ということでなんとご兄弟が歌います。踊ります。それは一応覚悟していたのですが、キャストの皆さん歌がお上手というわけでもなく、楽曲も平凡、歌詞はギャグに走っていたような内容でしたので(進様が「兄弟だけだと、俺、使用人」と歌うんです)、ゲーム原作を知る側としては「歌わせる必要はあったのでしょうか」と思わずにはいられませんでした。あのような歌を歌わせるなら、もっとふっきってギャグ・コメディ仕立ての脚本にしてもらえたらなと思った次第です。また、お歌を歌う際マイクを持たれるので、「お、歌うのか」と、楽しみになる皆様がいたことは伺えましたが、私はかなり構えてしまいました。会場が小さいので通常時はマイクが必要ないためなんでしょうが……。
役者さんのキャリアについて、私は詳しく存じていません。その上で申し上げさせてもらうと、個々の実力の差があるのは仕方がないのですが、中にはセリフさえ聞き取れない方もいらっしゃいましたので、お話の進行上妨げとなるほど聞こえないのはちょっと勘弁して頂ければなと思います。
また、衣装やかつらについてですが、遠目から見るならまだしも、あれだけ近い舞台ですと衣装のペラペラ感や乱れたかつらについ目が行ってしまいます。ゲーム原作ありきの作品ですので、キャラクタ造形にはもう少し配慮して頂ければ、もっと役者さんが魅力的に感じられるのではないでしょうか。
アフターイベントははるちゃんとたえちゃん、茂さまが登場されました。アフターイベントって何するのかな?といった感じで見ていたんですが、何かこう内輪ノリというか、あまり台本は決まっていないグダグダなトークを聞かされた気がしました。「はるちゃん」「たえちゃん」として出てくるにも関わらず、楽屋の話などをするのでそういう話をするのなら「はるちゃん役の〇〇さんです。楽屋や稽古の話をします」とか、「キャラクタではなく役者として出てきているんですよ」とはっきり言ってほしかった。きっと役者さんとしての魅力をわかってほしいという位置づけのイベントかと思いますので、初見の使用人のためにも一言、そういうアナウンスを入れていただけると助かりました。
あと、〇〇ちゃんカワイイー!ありがとー!みたいな褒め歓声をあの狭い空間で聞いているとちょっと気が遠くなってしまったので、自分にはそもそも向かないイベントだったのだなと。また、他のキャストさんの時は守様のゲーム声優さんが来たり盛り上がったり満席なようですので、やはりそもそも私の精進が足りなかったようですね。自害します。
ああ、いやいや自害しません。
このようなマイナスなことばかり書いていて不安かつ迷惑にならないか心配かつ炎上するんじゃないかとか思うので、かろうじて良かったと思う面を書きます。
ご兄弟うえ3人がゲームの声そのままなので、「おー、マジで喋ってる」て気分は味わえます。また、ゲームイベントを再現されるのはなんかこうこそばゆいというか、こういう風に動くのかなって気はしますね。
また、初々しい演技をされる方もいらっしゃいますので、その頑張りを応援したい!ワシが育てたい!という方にはとてもお勧めです。単調になりがちな脚本をなんとかして盛り上げようと役者さんがアドリブを入れようとしたりする姿は一生懸命で、「面白くしたいと思っているんだ!お客さんに好かれたい!」という気持ちがひしひしと伝わってきます。微笑ましいので、そういう部分に注目です。
あと雅様の子が体スゲー細くてその部分の再現度は高かったなと思いました。体型勝ちだろうか。
ぶっちゃけなくても問題ないんじゃと思ったヴァイオリン担当の彼がイケメンかつ演奏も器用だったので、今、その方の情報を調べています。でもあんま出てきません。あと喜助の方は人気でそうな感じがしましたね。若くて可愛い喜助が軽やかにステップ踏むのはなんか倒錯的で不思議な気持ちでしたが(笑)
最後の最後に真剣に褒めるとすれば、長男・正様の宮内さんからは勝手ながら「作品に対する責任感」のようなものを感じました。長男坊だからか、ゲームからのキャストだからなのか、私が勝手にシンパシーを感じたからなのかわかりませんが、「私が舞台を引っ張って行かねばならない」という責任感は感じましたね。「長男だからだ!」という正様の怒鳴り声が聞こえてきそうです。

インターネットに公開してますので、この感想が検索に引っかかって役者さんに届いてしまうかもしれません。そのことを危惧しております。この精進の足りないゴミ虫にひと時の笑いをくださったことに感謝しつつ、皆様のこれからの益々のご活躍を心よりお祈り申し上げつつ、終わらせたいと思います。

色々書きましたが、おそらくリピーターと思わしき専属の皆様が前列で一生懸命応援されていました。そこだけ見れば暖かくアットホームな舞台作品です。Twitterで検索すればたくさんの好意的な意見を見ることが出来ますので、これから行こうかな、行ってみたいなと思う方は是非そちらを参考にしてくださいましね。

あと、最後に。一緒に行った友達がかなり苦言を呈していたので書かせていただきます。
上演中に携帯電話が鳴るという事態が起きました。これはマナー以前の問題かと思います。誰だって、乙女ゲームの最中に現実に引き戻されるようなまねをされたら冷めますよね?何より一生懸命演じてる役者さんにとても失礼です。せめて音楽は鳴らないようにしておきましょう……。
私としてはおしゃべりや歓声に近い何かも気になったんですが……、これ舞台だよなー静かに見るべきだよなー声優バラエティイベントじゃないよなーライブでもないよなーとか。ですがゲーム原作作品なので、もうそういうもんかなと思っています。新人類新人類と言い聞かせました。
2012.08.20.Mon

うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVE LIVE 1000% 2nd STAGE 夜の部と、色々なこと

行ってきました。そういえば同行者募集とかすっかり忘れておりました・・・。脳の容量が足りませんです。
まーでもそこに割く余裕がなさそうだったので良かったのかな。
セットリストとか、声優さんの素晴らしさキャラの素晴らしさというのは他でいくらでも読めそうなので右肩下がりなうちのブログはちょっと負の部分にも触れてみようと思います。(楽しかったことについても書きますけどね^^;)
何でかっていうとそれも含めてうたプリってコンテンツだと思うから。
ここまで正負両方の要素を、ものすごい規模で見せつけてくれる作品というのもなかなかないなあという意味で注目しております。
というわけであまり純粋にキャラ萌え声優萌えされている方にとっては間違いなくクソ、胸糞悪くなる内容かもしれないので是非お目通しは避けたほうがよろしいかと存じますです。

~前日~

というわけで前日からお作法やら色々調べたりTwitterで「うたプリ」を検索したりネットから盛り上がり具合を測っていたんですが、ううん熱いなあという感じでした。この熱量ってほんとどこからくるんだろう。
1人1人が熱いのか、それとも抱える人数がすごいのか、その正体がなんかまだよくわからない。でも熱い。
中には「もう冷めた」とか「怖いから近づきたくない」とか「今は〇〇に浮気中です♪」みたいな呟きもあって、あれだけ人を抱えていたなら流出して当たり前だし、人気と抱える問題が真実かどうかはともかく可視化されているので、フツーだなーって感じでしたが。
が。
が、ですよ。
やっぱり行ける人行けない人どちらも含めてなんかお熱な感じがすごいなと思いました。今回もチケット争いが激しくいけない人の数が多いというもの原因の1つにありそうなんですが、好きって気持ちはすごいエネルギーだなー発電できそうだなと思っていました。なんなんだろう、注目度の高さなのかな?
ドラマダの話もしちゃうんですけど、紅雀の誕生日というイベントも他で観察というか閲覧して盛り上がりも見ていたんですが、いや、可愛いもんだなと思いました。ある程度メジャーとはいってもやはり18禁PCゲームだよなあ・・・。キラル民も独特の元気があるなとキラナイで思ったんですが(バッドEDが含まれるためアングラでヘビーな音楽があるせいか、鬱っぽい方向への憧れと恍惚がある)、文化(ノリ)の違いもある、かな?という。

~入場まで~

まず物販はやはり朝か、それ以前からすごかったようですね!チケなしOKならそういうのが出るだろな、という感じで。
通販もあるんですけど会場限定グッズをせめて手に入れたいという方がいて、参加できるなら手に入れたいという方もいて、相乗効果なんでしょうかね?やはり良く集まるもんだなという感じ。
私は物販内容にはあまり興味がないので、サイリウムをよそで買えるだけ買って、結構ギリで到着しました。夜の部の入場列が形成され、海側まで伸びていたのに驚きました。もちろん、これは身分証明証による本人確認があったためですが。
それで列に入ったら隣の方がお1人参加だったようなので、声をかけてみました。せっかくなのでとか友達が作りたいからじゃありません。どういう人がどういう気持ちでどの程度の熱量を持って参加しているのか、とても気になったからです。グッズを持ってらしたので、「朝から並ばれたんですか?」ってとこから、中に入るまでのおそらく10分足らずなんですが、色々お話しました。端的に言うと、「チケット争いが激しく、それによって人間関係に支障が出た」って内容がメインでした。到着早々負の話題から始まって「おおう」って思ったんですが、お聞きしました。そしてわたしのカンですが、おそらく嘘じゃない話なんだろうなっていう。きっと継続されないここだけの出会いで、私が見ず知らずの人間だから本音が出たんだと思います。「今回揉めてしまった友達とは仲が良かったけれど、これから離れていくかもしれない」という最後のことばが印象的で。うたプリライブがどうこうとかではなく、そういう出来事が起きたという側面を垣間見たような気がして、なんとも言えない気持ちにはなりました。
何でこの話をここに書くかというと、あまりにありふれた話だったからですね。ものすごく、誰にでも起こりそうな出来事で一般化できる話だろうと判断しました。前日や出発するまでに見たたくさんの呟きの裏にきっとこういう事がたくさん起こっていたんだろうかなーなどと思ったり。
あ、たまに聞かれるんですが私がかけたコストはAmazonで買ったブルーレイ1本です。誰とも協力せず、だれとも示し合せずです。おかげさまで私にはそういう揉め事らしい揉め事は発生しませんでした。イエーイぼっち最高!!泣いてねえ、涙なんか出てねえよ・・・。
はい。そんな感じで、全身を聖川様で染めたレディを横目に見つつ、入場したのでした。

~開演中~

・入場までで疲れていたからか
席についてからは隣の人に話しかけませんでした・・・ウフフ。

・聞く側の体勢が最初からクライマックス
なんですよねええええ。アイマスの時もすごかったんですけど、あれとも何か違う、て感じでした。シャイニング早乙女の注意から結構キャアアアって感じで、暗くなったらキャアアアで、ST☆RISHが出てきたらもうわけわかんねギャアアアって感じでした。マジLOVEからの個人曲メドレーっていうのも大きかったのかな。中の人はひええええって感じで圧倒されたんですが、楽しかったです。とても。合いの手もノリノリで入れました。モブ客って楽し。こういうのほんとだいすきなんだなって心底おもいました。まる。

・凝縮された熱量
パシフィコ横浜大ホールは5000席あったわけですが、なんかね、初めて狭く感じました。ネオロマンスイベントでは何回が来ていた場所で収容人数は同じなんですが、とても同じ会場とは思えなかったのは何でなのか、色々と理由を考えみました。
・セットの電気機器が結構前まできていたせい
・会場総立ち時間が長いから
・ほとんどの人がサイリウム全色(人によっては担当の子のを複数個)を持っていたから
・観客が最初からテンション高いから
・うたプリの曲がほとんどテンション高くアゲアゲで、鬱ソングがないから
・まだ盛り上がってから間もないコンテンツで、とにかく需要があるから
・下野紘の頑張りがあったから
最後のはもちろん冗談ですけど・・・。うーんほんと何ででしょうか。私が間抜けすぎて熱にあてられていたからでしょうか。すごい狭く感じたなーというのは、とにかく記しておきたいのでした。

・声優のトークは下野紘でできている
半分くらいまできたら出演声優のトークです。
なんか久々にひどい声優のトークを聞いたなー。という。いい意味でなんですけど。噂には聞いていたんですが下野紘弄りが並じゃないんですね。うたプリの今後の展開に関することや近況とかが話題だったような気がするんですが、ほとんど下野氏に振られていたなあという印象です。で、途中で下野氏が即興の歌を披露するんですね。これ。ご存知ない方は何それって感じで、私も最初何してんだかわからなかったんですけど、その場で与えられたお題に沿って下野氏が本当にその場で即興の歌を1人でスポットライト当てられつつ歌うんですよ。最初は適当にお題決めているように見せて台本あるんだろーって思っていたんですが、2回目で「マジだ」って思いました。舞台の上にいる声優さんがたは顔見知りで弄って下野氏を困らせているんですけど、本気で賞賛していました。鈴村氏も言っていたけど、聞いているうちに「最初は笑っていたけどすごすぎてひく」「(くだらないお題なのに)最後感動に変わる」っていうレベルです。今回のライブで一番すごいと思った出来事だった。うん。すごい。リアルうたのプリンスさまがおった。声優辞めて作曲家になれんじゃないでしょうか、と思うくらいでした。

・ファン層の謎
皆さんうたプリがお好きというのは間違いないと思うんですが、キャラが好きなのか、声優が好きなのか、乙女なのか、はたまた腐女子なのか、そこらへんが謎でした。
キャラの絵が出てくる⇒キャー(純粋なキャラのファン?)
声優同士が肩を組む⇒キャー(声優好き+腐女子?)
春歌ちゃんとの密着スチル⇒キャー(乙女?)
みたいな感じで思わず「どっち!!!????」って突っ込みたかったすごい突っ込みたかったですうわあああん!!

~終演後~

8:30に終わったんで一杯ひっかけたい気持ちもあったんですが、誘う相手もいないので速攻帰りました(・・・)



わーどうしましょう本当にクソみたいなレポートになりましたすみません。お前前半が書きたかったんだろって感じでしょうか。
フォローを入れとくとすると、内容的には最初からテンション高く、同室ソングも入って、シークレットゲストに前野氏、トークはgdgdながらも仲の良さ現場の明るさが伝わってくるもので、声優さんは皆さんある程度器用さもあり、てらしーが踊っていたことに驚いて(踊れるんですか?大学生オタクのように思っていたので・・・すみません失礼いたしました)、歌声はそこまで安定していないんですが(笑)、それをカバーするエネルギッシュさと力技も感じられ、総合的に、すげえ楽しかったです!て感じです。
よくイベントレポートで「声優さんが楽しそうで良かった」てありますけど、この言葉って深いですよね。舞台の上に立つ人が楽しそうでなければ見ている人間は楽しめないって。仕事なのに。義務でやってくれているのに。頑張っているのに楽しんでいる姿を求められるってなんか不思議だなって私は思ってしまいます。うん、ちょっとひねくれすぎましたね・・・。

で、また暗い話になっちゃうんですけど、これだけファンを抱えてしまった功罪というか予期せぬトラブルみたいなもんなんですが、とにかくライブに行けない方の不満上昇限界値が近いような気がするので、次はデカイ箱で!っていうのがとにかく求められていますよね。なので次はもっと大きくなるんでしょうか。金も動くし運営も大変だろうなあ。

以下あんま関係ない話。

Twitterではぼやぼや呟いたんですけど、どの作品も程度の差はあれど初期の頃の勢いや注目された時の嬉しさってのはあるもんだよなと思いました。昨今はインターネットがあるため反応がリアルタイムで返ってきて、作り手も嬉しいし、逆に反応がないと寂しくてたまらないんじゃないか、って思います。そうやってファンの状況や盛り上がりがものすごく近くで実感できるってすごいし、恐ろしいし、そして作品の寿命を縮めてもいるんじゃないか、そう思います。なので、最近は「あらかじめ展開の決められた」「いつどこで何を仕掛けるかを考えつくした」作品が多く出てきて、それをわかってて消費側ものっからせてもらっていますよね。最先端で楽しみたいのなら、もう躊躇している暇は与えられないなととみに感じているのです。それを「盛り上がるための道具」と考えるか、「楽しめる素敵な場所」と考えるか、それは人それぞれで何だっていいなと思うんですけれど、この先はどうなるのかなーというのが楽しみであり怖くもあり。自分もいつか置いて行かれるんだろうという予感もあり。
のんびりしているヒマはありませんね。オタク忙しい。入場の際たまたま話した方も、「最近は友達といろんなイベントに行っているのが楽しいし忙しい」と仰っていたので、まさにそういう状況なのだと思いました。

楽しいこと楽しめることは次から次にどんどん出てくるから、体がいくつあっても足りない。代わりがほしいのなら、他のコンテンツはきっとある。作り手側も、自分の作品を広めたくて、顧客がほしくてたまらない状況なのだから。
それを考えると、やっぱりこの世界って誰が居てもいいし、同時に誰がいなくなってもいい世界なんだな、って思いました。否定でも悲観でもなく、そういう世界なのかなって純粋に。
あれ、ひねくれすぎてしまったでしょうか。

なんか大変お粗末さまな感じなクソレポートですみません。主観でしか物事が語れない!

2012.06.24.Sun

THE IDOLM@STER 7th ANNIVERSARY 765PRO ALLSTARS みんなといっしょに!

プロデューサーさん!アリーナですよアリーナ!
ってことでアイマスライブです。
それにしてもここの管理人はどこまでミーハーなんでしょうかね。でも行きたかったのでこれからも気になるもんにはがんがん足を運びます。

とにもかくにもいけてよかったですアイマスライブ!朝からうだうだと「アイマスライブ」でTwitter検索していたら、とにかく物↑販↓(ノイズイントネーション)がすごい6時間待ちだとあってOh・・・ってなりました。キラナイ4時間でめそってる場合じゃねーです。アイマスの場合はチケットなしでも買えたそうなのですごいことになってたとか。
で、私は物販には今回参加しなかったので、あらかじめ購入しておいたサイリウム7種に色とキャラ名をテープではりつける簡単なお仕事をしていました。アイマスではキャラクタごとに振るサイリウムが違うんだよ!とアイマスに詳しい友達から聞いていたのでとりあえず用意はしておいたのです。正しくは8種で、イエローだけなかったんですよ。あとウルトラオレンジもなかったのでオレンジで代用。初心者らしいミスっぷりで・・・。
会場までは最短ルートで行こうとしたらいい具合に人身事故が発生しまして迂回ルートで。この時点で間に合うか微妙だったのですが、頑張って走って横浜アリーナについたら内部がすごい大きいので自分の席につくまでが長くて涙目でした。ふええつかないよう!って感じでのこのこ中に入ったら、立ち見の方がぶわっといらっしゃり階段が見えませんでした・・・。なんとかかんとか見付けて自分の席に辿り着いた時点で体力値が半分くらいまで下がっていた気がします。で、とりあえず焦ってサイリウムを割りまくる。そしたら紫が先に逝ってしまわれていました・・・。予備を買っておけってことです。しょうがないので青で代用。
はじまるまではREADY!!とかが流れていたんですがすでにコールの練習状態、ふおおこれがアイマスかーと感慨深い。
はじめは765プロの社長の挨拶(?)からはじまり、途中で(同僚のPって呼ばれていた)赤羽根Pにバトンタッチ。これが録音ではなくリアルにしゃべっているようでかるく客とのおしゃべり状態で、この反応がめちゃくちゃ可愛かったのですっごい萌えました!画面にシルエットだけじゃなく顔出しでいいのよ赤羽根P!!

で、「READY!!」がはじまりどーんとアイドルの皆様が登場。いやすごいですね。ゲーム中の振り付けとか再現しているのね。感動しました。
詳しいセトリは他サイトをご覧ください・・・。以下に印象に残ったあれこれ。

・乙女よ大志を抱け!!/中村繪里子
トップバッターは春香さま。振り付けといい歌といいキメキメでしたなー。この方は本当に声優なんでしょうか・・・。

・ALRIGHT*/浅倉杏美
衣装めっちゃ可愛い純白天使ゆきぽ頂きました

・空/滝田樹里
あーこの曲好き。笑っていいよないていいよっていいですよね

・いっぱいいっぱい/若林直美
律ちゃんの髪型再現度高すぎて驚いた。ちゃんとみつあみがくるんてなってる!

・眠り姫/今井麻美
千早の曲だと青い鳥よりこっちのほうが好きで。壮大ですよね。ちょっと感動して泣きそうになった。千早は陶酔感の高い曲が多いから、没入するとすごいくるなー

・SMORKY THRILL/釘宮理恵・下田麻美・たかはし智秋
お前ら盛り上がりすぎワロタwwって感じで。すごい興奮した!!

・自分REST@RT/765プロ小鳥さん以外
この曲も好きですね!テンションあがる

・SPECIALメドレー/765PRO ALLSTARS
歌詞が出たら一緒に歌ってね!て言われたので歌ったんですが(というかこれの前から歌ってはいたんですが)、アイマスはコールがメインなのでPたちはコールを入れるのに熱心でしたね。

ここでウェーブをさせられるwwお手洗いに行きました。涼しかったー

・キラメキラリ/仁後真耶子
やよいの曲の中ではやっぱりこれかなー

・自転車/平田宏美
真くんの曲だとこれが一番好きです!あと平田さん声かっこよす

・神SUMMER!!/沼倉愛美・若林直美
あーこれ去年一番聞きましたね。夏にぴったりなのです

・晴れ色/たかはし智秋
メディアの露出も激しくて体はりまくりなチアキングですが、この曲歌ってるの見てるとあずささんに見えてくるんだぜ

・七彩ボタン/釘宮理恵・若林直美・たかはし智秋
初FULLにP達動揺

・DIAMOND/釘宮理恵
マジでくぎゅうううって叫ぶんですねおまえらはwwくぎゅだけはちゃんと声優って感じがして、なんか見ててすごい安心した

・約束/今井麻美
アニメと同じ演出ではなかったですが、感動するには充分。歌っているときに後ろにシルエットが映し出されるとか、素敵

・私たちはずっと…でしょう?/765プロ小鳥さん以外
この曲もすごい聞いたなー。「あの場所に立ちたいと いつまでまでまでも」ってところが好き

・いっしょ/765PRO ALLSTARS
セリフ入りで頂きました。合唱曲の中でも一番合唱曲らしいですよね
「いっしょ!」のところで飛び出す銀紙が出てきたんですが、隣にいらした体の大きいPになんでだかもらいました。ちゃんとロゴとか入ってて細かいのです。それにしてもとても目のきれいなPでした。アイマス好きだとあんなに目が澄むんだろうか。

どの曲もちゃんとサイリウムは持ち替えで。曲ごとに一面の色が変わるのがすごい!
アンコールはTHE IDOLM@STERとREADY!!だったんですが、READY!!のときはもう楽しすぎてわけがわからなくなっていました。楽しすぎて涙出た。
衣装は揃いの衣装と個別の衣装があったんですが、一番可愛いなー!っていうのはあみまみの下田さんだったかな。黄色でホットパンツでめちゃ可愛かった。次点でゆきぽです。マジ天使だった。
最初はコールも探り探りだったんですが、確かに聞いてりゃ一緒にできる雰囲気だったので気になる方は挑戦してみるのもいいかもしれません。あとアイマスライブに行ってオタ芸とコールの違いというのにも気付きました。はっきりいってオタ芸は嫌いだったのですがコールはいいかなと。アイマスはコールと一体になってこそのアイマスという雰囲気でした。
会場周辺のお店には音漏れ組(?)かなんなのか、痛チャリがすごいおおかったですね。あと、会場内の飲食店でも「プロデューサーさん、給水所ですよ!」とか、便乗商売がすごい元気で。ノリがいいというか、よくもわるくもオタクはいい客と思われているようでした。まあお祭りですし、P達はP扱いされると喜ぶよね。

Pといえばアイドルたちも可愛かったんですけど、最後の一本締めのときの赤羽根Pが一番可愛かったです!!赤羽根Pがいてくださって大変大変なごみました。台本あるんでしょうけど、「すごい感動しました!」とか、感動の気持ちを伝えてくれてよかったです。というわけで一番可愛かったで賞は赤羽根Pに決定です。

4時間越えの長いライブほぼ立ちっ放しでサイリウム振りっぱなしでほとんど休憩なく曲はハッスルするものばかりで大変疲れました。頭痛くなった。今日は腰と頭が痛くて何もできなかったです<(`・▽・´)>
それくらい楽しめたということで、行けてよかったな!と心底思っています。
アイマスは声優さんとキャラクタの親和性を高めて成長してきたコンテンツなので、声優さんのなりきり具合が並じゃないです。皆さん本当に声優さんなの・・・?ってくらいダンスをすごいちゃんとしてらして、後ろのP達も「すげー」とか「涙出る」とか言っていました。いやほんと。
キラナイで、二次元コンテンツはやっぱ二次元メインよねーとのたもうていたのですが、三次元でもここまでできるんだゴクリと考えがちょっと改まりました。
オタク音楽イベントもいろいろあって面白いですね。アニメとかゲームの音楽が大好きなので参加できてとても楽しいです。

あ、ちなみにjupiterの出演はなかったです。淡い期待を抱いていたのですが、そこは空気を読んだらしい。

さて次はうたプリですよ。ライブDVD見て雰囲気見ておかなくちゃです。一番熱くて若いコンテンツですから、色々わちゃわちゃなんだろうなあ笑。怖楽しみ!
2012.05.19.Sat

THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 感想・2

キラナイで色々感じたことなどをまとめたのはこちら。

・徹頭徹尾、どこまでも音楽と物語とキャラクタだけ
今回のキラナイは、間にですね、個々のアーティストの簡単な宣伝は入るんですが、トークらしいトークというのはほぼゼロ!前回は声優もいましたしじょいまっくす氏やらでしゅん氏も舞台に上がっていたのですが、今回はまったく一切なかった。のです。キラルというかニトロは広報をキャラクタとして売り出したいのかなと思っていたので、そういうことをするとは思っていなくて驚きました。ですがそれが非常ーに非常ーーーーーーーーーーーーーに良くてですね、イベント中はいつまでもどこまでも夢の世界でした。一度も現実に帰らない。ずっと作品の世界に浸って、キャラクタがしゃべっていて、「キラルナイトというイベントに参加している」という現実感がほとんどなくて、それがとても幸せでした。私は面白くないトークを聞くのが得意ではなくて、正直「ここは早送りしたい」と思ってしまうタイプなので、現実にひきもどされてしまうようなトークはできるだけ避けたいのです、本当は。だから、今回の徹底した空気はものすごく良かった。声優さんが目の前で演技してくれるのももちろん好きでアドリブも楽しいんですけれど、やっぱりどこかで綻びが出る。その、2次元と3次元の隙間が見える綻びが、今回はなかったのです。とても良かった。ずっと夢の世界にいられました。だから現実に戻ってきた瞬間の衝撃が大きすぎて心が折れそうになりました。2次元相手の場合、それを3次元でおおっぴらにできないのが辛いところです。そんなことで落ち込んだりがっかりしては、いけないんですねえ。

・きわどいエロスチルや萌えスチルに悲鳴、の、申し訳なさ
エロスチルと言ってもまずい部分はトリミングされていて見えないんですが、プレイヤはどんなエロいスチルがわかっているじゃないですか!だからそういうのがぽんぽんでてくるとものすごく恥ずかしくてウギャアアアってなるんですよね。いやお前らそんなスチル慣れっこだろ、EXTRAで散々眺めてニヤニヤしていましたよね?って自分でも思うんですけれど、やっぱり隠していたエロ本を目の前で広げられるとびっくりするんですよ悪事がバレたみたいで誰だってそうでしょ!プレイしているときは閉鎖空間で1人で眺めているんですが、大画面でしかも2500名で眺めるってすごいプレイ。最初は冷静ぶっていたんですが最後のほうは一緒に叫んでしまいました。だって蒼葉の足、見えているじゃないですか。ねえ。
そして曲の途中に萌えスチルが入るとそこで歓声が上がってしまって、それってアーティスト的にどんなんだろうって思ってしまいますよね。キラナイ常連のかなこ嬢やナベカズ氏は慣れっこだろうなと思うんですが・・・。ああごめんなさい曲もしっかり聞いていますでもスチルにも気をとられてしまうんですと心の中で謝罪を重ねつつ反応しているのであった。どちらにも気を配るので2倍疲れましたね。

・燃料投下がなかった
キラナイでなんか新情報あるかなーて期待していたんですが、なかった。最後のボイドラで「楽しいことはまた作ればいい」って蒼葉が言うからその場でも「やったなんかある!」って思ったけどなんもなくて絶望した。ですので蒼葉はもう責任とって脱げ!って思いました。裸になれば許してやるよもう!キーっってなったので、とりあえず頂いたクリアファイルを見つめることで落ち着きを取り戻しました(?)もうほとんど脱いでるということで。

・攻略対象もプレイヤも一丸となって蒼葉をどろどろに愛そう
という姿勢がね、エイプリルフールからすごかったんですけど、やっぱりキラナイでもすんごかった。皆、目の中に入れても痛くないんでしょ?舐めるように愛しすぎですよ、もう。蒼葉が溶けてなくなっちゃうよ!!って思った。
ゲームプレイ前の立ち絵だけだと「・・・萌えるんかな?」と私も疑っていたので、やっぱりキャラ付けというか愛嬌ってすごく大事なんだなと思ったのです。
終演後のボイスでウイルスに「蒼葉さんも楽しんだようですし」って言われると「蒼葉も楽しかったんだね!じゃあもう万事解決だよねハッピッピ!」みたいに思わされてしまうのが悔しい。いつかも書いたけど、蒼葉、いないから(笑)でも「居るんだよ」と思わせようとする企業努力が本当の本当に涙ぐましい。昨今いかにキャラクタの現実感が濃ければ濃いほどファンが熱狂するかということをよくわかっているんですね。カノジョに攻略されるゲームとか出てるし、より現実感のあるでも夢を叶えてくれるキャラクタが求められていて顧客をいかに騙すかが・・・って、私が騙されているからこういうことを書いているのです。ぐぬぬ

・キャラ萌えは脊髄反射なのか
なのかなあ、やっぱりと今回思いました。ストーリーを通してキャラクタを理解しているつもりだから「ここでこうなってこういう行動をとったから○○が好きだ!」とか理屈で整理はしているはずなんですけど、なんかぶっちゃけそうでもないのかなーと思った。好きなキャラが出てくると嬉しいしそれだけで幸せだし。お決まりの台詞やお約束に反応するのって言い方は悪いけどパブロフの犬ですよね?私ってただの犬?頭で考えているんじゃなかったの?ってちょっと凹みました。脊髄反射で叫んでるのかなあ、みたいな。理屈つけているフリをしているけれど、本当に萌えているときは理性なんか働いているわけないですので、やっぱり脊髄反射だと、思いました。うううううう
クリアの「一緒に行くって言ったじゃないですか~!」はとにかく可愛いし紅雀の「それがお前のいいところだよな」は幼馴染スキルに当てられたし(BL限定の)ノイズの「行こう」に不意打ちをつかれて「客を待たせるもんじゃねえ」にミンクさんの(たまの)優しさプライスレスって思ったし、蓮がただ一言「行こう、蒼葉」って言ってくれるだけで、なんでこんな嬉しくなるのか、わからないのです。その一瞬に脳で何が起こっているのか知りたいわ・・・。

・紅雀がしゃべる時のプークスクス感
があったらしいんですけれど。そうだったかな?そうかもしれない。プークスクスかどうかは良くわからないんですけれど、私も確かに聞いててなんか恥ずかしいというのはあって、「バカもう黙れ!恥ずかしいっ。いえ嘘ですもっとお願いします~!」てやりたくなります。別にそんな変な発言していないですし、内容としてはクリアやノイズのほうがよっぽどかまってちゃんで恥ずかしい台詞を言っているのです。でもなんで紅雀が恥ずかしいっていうと普通の台詞の中になんかすっごい愛が詰まっているってユーザーが勝手に妄想しちゃうからなんだろうなあと思う。「それがお前のいいところだよな~」て、うん、別に普通じゃん。でも紅雀が言うと恥ずかしくて私が俯いてしまうわもう。「もーわかったよ!」てリアルに言ってしまった記憶が・・・ある・・・。なんやかんや終わってHする時に、なんか今までの様々な恋愛ゲームの比じゃないくらいドキドキしたんですよね。幼馴染で親しい男の子同士が一線超えちゃう!!どうもせんけどどうしよう!!っていうすごい緊張があって、赤い実がはじけました。

・トリップの燃料によりウイルス妄想が止まらない
誕生日からのトリップ推しが異様でですね、すごい燃料がブワーって入って刺激されるんですけれど、こうなると逆にウイルスの内面を妄想したくなるわけです。何考えているか見えないから。で、ここ数日ゲームの発言とか色々聞いていたんですけれど、やっぱりウイルスの言葉ってとても冷めている。誕生日でもウイルスは「俺は蒼葉さんのファンですから」って妙に距離感があるんですよね。なんか遠いなあ・・・って。でもでもウイルスも蒼葉のことは自分の手元に置いておきたかったわけで!ってことはやっぱり恋慕の情を抱えていたんだと思うんですよ。でもきっと何か事情があってトリップほど言葉や態度にできなくて、大事な行事でも一歩ひいて自分はファンだからって言っちゃうんじゃないかなー!っていうのがここ一週間考えこんだ結果なんですっ。(何がなんですっなんだ)メガネかけていますし、メガネかけているキャラってやっぱり腹になんか抱えているというか、メガネがガードというかフィルタになって簡単に真意を知らせてくれないんだなって感じました。感じましたっつうか妄想ですねなので今は蒼葉がライムやっている時代から一目ぼれしちゃって距離を保ちつつぐるぐるして、ウイトリEDでいざ手に入れたらたまにぬけがけしてちゃんと一対一でHして、嬉しくってでもそれは口に出せなくってそれが微妙に蒼葉にばれる、っていうのを妄想しています。でばれた後はすっごい照れて顔とかまともに見れなくて、「蒼葉さんには敵わないですね」とか言ってメガネ外してチューするところまで受信しました。アホか。
BLという刺激が久しぶりなせいかなんかダメですね。ものすごく乙女っぽいロマンチックな妄想をしてしまうのは何故でしょう。ハーレムもあまり得意ではないんですけれど、今は蒼葉が皆に愛されていればいいよねっ取り合いされろってすごく思っている。腐女子も女で、女は結局恋愛脳で、恋愛妄想を男同士でやっているだけ、ってどこかに書いてあったけどそれなんですかねえ・・・。

・以下、音楽とゲームの融合について
わかったようなふりをしてこういうことについても言及してしまおう。この際ついでだから。ついでだから軽く読み流してくれよな(逃)!
今回のキラナイは、音楽もなんですが作品の雰囲気にかなり傾倒した構成になっていた。それがイイってのは前述したんですけれど。オタクって、特にキャラ萌えするようなオタクはとてもロマンチストなんだと思うんですよ。違ぇーよお前と一緒にすんなって言われそうなんですが、やっぱりどこかしら夢が見たくてキャラ萌えしていると思うんですよね。だから皆やるじゃん「〇〇の曲って△△×□□(お好きなCP名を入れてください)にしか聞こえない~!」って。そして言い始めた途端、日がな一日中聞いてたりiPodから流れてくると妄想がぶわーっと広がったり気分が高揚して涙まで出てきちゃったり、皆してるの知っているんだからねっ!なので感情を揺さぶる道具として音楽ってものすごく都合が良くて、それがオタクの手にかかると自カプテーマソングとなり作業用BGMにされたりされなかったりすると思うのです。今回のキラナイはそれをガチでやっておりまして、キャラクタの心情が説明されたあとその気持ちを保ったまま各曲に入るっていうオタクにとってはご褒美みたいな状況だったのです。そりゃ興奮してわけわかんなくなってしまうよ・・・。
と、いうわけで音楽とキャラクタ・作品萌えってものすごーく相性がいい。そしてビジネスになるんだってことがだいぶ浸透してきたんですよね。おかげさまで最近はアニメの主題歌がチャートの上位を独占し、有名アーティストまでアニメの主題歌に起用されるような状態になってきてしまった。
でも基本的に音楽やっている、特に作詞作曲するようなアーティストって、自分の曲を聴いて自分の言葉や音楽を理解して肯定してほしいって気持ちでアーティストやっているんじゃないかなって思うんです。音楽雑誌のコメントとか見るとそういうのが良く伝わってくる。なんかアーティスト自体がキャラクタのようで、尖った主張を持っている。当たり前なんですけど。だから、そういう人達にとって「アニソン・ゲーソン」歌わされるのは屈辱なんじゃないかってずっと思っておりまして、今でも思っているしそういうアーティストも多いんだろなと思うんです。
かなこ氏は最近タイアップなしアルバムを出しましたけど(Dramatique?目当てで買ってしまった)、それでも今年リリースされるような楽曲はタイアップに埋め尽くされていて、ある意味恵まれているなというか、やっぱり柔軟にオタクを受け入れてきた結果なのかなあと思ってしまった。男女ファンのバランスがいいものね。
で、ナベカズ氏について調べようとして以下の記事なんぞ見つけてしまいました。咎狗PS2版発売頃の話ですね。
・Rooftopインタビュー
 http://rooftop.cc/interview/002497.php
「ゲームで僕の音楽を知った人たちは凄く熱烈に聴き込んでくれる」っていうコメントが面白くて。Oh・・・オタの特性を理解してくださっているって思いました。もう慣れっこなんだろなー。でインタビュー者が軽くオタをdisってくれているような気がしているんですけどきっと被害妄想ですね!そんなこんなでタイアップなしというのは最近はもう難しい傾向にあると思う。今以前の音楽チャートだって、ドラマの主題歌が上位を占めるような頃があった。ニコニコ動画でVOCALOIDの歌が爆発的に流行ったのも初音ミクやKAITOというキャラクタが用意されて、彼らに歌の内容を「演じて」もらっているからという理由があるからなんだと思う。だから純粋に音楽を音楽としてまず認知して、理解し肯定してくれる人っていうのはアーティストが望むほど多くないんだなって。そう考えると音楽って敷居が高いのかな。目に見えない情報であるからというのも理由になりそなんですけど、まあそれはいいや。だから、「STILLを歌うと泣きだすファンもいる」っていうのは歌い手にとっては少なくとも嬉しいことなのかなって思いました。それが純粋に音楽として理解されたものではなく作品とキャラクタという大きなフィルタがかかったとしても、悪いことではないのかな。
ナベカズ氏は今回のキラナイでも「歌わせてください」ってちゃんと営業していましたしね。ああやって頭下げられる(?)のはバランスとれているなと思います。作家気取りじゃなくて商人としての態度も用意しているなって感じがする。
しかし歌が流れた瞬間泣き出すって確かにピュアだよなー。もし事情があって心がものすごく汚れてしまっていてもその人の心のその部分だけは、ものすごく純度が高いってことなのかなと思うんです。私はそういうのすごく大事だと思うので、キラナイでも泣き出す皆様をいいよね!って感心しながら見ておりました。

何が言いたいかと言うとオタもアーティストもロマンチストであるっていう共通する要素があるような、ということです。一緒にしては非常に申し訳ないようなへんな気分になりますね。またBLはロマンの上にロマンを振りかけたようなロマンチックすぎるものですから、相乗効果とかすごいよなあと。耐性のない人からすると異様で嫌悪の対象になりやすいものなので、楽しませてもらっている側も「申し訳ねえ・・・」と思いながら堪能しており、あまりオープンにはできないんですけれど、キラナイではものっくそオープンにかつ素敵に提示されてしまい、畏れ多く及び腰になりつつも大喜びしてしまったというわけなのでした。

<参考リンク>
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 感想・1
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-322.html
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 序
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-320.html
 キラルコラボ Queen Dolce/アニメイトカフェ
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-302.html
・DRAMAtical Murder 感想
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-295.html
2012.05.19.Sat

THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 感想・1

キラルナイト明けの朝は厳しい。
ニコ生を視聴してきましたので、やっとキラルナイトの感想です(笑)セトリの流れにそりつつも思いついたことをだらだら書き散らす感じなので、色々偏っていますのでご了承ください。

●物販~開演まで
青空に映える観覧車が美しかったんですけれど、(私と同じようにこの風景を見た方がたくさんいらっしゃるのでしょうね・・・)
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それ以外は列が・・・なかなか進みませんでしたね。しかし溢れている人を見ても「大丈夫じゃん?」と楽観的に捉えておりまして並んでいたんですけれど(長い列に慣れすぎたオタク)、Tシャツが売り切れはじめた頃から「あれ・・・?」ってなって、あとは大体お通夜でした。いやでも、周囲の参加者がとても楽しそうだったり、皆さんグッズを自作したりキャラクタを意識した服を着ていてすごいな!って思いました。さすがキラル、熱心なファンが多いこと多いこと。あと女の子は自分のファッションに消化するのが上手なんですねー感心しました。キャラクタものは主に蒼葉のグッズから売り切れ、あともうちょっとのところでバングルが売り切れ、見事本懐も遂げられずすごすごと離脱するのでした。2時間闘いましたよーふふふ。いやしかし、グッズが売り切れると声があがる現象を始めて生で体験しました。面白かったです。売り切れるたびに空気がちょっとぴりぴりしていくのも・・・面白かったです笑、や、スリリングでしたけれども。
で、開場まで待ち、いざZEPP東京内部へ。
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よく晴れていた。

やや前方の左端バーにおりました。若干疲れていたのでバーがあって良かった。その疲れも、開演中には忘れてしまうんですけれど。会場内は、思ったほど熱くなく、むしろ涼しかったですね。「寒い」「寒いよね」と友達と話しておりました。

●開演

○ウイトリ注意事項
靴音から入ったので「あっ」て思いました。で、声が聞こえたとたんギャアアアって。反応良かった。サイトにも書いてありましたけど、「災害情報が聞こえなくなっちゃうから」っていうの、優しいなと思いました(・・・)変わりましたね。それにしても蒼葉の名が出てきただけでキャーって声があがったのにはびっくり!出てくるかな?って期待感ですかね。

○カウントダウン~タイトルコール

エイプリルフールを思い出すキャラとの対峙っぷり。これについては感想・2で書いています。とりあえず蒼葉が出てきたとき、「蒼葉ー!」って皆さん呼んでましたね^^。呼んでいいんだあ・・・って思いました(及び腰)カウントダウンの後、ムービー。目の前に下がっているLEDスクリーンの迫力がすごいしその後ろにもスクリーンはあるし、どこ見ればいいのか笑。それにしても3D化したドットキャラが可愛かったですね。いやでもこの導入はたまらない!大変興奮しました。興奮していたことをすごく覚えている。

○AI CATCH
タイトルコールからのAI CATCHで一気に興奮させたかったんだなあと。今なら見てて考えられるんですけれど「うえええええいきなり!?」っていう驚きがあって、でもやっぱり嬉しいじゃないですか。私の居た位置からアーティストの姿は細かくは見えなかったので石井氏の衣装にびっくりしたわ。それにしても、どのアーティストもCD音源と遜色ない声色だったなと。

○咎狗の血のターン

ライムフィールド出現後、トシマが映し出されて咎狗のタイトル。ぱっと世界観が変わるのがとても良かったです。自分も作品の世界にきたんだーって思えるからですね。照明も赤くなり、没入感が今までの比じゃないのです。
で、咎狗は!そういえばED集が出てたのでした。なのでED曲中心に。個人的にはPS2版の追憶の風が好きなので聞きたかったのですが、やっぱりEDだよね!と。狗アニメに関するニコ生のコメがすごく・・・面白くてですね。笑っちゃいけないんですけれども。ちなみに私は全話ちゃんと見ていたんですけれども。あと10年くらいたってキラルがとても順調だったらufotebleか何かにリメイクしてもらいましょーよ。その時はEDは1つでいいですしね。うん。Break the Chainsでナベカズ氏が出てきた時にこんなにコメでシキシキ言われているとは思わなんだです!さすがにシキを意識はしてないと思うんですが作品は意識しているのかもなあ、と。それにしても、ナベカズ氏の声はすばらし。正直ものすごく好きな声優もアーティストもいないのにナベカズ氏の声だけはベタ褒めできるのは何故かしら。

○Lamentoのターン

再びライムフィールド出現で、森が映し出される前に、黒い画面に緑の葉が舞うんですよ。これがとても綺麗でね、忘れられないです。で、タイトルと共にLamentoの前奏が遠くから聞こえてくる。Lamentoは嘆き歌だから、違う世界から嘆きの歌が聞こえてきて、最後やがて遠ざかる感じがしてとても好きです。ただの主題歌じゃなくて、自分が嘆きの歌を聴いているんだって思えるから。はいそんな電波なことを語りつつ、かなこ嬢が歌いだすと共にあのアサト・コノエ・ライ・バルドのステンドグラスがアーティストを挟むように映し出され、AI CATCHのときに使われていた目の前のスクリーンが上部に上がってそこに植物が映し出されました。これが本当にもう美しくてですね、息をするのも忘れそう。どこかでグッズになるらしいので会場いけなかった人にも是非見ていただきたい。巨大なLEDスクリーンにステンドグラスが映っている様は、本当に神秘的だった。LamentoではBGMも演奏されていたんですが、電子ヴァイオリンて不思議な音がしますよね。やっぱりどこかデジタル。Temple of soulで再びナベカズ氏が登場し、コメがウイルスまみれになった面白かったなあ。以前のキラナイもスーツで登場した時は何度かあったので、ふつうに衣装なんだなと思っていたんですが、確かにウイルスに見えなくも無い(笑)先ほどのシキと併せてシキルスだなんてニコ生民はノリがいいなーて思いました。でWhen the endはLamentoで一番好きな曲なのでまた今回も聞けてよかったなという感じです。LamentoのVFBにこの曲はディズニーで女性男性が歌っている様をイメージしたってあったけど本当にそんな感じで。やっぱりライとコノエが歌いあっているようで非常に萌えるし感動するし切ない。そして色の消えていたステンドグラスに色が再びつくのがとても静かで、でもぶわっと感動する。互いに副旋律を歌うところがいいよね、ってコメでもありましたね。照明も緑で大変癒し効果のあるターンでした。

○Sweet poolのターン
コメのプール開きの笑った。確かに・・・!ここでもタイトルが出てくる前に作品を連想させる理性と本能の選択肢が一瞬出ましたね。なんかこういうのにセンスを感じますわ。Lamentoは民族音楽ぽかったのですが、スイプは現代物なので主題歌のI'm in blueもどこかメロウで洋画っぽい。あと青春ぽいて思いましたね。照明はやはり青く、水底に光が差しているようで、サイドのスクリーンには水泡が昇っては消えるのでまるで水の中にいる感じだった。そして儚い。スイプは何か聞いたことがない曲が多いな、と思ったらドラマCDからの曲が多かったようで。ドラマCDに主題歌つけるって豪華だなー!と思ったのです。スイプで好きなのはVLGとThe Hungerです。やっぱりバッド中心で、どこか狂気を孕んだものが好きかなー。いっそ正気を失いたいて感じで。なのでkilling Lookは嬉しかったのでした。この瞬間は照明が赤くなるんですね。本能を選んでしまったてことか。

○Dramatical Murderのターン

ライムフィールドが出現、ドラマダのタイトル、かと思いきやエラーメッセージは上手いなあと思いました。観客手の平で踊らされすぎでしたね。嬉しい踊らされ方でしたけれど!

・BGMメドレー

アレンジのBGMメドレーでした。サントラが来るのが遅かったので、そんなに全部はわからなかったのが残念です。ですが演出が良く本当にクラブのようでしたね。ドラマダはサントラはED曲がアレンジだったりライブではBFMがアレンジだったりするので、オリジナルED&アレンジBGM抱き合わせCDでも出てきそうだなと思います。うーん。や、出すんでしょうね。

で、BGMメドレーの後はキャラ別バッドEDの補足から始まります。ボイス付きでとにかく萌えのてんこ盛りなのでキャラ萌えをしているならなるべくご覧になることをお勧めします!私の感想もキャラ語りばっかになってしまいました。

・feel your noise
ノイズが横たわっているスチルが表示されて、見慣れたスチルも大きな画面で見るとまた圧巻でしたね。そこからノイズの言葉がはじまったのでした。しばらくして新録って気付きましたよ。「もうやめてもいい?」の言葉、プレイ中は最後のほうになるまでノイズの言葉だって気付かなくて、気付いたあとプレイするとまた一味違いますよね。それまで無機質だった声も最後に「もうやめても、いい?」の一言のニュアンスが違っていて、うおおおって思いました。雑音だらけのノイズの世界ではノイズ自身の姿は黒く塗りつぶされているんですよね。それが蒼葉と一緒のスチルになると一層顕著でした。恥ずかしい話なんですけど、ノイズの思う疑問て私もよく感じていて、「皆と見ている世界一緒なのかな?」ってもうしょっちゅうしょっちゅう思ってしまう。見ている世界が一緒でも感じ方がただ違うだけで人は孤独になるんだなーってノイズみてて心底思いました。むしろ見ている世界が同じだからこそ感じ方が違うと疎外感が増幅されるのかな。

・Sandy Weeds

ミンクさんがデレること、つまりミンデレに会場が震えた。家族や友達のことも語っていたので、ミンクさん寡黙だしニヒルだけど昔はきっと普通だったんかな、って思いました。「お前を悪魔から守ろう」って、蒼葉を守ろうとしていたんですね。ミンクさん・・・。「特別な存在」とか・・・その・・・聞いているこっちが照れますから////。すごいいいデレっぷりだった。ゲームでもデレてくださいよ。最後は煽られた炎に画面が燃やされ、曲のタイトルが表示されてました。業火に焼き尽くされてもずっと一緒なんですね。萌えました。VERTUEUX氏がミンクだミンクだってコメで言われていたのは、キャラの顔のついたバッヂをつけていた(!)からなんですね。いや、キャラもののアイテムってファンであってもつけるのに勇気いるのにえらいな、優しいな・・・そしてタイアップの力の巨大さに思いを馳せてしまうのでした。

・Immer Sie

蒼葉の閉じ込められている鉄格子から始まって、ひってなった。そこから聞こえたクリアの声色のあまりの差にひいぃってなりました。人間になれないことに絶望しているのが、伝わってくる。妙に明るくて冷めていて、クリアにもこういう面があるのがとても嬉しいんですけど、私はまだうまく消化できていなくてもて余しているのです。こっちに振られると難しい。
で、バッドEDの先というのは想像するにも明るい話になんかならなくて、クリアのバッドEDの蒼葉はもう四肢は失われ目も抉り出されているんだろうなという状態なので想像するにも辛いのでなるべく考えないようにしているんですが、それでも今回ので、蒼葉の傍にいられるクリアは幸せだったんだなってすごくすごく思いました。見ているこっちは辛いし可哀想だと思っていたんですけれど、諦めてしまったクリアにとっては最良だったんだなと。
曲に入る瞬間は、瞼を閉じるように上下から黒い空間が重なったんですが、あれは誰の瞼が閉じたのかなあと考えてしまいます。プレイヤの瞼なのか、それともすでに目を抉り出されてしまった蒼葉の心が閉じてしまったのかと色々考えてしまいます。いずれにせよ、もうプレイヤが関与できない2人だけの世界に落ちていったっていうことで、とても、とても寂しくてでも萌えました!!

・Tears
紅雀の襖の前に赤い華が散っていてとても美しい。綺麗でした。まさに散るだけの華だなーてぼんやり思っていました。不幸の最中にいた紅雀にとって蒼葉がものすごい支えだったんですね。うーんさすがこじらせて髪結いになったり長髪の女と付き合うだけはある。にしても小さい2人のスチル可愛すぎた・・・。最後は白葉様と狂雀のスチルが映され、最後に「バタン」と音を立てて2人の姿が見えなくなるのは、開けられていった紅雀の心が閉じられてしまったということなんでしょうかね。いずれにせよとても突き放された感じがして、やっぱり萌えました。歌詞としてはこの曲が一番好きなのかな。日本語わかりやすいってのもあるんでしょうけど(笑)、二度と会えないけど傍にいる、傍に居るけど何も聞こえないってもう破滅しかないんですけれどこれはちょっと愛じゃないですか。破滅してでも傍にいたいっていいなあ、幻想だなあって思います。

・MASCULINE DEVIL
ウイトリ枠ないかと思っていたので(すみません)、出てきた時びっくりしたー!ないわけないのに笑。しかしプラチナジェイルの背景の次はベッドルームだしね。ちょっとエロすぎます自重してください。って感じです。3Pスチルもトリミングして出てきたけど、はらはらしましたわ。これについては感想・2で色々書きました。「弱っているから捕まえてくれってね」ってすごい台詞だ。それにしてもこの2人は何ゆえ蒼葉に執着しているのかしら。派生きてくださいお願いします!

・de SLASH

蓮の思いというのは、自身の存在意義を蒼葉と自分に問いかけ、間違えてしまう時にわかるんですね。蓮はもともと蒼葉の一部だったので、本来分離していることはおかしい。だから1つになりたい。っていう思い。(それによる精神的カニバ)でも、境目をなくしていっそ1つになれたらって恋愛の常套句じゃないですか。こういう意味のかけ方があったんだなと最近気付きました。Immer SieとかTearsみたいなしっとり曲も、PARAMIDIAやMASCULINE DEVILみたいなご機嫌でサイケな曲も好きなんですけど、ドラマダで一番好きな曲はどれと聞かれたらde SLASHかもしれないと思ってしまうくらいこの曲が好きです。何ででしょうね。疾走感あるアルペジオがぐるぐる回っている様と、一瞬息が詰まるようなメロディが好きなのかなーと思うんですが、とにもかくにもこの曲が流れるとなんかとっても興奮してしまうのです。PV2で使われた時、なんかはっとしたからかな。なんか違う!って。

などなど、バッドEDだらけでした。気分は重くなるんですがそれ以上の萌えがすごかった。自論なんですが、夢も希望も未来もないけれど相手への思いがあるっていうのはものすごく純度の高い恋だって思うんです。正しくは思いこんで純度の高い恋の正当性を自分の中で担保してたいってだけなんですが(汗)希望とかを打算とか言っちゃいけないんだけど、そういう先のこととか現実的なことを考えないまま思い続けるって最高の恋ですよね、愚か過ぎて。身を滅ぼすしかないって、夢みたい。つか夢だった。
今まではバッドEDがあるからこそハッピーEDが輝くみたいな気持ちだったんですが、バッドEDってものすごく萌えますね。また、バッドEDの曲がどうしようもなくラブソングで、愛に溢れてて聞いてて心臓がきゅーってなります!答えを間違った時こそ本音が見えるってことなのかなあ。何せよ数々のボイスや映像を残しておけないのは非常に勿体無い。会場の人とニコ生だけだなんて勿体無さ過ぎる。どこかで使われるんですかね?
で、そんなこんなでアンコールの後ライムフィールド。そして過去3作のタイトルが表示される。

○再び、咎狗、Lamento、Sweet poolのターン
STILL、讃えし闘いの詩、Miracles Mayの3曲が披露されました。こう考えるとかなこ嬢は恐ろしいくらいたくさん曲を歌っているんですね。いっぱい聞いたな~。確かに1回のライブじゃ足りないですね。どうでもいいけどスイプの時、あまりにも上屋先生の姿が映らなかった気が・・・。上屋先生好きなんですけど(ルート探した)、何で?笑いを誘うから?

・再び、ドラマダボイスドラマ

しんみりさせた後、一気にコミカルな感じに。ドラマダメインキャラのボイスドラマに戻ります。蒼葉の言葉からそろそろ終わりなのが示唆されるので、当然「えー」ですよね。しかしほんと可愛い奴らだなー。蒼葉がナチュラルに取り合いになっています。ノイズが手を握った音で興奮、クリアも参戦、紅雀が露骨に嫉妬、ミンクさんは見えないところでいちゃいちゃしてんのかな。そして最後は蓮が占める。ぽわぽわに勝てない攻略対象達。しょ、しょうがないでしょ!

・PARAMIDIA/Only finally there is the free end

PARAMIDIAが最後かと思っていたんですけど、先だったんですね。最後は共通グッドEDの曲で締められました。あまりに綺麗であまりに美しくそして無駄のない幕引きにちょっとポカーンしてしまった。「もう終わり?」みたいな。たいていは最後にアーティストが集まって礼とかするんですけど、それさえも、ない。手前のスクリーンが下りてきて、奥のスクリーンに最後に映されていたスチルが、冒頭に蒼葉が電話を受けているスチルだったのです。それで、なんか「最初に戻る」って感じがすごいしました。あれは何を意味していたのか含みの終わり方だと思いました。円陣スチルやオーバルタワー崩壊のほうがよりグランドエンドらしいのに、何故最後に蒼葉の日常の姿?っていう。日常に戻らなければならないよって意味だとしたら厳しくて泣きますが納得!なんだろう、「Dramatical Murderは蒼葉のための物語だよ」って意味でしょうか?


●終演~解散

○再びウイトリ
夜道~のくだりは良かったな。「辻斬り」とか「神隠し」とか。こういう挑発的な言葉が聞けるのはBLゲならではですよね。プレイヤがほんとにモブでいいなー。こちらも綺麗な締め方で、ほんと、アンコールする暇もなかった笑。良かったですけどね。

○打ち上げ
キラナイ直後はノイズにあやかってピザとパスタで打ち上げしていました!彼の好物である謎のドイツ語料理は一体どんなんだろう・・・。
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○帰路
打ち上げ後に壮大に襲う眠気・・・。私たちそう言えば疲れていたね、そうでしたねと自覚させられました。それほどまでに演奏中と打ち上げ中はなんか夢中でハイテンションでとても気持ちが良かったのです。そして次の日も打ち上げしていた。オールした参加者もいたらしいし、皆、楽しい時間を引き延ばしたいんだなって嬉しくなった(おい)

感想・1はここで終わります。お付き合いくださりありがとうございました。感想・2では感じたことを色々書いてみましたのでよろしければ↓からどうぞです。

<参考リンク>
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 感想・2
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-323.html
・THE CHiRAL NIGHT -Dive into ​DMMd- 序
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-320.html
・キラルコラボ Queen Dolce/アニメイトカフェ
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-302.html
・DRAMAtical Murder 感想
 http://hatonocco.blog106.fc2.com/blog-entry-295.html
2012.05.13.Sun

THE CHiRAL NIGHT -Dive into DMMd- 序

キラナイの感想でーすってしたいんですが、ちょっとまた萌えで色々脳内をクラッシュされてしまったのでもう少しお待ちいただけますでしょうか。もうすっごく楽しくって萌えすぎて我を失って興奮していまだに夢見心地で、色々考えていたんですが細部の記憶が曖昧すぎるので、ニコ生を見返してからちょっと真面目に書きたいなと思っております。

くそどうでもいい私のキラナイ経歴を申し上げますと、CHiRALとnitroが分かれる前のニトロスーパーソニックに一度参加しておりまして、その時の日記が実はこのブログに隠されているんですがあまりにはしゃいでいて恥ずかしくて未公開にしています(見つけたとき吹いたし悶えた)その後THE CHiRAL NIGHT ZEROという親会社から分離したライブイベントのアンコール版に参加しました(当時申し込みが殺到しすぎてアンコールしてくれた)。その後、5周年のキラナイに参加しています。TOKYO DOME CITY HALLだったんですが、2階席の一番前の真ん中といういい席だった記憶があります。1階に様子が冷静に見れたなあ。そしてその時もらったアリス×クロスというカードゲームのナイトウくん特別バージョンを財布に忍ばせているという。いやだって好みなんだもん。ナイトウくん主人公のBLゲはよ・・・!
それはいい。
そんなこんなでDive into DMMdしてきたわけですが、とりあえず一言で感想を述べるならばドラマダのキャラ萌えでしたね。ですので、ドラマダでキャラ萌えしててキラナイってどうなの?歌ばっかりじゃないの?と思う方は是非2000円を払ってくるのがいいんじゃないかと思います。5月末までらしいので。
はー。なんかいまだに夢心地で胡蝶の夢ってかんじで、こっち(現実)が夢だったらどんなにいいか・・・。と無駄に葛藤しています。そんな風にいつまでも夢に浸っているのも、今回変わった構成と演出に拠る所があるんですが、それはまたちゃんと書きたいと思います。

と、いうわけでもうちょっと待っててください!いや誰も待ってない気がするが、私はこの気持ちを残しておきたいのです!だって夢はいつか現実に塗りつぶされてしまうから、今ここで残しておかないとダメなんだって思うから!!

とりあえずトリップはずるいな、ね、ほんとずるいよね。この会話が2日間で10回くらいループしたなー。しみじみ。

ではちょっと書いて&確認してきます~。
萌えている時のエントリは浮き足立っててだめだなんかノリというかキャラが変わってしまう。
2012.04.27.Fri

劇団四季 オペラ座の怪人/インカ帝国展

わー。下の記事に拍手ありがとうございます。しかも、コメント返すリソースないと書いたせいか、コメントはまったくなしで・・・。
お気遣いありがとうございます、なんか嬉しいやら申し訳ないやら。
コメントっていうのはコメント欄のことで、拍手コメントは引き続きお待ちしておりますので何かありましたら落としていってくださいませ^^
って誘い受けすると印象が落ちるのは何故なんだぜ。
しかし拍手というのは、なんか興味の指標になっていて面白いですね。最近はまたドラマダの記事に拍手が入ったりするので、作品が注目されているんだなって感じる。

・劇団四季 オペラ座の怪人
見てきました。この作品も長いですよね。
いわゆる三角関係ものなんですが、クリスティーヌがあんま好きになれず怪人かわいそう!!な気分で見てしまうので、お話に対する感想はあんまないです。映画を見た時も、「この真ん中の女が死・・・いなくなればいいんじゃないかな」って思ってしまった。というか私は真ん中の女子じゃなくて絶対寝取られる男子の立場になってしまうんですが。いやむしろそれに野次を入れる客の立場でしょうか。好き勝手言えるから。とりあえずそれはいいとして。
お話がねーとか言いつつも、やはり舞台装置・衣装・音楽・演出は素晴らしいですよね。いいなと思ったのは導入と終わりの部分。
導入は静かなオークションのシーンでオペラ座にはかつて怪人がいたという逸話が語られ、修理されたシャンデリアが天井に昇っていく・・・という迫力のある始まり方(しかもシャンデリアがめっちゃ目の前)。終わり方は、クリスティーヌの手を離した怪人が椅子に座り布で身を隠したところに、探検家(?)が訪れ、布を外したら仮面だけが残っていた、という非常に余韻がありました。哀切感漂う寂しいお話ですので、全体的に余韻が素晴らしかったと思う。
で、汐留で見たので、小さいながら奥行のある舞台がすごい。次々変わっていくのです。衣装のはや替えもすごいしなー。チケット代は高いけど無理もない、とも思ってしまうのでした。好きな登場人物というのはいなかったけど、バレエの先生の真っ黒な衣装が良かったな、いかにも先生むしろガヴァネスという感じで萌えた。
劇団四季をたくさん見ているわけではないんですが、今の所「Wicked」が一番好きです。あの作品はADVゲームで例えると真相ルート、ですよね。オズの魔法使いという本編を全てクリアしたあとに、「Wickedルート解放」って出てくる感じの。物語の裏側がわかり、登場人物の印象も変わりしかもドラマチックだなんて素晴らしいなと感動したのです。それがしかも男女の恋愛がメインじゃなくて、女同士の友情によって成り立っていたというのが良いんです。2人が永遠の別離をするシーンで流れる「For good」という曲の歌詞が素晴らしくて感動したのですが、「もっといい結末があったかもしれないと誰かが言うけれど、あなたに会えて私はいい方向に変われた」という内容なのです。こういうこと書くといい加減にしろ腐女子と思われそうなんですけど、BLに似た人間同士の永遠の絆に近いものを感じたのですよ。道が別たれてもあなたと過ごした時間は大切なもので、ずっと友達ってやっぱ永遠を感じる・・・。永遠の愛とか恋とかよくここに書くんですけど、別れたり壊れたり目の前から消えるものほどなんで永遠を感じてしまうんでしょうね?なんで丸く収まってケッコンしました死ぬまで一緒に暮らしましたって言われると、あまりロマンチックじゃないんでしょう。不思議。

・インカ帝国展
雨の日の平日は穴場だろ!って思ったんですけど会場があんま広くないせいかやっぱり混雑がすごかった気が。それでも公式サイトの混雑予想を見ると「やや混雑(混雑レベル1)」なんですよね。だとすると休日の混雑とかコミケみたいな感じなんだろうかゴクリ。
何で行ったかというとやはりミイラが見たかったから。見たのは久々なんですけど、見れて良かったです。子供の頃、なんかやっぱりそういうのに興味あってミイラの作り方とかよく調べていましたね。子供心に一番驚いたのは「鼻の穴から脳髄を引っ張り出す」っていうので、鼻の穴から脳みそ引っ張り出せるのかすごい!でも途中でブチって切れたりしない?って思った。そしてミイラって生前に関わりあるものを持たせることが多いんですが、私がミイラになるとしたらPCとかADVゲーム抱えさせられるのか・・・と想像し、現在にミイラ制度がなくて良かったなと真面目に思ったのでした。うっかり見つかったら未来の博物館にオタバレさせながら展示されてしまう!そんなバカなことばっかり考えていたわけではありませんですよっ。ミイラは4~5体あって、ちゃんと眼球とか歯が残っててすごいなーと思いました。
あと、「キープ」という結び目の位置で数を表したりする伝言代わりの紐ってあれはなんかプログラムに通じる考え方ですよね。プログラムというかそろばんだろうか。文字がなかったというけれど、考えていることは結構同じなんだなー。とか。マチュピチュの3Dシアターは、面白いしすごいんですけど別になくても良かったような。一遍に大勢の人数を納められるから入れたんだろうか・・・と邪推してしまう。混雑すごそうですもんね。それ用の対策かしら。
常設展示も見れるのでうろうろしてみたんですが、やっぱり広かったです。上野博物館って古いんですけど凝っていて、恐竜の展示とか海洋生物が天井から下がっているのとかやっぱりわくわくするというか。水族館でも思うんですが、でっかい海洋生物が頭の上にいるってファンタジーで好きだなーと思います。あと動物の剥製があるので、「獣を総べる者ごっこ」とかできていいですね!一気に大量の生物の見本が見れるので軽く神様になった気分になる。しかしながら私はやっぱりガジェットというか道具が好きなようで、和時計とかエレキテルとか計算機とか望遠鏡とかテレビとか顕微鏡が非常に良かった。一番最初の頃の計算機とか、タンスなのかってくらい大きくて、しかも機織りみたいなのが大量に並んでいて、がっちゃんがっちゃん音がするのかなあとか、テレビの始祖って丸い画面だったんだなとか面白かったです。

帰りは1人でカフェでぼんやりしていたんですけど、解放感というか安心感がすごかった。1人で居たいときは考えたいときってつり球で言ってたんですけど、別に特に考えることもないはずなんだけどと不思議な感じだったなーと。空白の時間ってもったいないと思うんですけど、それがないのも辛いのでしょうかね。ぐぬぬ
2012.01.20.Fri

美術いろいろ

美術関連のことについて書いていなかった・・・
ここに書いたものは除き、いくつか行ったものはこんな感じ。

・古代ギリシャ展
彫刻が中心だった気がします。なんか人が多かった記憶しかないという・・・
「ギリシャ展」
 http://www.nmwa.go.jp/jp/exhibitions/body201107.html

・ドラクエ展
友達と行きました。なぜなら途中で竜退治というドラクエごっこをさせられるからです笑
別に1人でもやれないことはないんですが、騒ぎたいという(笑)
鳥山明の原画がとっても小さかったのが印象的。おそらくピグマ?のような、つけペンではない画材で描いているからなんですね。あとは開発時の仕様書のファイルやテーマ曲のレコード、広告など。
社会人男性が多く来ていました。こういったゲーム系の展示は増えてほしいものですね。
「ドラクエ展」
 http://www.dq25ten.jp/

・トゥールーズ・ロートレック展
「風景画書いたけどつまんなかったわww人物画オモシロスww」という姿勢がストレートに伝わってくるのが面白かった。ですよねわかります。絵から伝わってきたというか。
娼婦やスターを愛しその姿を美化せずに描き愛された、というけれど・・・。描かれるほうはもうちょっと美化してほしかったのではないかと思う(笑)ちょっとー!もっと美人に書いてよ!って絶対言われただろうな。
「トゥールーズ・ロートレック展」
 http://mimt.jp/lautrec2011/

・没後150年 歌川国芳展
最近はめちゃ混んでいるらしいー。確かに混んでいました。皆そんなに邦芳が好きなのか。
っていうより、立地の良さと絵のキャッチーさ面白さがいいんでしょうね。
今でいう漫画絵に近い・・・と思う。それだけではもちろんないんですけど。
「俺って歌川広重の弟子だけど、北斎先生マジ神絵師だと思う」っていうのに笑いました。ですよね。そんなもんですよね。そしてそれが絵から伝わってくるのもね(笑)
「没後150年 歌川国芳展」
 http://kuniyoshi.exhn.jp/

・東海道五十三次
あまり興味はなかったのですが、面白かった。
日本橋からスタートしてゴールの京都までひたすら歩いていきます。絵の中の人物と共に自分も旅している気分が味わえるので面白いし、疲れる(笑)殿様も犬も旅したって本当なんでしょうかね。犬は、行けない主人の代わりに旅ゆく人に助けられながら行ったらしいんですけど・・・。あと子供だけとか。東海道次だからと言えば家出しても怒られないんだとか・・・
「殿様も犬も旅した 広重・東海道五拾三次-保永堂版・隷書版を中心に」
 http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/11vol06/index.html


で、こうやって美術関連のことをつらつら書くと情報の出所はどこだみたいに聞かれ・・・すいません聞かれはしないんですけど、参考にしているサイトをおいていきますね。

・青い日記帳(たけさん)
 http://bluediary2.jugem.jp/
美術関連でグーグル先生に聞くと必ず上位に紹介される美術系カリスマブログ(と勝手に思っています)
公開直前の展示や美術系のイベント、果てはインタビュー記事や書籍まで。
私が行っている展示のほぼすべてこちらを参考にさせていただいております。
何をされている方なのでしょう。チケットプレゼントもしているし、美術関係に近いのかなあ・・・?
美術だからちょっと難しいとか敷居が高いかなと思われるかもしれませんが、twitterを覗くと鋼の錬金術師やエヴァについてのツイートもしていらっしゃるので、オタク的に安心できます(すみません)

・インターネットミュージアム
 http://www.museum.or.jp/
展示会の情報とか調べられるサイト。おすすめ美術館のランキングとかもあります。

美術も美術で美術関連ブログがあり、コミュニティが存在しているようです。
世の中には面白いことがたくさんです。よね。
ここで今年もたくさん行くぞーとか宣言できればいいんですが、まだよくわかんないので、行けるだけ行きますって言っておこう^^;
2011.11.20.Sun

Live 5pb.と、オタ芸の不思議

Live 5pb.に行ってきましたのでさらっと。あ、2日目のほうです。乙女じゃないほうです。ごめんね閲覧者の8割くらいを占める乙女の方たち・・・。
5時間を越す長丁場でした。4時間越すとは書いてあったけどマジで・・・。すごいですねー。
科学ADVチームが見たくて行ったので、また潜入捜査みたいな感覚でした。冒険じゃった(体力的に)
良かったことといえば、シュタゲの曲がいっぱい聞けた!(^ω^) ってことや
科学ADVチームのドラマが非常にメタで面白かったことや
なんとあと「ゆずれない願い」が生で聞けたことなどあるんですけど
(本当にオタクが喜ぶことをやってくれますな)
オタ芸に関して色々疑問点とか出てきて、そっちの意味でもまた興味が沸いたというか
そこに潜む願望とかそれでしか解消できない思いって何なのだろう?とか考える材料が出来ました。

また残念なマナーの愚痴からなんですけど、今回も隣がおともだち同士で来ている子たちで、
曲の途中におしゃべりをしちゃってて、またか_ノ乙(、ン、)_みたいな。
へんな話、今回は思い入れがすごいとかじゃなかったのでもういーやほっとけと思ったら
前の席の方が注意されて、そしたら黙っていましたね・・・。
そのあとも曲以外のときに私のすぐ隣の子がきっと5pb.作品に詳しくて、その隣の子に色々教えていたようなので
きっとあまり詳しくない友達にも楽しく過ごしてほしくておしゃべりしちゃったんですかね。
なんかえらそうなこと書いちゃいますけど、今の子って本当にお友達に優しくて大切にしてて
自分のことわかってほしいだけなんだろうなっていう・・・。
でもそんなにわかってほしけりゃ先に予習CDでも渡してカラオケでも行ってやれよとか思ってしまった。
人が演奏したり歌を歌ったり演技しているときにしゃべるのって本当に失礼でそれがいやで私泣いた経験があるんですけれど(自分がやられたわけではないですが)、そういうのを身に着けないで体だけ大きくなっちゃって、可哀想だなと思いました(上から目線)
人間ってやっぱり動物ですから、教えてもらわなければしつけてもらわなければわからないことってたくさんあって、そしてそれがちゃんと身につく限界の年齢ってありますからね。大人になって困るとはそういうことかと。
あとオタ芸、なんですが、普通のオタ芸っていうんですか、皆で何故か揃ってやれるあれはきっと一体感があって気持ちいいし楽しいからやるんだろうなっていうのはノンケの私でも理解できるんですが
1人で隣の人が迷惑になるほど違う動きをしているのは、あれは何が理由なんでしょうか。
察するに目立ちたいのかな?っていうのが仮説なんですが、しかし客席で目立って何かいいことでもあるのかなとか考えたんですが、目だっていればキャストの目に留まるのかなーという希望なんでしょうか。
しかし、学芸会に出た人ならわかると思うんですけど、明るい舞台から見る客席って本当に真っ暗で、顔とか見えてないと思うんですよね。「皆楽しんでるー?」とか言ってても、個人を認識してるわけじゃないと思うんですけど・・・。
謎でした。っていうか隣の人がとってもとっても気の毒で、あとこう言ってはなんですが目障りでした・・・。
音楽を楽しむスタイルは人それぞれなのでそれに文句をつけてはいけないんですが、あれは迷惑行為でつまみだされてもしょうがないのでは・・・?というレベルでした。隣にいなくて良かったとか思ってしまうくらいに。
うーむ。
そんな残念な部分もありけり。
あと、思ったのは、男性向けのライブのコール(これをオタ芸の一種に分類していいかよくわからないのですが)が入ると、全部そのコールの色に染まるんだなーと。
だからミンゴスの歌う曲もいとうかなこの歌う曲もnaoの歌う曲も、それぞれ個性があるはずなのに全部同じコールの色に染まるなーって思いました。これは多分私が区別を認識する能力が劣っているだけということなのでしょうが。
それが勿体ない気がしてしまう私は、あんま男性向けの音楽イベントには向いてないのかな、と今回で学習できたのでよかったかなあと。あれはもう文化ですしねー。そういうものかと・・・。
私は楽しみ方がクラシックなんでしょうね。音楽の世界に浸りたいけど関与はしたくない!っていう。浸るのは好きです。すごく。

あ、科学ADVチーム以外で面白いなと思ったのはアフィリアサーガイーストです。多分、これも個別に認識してないからなんでしょうけど、大勢の塊として振り付けとか音楽が面白い・・・。すごく楽しめました!!
歌が一番上手いのは田村直美さんでしたね^^;これは多分キャリアや場数の差なんでしょうけど、この方をトリにして正解です。誰もこの方のあとには歌いたくないでしょう。レベルが違いすぎる。
それにしても、歌、特に電波ソングを上手に歌うってすんごくすんごくすんごおおおおおく難しいんだろうなと思いました。正直聞き苦しいシーンのほうが多く、歌っている方も笑顔であっても声に余裕はなく、あれは本当に技術がいりますし、そう考えるとモモーイすごいなって思いました(真顔)
そんな方々もこのまま負けずに歌い続ければ田村直美さんのようになれるのかもしれませんけど、大変だろうなあ。歌うのをやめない!って意志がなければなんとも。

なんかしみじみしちゃいました。
男女比は9:1くらい?かな?女子トイレがのびのび使えました。テニミュやオトメイトパーティのときはあんなに焦ったというのに。すごい差でした。あと待ち時間でめいこいのCMとか流れてて、CMは男女分けてないんかい、とつっこみしたくなって下を向いていました。
大画面でスカゼのCM見れたのは良かったですけど、ちょっときまずいよ笑!!

そんなこんなで、良くも悪くも勉強になったというか。色々考えるネタは尽きないなーと。
さっき記載した客席で目立ちたいと思う願望の謎とか、アイドル(神様)に近づきたいという気持ちの不思議とかにょろにょろ考えて行きたいなと。これは客の立場で頑張っても絶対に報われない願いとは思うんですが、やってる人にとってはきっとゆずれない願いなんですよ。
あ、ゆずれない願いって、とても大人っぽくて重い歌詞だったんだなっていうも感じました。
大人になってやっと意味が理解できた気がする。

ライブに関係ないことが8割占めましたね。ざんねん!
2011.11.06.Sun

志倉千代丸氏トークイベント/感じる服 考える服:東京ファッションの現在形

アルカナファミリアは3名くらい攻略したのかな・・・?中の人です。
まとめて感想を書くことになりそな感じ。
それはまた別記事で、なんですが、今日は志倉千代丸氏トークイベントと感じる服考える服というデザインの展示に行きましたよ。

●志倉千代丸氏トークイベント
面白かったです。満足!一度ちゃんと動いているところが見たかったんです!
大事なのはそこじゃなくて、
シュタゲは煮詰まっていた私の頭を殴ってくれたとても感謝すべき作品なので、それを考えた人はどんな人なんだろうかと純粋に疑問だったというか、興味があったというか、そんな感じ。
これはどう書けばいいのかとかなり悩んだのですが。手元にはびっちり書いたメモがあるのですが。
おそらく今後どこかでちゃんとした記事になるだろうし、2ちゃんまとめサイトで誰かが書いてくれそうかなと思うので詳しく書くのは避けます。私の発言ではないし、タイトルにしちゃってるからググるとこのブログ出てきちゃって怒られるような事態は避けたい・・・ので_ノ乙(、ン、)_
トークイベントで触れられた話題はすでに出ている情報とかインタビューに被る部分も多いので、ファミ通ドットコムとかで調べればいくつかは出てくるかと思います。
面白いな、と思ったいくつかのことは。
・「タイムマシンで過去に行けるようになったら何をする?」という回答に、「PS3と360を持ってSONYとMSに自分が開発者だって言っておしかける」っていうのでした・・・。成功をものにしたいとかそういうことなのだろうか。
・「シュタゲの企画書をNitro+に持っていきプレゼンしたら6時間かかった。そして自分の企画書にはどんでん返しが含まれているから決して先にめくらないよう注意した」とか。
・「自分はリアリストだからファンタジーがきらい。ファンタジーで描かれる死は軽い。人1人の命を軽く描くとつまらなくなる」とか。
・「少なくともおおきな伏線は回収しないと嫌」とか。
・「超高速のニュートリノが発見されたけど、自分は否定派。自論ではタイムマシンで未来にはいけない。でも過去にはいける。そこでDメールを考えた」とか。
・「最初の案では人工衛星が突き刺さっていたのはラジオ会館ではなくオノデン」とか。すごい情報のようなどうでもいい情報のような。や、すごいのか。
・「カオスヘッドには没タイトル案が色々あったけど、シュタインズゲートにはない。最初からシュタインズゲート」とか
・「科学ADVシリーズは”事象を科学で解明したい”という欲求から生まれた」とか
・「科学ADVシリーズは少なくとも4弾までは出す。全て繋がっていることを念頭に製作している」とか
あとは創作や音楽を作るにあたりどういったことを念頭においているかとか、ためになることも仰っていました。
これ以上書くと私が機関に消されそうなので辞めます(汗)
聞いてて思ったのは、思った通り(笑)夢のある理屈っぽい人だなあということでした。つまりオタクと。エンタメ型の男の子のオタクってこんな感じだろうか・・・。みたいな。ただ、やっぱりエンタメ業界の会社の社長なのでバランス感覚とか時代の流れとか社会の流れにはかなり敏感そうだと感じました。2面性を感じました。あとは、なんとなあく、独身でいらっしゃるままのほうが幸せかもしれないなあとか。余計なことも考えました。女性の、あの「共感性を求める会話」とか耐えられないんじゃないのかなー。大人だから耐える振りはいくらでもしてそうですが・・・。
などなど、色々考えました。とりあえず楽しかった。いやー、応募してみるもんですな。当たってラッキーでした。
会場の男女比は7:3程度。

●感じる服 考える服:東京ファッションの現在形
んで、次はがらりとスイーツ臭漂う展示会に行って見ました。最近はこういう落差が激しいことをしている。
タイトルの通りファッションがテーマの展示会ですので、デザイン系服飾系の若いお嬢さんが多い感じでした。さっきまで男オタクの群れにいたので、なんか世界線を移動した気分に・・・(すぐに浸る)
見ているときは「スイーツだなリア充だな。男の子は女の子のこういうサブカルな可愛さを可愛いと認識できんだろうな。にしても奇抜なファッションは厨二的だな」とか思っていたんですが、実際には現代のファッションの先端を社会的に風刺批判する、という内容だったのです。調べておけと。すみません・・・。というわけで結構社会派です。例えば今、大量生産されている洋服のサイズは本当に適切なのか?ブームを追いかけるように消費されていく洋服たちの行く末は?加工されていく動物の皮や命の意味は?などなど。本来はそういう見方をすべきでした。
まあでも展示されているのは女性が着る(と想定された)服ばかりなので、可愛いですしやはり乙女チック。
「花嫁のおすそわけ」とかちょっとカーっとなるタイトルの作品とかとか。乙女にはいんじゃないでしょうか。恥ずかしい。
しかし何故でしょう、私の勝手な思い込みなんですが女の子向けのメルヘンには何ゆえ少し毒が含まれるんでしょうか。なんかどの展示も毒っぽいんですよね。それも女の子が喜ぶようなデザインで毒が含まれているのです。でもアナスイとかマジョリカマジョルカとか、毒のあるデザインって女の子に愛されているから、なんか琴線に触れるものがあるということなのでしょうね。劇団イヌカレーとか。あれは違うか?

という具合に、自分的には一日で男の子の見る厨二と女の子の見る厨二を一気に味わった気分でした。満足です。
私もたいがい理屈っぽいですが、本当のオタクはこんなもんじゃないな、っていうのと
私もたいがい乙女的な思想を持ちますが、本物の乙女はこんなもんじゃないな、っていうのと
その時その時で上手く使い分けられればベストなんだろうか、とか色々考えた感じです。
男の子は夢見がちと女の子は夢見がちってその場その場で使い分けられますからね。
夢の種類が違うってことなのかなあ。
今日の日記はまとまりませんなー。結論が出る話じゃないですからね!すみません。

そしてToLOVEるダークネス3巻を買って帰りました。安定の癒し漫画でした。
ただエロいんではなく(そういう使い方もじゅうぶんできますが)
一話一話が非常に心温まる感じで終わっているのがToLOVEるのいいところですね。
視覚的にも話的にも癒しに徹しているなあと。そしてお話しもちょびちょび進んでいる?のか?
この漫画も原作者が女性なんですよね・・・。なのであんまキャラに入れ込んでなくてサービスに徹しているように、見える、のは気のせいでしょうか。
2011.08.29.Mon

Animelo Summer Live 2011 -rainbow- 8月28日(日)

にわかの力を発揮して、今度はノコノコとアニサマに行ってきました。
印象に残ったことなどを。

・音楽版コミックマーケット?
雰囲気的にはコレかなあと思いました。男:女=6:4くらいの割合でしたが・・・一人参加は少なく、固まったグループで参加している人が多かった印象。参加者は2万5000人だそうです。すごい。

・統一感のある、簡易なオタ芸?
オタ芸には明るくないんですが、2万5000人のコールが揃っていてそれだけで圧巻でした。皆一体どこで覚えてくるの何なの、って感じ。アーティストも色々なのに何故だか皆できている不思議。

・中の人は奈々様ファンに囲まれた。
場違いに200レベル(アリーナのちょっと上)に座ったところ、周囲は奈々様のハッピに身を包んだ男性ばかりでついにこんな所まで来ちまったか・・・と、冒険者のような、侵入者のような潜入捜査みたいな気持ちになりました。

・堀江由衣&水樹奈々
最初がこのお2人で、周囲がヒートアップしていました。

・栗林みな実
10周年だって言っていて、そういえば最近では歌手っていうよりアニソンシンガーを目指す人まで出てきているので時代は変わったなあと。昔は売れるために仕方なく興味ないアニメの主題歌を歌わされるアーティストが多かったのに、今ではわざわざアニソンシンガー目指したり、必死にタイアップを頼んだりしてんだろかなと。

・宮野真守
うたプリのOPを歌ってくれました。さすがに男性陣はちょっと休みモード。それでも盛り上がっていたと思います。MCらしいMCもなく2曲で退場。大人しいな。

・RO-KYU-BU!
ろうきゅーぶの振り付けを考えた振り付け師は天才ですね。素晴らしい!あの媚びっぷりはAKBを越えています。これ出てきたときはいくら若くて可愛いの集めたからってねえとか思っていましたが、大人気でした。問題なかった。とりあえず声が可愛いし振り付けは可愛いし皆足細いし、本当のところ「若くて可愛い声優さんに仕事選ぶ権利はないんだろうか」とかちょっと思ったけど、色んな意味で感動できたので、よし!!

・ミルキィホームズ
アニメの衣装を着て中の人が踊るという今まで皆が避けてきた道を体当たりで挑戦していて、なんだかちょっと痛々しくもあり頼もしくもあり・・・。振り付けも可愛いんだけどキレとかトメがないからあんま上手くないし衣装のせいでちっともきれいに見えないんですが、まあそんなことどうでもよくなるくらい人気で盛り上がって私も楽しんでいたので大丈夫です!

・いとうかなこ+志倉千代丸
オレのメインディッシュきた!ダイバージェンスメーターの演出かっこよすぎる死ぬるるるう!と思いました。しかし科学ADVチームはあわせて2曲のみ(´;ω;`)寂しい(´;ω;`)まあでも生きているうちに動いてる千代丸王子が見れてよかった。Ust見てても思うけど、ちょっと小心者っぽいんだよね。だからオタクに人気なんだろうな。

・谷山紀章&宮野真守
デュラララ!の主題歌を歌ってくれていました。びっくりした。でも、これなら女の子喜ぶね。これのあとの休憩でトイレ並んでいたときに前の女の子が「きーやんとまものコラボがあったよ!」って携帯に打ち込んでいたので可愛かったです。覗いてすみませんでした・・・

・堀江由衣
この人も役者なんだろうなあ。すごい可愛いし気を使っているのがわかりました。彼女がラジオでデビューした頃から知っているのでなんか感慨深い。

・石川智晶
不完全燃焼もえた。

・JAM Project
一番最年長のグループが一番パワフルですね。この人たちは何故声帯が衰えないのなんなのすごすぎるの。

・エリオをかまってちゃん
ニコニコっぽいつーかゼロ年代ぽいつーか。でも前座が長くて飽きました・・・

・GRANRODEO
最近はもうアニソンを歌っていないんだって。まあそうだろうなあ。しかしこっから一皮むけて歌手になるのも難しいんだろうな、とも思いました。

・Kalafina
最近は2回ほどライブにお邪魔しているのでなんかすごい落ち着いた。相変わらずの安定感。私の好きな2曲。良かったです。またライブ行こうかなあ。

・T.M.Revolution
アニサマに呼んで欲しいゲストナンバー1をとったらしいです。すごいね!BASARAの曲を歌ってくれました。声はとても安定していて上手でした。最初の頃はすんげー消えそうなキャラだったのに続けることをやめない職人気質の歌手だったんだろな。アリーナ席にいる女の子がすごいはしゃいでいて微笑ましかった。次で燃え尽きてたね。大人気でした。

・水樹奈々
トリは奈々様だった。女王の貫禄はすごかった。でももっとすごいのは会場の8割くらいは奈々様のファンなんじゃねーのって感じで、私の周囲の男性陣も超本気出していました。1曲ずっと飛び跳ねているって、おっかけは体力ないとできないな、と感心したというかゾっとしたというか。隣の席の方が奈々様の大ファンみたいでぶつかられたので、さすがにイラっときて奈々様ファンの方って全員じゃないけど0.1割くらいはぶつかってもあやまんないんですね!とか怒りの日記を書こうと思っていました。体力も尽きてきたし危ないから座っちゃったんですが、そしたら奈々様の番が終わったあとにぶつかってきたファンの方が「周りが見えていませんでした!すみません!」ってちゃんと謝ってきました。なんということでしょう。奈々様ファンの男性は紳士なのですね!!中の人ちょっと感動しました。そしてぼっちでのりきれていないのがバレたのか話題を振ってもらってしまいびみょうに嬉しいやら恥ずかしいやら、またアニサマ来てくださいねって声をかけてもらってしまい、小市民の心臓がキュっとしました。
そんなこんなです。

●まとめ
アニサマはもう7年目なんですって。すごいよねー。しかしながら常連っぽい人が多いので、初心者が行くにはちょっと敷居が高い印象を受けました。1人参加は寂しくもあったんですが、ちょっと雰囲気が特殊だったので、誰かをつき合わせて気まずい思いをさせずに済んだので1人参加が正解だったかも、とも思ってしまった。チケットも8500円オーバーだし、目当てのアーティストが半分以上いないと損をするし、楽しみきるには最新アニメやアーティストの知識が浅く広くないときつい。女性アーティスト目当てだと男性アーティストがつまらないし男性アーティストが目当てだと女性アーティストがつまらないんだろうなー。夏のライブらしく環境はそれなりに劣悪ですので、そういうのが楽しめないと難しいです。反面、入り込んで楽しみ方を覚えればとても思い出に残るイベントだろうなと思いました。
私的には、来年はもう少しよく考えて参加しようかな・・・って感じです。科学ADVチームが出るから参加したんですけど、たった2曲とは思ってなかったし。ぎりぎりになってkalafinaが参加してくれて救われたというか。音楽も声優もそれなりに好きなので想像よりは楽しめたけど
とりあえずシュタゲの曲が一気にどばーっと聞けるライブに参加したい。それには5pb.のイベントなんでしょうね。
2011.07.23.Sat

ミュージカル テニスの王子様

死ぬまでに一度はやってみたかったテニスの王子様観劇を達成しましたぞ!!
いやー、うん、なかなかでございました。
青学VS氷帝編でした。なんだか人気だそうですね?
先入観を持たないよう知識はつけずに行ったんですがそれがよかったようで新鮮な気持ちで楽しめました。
正直言ってかつぜつが悪すぎて何言ってんだかよくわからない場面もありましたが
キャラの気持ちは伝わってくるし曲はわかりやすいし
確かに他の企業や作品がこぞってまねしたがるのがよーくわかりました。
これを見てしまうと「漫画とミュージカルの相性ていいんですね!」と思いたくなる。
いやでもなかなかテニミュの真似は難しいと思うんですよ。
誰でも出来るわけじゃないなとも感じたのです。
テニスのキャラは格闘漫画ように必殺技とか戦闘スタイルみたいのが明確に決まっているし
キャラの関係も平たくいえば全員ライバルなので見ていて燃えるし萌えるよなーと。
テニスの知識が10年前くらいで止まっている私でも理解できるくらい
わかりやすく単純に面白く作られているわけです。
レギュラー争いとか見ていて胸が痛くなりますわ・・・
ダブルスで意外なキャラが組むとかね!原作通りの展開らしいんですが、私は知らないので新鮮でした。
しかしあんなにキャーキャー言いたくなるようなミュージカルなのに
乗り出したり騒いだりおしゃべりしちゃいけないなんて酷ですよね(笑)
騒ぎたいよなあ・・・あ、だから皆、DVD買うんですね。納得。
テニミュは友達とギャースカ騒ぎながら萌えポインツについて語り合うコンテンツですよね。
オタク女子が上映会やる気持ちが良くわかりました。
役者さんはよう知らないのですが、とりあえず越前リョーマ君がお歌も上手だし良く動くし
小さいのにオーラがあってすごいなと思いました。
ていうかちゃんと背が小さいのがすごいなと。
乾先輩もいいハマり役だったと思います。声も出ていた。つーか萌えた(オイ)
人気の氷帝キャラも面白い・・・っていうか氷帝は格好良いから人気のはずなのにすごいネタっぽくて。いやだから人気なのかなあ。
跡部様とかノンケにも知られている方ですよね。ある意味有名人。
で、見てから冷静に考えたんですが、知っている漫画のキャラクタが3次元になっていい演出でイケメンが揃っててすごいいいコンテンツに思えてきました。皆が破産する気持ちがちょっと理解できたかもしれない。
そして腐的にすごい美味しいなあとしみじみ感じました。掛け算しろってことですねわかります。

役者さんはオーディションに勝ち抜いた方々ですがまあまだまだ伸びしろのある感じで
めっちゃオーラがある!っていうのは素人の私にはさっぱりわかりませんでした。
よく動けるとか歌が他よりマシとかはそこそこわかるんですが。
だから、何が良いってきっと振り付けや演出や指導がすごいしっかりしているんだろうなというのが
正直な感想です。
普通のミュージカルに比べて衣装代はかかんないだろうしセットもびっくりするくらいシンプルで
ぶっちゃけ低予算なのではないと思ったんですが
それが気にならなくなるくらいのエンタテインメント性を強く感じました。

以上、初ミュの感想でした~!
油断せずにいこう!
2011.07.04.Mon

オトメイトパーティ2011

オトメイトパーティ2011に行って来ました。
なんか色々カルチャーショックでした。時代に乗り遅れていましたわたくし。

日曜夜のに行ったので取り扱っている作品は
薄桜鬼黎明録・華ヤカ哉我ガ一族・恋愛番長・ワンドオブフォーチュンです。
前半2つかプレイしたことありませんが、まあまあ問題なく大変楽しめました。
乙女イベントはネオロマンスが一番長いんですけれどそれを知っている方はアレが進化したものだと思っていただければ間違いないかなと思います。
箱はネオロマより小さいです。JCBホールなので。だからキャストがちょっと近く感じられますね。
客層は、オトメイトの客層を想像してください。みなまで書きません。
キャストは簡単に言うと今流行してる人~って思いました。豪華、なんだろうな。旬を感じるキャストだったと思います。
いろいろ内容。
・恋愛番長
番長たちが夏をどう涼しく過ごすか悩み、流しそうめんをやることに。
色々グダグダにはなったけど水も滴るいい男なんだぜって話。
・・・やばい2行で終わった。だが間違っていない。どっちかってーとギャグと面白ワード主体。ネタ中心。
・華ヤカ
夏の休日に、博様がはるに向けて恋文を書くことに。それにちょっかいを出す正勇雅。
華ヤカとは思えないギャグっぷりが大変楽しめました。雅様かわいい。だいさくはだいさくって感じでした。まあでも博のキャラとマッチしてていいかな。恋愛もそこそこに兄弟のじゃれあいがメシウマでした。
・ワンド
ワンドの世界には学校があって放送部があるんですか?その放送部にメインキャラからのお便りが届いて色々暴露されちゃうというお話でした。甘い台詞とテンションの高い進行とそれなりのオチで、シナリオ的にはこれが一番質が高かった気がする。ノエルって子がたいへんいじられ役で可愛いです。大トリだしおいしい。しかしこの世界の魔法が一体どんな役割しとるんじゃ。
・薄桜鬼
龍之介ふくむ新撰組の人々が不良在庫の石田散薬を売るために頑張る話。黎明録なので、千鶴の話題は出ず。ですが薄桜鬼はキャラがキケンな台詞を言ったりするとお客さんが喜ぶ傾向にあるみたいで、問題なさそうでした。関智がちょっと控えめというかどうしたらいいもんか迷っている感じでしたね。主につっこみっていうか受けだった。
・メロきゅんワード
ユーザーから募集した台詞をキャストが読むという非常に、非常にひっじょおおおおおおに合理的かつサービス精神の利いた企画。スゲー。たしかにこりゃ聞きたいですね。誰が何を言うかはくじびきでランダム。ワンドにまわらないという偏った展開になりましたが、最後にきちんと言わせる用意もしてあり、配慮が感じられました。投げっぱなしでじゃないね。
正様にばか者とか言われたり勇になんかもうすごい甘いの言われたり博の台詞が2回聞けてお賽銭投げるところでした本当にありがとうございます。

なんか色々びっくりしたことが多くてなあ・・・今はこんななのかーと。最後に言った声優見るイベントはキラルナイトだったのかな。キラルはまあ歌を売り出したいからね、って感じなのですが。
まずコール&レスポンスがキレイーにはまっていて、何で皆そんなに知ってるの?できるの?ってくらいちゃんとしていました。反応が早い。一番すごかったのはワンドのドラマの冒頭に掛け声が4つくらい連続で続いててドヒャーってなりました。あれはコールかけているほうも気分がいいでしょうね。客層的にもノリがいいんだろうなーとしみじみ。
また、司会が声優さんでした。これはききますね~。皆言うことちゃんと聞くもんね。やってね!って言われたら積極的にやるしね。司会の方もじょうずにさばいていました。話がグダグダにならないので見ていて気持ちよかったし安心できた。
ドラマもだらっと書きましたが、とても面白かったです。キレがいいというか。知らなくてもキャラがはっきりしているので楽しめます。薄桜鬼がすごいギャグでちょっとびっくり。あんなもんなのかな?
終わり方もグダグダにならず、最後に各作品から1人づつ出てきてさよならまたね的な台詞を吐きます。華ヤカは雅様だったんですがまあ大変可愛らしくちょっと萌えてしまっ・・・うそですすごい萌えました。○○するの禁止!ってよく言うよね。そんな感じにちゃんとシメてくれるので「ここで終わりかな」って客がちゃんと理解できていいいなあと。
まあそんなこんなで皆良く訓練されていました。
で、行って気付いたんですがオトメイトって「乙女ゲーを製作する永久機関」のことだったんですね。
何のことかと言うと、オトメイトは複数の作品を男性声優がかけもちしているので
仮に他の作品に出ても、また別の作品で出演することができるようです。
なので仮に1個ポシャっても、他でまた出る機会が設けられる可能性が高いので
乙女ゲーさえ作り続けていれば、また男性声優も出演し続けられるかもしれない・・・という状態なんです。
なんて合理的なんだ・・・!とちょっと感動してしまいました。
そんなわけで新作PVがばんばん流れているのを見ているとまあ同じ名前がホイホイ出てくる出てくる。
ちょっと( ◕ ‿‿ ◕ )こんな顔にもなりかけましたが、永久機関だと思えば納得が出来るのでした。
広樹も「他のオトメイト作品でも使って下さい」って言ってたけど、まあその通りなんだな。
新作が5~6個出るようなんですが(笑)、なかでも力を入れてそうなのは三国志のやつっぽいですね。
こう言ってはあれですが、ポスト薄桜鬼の匂いがプンプンするぜえー!!・・・っていうかそれくらいお金と広報に金かけてそうなんですよね。オトメイトは歴史ゲーで頑張るつもりなのかな。
新作もよりどりみどりで何がいんだか悪いんだかよくわかりません。ごめんなさい。
年かしら・・・

と、ぐだぐだ書きましたが、とりあえずすごい面白かったです。チケットとってくれた友達に感謝なのです。
すごい面白かったからなんか買おうかな~って思ったんですがやっぱり数が多すぎて何買えばいんだかわかんないよーうわーんて感じです。
たまに作業ゲーが仕込まれているからうかつに手を出せない。
そして一番やりたい夏色は移植しなさそうだし。新作は高いし。
まあゲームは一番高い時期に特攻するのが実は一番楽しいんですけどね。真新しい雪を踏み荒らすあの楽しさったらないよな。
でも高いぃぃぃ!特攻して爆死するにはちょっと高すぎるっので・・・
とりあえず死神と少女を予約しました(真顔)
ゲームは爆死覚悟で特攻しようニョリン!
2011.06.30.Thu

2011YukiKajiuraライブvol.7 「FICTION」

すみませんにわかのくせに・・・
まどかの曲が聞けるとのことで&当日券が出ていたようなので行ってきました。
事前にチケットをとってもよかったんですが、システム料だの手数料だのをとられるのがどーも納得できなくて
(超ファンてわけではないので)
ぎりぎりまで待ってしまっていたのです・・・。

で、当日券だったのですが2階の後ろに座れてしまいました。いいのだろうか。
まあ2階の後ろは同じく私と同じようにちょっと物見遊山な方が多く落ち着いてみていらしていましたね。
1階前方は当然ながらファン倶楽部の皆様なので、よく訓練されてらっしゃる!って感じでノリノリ。
まあでも普通のライブって感じでした。うん。
詳しいセットリストはファンの方のブログを参考くださいませ。
印象に残ったいくつか。
まどかの曲ではキュゥべえのテーマとマミさんのテーマをやってくれました。やっぱり印象に残る曲を、ってことなんでしょうね。ライブ用にちょっと長くアレンジされていたのですが、大変よかったです。
アレンジするとなんじゃこりゃーってなることもあるんですが、そんなことは全くなく。ライブ音源が欲しいくらい素晴らしい仕上がりでした。
梶浦氏の曲は、まどかに限らずどことなく寂しげでいいですよね。まどかの曲も聞いてて嬉しいとかハッピーじゃなくて魔法少女の悲哀を想像してしまう。キュゥべえのテーマの豪華なバージョン(?)とか聞いてると、魔女化するさやかちゃんの姿を想像してしまいます。
いい曲だなと思ったのは「Maybe tomorrow」です。歌詞を見て泣いてしまった・・・(またか)
「孤独から自由になる術はない それに気付くのに随分かかってしまった でも今はもう自分の光を探して旅立てる」
梶浦氏の書く歌詞はあまり明るくないですよね。なんだかんだ人生厳しいよね、ってことを訴えかけてくるのですが私は超がつくほど悲観的なので大変共感します。で、これ、ゼノサーガの曲だったのか。無知すぎてすみません。
あと「sweet song」も素晴らしくて、これは「あなたと過ごした時間はもう二度と戻ってこないけれど 私は明日に向かう」「あなたの歌をいつまでも歌っている」(うろおぼえ)って内容の歌詞なんですがこれもゼノサーガの曲だったんですね。ゼノサーガやりたくなってきた。sweetだなんてどこがだろう。私はすごい切なくなってしまいました。歌詞の私はあなたにもう一回会うことはできたんだろうか、できるんだろうかとか考えてしまった。まあ歌詞のなかの私にとって思い出はsweetだから未来にいける、って意味なんですよね。わかっています一応・・・。
嗜好がバレますね。悲観的なので暗く切ないけど希望のある曲が好きなのです。絶望がないと希望を信じることができません。ひー、ひねくれている^^;
で、ライブなのでしっとりした曲以外にも元気な曲もやるんですが、ここが前回と同じくどうもしっくりきませんでした。
今回、梶浦氏はメインのMCで進行もしていたんですが、手早く進めてくれてよかったと思います。
勝手な印象ですが、頭の回転が速いし面白いし、謙虚で仲間を立てる方なんだなあと。
わかりやすい言葉で言うと男前でさばさば・・・なんですが私はあまりこの言葉が好きではなくて^^;まあでもいいかわかりやすいし。で、グダグダにならない程度に進行が進んでよかったんですが一方で神経が結構細くて恥ずかしがりで小心者なところがあるのではないのか、と、深読みしてしまいました。
私が梶浦氏の作る元気な曲に感じる違和感にも関連性があるんですが、梶浦氏の作る曲はやっぱり和音が重なる部分で一番感動できるよう作られているせいか、単音でわかりやすいメロディを入れてもらってもいまいち解放された気にならないんです。なので、アップテンポなポップスソングとか、電子音が混じった曲のサビで開放感がないんです。サビのあとにくる和音のほうがよっぽど感動的。だからのりきれないんだなあと今回認識できたなと思います。
和音が美しく重なる曲が上手なせいか、どの曲にも緊張感が保たれてて、ポップスソングになってもその色が抜け切れずノリノリ☆っていうより緊張感を感じたまま聞いてしまうという。そういう神経の細さ細やかさみたいのを感じてしまったので、明るくさっぱりした人という一面だけではないんだろうなと思ってしまったのでした。

曲の印象とたった1回のMCでここまで妄想してしまってすみません・・・。インタビューとか読んだことないしファン倶楽部の会報も知らないし事前情報がないのでやりたい放題ですね。
何勘違いしてやがるクソ野郎、って思いましたらぜひ正しい情報を教えてくださいませ><
まあそんなこんなでノリノリな曲でノリノリになっているファンクラブの皆様を後ろから眺めつつ
私がどう違和感を感じて「のりきれねえ・・・」とか考えていてものれるはのれますのでどうでもよろしいことかと・・・。でへへ。
2011.04.16.Sat

Kalafina live "Magia"

Kalafinaのライブに行ってきてしまいました・・・
しまいました、って、ファンクラブに入ってるとか詳しいわけではないんですが
ソ・ラ・ノ・ヲ・ト→空の境界→まどか→イヴの時間、と来て結構聞いていて割と好きだなーって思っていたとき
たまたまぴあでチケがとれてしまったので行ってこれちゃった!という
たいへんにわかな参加っぷりでした。3階席の端っこでした。

えーと先によくなかったことです。ライブの内容とは関係ないんですけど
たまたま隣にいた女性2人連れが演奏中もお話しちゃうので、生まれはじめて注意してしまいました・・・。
こういうイベントもので誰かに注意するのは初です・・・話しかけるのはよくするんですけど・・・
1~2曲はしょうがないかな、と思ってイライラしつつも黙っていたんですが
(注意しようか迷いつつ逆ギレされたらいやだなとか考えている)
3曲目で話しはじめたのでさすがにカっときて言ってしまいました。
こういう時、頭に血がのぼってるんですが、その瞬間がわからないんです。
本当に一瞬で、その時は逆ギレされたらとか考えなくて、記憶が本当にない。
自分の怒り方ってそういえばこうだったなーと々に感じました。や、ほんと、滅多に怒らないので。
(知人友人の皆様、笑わないでくださいね・・・)
言ったあとは「うあー言ってしまった」とか軽く自己嫌悪です。や、でも相手もいい大人なのでこんな初歩的なマナーを注意させないでほしい。正直。演奏中おしゃべりしないようにしましょうって幼稚園のとき教わることじゃないですか・・・うう。
幸いにもわかっていただけて、静かにしてもらえたのでよかったのですけど、
こういうことやっちゃうとライブの内容より「注意してしまった」っていう感想が強く残るので困ります。
なので、こうやってたらたら書いて発散してしまうのです!そぉい!

はい、で、ライブはまあまあ良かったです!にわかの感想ですが!
最初はまどかのED曲「Magia」から始まりました。最初なので派手ですけど声が安定していなかったので、真ん中か最後くらいがいいなって思いました。ま、でも聞きたかったので良かった!
で、間にあんま知らない曲を歌って頂きました。詳しい内容は他の熱心なブログでご確認ください。
合間合間に空の境界の曲を歌っておられました。CDとそん色ないクオリティなのはすごかったなー。ここらへんはKalafinaらしい静かな曲が多くて、舞台の効果もファンタジックでよかったです。
で、個人的に一番いいなと思ったのが歌じゃなくてインスト演奏だったのが(笑)
空の境界のサントラにあるFairy taleなんとかって曲が元々可愛くて好きだったのですが、それを演奏してもらったのが良かったです。舞台の効果もノスタルジーさとファンタジーさがあってとても華やかで可愛かった!
MCが入ってバンド紹介のあとはハードな曲が多かったです。全然知らないっていう曲が多かった(笑)
ライブらしい盛り上がる曲で会場が熱気に包まれたのですが、知らなかったせいか私はあんまピンとこず・・・や、なんか情緒がなくて結構普通の曲に聞こえちゃって正直興味の持てる曲が少なかったのです。ハモりとかは見事なんだけど見事すぎてメロディがはっきりしないせいかのりきれないっていうか・・・。バラードっぽいノスタルジックな曲のほうが、知らなくても興味が持てたのですが、好みの問題なのでしょうね。
ピンとこない私はともかく会場は大盛り上がりだったので無問題かと(笑)
アンコールの最後がイヴの時間の「I have a dream」、ソ・ラ・ノ・ヲ・トの「光の旋律」だったので嬉しかったです。特に私は「光の旋律」が大好きだったのでちょっと泣いちゃいました。ソ・ラ・ノ・ヲ・トはほんとアニメノチカラ及ばずって感じで岸田メルかと思ったらけいおんでしたけど、あの退廃的な世界観とのんびりっぷりが好きで全部見ておりました・・・。タケミカヅチってマジきもいよね。大好き。
チャリティーコンサートという名目もあり(?)「光の旋律」は震災のことも考慮されて歌われたトーンでしたね。たしかにこの曲は「空の音響け、高く哀しみを越えて」って歌詞がサビなので、再生を予感させる内容だと思います。私が好きな部分は「涙さえ君をここに留めておけない」「優しさも夢もここに留めておけない」「かなわないと思うからいっそ高らかな声で」の部分です。嗜好が微妙にバレます。あとこの曲はちょっと前に同人の原稿やってるときリピートして聞いていたのでIpodの再生回数で2位になっちょります・・・。すごいなあ(?)
MCとかはまあフツーって感じなので、すごいファンだったら楽しめたのかなっていう。舞台演出は良かったです。なので、やっぱり私はあくまで楽曲ファンだったのだなっていうのもよく理解できました(笑)
そんなこんなで私的には聞きたい曲が聞けてよかったなーって感じでした。生のハモりも心地良かった。
で、結構びっくりしたのが年齢層が幅広かったことです。セーラー服着た中学生か高校生くらいのお嬢さんから、白髪の混じったサラリーマンまでいたので、支持層が広いなー!って思いました。アニソン多いのでもちろんオタク層は多いんですけど、オタクには見えない部長的な人もいたので、「歴史秘話ヒストリア」とかから一般層も獲得しているのかもしれません。「歴史秘話ヒストリア」はオタクとか若い人はあんま見ないですよね・・・。私たまーに見ますけど。面白いよね。

ふーだらだら書けた。

あ、記事にいくつかコメント頂けているようで(!)びっくりしました。ありがとうございます。
コメントしたらまたお知らせさせていただきますね~
おやすみなさいませー

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